
12人のそりゃ恐ろしい日本人
劇団チャリT企画
OFF OFFシアター(東京都)
2009/03/03 (火) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

うちは貧乏だけど
劇団芋屋
中野スタジオあくとれ(東京都)
2009/03/06 (金) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★
ちょっと見直した
前々回の公演(風穴0)では「どなり」が多すぎてちょっとお腹一杯だった芋屋。
今回は全体的に控えめでよかった。
「ふざけ」もココまでやれば許せるって展開。
こんだけ笑わせればスパイス的に泣かせるのも効果的だったと思うけど…
最初から最後までふざけっぱなしだったなぁ。
ま、やりきったのでこれはこれでアリ。
前も思ったけど芋屋は最後にいらない部分が付いてる気がする。
ココで終われば◎…ってタイミングが2箇所くらいあったかも。
*僕の評価は基本的に4点満点

カール・マルクス:資本論、第一巻◆フェスティバル/トーキョー09春
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2009/02/26 (木) ~ 2009/03/01 (日)公演終了
満足度★
いぇーい資本論祭りだぜー
\4500円は痛いっすねー、うっ、字幕上に出るのな、上のほうの席行けばよかったー、からの。ドキュメンタリーの厚みというか歴史の厚みを差し引いて、資本論読まない人が資本論読まされるというコントみたいな状況のおかしさを差し引いて、職業役者じゃないからマイク使うし段取りとちるしでもへたうまって言うでしたっけ?あはははみたいなアットホームな心地よさを差し引いて、って何が残るかっていうと、えっとわかったこれはお祭りだったんだ。資本論祭りだ。もうなんか違うんだもん。終演後の拍手のニュアンスが明らかに違うしおかしいし。すごいすごーいみたいな。おつかれさーんみたいな。がんばってーみたいな。初めて資本論読めたしまあいっかーみたいな、だ! なんかぬるいぜ。そこで拍手する行為が含意する政治的態度というか政治的非態度が気にならないのかなあ。このポップさというかみんなのお祭り感の演出はとりあえずうまいと。しかし上手な啓蒙イベントたりえたか?演劇としては成立したか?あとの祭りとかいう悪い冗談か?なんか言い過ぎてる気がしてきたのでおしまい。フェスティバル/トーキョーはもっとチケット安くして欲しかったでーす、いぇーい!

屋根裏
燐光群
梅ヶ丘BOX(東京都)
2009/02/20 (金) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★
あきらめたー
占部さんかわいい。なんか知ってる人がいると思ったらテレビによく出てる女優さんじゃないかすげーとか。
45分くらい頑張ったけどあきらめちった。苦しいときもある。へこたれず頑張っていきたい。
フェスティバル/トーキョーじゃないや、TPAM 東京芸術見本市2009に入ってるからか知らないけど、演劇みなさそうなおばちゃんまでぺらぺらの座布団席でがんばってた。腰痛めないでーとか心配になる。おれもがんばろーっと。

カラス≪終幕!次回公演は、6月末!≫
劇団サーカス劇場
タイニイアリス(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
ピンクの豹。
観て香って楽しいグラグラあんぐらあっちょんぶりけ 天に昇ってカラスと祝杯 公園に夜な夜な集い黒いカーテン敷き詰める ざますざますでちみって優秀 タイピンなんて3本つけちゃう スナップきかしてステッキぐるぐる ・・・な、雰囲気。あんぐら過ぎるわけでもないです。
こんなこってりしたのを目と耳が欲していたのでちょうど良かったです。
HPの雰囲気と煙草の香りと座敷席の多さが嫌でなく色々寛容な方に。
二丁目にぴったりの公演でした。休憩10分入り約二時間。

ハイバイの金子、永井、坂口、それぞれがプロデューサー祭・春 【当日券あります!】
ハイバイ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/03/03 (火) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★★
【ナガイ】業も包みこむ優しさの記憶・可能性
業も包む優しさの記憶・可能性みたいの、それ知ってる、けどこんなにあたたかくとりだせないよっていう。チケット安いのに奇跡すぎる。
演劇に興味を持ち始めている友人に紹介したら演劇知らない野郎2人まで誘って3人で観てくれて、よかったよかったと騒いでいました。
僕はうれしい!
ありがとうございました!

