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その夜明け、嘘。

その夜明け、嘘。

TBS

青山円形劇場(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

宮崎あおい のストレートな演技、吉本菜穂子は芸達者、六角精児の存在感。逃げるほうが大変だ!
あの宮崎あおいが、小劇場・青山円形劇場(約376席)で主演!間近で見れる!
そして、「ゴンゾウ」備品係ルミ子だった吉本菜穂子、映画「相棒」第2弾主演の六角精児との3人芝居。
何週かの円形状に並んだ座席の中央には、円形の囲み舞台、そこに自転車と信号、標識、街灯がならぶ。

締切りの夜、自転車で環状7号線を逃げる女性漫画家とそのアシスタント、追う編集者。
環7で寄ったファミレス"バーミア"の店長と店員と外人女性客、
劇中漫画の登場人物である男シドことカズ、女ナンシーこと葉子、カズの父親、カズの職場仲間、
編集者の妻と、急激に成長した1歳の子供、
数々の登場人物が、目まぐるしく入れ替わりながら3人が演じ分けて進む展開が面白い。

特に私のお気に入りは、ちょっと切ない「シド&ナンシー」ですが…結局どうなったの?

宮崎あおい さんは屈託なくストレートな演技で、本来いやな感じになりそうな主役の女漫画家先生すら、愛すべきキャラクターになってました。
もっともっとはじけた役を観たい!と思わせます。
吉本さんは落ち着いた感じで芸達者。
六角さんは舞台でよく見る方ですが、見た目のインパクトと存在感はダントツです。

ネタバレBOX

「車にぶつかる宮崎あおい」のシーンも面白かったー!

最後は自転車の神様との約束からさえも逃げる、西に逃げる、夜明けから逃げる二人。

「追うのは逃げる者を追うだけだから簡単。逃げるのは自分から動かなければいけない。」っていう理屈もおかしい。いや理にかなっている?

そして、このとき自転車をこぎ続ける宮崎あおい の笑顔が良かった!

ちなみに、パンフレットの表紙に小さく3人が写ってるのに気付かなかった人いますか?
あやうく見逃すところでしたよ。(^^)
グランド・フィナーレ

グランド・フィナーレ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2009/02/10 (火) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

緞帳の、
“汚されたドレス”のような雰囲気が鮮烈だったので、
全編、もっとダークサイドな方向に舵をとっていれば、自分的には楽しめたかも? あっ、公共ホールか…w

ちっちゃなエイヨルフ

ちっちゃなエイヨルフ

メジャーリーグ

あうるすぽっと(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

それがトリガーとなって、
「厄介なものは、あたしが駆除してさしあげよう」がトリガーとなり、
事件と感情の発露がドミノ倒しのように押し寄せてくる会話劇。
あまりに正直すぎる感情の発露と気まぐれな動き。
もはやシュールですらあるが、現実、意外とそんなものなのかも知れない。

毎回思うが、タニノクロウは古典に対して真面目すぎるほど真面目だ。
流石にペニノのような料理はできないと言うことなのだろうか。
テキストだけで充分刺激的だから、僕はこれで割と満足なのだが。

ネタバレBOX

主要の3人をピックアップ。

物語のキーを妹のアスタが握るが、馬渕英俚可が見事に勤めている。
ボーイッシュで芯の強いところは、そもそも好かれやすいとも言えるのだが、
しっかり好かれる役になっていたのではないかと思う。

勝村政信は、アルメルスという役に誠実に向き合っている。
ちょっとのおふざけの入る余裕すら見せず、全力で取り組んでいる。
少なくとも観るべきモノは観られたという気分にさせるのは流石だ。

とよた真帆はそれこそ舵取りが難しいところだ。
女の嫉妬深さやら気まぐれやら、悲哀なるエロスと言うべきか。
言ってしまうと馬鹿馬鹿しいのだけれど、なかなかに身勝手な感じは、
その役を攻めきっている感すらある。
だからこそ、最後の台詞が素直になるのだろう。
汝、隣人に声をかけよ

