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VOICE ACTOR

VOICE ACTOR

劇団6番シード

萬劇場(東京都)

2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

中年俳優がんばれ!(笑)
ワンシチュエーションという舞台の特徴を、非常にうまく使ってコミカルに物語をつづるのが得意な劇団、「6番シード」。

今回も非常におもしろいシチュエーション・コメディに仕上がっていた。

「Voice Actor」の舞台は、架空のアニメーションのアフレコ現場。40歳を目前に控えた中年俳優が、人生初めての「声優」に挑むという、業界バックステージの物語。

私が、6番シードを前回拝見した時も、業界バックステージ物だった。ラジオの生放送中というシチュエーションを物語にした芝居で、緻密な取材により、綿密にラジオの現場が表現されていた。

現場を知っている私が観ていても、全く違和感を感じずに、物語を楽しむ事が出来た作品だったので、今回もとても楽しみに劇場に足を運んだ。

この「劇団6番シード」との出会いを作ってくれたのは、私の劇団、WHATCOLORの女優、山岸里江だった。

彼女は以前、劇団6番シードに出演した事があって、その後も作品を見続けていた。また、6番シードの方々もWHATCOLORの作品に足を運んで頂いていた。

山岸里江に誘われるまま、6番シードの舞台に足を運んだのだが、脚本・演出の松本陽一氏が描く、スピード感あふれるストーリーと世界観にすっかり惹かれ、その後も拝見し続けている。

コメディを取り入れたポップなスタイルや、テンポの良い台詞の掛け合いなどがこの劇団の魅力なのだが、私は何より緻密な脚本と個性豊かな俳優陣のパワフルな演技に惹かれている。

さて、今回の「Voice Actor」。セットといい、台詞といい、演出といい、とてもリアルにアフレコの現場を再現していたのには、とても驚かされた。

出演者も、全員のキャラが際立っていて、とても魅力的な舞台だったし、アフレコの現場を経験している私にとっては、「いるいるこんな人!」というキャラクターが何よりもおかしかった。

観ているうちに、主人公の行動に本気ではらはらしたり、イライラしたり(笑)。とてもお馬鹿な中年俳優のがんばりは、とても強く印象に残った。

脚本的には、シンプルでわかりやすいストーリーだった。

売れない40間近の中年俳優が初めてのアフレコの現場で、人気声優やベテラン声優達の中、孤軍奮闘していくストーリー。

主人公に感情移入しやすくて、無警戒に芝居を観ていられた感じ。

ただ、主人公以外のキャラクター、例えば人気若手声優やベテラン声優とかのバックボーンとか、葛藤とかを、もう少し脚本的に描いてもおもしろかったのではないかと思った。

まあ、芝居の上演時間を考えてみると、バランスとしては良かったんではないかとも思ってみたり(笑)。

さて恒例の気になった俳優シリーズだが、今回は主人公を演じていた小沢和之さん。

全編ハイテンションな芝居を続けていた小沢さん、本当に素敵だった。彼が演じていた「前田」という俳優のお馬鹿さとか、懸命さとかに、とても素直に感情移入する事が出来た。

小沢さんの演技テンションで、この作品全体のテンションが決まるといった、とても難しい役どころだったと思う。彼が演じた「前田」というキャラクターを、本当に素直におもしろいキャラクターとして拝見できたのは、小沢さんのパワーだと感じた。

本当に楽しい時間を過ごさせて頂いたと思う。

実はこの6番シードの次回作に、私の劇団、WHATCOLORの山岸里江が出演させていただくことになっている。

どんな作品になるのかが楽しみな事はもちろん、機会があれば、是非プロデューサーとして絡んでみたい、脚本・演出家の一人である松本陽一氏が、山岸里江をどのように描いてくれるのか、とても興味がある。

今後とも注目の劇団。

貪欲ロック

貪欲ロック

(劇)池田商会.

テアトルはこざき(福岡県)

2008/07/11 (金) ~ 2008/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

今回も
ひさびさに見ましたが、今回も爆笑しているうちに終わりました。貪欲さが良く伝わりました。このくらい貪欲なのは凄い事ですね。いやん、本当に笑ったー!!

