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黄色い湯気【25日まで上演中!】

黄色い湯気【25日まで上演中!】

らくだ工務店

シアター711(東京都)

2009/10/14 (水) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

まいどの
下町情緒というか人情味溢れる作品。

ちょっと前半、話が前に進まなくて説明しすぎだなあと
思いつつ、後半一気に落とし込む作り方は大好き。

らくださんのお芝居観ると「すべての人にそれぞれの人生」
って言葉がいつもよぎります。おもしろかった。

OH!マイママ

OH!マイママ

劇団NLT

博品館劇場(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

抜群の安定感
創立45年の劇団、初見。
老練の役者と実績ある脚本で、抜群の安定感。
安心して笑っていられる芝居。

映画「曲がれ!スプーン」【12月より舞台版全国ツアー開始!】

映画「曲がれ!スプーン」【12月より舞台版全国ツアー開始!】

映画「曲がれ!スプーン」製作委員会

※劇場情報は公式HPにてご確認下さい。 (東京都)

2009/11/21 (土) ~ 2009/12/31 (木)公演終了

満足度★★★★

細男!岩井さん!
面白かったが、
いかんせん喫茶点を舞台にした小さい話なので
映画であることに多少違和感。

エスパーたちウダウダやってる前半は楽しい。
特にハイバイの岩井さんははまり役だ。
でも、
後半は主人公ADの気持ちがいま1つ伝わってこず
感動まで今一歩。

ネタバレBOX

映画見た後に
舞台版2007年の「冬のユリゲラー」を見ました。

基本的にはストーリーは同じだが
映画では
女性ADを主人公にすえたことで
そのキャラクター設定もだいぶ代わっていた。
それで最後ちょっと感動に持っていこうとしたのか
展開に違和感を感じた。

舞台版はいい感じでオチ?みたいのがあって
笑いで終わっていたのでその方が自然だな。
ソビエト -マヤコフスキィ生誕116年-

ソビエト -マヤコフスキィ生誕116年-

双数姉妹

座・高円寺1(東京都)

2009/10/21 (水) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

みせる力を見せつけられた
マヤコフスキィを借景にしたという側面も
伝わってきましたが、
何よりも「芝居」そのものへの
ぞくっとするほどの鋭さをもった表現に、
何度も目をみはりました。

劇場の大きさを味方につけて、
たっぷりと劇団の力を発揮していたように思います。

ネタバレBOX

私自身もあとでWebの検索をして得心がいったのですが
マヤコフスキィの知識を少しでも入れておくと
舞台の骨格がより鮮やかに浮かび上がってくるかと思います。
まあ、当日パンフにはフィクションであると明記されているのですが
「借景」を「借景」として利用するための一助になるような気がします。

前半の舞台の表裏を描くシーンにまず瞠目、
同一キャラクターの入れ替わりやプロンプトの扱いなどから
舞台という表現の構造や舞台が動いていく仕組みや
表現が時代を染めていく姿が
浮かんできます。
時代や表現の停滞や活性化、物語の整理、役者たちがどのようにして舞台上に物語を紡いでいくか・・・。さらには時代が物語を、あるいは物語が時代をどのように変えていくかまでが、舞台上に具象化されていきます。

最初の演劇が高い評価を得た後の演劇の停滞のシーンがなにか暗示的。

日本の小劇場の流れを示唆するような舞台表現が差し込まれるのですが、これも絶品。体制を納得させうるようなお芝居をさらっと具現化してみせるシーンの鮮やかさにも息を呑みました。

作り手側の苦悩や人生の顛末、さらに彼の作品が現代に残っていく感覚の差し入れ方もとてもしたたかに思えて・・・。

舞台空間の高さや間口の広さを生かした巨大なパネルの使い方や、劇中劇の表現がすごく効果的でした。また、また空間に負けないというか、空間をしっかりと使った演技をしている役者たちにも付け焼刃ではない芝居力を感じて。古い役者たちや客演陣の底力に加えて、数年前に入団してきた辻沢、浅田、青戸、河野、熊懐といった役者たちが、存在感をしっかりと作り分厚く舞台を動かしておりました。

一つずつの場面の秀逸さに目を奪われて、全体を貫くものがいまひとつ見えにくい感じはあるのですが、でも、一人の作家の演劇に対するかかわりを俯瞰するような感覚はあって。

劇団のみせる力がとても印象に残ったことでした。


ナノ クライシス ポルノグラフィティ

ナノ クライシス ポルノグラフィティ

演劇集団 砂地

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2009/10/21 (水) ~ 2009/10/26 (月)公演終了