汝、隣人に声をかけよ

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

構成に唸ります
対面型の客席の真ん中が舞台。
真ん中に円が描かれている以外は素舞台。
上の方にはスクリーンが2つあります。
開演前はライトアップされた場内に静かに音楽が流れてます。

ストレートプレイの演劇が見たい人には馴染まないスタイルの演劇かもしれません。
でも、今回でコマツ企画さんの舞台を見るのは3作目だけど、伝えたい事がより伝わりやすい手の込んだ演出スタイルで、演出家としてのこまつみちるさんの力量が更にアップしてる事が如実に感じられました。
素舞台は演出家に力量がなければ成立しないですからね。

そして役者の皆さんはどの方も魅力的で、これだけ構成をしっかり組んだ舞台でもアドリブで和ませてくれて、皆さん素晴らしかったです。

ネタバレBOX

テーマは「普段話をしない人とも話をしよう」というところから結局人間に行き着いたということで、様々な立場の人たちが色々な形のコミュニケーションを見せてくれます。

そんな中、舞台上で微妙な立場になっている人をビデオカメラでとらえていて(操作してるのは川島さんでした!)、その表情がスクリーンに写し出されます。
あと、幕ごとにキーワードとなる言葉が映し出されたりして、スクリーンを見ると芝居が更に深く理解できる作りになってました。

でも、スクリーンがかなり上の方にあるので、舞台上に見入ってしまうとスクリーンを終えないのがちょっと勿体なかったです。。。

大ちゃんの「あなたはボランティアかもしれないけど、ボランティアで手をつなぐのはやめてください」というセリフは凄く心に突き刺さりました。
良いセリフが満載で、大きなストーリーがあるわけではないコラージュ的な作りだけど、凄く人間を感じさせる舞台でした。

いきなりのボーイズバーの本井さんから爆笑!
板倉さんとこまつみちるさんの修羅場のシーンのアドリブも面白かった!
川島さんの出番が少ないのがだけが残念でした。。。
ちっちゃなエイヨルフ

ちっちゃなエイヨルフ

メジャーリーグ

あうるすぽっと(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

前回の『野鴨』に比べてしまうと、
やはり、大きい箱での上演な分だけ、緊密度に欠けてしまった印象。
戯曲も、役者も、演出もよかっただけに、ちょっともったいなかったかなあ。

Play#2 「ソヴァージュばあさん / 月並みなはなし」

Play#2 「ソヴァージュばあさん / 月並みなはなし」

4x1h project

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2009/01/23 (金) ~ 2009/01/30 (金)公演終了

観てきました!
元の脚本は知らないで観てきました。
中でも気になったのは「月並みなはなし」
時間堂は知らなくても柿喰う客は知っている。
柿喰う客のシンプル版な感じがしました。
というか、いつも同じような演出になるのでしょうかね・・・。

フェブリー

フェブリー

あひるなんちゃら

サンモールスタジオ(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/11 (水)公演終了

満足度★★★★

可笑しかったです
可笑しかったです。ずるい構成w

汝、隣人に声をかけよ

汝、隣人に声をかけよ

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

20090211
20090211

グランド・フィナーレ

グランド・フィナーレ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2009/02/10 (火) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

骨太な気持ち悪さ。
この気持ちの悪い短篇小説の舞台化を楽しみにしていた。
そして、その気持ち悪さが舞台にしっかり載っていたことが気持ち悪かった。
食い入るように舞台を見張り続けた。満足であった。