Liar Believer ライアー・ビリーヴァー

Liar Believer ライアー・ビリーヴァー

ホームワーカホリック

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/07/19 (土) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

満足度★★

サスペンス
ストーリー、演出はあまり緩急の無い、それでもサスペンスとして成立していたが、音響や照明で上手く繋いでいた感がある。役者はある程度場慣れした人と未熟な人とで差が見え動きや台詞に荒さが点々と見えた。旗揚げとしてはある程度かっちりした舞台だったがこじんまり収め過ぎた感もあった。

酔恋

酔恋

はやみ甲ダンスカンパニー

よみうり文化センター 千里中央・ホール (大阪府)

2008/07/04 (金) ~ 2008/07/05 (土)公演終了

満足度★★★

存在感
この公演で一番存在感があったのは、元タカラヅカの未央一さん。
安定感のある演技で舞台が締まっていた。
それにしても、あのエロチックな場面。そこまで、やる必要があったのか、疑問。

迫力のあるダンスが見れたので、帳消しだろうか。

パンダ、スイートホーム

パンダ、スイートホーム

のりしろチップス

アドリブ小劇場(東京都)

2008/07/18 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

満足度★★★★

パンダが。。。
ビックリ!!
面白かった。個性豊かな役者がいっぱいでした。

恋人ができないが、もういい

恋人ができないが、もういい

箱庭円舞曲

OFF・OFFシアター(東京都)

2008/07/12 (土) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★★

初見。もうひとこえ。
劇団初見。プロフェッショナルに徹しきれていないアマチュア感が
垣間見れて、OFF・OFFの狭い空間でさえも物語の空気で
完全には埋めつくしきれてないのが残念かつ致命的。

ちょっと古臭いくらいの直球勝負ができそうなのに
下手な変化球を下手に連投しすぎて
直球も変化球も中途半端になってしまった印象。


別の人が書いていたが声の出し方が不快な方が数人。
その中で役者では高木充子が好印象。

ワールズダッチ

ワールズダッチ

青年団若手自主企画 大久保企画

アトリエ春風舎(東京都)

2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

「虚実の境い目は、わたしのビニールより薄い」。
なるほど。だから美術がああなっていたのか。
いくつかの要素で「サンプル?」って思う部分があったり。でも違う。いえ、そう思ったのは事実です。けれど別物でした。なんか、こっちはソフト。そういえばダッチワイフって柔らかいのかなー。
冒頭の30分でタイトルに絡んだ話も出るし、人物の背景もひとしきり描かれています。なので一度その辺りで山を越えた気分になるのですが、よく観るべきは更にそこからの部分。対比する姉と妹の関係や思惑を、じっくり。どちら側の言い様も正論ではありますが、一般的には妹の主張に立ちたい人のほうが多いと思います。しかしその妹の行動が正しいかと言えばそうでもないし、対する姉の行動にも全く理解が出来ない訳じゃないけどちょっと距離を置きたい気がする。どちらも自分に正直ではあるのです。ただそれだけじゃやって行けないのが社会的な生活を送る上での人間の性。「性」と書いて「さが」であり、「せい」なのです。

ネタバレBOX

全裸になって舞台奥にハケていく姿には爆笑しましたが、それを観て快快(の、小指値時代の)「MY NAME IS I LOVE YOU」でハチ公の間を通り抜ける山崎さんを思い出して余計に笑えました。私だけですか。
「男は(彼女とは)二人で会わないと会った事にならない」。この台詞には大いに頷けるものがありました。だって、そうですもの。高校の頃の帰り道とか、仲間内で彼女と一緒にいたら如何に意図的にそこから逸れて人目を盗んでキスしようかばっかりを考えていたりするじゃないですか。私だけですか。
野の人・西行考

野の人・西行考

劇団演奏舞台

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2008/07/18 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

満足度★★

うーん、今回は・・。
いつものように生バンドが入り、部分的に楽しめたものの・・。

以下はネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

とにかく、説明が殆ど占めてた舞台でした。

西行法師の説明や和歌の読み聞かせなど、授業的要素満載で、芝居とゆうより、語り部でした。

途中、ちょっと眠くなってしまった。

全体的の流れが穏やかで芝居の起伏がないものだから、空気が平坦でそのゆるりとした空間が睡眠を誘う。


今回は説明に力を入れ込み過ぎて観客が何を観たいか?どんな芝居を欲してるか?を完全に無視した芝居でした。

芝居って、主宰者が言いたい事だけを並べる手法では観客は離れる気がする。

観客の要求に答えながらも、それでもちょっとだけ、自分達の言いたい事も言おうよ。って程度が良い様な気がするが、いかがなんでしょか?