難しい判断
船岩裕太としては★3つ、ただし現代若手演劇の水準で言えば★5つ。これに比肩する演劇を作る若手演劇人を僕は不幸にして知らない。

ふだんとは違う演劇体験をしてみたい方、魂の奥底をぐさぐさに切り裂かれたい方、是非観に行って下さい。

重要なのは、内容よりも形式である。船岩形式は固まりつつある。だからこそ挑戦や冒険が欲しいと思うが、いや、彼のスタンス・美学を大事にして欲しいとも思う。どっちやねん。

1つ言えるのは、絶対万人ウケしない作品だし、万人受けしたら演劇界の未来はハッピーで人間達の未来は不幸で、でも仮にも演劇が好きなんて言っちゃってる人たちにこそ是非観て欲しい。ひりひりしていて、こっちまで死にそうになる。ジャブもフックもないストレート、その連続。気持ちよかった。

「女性器の、写真を撮らせて下さい!」と土下座する男の姿に痛々しさを感じた。観ろ。

OH!マイママ

OH!マイママ

劇団NLT

博品館劇場(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

懐かしいアメリカンホームコメディみたいでした
 舞台セットが、心情に合わせて微妙な変化するところとか。軍人は軍人らしく、父親はオヤジらしく。らしさの演技ががとっても合っていました。まぁそのぶん、なよっとした長男ルイの背中を。どつきたくなる気持ちがでてきましたが・・・。国会議員の家の居間での芝居という事もあり、舞台上の朝昼夕やBGM・照明(エアコンの送風まで使うところ)などが、芝居に合わせた演出効果で心憎いほど上手に入るところが素晴らしかった。
 お話も、次は?この次はどんな展開?どうなっていくの?と興味が尽きぬ展開で。終幕まで一気にハイテンションで突き進み、あっという間に感じた2時間でした。 面白かったです。

ネタバレBOX

なんか大柄なメイドさんだなぁ・・、と思ったら・・・。あんなオチがあったとは!
でもオープニングの煙はケムたかったです。ドライアイスじゃ駄目でしたか?
マリィの写っている唯一のピンボケ写真とか、犬の遠吠えによる返事とか、風に当たればと言われて、窓を開けた後。観客席に向かって送風するところとか。オープニングのBGMがメイドのヘッドホンステレオで、観客席上空の音を動かす所とか、舞台演出が細かく、お芝居を盛り上げる上手な効果がよかったです。また、話にしか出てこないルイの婚約者の出来ちゃつたオチ。観客に「前半でルイの婚約者との付き合い方しゃべらせたの覚えてる?」と挑戦されたような笑いの誘導が、ツボにはまりました。100点です。
あぁ、こんな話の流れなら。こーゆー反応するよなー。と、自然に感じる演技が皆さん上手でした。でもスゴイ話と、人間関係ですよね!
最後に、私のように初見の方々もいると思いますので。
フランク大佐の秘密は、ぜひ劇場にて御確認下さいと。
宣伝費も貰ってないのに、つい言いたくなるような楽しい劇でした。


OH!マイママ

OH!マイママ

劇団NLT

博品館劇場(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ベテラン世代だから表現できた爆笑コメディ
エンジンがスタートするまでは少々もたついたが、いざエンジンがかかるとフル回転。
観客は、笑おうと準備万端だったので、いったんそこに火が点いたら、そのいい雰囲気で一気にラストまで突き進んだ。
周囲が笑うと、笑いやすいし、それにうまく乗って笑うと、とっても気持ちいい。
2時間25分(休憩15分含む)

ネタバレBOX

物語は、説明にあるとおり。
再々演があるかもしれないので、肝になるネタバレは書きません。そこを大笑いしたし。
そのあたりをいろいろ書きたいのだが、今回ばかりは我慢しよう。

説明にもあるように、キーマンとなるアメリカ人のフランク大佐が出てきてからは、話が一気に回転しだし、あとは笑いっぱなし(ちょっと大げさかな)。

予想外だったり、予想内だったりの物語の展開を、役者さんたちが、とてもいい味で支え、気持ちのいい舞台が展開していった。

謎の部分をいつまでも引っ張る訳ではなく、その秘密の内容をうまく転がすところが、この脚本の面白さであり、見事だと思った(メイドの伏兵もあったりして)。

そして、それをきちんと観客に届けるのは、役者のうまさであり、味なのだろう。翻訳コメディに、いかにもありそうな人物設定だったが(特に息子)、見ている側がすんなりと入っていけるところが、ベテランの役者さんたちの素晴らしいところだと思った。
ちょっとした仕草や表情がとてもいい(特にフランク大佐の微妙な立場の表現が)。「味がある」と言ってもいい。

