満足度★
いぇーい資本論祭りだぜー
\4500円は痛いっすねー、うっ、字幕上に出るのな、上のほうの席行けばよかったー、からの。ドキュメンタリーの厚みというか歴史の厚みを差し引いて、資本論読まない人が資本論読まされるというコントみたいな状況のおかしさを差し引いて、職業役者じゃないからマイク使うし段取りとちるしでもへたうまって言うでしたっけ?あはははみたいなアットホームな心地よさを差し引いて、って何が残るかっていうと、えっとわかったこれはお祭りだったんだ。資本論祭りだ。もうなんか違うんだもん。終演後の拍手のニュアンスが明らかに違うしおかしいし。すごいすごーいみたいな。おつかれさーんみたいな。がんばってーみたいな。初めて資本論読めたしまあいっかーみたいな、だ! なんかぬるいぜ。そこで拍手する行為が含意する政治的態度というか政治的非態度が気にならないのかなあ。このポップさというかみんなのお祭り感の演出はとりあえずうまいと。しかし上手な啓蒙イベントたりえたか?演劇としては成立したか?あとの祭りとかいう悪い冗談か?なんか言い過ぎてる気がしてきたのでおしまい。フェスティバル/トーキョーはもっとチケット安くして欲しかったでーす、いぇーい!