MY NAME IS I LOVE YOU
快快
5TANDA SONIC(東京都)
2009/03/07 (土) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★
原因は間なのかtextなのか
間がねえ。図らずもけっこう難しいことをやったことになっちゃったんじゃないか。
すごく繊細で面白い紙芝居なんだけど、やってる人がほかのことを考えてるからかなんか知らないけど、いまいちノリ切らない、みたいな感じ。でもしかしチャレンジする快快が好きだー。横浜トリエンナーレのリングドームでのパフォーマンスは奇跡だったんだってば。もしかすると既にtextが古びてしまったのかもしれない。初演みてないのでわからないけど。
五反田ソニック初めてでちょっと興奮。
劇場とは違って包まれている感じがしない白壁の明るい空間。
パーティー感が好きな人は好みだろうな。

吸血鬼
グリング
青山円形劇場(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/11 (水)公演終了
満足度★★★★
緻密で丁寧に編み込まれた作品
前回「ピース-短編集のような・・・・・」が初観でしたので
比較とかはできないんですが大変良くできてました。
良くできてはいるけど、それ以上の感想がないなあ。
しかしそれはさらに高い期待ですので充分に楽しめました。
やっぱし役者さんがみんないいな。

誰も寝てはならぬ
国道五十八号戦線
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
何を伝えたいのか・・・
初見の劇団なので楽しみにしていたのですが、とりあえず何が言いたいのか、何を掲げているのかが伝わってこないまま時間が過ぎてしまいました。自分達の信じる演劇の復活がテーマかと思いきや、目の前にあるのは非常に刹那的なやり取りでしかなく。今まで人生や人間の歩んできた歴史と密接に絡んできた舞台ばかり観てきたせいか、小手先のテクニックだけで観客に対峙しているようにしか思えませんでした。いや、対峙も無かったのかな。

ハイバイの金子、永井、坂口、それぞれがプロデューサー祭・春 【当日券あります!】
ハイバイ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/03/03 (火) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
【ナガイ】あとみよそわか
この企画でこれほどのお芝居が観られるとは!
ぼく的に、ドストライクな作品です。本当によかった。
子供の頃、母親手作りのカバンとセーターとか本当に嬉しかった。
それなのに小学校高学年くらいから少し恥ずかしく感じだした。
友達の家に呼ばれたときに、友達の家が少し羨ましく見えた。
でもそれを親に語って聞かせる我が家が一番心地いいと思った。
反抗期に親に冷たい態度を取りながらも、少し心が痛んだ。
そんな忘れていた記憶が、観ているあいだぶわっと蘇りました。
「あとみよそわか」という言葉を知らなかったのですが、
帰ってから調べてこの作品のタイトルにふさわしいと感じました。
素晴らしい時間をありがとうございますと伝えたい。

誰も寝てはならぬ
国道五十八号戦線
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★
潔い
びっくりするくらい真正面から取り組んでいて、その素直さに支えられた潔さったらない。もともとなかったはしごを外されるというか、そんな奇妙な感覚がきもちいいんだけど、渦中にいるときは入る店間違えたかとちらちら思った。でもまあこれもまた人生か、と思わせる潔さったらよー。あとチケット安い。

ハイバイの金子、永井、坂口、それぞれがプロデューサー祭・春 【当日券あります!】
ハイバイ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/03/03 (火) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★
【劇団かわぐちてっぺい】なんかを4つか、5つくらいやる。
坂口さんはこのぐだぐだ感が似合ってるというかなんというか。
作品的には観ても観なくてもどうでもいい内容なんですが
「ハイバイの坂口さん」を堪能するには良い作品かも。
「てっぺいのお話」の劇中歌がいい曲過ぎて驚きましたw

吸血鬼
グリング
青山円形劇場(東京都)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/11 (水)公演終了
満足度★★★★★
都会の孤独、心の闇を描く、心理ミステリー。高橋理恵子、杉山文雄の二人が切ない。
あの、ある意味ショッキングなピンクのチラシに、このタイトル…。
ドラキュラやヴァンパイアが出ては来ないだろうとは思っていましたが。
いつかの帰り道、あのとき彼女を部屋にあげていたら、その後の人生は変わっていたかもしれない…。
どこにでもある安アパート。
都会の孤独。
人は、人とつながりが持てることで、かえって孤独を感じてしまう。
人と人が関わりあい、求めあい、傷つけあう。
心が病むと、他人の暗い部分だけが勝手に増幅していく怖さ…。
高橋理恵子(演劇集団 円)の目まぐるしくもそのたびに微妙に変わる感情、
そして、同級生の杉山文雄が演じる心の闇。
時間が過去と現在を行き来しつつ描かれる、二人の感情の揺れ動きが切ないです。
また、心理的なミステリーでもあり、クライマックスでは、どんでん返しもある!というのも、とっても意外で面白かったです。

ハイバイの金子、永井、坂口、それぞれがプロデューサー祭・春 【当日券あります!】
ハイバイ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/03/03 (火) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
満足度★★★
【春の金子隊】○○地区商店街
金子さんはいつもの金子さんな感じ。安定感抜群の演技です。
今回初めて知った梅里アーツさん、
ぼくいままで知らなかったことを後悔するくらいすごいです!
観てるうちに演技であることを忘れさせてくれる力量、
セットがなにもない舞台に広がる臨場感!素晴らしいです。
お芝居の組み立て方も巧妙で最後まで気を抜かないあたりが
なかなかニクいです。おもしろかった。
ただちょっと時系列が複雑なので、ライティング程度の変化は
欲しかったかも。観ている間、頭がフル回転させてました。