恋人ができないが、もういい

恋人ができないが、もういい

箱庭円舞曲

OFF・OFFシアター(東京都)

2008/07/12 (土) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

合いませんでした
自分には合わなかったお芝居。
なんか昔のトレンディドラマを見たような気分。最後まで馴染めず。
でも最近、ロンバケをユーチューブで見つけて、面白くて全話見てしまった。
どうでもいいですね、こんな話。

VOICE ACTOR

VOICE ACTOR

劇団6番シード

萬劇場(東京都)

2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

アフレコ現場ってすごい!
不可思議で愉快な声優の世界をギガント笑い飛ばすバックステージコメディ!

以上、本作品の説明の最後の一節ですが、まったく的を得た紹介文だと思います。
笑い飛ばすといっても、この劇団、劇からそれてまで笑いをとったりすることがないのが自分好み。
思った以上にエネルギッシュで、そしてなにより、全員が全員、声優として様になっていてめっちゃかっこいい!

ネタバレBOX

特に司令室員ライラ役の方の、無意味にカッコいい動きと。
少年怪獣ポチョミン役の方の声と、本人の仏頂面のギャップに
少女メグラド役の方のなりきり方には魅せられたー。
ハナノミチ ※アフタートーク急遽決定!

ハナノミチ ※アフタートーク急遽決定!

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/07/17 (木) ~ 2008/07/22 (火)公演終了

満足度★★★★

芝居というよりはパフォーマンスか。
わかりやすいストーリーがあるわけでも、台詞が響いてくるわけでもないけど、色々な手法が合わさって見せる表現には面白さも。113分。

ネタバレBOX

紙のセットに墨の使った表現、白黒の映像が織り成すモノトーンの世界はなんか不思議な感じ。外国人の演出で筆・墨・襖という和の要素も面白い。また、声が共鳴する音の表現がすごく新鮮。

流れが理解しにくいので、後半に動きが大きくなるまではどうしても冗長に感じがちになってしまうのが残念。

女性の身体に墨が流れ滴り落ちる姿は視覚的にも刺激的かつ美しくも見えて○。
ワールズダッチ

ワールズダッチ

青年団若手自主企画 大久保企画

アトリエ春風舎(東京都)

2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★★

まるでレディースコミックを見てるよう。
女性作家らしい女性視点での描き方。それは思考がダダ漏れしているような妄想と現実が交錯している展開も、性的描写も。79分。

ネタバレBOX

互いに秘め続けたが為か下半身の倫理感が違うし間違ってる姉妹の話。独白で語り始めるストーリーはスタイルは悪くないが、肝心の話の起点である妹の死について投げっぱなしなのが△。

エロの表現は野郎から見るとそれほど過激とも思えず。体位の連続的な変化は動きとして見事。
五右衛門ロック

五右衛門ロック

劇団☆新感線

新宿コマ劇場(東京都)

2008/07/06 (日) ~ 2008/07/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

最高!!!言うことなし!!
良かった!!。いつもの新感線と違い、Rockなの。私の苦手な!!
でも乗っちゃったね~体にずんずん響く音楽。歌。踊り。
しかも、話が超わかりやすい(^^;; ミュージカル系は話はシンプルなほうがいい♪
体中の血がかけめぐった感じ☆

ネタバレBOX

森山未來くんのダンス(特にタップ)にまいりました。
客席でいのうえひでのりさんがうろうろしていて目が点w
松雪泰子さんの宙吊り、おいしい~~♪
古田新さん怪我した片鱗も見せず、元気元気!!!
デュエット

デュエット

東宝

シアタークリエ(東京都)