脚本と演出が原作を上手く再構成できたからに他ならない。
小説とは違う形で、解答が導かれたことは、喜ばしい。

佐藤(松田洋治)の内に込めた歪みの発露も悪くなかったし、
それを取り巻く人物やら、佐藤の自意識やらがなかなかに凝っている。

キラリ☆ふじみが、今後も骨太な舞台作りに寄与してくれることを望む。
遠くても通いたくなる劇場が増えることは嬉しいことだ(辛いけどね)。

ネタバレBOX

まさか、音楽劇ふうにまとめてくるとは思わなかったから面食らった。
結果的に、そんなに嫌な感じはしなかったが、過分なことだと思う。

佐藤のまわりにサトーズと呼ばれる、佐藤の分身を配置したことは、
結果として、「グランド・フィナーレ」の主人公を解体できていると思う。
歪んだ愛というか、ずれた考えというか、そういったものを分散したことで、
佐藤の世界観を存分に見せつけることに成功している。
そこは、今回一番魅せられたところだ。

ラストに関して、佐藤に希望があるような終わり方を見せたことに関しては、
ちょっと疑問を抱かないでもない。
少なくとも原作では、さらに歪んだステージが始まろうとしているのだから。
そこに関しては、岩井さんに訊きたいなぁと思った次第。
キレイな終わり方であったとは思うけれど。

アフタートークについても一言。
生田萬芸術監督が言うように、「9.11」を想起させる作品として、
僕はこの短編小説を捉えてはこなかった。
なるほど。原作でもちーちゃん(佐藤の娘)は、9月11日が誕生日である。
まあ、舞台においても、重要なファクターとはなっていなかったから、
特に気にも掛けてはいなかったが、当然の指摘であるとは思う。
汝、隣人に声をかけよ

汝、隣人に声をかけよ

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

これは
ドゲスバージョンも観たかった〜。
でも個人的には「動転」の方が好きだった気もする。

ウィキッド

ウィキッド

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

号泣
素晴らしかったです!
オズの魔法使いシリーズはほとんど読んでいましたので、
別の観点からのオズの物語が楽しめました。
登場人物の友情や人間関係の悲しいお話も描かれていて
号泣です。
悲しいエピソードもあったけど、あたたかい友情があるからこその感動だったと思います。
歌も本当に素晴らしくて満足です。
また観たいです!

焼跡のイエス

焼跡のイエス

シンクロナイズ・プロデュース

東演パラータ(東京都)