恋人としては無理(JAPAN TOUR)
柿喰う客
STスポット(神奈川県)
2009/03/05 (木) ~ 2009/03/09 (月)公演終了
満足度★★★
perfumeちゃうかと
3/8(日)昼。初日に続いて二度目。始まる前、この既視感は何なんだろうとぼけーっと考えてたら辿りついた。perfumeちゃうかと。そう思いながら観た。
抑揚がきもちよい。
そこが好きだとはっきり確認できた。
初日に比べて少し緩んだのがわかる。
初日行っておいてよかった。
演劇を知らない現地の友人に大阪公演に行ってもらうことができそう。演劇が好きになってくれるといいな。

愛の渦
ポツドール
新宿シアタートップス(東京都)
2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了
満足度★★★
みんな、スケベ!!
美辞麗句は必要ありません!!!(笑)
なんの芸術性なんかありゃしません。
この作品は、単なるエロです。ポルノ、R-18作品です。
アートだなんだって、通ぶる声が客席から終演後に聞こえてきましたが、
そんな気取ったようなもんじゃない。
ストリップ劇場へ行っているようなものですな。
だから観客は、みなスケベ。
そんな事云ってる俺も勿論スケベ。
いっそのこと、観客も、みーんな裸になって、
この作品に参加すればいいのにって思いながら楽しみました。
栄枯盛衰・・
いろんな劇場が誕生すれば、閉鎖する劇場もある。
トップスは、久本雅美と柴田理恵の2人芝居「鰐○○と洗濯○○」(だったかなぁ)っで、自由という名の不自由な席!で観劇したのを始め、
るばるや風間杜夫とか、色々見ました。
特に思い入れがあったわけではなけど、
その劇場が最終作品で上演、しかも1ヶ月にも渡る上演する作品なので、
何かあるのかなぁと思えば、
世界最大の風俗界、歌舞伎町に近いだけあって
猥褻そのもの。
歌舞伎町なら、どんな性でも受け入れてもらえそうだものね。
これ、渋谷や銀座じゃダメだけど。
上演中、思わず俺も隣のおねぇちゃんの、おっぱいさわっちゃいそうに
なりました。
戯曲が何かの賞を取っているようですが、
その選定委員も、きっとムッツリなんだろうなぁ。
自分のスケベさを隠すかのように、小難しいこと云って、
清く浄化しようとする。
怖い怖い!!!
あの話に出てくるような会話って、
あの世界じゃ、普通っすよ。
また、あぁいう場所じゃね。
何ら変化球もない、風俗版「渡る世間は鬼ばかり」
聞くところによると・・・ってことにしておいてください。

ワンダーランド2400 ★グリーンフェスタ2009「Box in Box THEATER賞」受賞作品★
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/02/25 (水) ~ 2009/03/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
メタファーと活力の間
「薄い壁一枚で仕切られながらも、隣とのつながりを持たざるを得ない」という<ネットカフェ>という題材は現代社会のメタファーであり象徴にもなっており、作・演出の佐藤氏のいい意味での企みがまず魅力です。終始テンポのよい笑いで包まれており、とても元気をもらえる舞台でした。少なくとも1月まで日生劇場で上演された「ドロウジー・シャペロン」よりも私はたくさん笑わせていただきました。
速いセリフ回しと気弱さを巧みに演じる店長役の嶋氏、
ハードボイルドなルックスでセクシーボイスな笠野氏、
スーツ姿がサマになっている水澤氏、
実は甘い歌声を持っている猿渡氏、
毎回、多種多様な人格を巧みに演じ分ける大澤氏、
いい意味で異様な存在感を放っていたヒロココバヤシ氏、
オタクの演技とのギャップが際立っていたAKKY氏、
圧倒的な安定感のある泉氏、
舞台の上にいるだけで観客に「癒し」を与えてくれる日暮氏、
「あ、こういう人、いるいる」と思わせてくれたまつおか氏、
初参加の印宮氏、南須原氏も今後のステージ楽しみにしています!

MY NAME IS I LOVE YOU
快快
5TANDA SONIC(東京都)
2009/03/07 (土) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

床下のほら吹き男
MONO
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2009/03/07 (土) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

ベルゼブブ兄弟
劇団鹿殺し
スミックスホールESTA(福岡県)
2009/03/07 (土) ~ 2009/03/08 (日)公演終了
泣けました
やっぱり“鹿殺し”なお芝居でした。大音量の音楽で歌ったり、派手な照明だったり、へ~と思う場面多数。でも、物語はなんとも泥臭く、青臭く、荒削りで、これまたへ~という感じでした。