2008/07/05 (土) ~ 2008/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

復活!保坂さん
この日を待ってました。保坂知寿さん!四季退団後、いつ舞台復帰なるか心配で(^^;
ドナと同じように明るく、元気なソニアは復帰第一弾にぴったり!!
石井さんもステキだったな~ 彼はバルジャンよりこういう役のほうが似合うような気が
する。シアタークリエは中くらいの劇場だったけど新しくてとてもきれいだった。

ウィキッド

ウィキッド

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

上京する度に
観てるような気がする(^^;
4回目のウィキッド☆ 運がいいなぁ~いつも濱田エルフィ。
贅沢だけど、一度樋口さんでも見てみたい。
濱田さんの声ってなんでこう鳥肌が立つのだろう?

ネタバレBOX

初めての西珠美グリンダだった。グリンダって結構誰でも
入り込めそうな感じ。2階席だからだったけど、双眼鏡つかわなければ
沼尾グリンダも西グリンダも区別つかないなぁ(??)
からまる

からまる

演劇企画集団LondonPANDA

小劇場 楽園(東京都)

2008/07/18 (金) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★★

リアルでした
登場人物は6名と少ないお芝居。
和室一室で行われるブラックコメディといった印象。

ありえない物語が展開されるのに、何故かとても生々しい。
役者の会話が普通の日常生活を感じさせ、とてもリアルに見えました。
こういった雰囲気をもった劇団をあまり見ない気がします。
特異。

内容的には好き嫌いが分かれるかもしれません。
ただ、役者がそれぞれ自分の役割をきっちり演じきっているので、内容とは反してとてもすがすがしく見えました。

構成も○。
内容が濃いので時間も70分と丁度良く。

機会があるなら、また観たいと思わされました。

Little Eyolf

Little Eyolf

shelf

atelier SENTIO(東京都)

2008/07/17 (木) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

世界観が美しい。
たぶんもっと どろどろした話なんだと思うイプセン。
映像的な美しさと音の心地よさ、素敵な衣装、動きのある絵画を見たような気分になりました。
センティオってこんなに綺麗な場所だったんだなぁ・・って驚いてしまった。

道元の冒険

道元の冒険

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2008/07/07 (月) ~ 2008/07/28 (月)公演終了

満足度

駄作
面白くないです。

何を表現したかったんでしょうか?
阿部は舞台上で「座り殺し」状態のままです。
劇中劇が9割ほどを占めてて回想ばかりです。
ミュージカルをやりたかったんでしょうか、お経風ソングを歌い続けていますが、さっぱり何のことやら・・・

かつ最後、突然の終わりで、
その上予定時刻より10分も早く終了です。

蜷川ってこの程度だったんでしょうか?
今年最大の駄作です。

SISTERS

SISTERS

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/07/05 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★

ドロドロ
昼ドラのようなドロドロの愛憎劇。
それを目の覚めるような美術と演出でみせてくれます。松たか子の壊れ方は、演技の面からちょっと違和感がありました。なんであんな棒読みさせるんだろう。それも演出の意図なんだろうけど、気になって仕方がなかったし、あまり効果的とも思えなかったです。
舞台としてはハイレベルな役者たちにじっとりくる脚本、そして何より舞台美術が圧巻です。

空気正常     (公演終了)

空気正常     (公演終了)

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2008/07/11 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

満足度★★

怖いけど怖くない
「三ツ目の男」「ロバの耳の男」「年をとらない老婆」など
一見、童話風なキャラクタ設定ですが、すべては
近未来に起こる、放射能被害という現実を舞台にした
ちょっと恐ろしい物語。

それを明らかにするために90分付き合ってきたの?と
気付くといろんな無駄が見えてしまい残念に感じました。

異常と正常、立場によって多面性を持つのはそうだけど
登場人物の誰かに視点を固定して話の流れを作った方が
分かりやすかった気がします。

野犬少女、柳さんのお芝居はとても素晴らしかったけど
その異常とこの異常はちょっと違うんじゃないか?とか
ブログが炎上って話題「それ、必要?」みたいなところとか、
大きく扱う割には伏線でない部分が多いと疲れます。

しかしフライヤーのイメージと全く違う作品だったー

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