2009/02/11 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

確かに、石川淳でした!
観劇させて頂きました。この作品は、石川淳の戦後まもなくに発表された「焼跡のイエス」を原作とした作品でした。しかし、「焼跡のイエス」の物語を基本にしてはいましたが、大幅に解釈・加筆された作品でした!公演タイトルは「焼跡のイエス」でしたが、作品に描かれていたのは「石川淳そのもの」でした!もともと「焼跡のイエス」は非常に短い小説で、そのまま演劇作品にしたのならば10分もあれば済んでしまうのではないかとも思える程の短編作品です。個人的には石川淳の作品を演劇作品にするならば、中篇の「鷹」や「紫苑物語」あたりの方がそのまま演劇作品にでもなりそうな物語だとも思いますし、そもそも芸術祭公演のために書かれた「おまえの敵はおまえだ」「一目見て憎め」といった、ちゃんとした戯曲があるのにもかかわらず、なぜ短編の「焼跡のイエス」を選ばれたのかが、個人的には非常に興味がありました。本公演時間は80分でしたが、10分もあれば済んでしまうだろう「焼跡のイエス」には大幅に加えられた物語がありました。本作品は石川淳の中期以降の作品を思わせる、極めて日常的な世界から出発してどこまでも広がっていく世界観、場合によってはSFとも思える世界にまでたどり着いてしまいますが、そこに行き着いても描かれるのは「人間の姿」、と言う世界観そのものが本作品の物語でも展開されていました!そして、その中では石川淳そのものの考え方が多く観られました!石川淳の小説は非常に重厚で読み応えがある作品ばかりなのですが、なぜか出てくる女性をさながら崇拝するように描くところがあります。その他にも、いろいろと独特な考え方がありますが、本作品は「石川淳」そのものが描かれていました!石川淳をよく調べ、理解していると個人的には思います。石川淳の小説は非常に読み応えがある幻想感と独特の文体で書かれていますが、そのまま演劇作品にしてはまず大半の観劇客には理解できないかと思いますが、本作品では非常に分かりやすい比喩表現と呼ぶよりもいい意味で洒脱で軽妙な言葉遊びと言いたくなる表現と、詩的とも思える非常に短い台詞で構成されています!人によっては難解に感じられる方もいらっしゃるかもしれない石川淳の独特の文体がこれ以上ないほどに分かりやすい台詞で構成されています!そして、石川淳の小説の幻想的物語を舞台演出で表現していました!舞台上にはほとんど何も無いのですが、役者さんたちが単純な小道具や身体表現等で本作品全体に幻想的世界観を創り出していました!この作品は「焼跡のイエス」とされていますが、基本的なところにはその話があっても、全体としてはほとんど別物の作品とも言ってもいいような作品でしたが、石川淳は演劇についても書いており「原作を忘れさせるものこそ芝居」「芝居は総合芸術だが、その総合という操作を役者がどのように引き受けるかが見もの」とも述べており、自分としてはその日・その時で「その通り」とも思うし、「ちょっと違うのではないのか」とも思ったりしてしまいますが、本作品においては石川淳がもし知ったら大喜びしそうな作品になっていました!今回の作品の評価においては、自分の年代には少し懐かしい気がする台詞表現・舞台演出などでしたが、今ではもうすっかり観ることが出来なくなり、久しぶりに観るとやはり「いいなぁ~」と思ってしまいますし、もし今の若い方が観劇されたのならば恐らく観たことがほとんどなくて、むしろ斬新的に思われるかもしれません。個人的には、いい意味で巧みな言葉遊びとも思える饒舌な台詞表現と詩的とも思える台詞表現の組み合わせ方は良い構成だとは思いますが、少しせっかくの詩的な台詞表現の全てまで説明してしまうくらい饒舌なところもあるようにも思えましたが、好みなのでしょう。むしろこの方が分かりやすくて良いと思われる方もいらっしゃるかも知れません。ですが、本作品においては舞台上に発想力と創造力だけを持ち込んで、総合力により本作品を創り上げたところが、ちょっと古いように思えても逆に今ではまず観ることの出来ない、自分の好みの点による満足感と確かに「石川淳の作品!」と満足させて頂いた点による、二重の満足感による星の評価です!本作品を観劇させていただき、押入れの奥の方にしまいこんでしまった石川淳の小説を引っ張り出し、久しぶりに読みたくなってしまいました!本作品については、確かに「石川淳の作品」でした!

『帰れる場所はありますか・・・。』

『帰れる場所はありますか・・・。』

劇団光希

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/02/05 (木) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

家族愛
『性同一性障害』 と言うとかなり、重い話しになりそうですが、かなり「コミカル」話しになってたと思います。勿論最後は、涙、涙で。 普段の生活では、忘れてしまった『大切』なものを改めて思い出させてもらいました。多少長いかな?!っと思いましたが…。観て損はないと思いました。

『a day』

『a day』

劇団チョコレートケーキ

ザ・ポケット(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★

泣けました
話は良くできていました。登場人物がうまく絡み合っていました。
一つ一つのエピソードは、重いものばかりでしたが、最後はハッピーエンドという形も良かったです。
亡き妻の手紙のシーンは泣けました。

ちっちゃなエイヨルフ

ちっちゃなエイヨルフ

メジャーリーグ

あうるすぽっと(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

会場が悪すぎる。。。
午前の部(13:00~)を観てきました。

会場(環境)が、とにかく悪いです。
観客席で、物を落としてしまった音や、姿勢を変えた時に出てしまう生地の擦れる音でさえも響き渡って、いちいち気になります。ものすごく芝居に集中しずらい。。。(ただでさえ、会話劇なので集中しなきゃならないのに…)
究極だったのは、寝てる人のいびき(←しかもでかい!)まで聞こえてきて、もう最悪でした。

お話のほうは、「それでもみんな生きている」というコピーに集約されるような内容です。人の心の奥底にある感情がストレートに声に出されていて、「ひどい!」って思ったり、「そう考えますか、なるほどねー」と思ったり。自分の感覚と照らし合わせながら見ていました。

個人的に、勝村政信さんが好きで今回見に行ったのですが、勝村さんのアドリブ的なおもしろさがほとんどなく、ちょっと残念でした。(唯一、1か所だけはあった気がしますが・・・)

いい環境であれば、もっとじっくりと話に集中できました。それにつきます。
加えて、要らないパンフレット捨てる箱も設置してください。



真夜中の桃

真夜中の桃

イマカラメガネ

OFF OFFシアター(東京都)

2009/02/11 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

あっというまにラストで
もうひとやまあるかと思ったら。古川直美さんの普通っぽさと森口美樹さんの衣装に惹かれますね。

汝、隣人に声をかけよ

汝、隣人に声をかけよ

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

良いっ。
やや、まさかぐっとくる瞬間があると思っていなかったので不意打ちにやってきたそれは、あったかい。

ネタバレBOX

もう一つ二つ別に話を作れそうなのに、一つの芝居にまとめてあったのが贅沢だな〜なんて思いました。
ちょっと変わった人、に見える人には割と積極的に話かけるほうなのですが、相手からしたらこちらがちょっと変わった人なわけで。

コミュニケーション。自然から離れると本来持っていたはずのテレパシーを受け取る能力が薄まってしまうように思います。木や土から離れて暮らす影響は多分大きくて、でもそれはコンクリートの中から出た生活をしないと解らないと思う。今は言わないと伝わらない時代なので、お察ししてくれると当てにしていると、がっかりすることもしばしば。なので嫌でも話さなくてはいけない。元々話すのが苦手な日本人なのにです。相手の気持ちを察する勘のいい人と話す時って、言葉が少なくても伝わるから楽だと感じるけど、いつもそうはいかないので話すのが億劫でもあり。そして自分だって相手を疲労させているかもしれない。こうなりゃオリジナル象形文字を作ってしまおうかしら。一目でわかるやつ・・・・なんてことを考えてみる。何か考えたくなる、そんな作品。

コマツ企画の役者はもちろん、客演の皆さんも良かった。壊さないように大事に演技しているように感じました。ああ、ドゲスも観たかったなー。
ラストの大合唱は川島さんの和田アッコが耳に残りました(笑)
あと誰か、うる星やつらを歌っていたような・・・・
そして客演のセレクトがほんとに良くてピッタリ!
いいテーマだし非常に面白かったです。大ちゃん、他の芝居でも観てみたいです。観ながら興奮したのが久しぶりでした。あ、お尻を見たからではないのです(笑)
『帰れる場所はありますか・・・。』

『帰れる場所はありますか・・・。』

劇団光希

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/02/05 (木) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

心にしみる良い話でした
平凡な日々を送っている、小さな漁師町。血の繋がっていないある家族が繰り広げる日常…。  家族でもないのに、まるで自分の家のようにヅケヅケ入ってきて、おもしろ3バカ兄弟の照光と話す衣美。二人のテンポのいい会話?が、実に愉快。海女の親分、波江さん、いい味だしてる。 何気ない日常から、性同一性障害という、悩みを抱えている、実の長男にスポットライトが当たり、核心へと移行していくストーリーには、驚かされました!
まだまだ世間では、理解してもらえない障害だが、家族だからこそ分かり合おうとする。家族とは、絆とは…考えさせられる二時間でした。



クロウズ

クロウズ

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

みた。
どうやってみればいいかわかんなかった。たぶん好きじゃないだけ。

俺の宇宙船、

俺の宇宙船、

五反田団

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

みた。
最初のシーンと最後のシーンだけおもしろかった。

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