この年齢の方たちだから、過去のことや現在起こっていることに対しての許容範囲が広く、それがこの物語の柱でもあり、ベテランの役者陣がその雰囲気をうまく出していた。

「あれ、何だろう?」と思っていた、オープニングのダンスもうまく繋がっていくし、物語の収束のさせ方にしても、ちょっといいのだ。

いわゆる「人情喜劇」というわけではないのだが、人の繋がりや人の歴史、人のやさしさのような部分あたりに、思いを馳せることになるのだ。
ヒ・ト・ミ

ヒ・ト・ミ

innocentsphere

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

吸い取られて疲れたけど
イノセントさんのお芝居って、わたしは、みたあとびっくりするくらい疲れます。受け止めきれないものや、漠然としたものを、抱えたまま家にもって帰って時間をかけて腑に落としていくかんじです。最近の公演は、わりと頭で理解しやすくて、「渾沌なかんじ」に苦しまなくてよかったのですが、きょうは、「渾沌」を差し出してもらえたかんじです。苦しいけど、味わい。

コンプレックスドラゴンズ

コンプレックスドラゴンズ

The end of company ジエン社

d-倉庫(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度

d-倉庫の無駄使い
誠に申し訳ないですが「つまらない」とか「面白い」とか何も感じませんでした。
人生で初めて眠くなった芝居です。

Equal

Equal

進戯団 夢命クラシックス

萬劇場(東京都)

2009/10/21 (水) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

同じことを望みながら争う人間の性
夢命クラシックスさんは初見です。

役者さんたちは萬劇場の舞台を所狭しと動き回っていました。
キャラクターの関係性が難解かと思いきや
それぞれにカテゴリー分けがされていて見やすかったです。

変えがたい現実に直面する
最後の落としどころも好みでした。

あとはネタばれにて→

ネタバレBOX

長きにわたる南方と東方の戦い
そして戦争に反対するレジスタンスの戦い

安息の日々を送りたい
願いは同じはず

そして人は立場こそ違えど
そこでそれぞれにすべきことがあり
たとえ王であっても他人の立場になることはできない

Equalという題名はこんな意味が込められているのかと思いました。

そして感想

アクションありダンスあり
体のキレは参考にしなければ!!と目を皿のようにして見せていただきました。

しかしちょっとアクションが山もりだった感じがしました。
いや、自分が食いつき過ぎでお腹いっぱいになっちゃったのか・・・?
途中でふと我に返るときがあったのは事実です。

ストーリーについていえば
もっとカーンとイルイの関係性や
コウソウとのシュクユウ関係性
などなど、各キャラの掘り下げたストーリーも観たかったです。
特にリュウとシキョウの関係性と変化のいきさつは観たかった―!
リュウがお気に入りキャラなだけに!


衣装もきれいでした。
デザイン性も高く、作るのとても大変そうでした。
それだけに素材が気になっちゃいました。
国によってまったく素材を変えてたらもっと素敵だったと思います。
多分ツイルが多く使われていたのかしら・・・?
シュシュとリゲーシャの衣装はよかった!
完璧に近いと思います。

全体的に本筋のストーリーはよかったです。好きな内容です。
出だし、各キャラの名前も聞きなれないせいか
まだ世界観があったまっていないからか
台詞が聞き取れなかったところがもったいなかったです。

内容、エンターテイメント性ともによかったので後2日間も期待してます!

ヒ・ト・ミ

ヒ・ト・ミ

innocentsphere

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

かっこいい・・・
キャストが多く、チラシの中の相関図を見た瞬間、訳分かんね~と、拒否反応がでました。しかし、実際始まって見ると、簡単にあらすじも教えてくれるし、ストーリーに引き込まれ、分かりやすかった。殺陣のシーンはかっこよく、演出上とはいえ、照明が暗くなると、ちょっと残念な気もしました。初の劇団だったのですが、いつも殺陣をするのかな?次回もチェックしたいと思います。

て

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/09/25 (金) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★

集中して見れる芝居だった。ものすごく。
レビューどうかこうか悩んでいるうちに書くの忘れてた。
あんなに芝居を集中してみることができたのはすごい。
会話の絶妙なテンポとあまりにもありそうなやりとりに
引き込まれていった。

どこにでもいそうな人たちがつむぐ、どこにでもあるような話を、
角度を変えて情感たっぷりにみせてくれました。

これを見た当初、芝居はたしかによかったけど、
見て何を自分は得ることができたんだろう?
ということを考えて、レビューを書く気になれなかったのだけれど。。。

前向きにいうならば、みんな一生懸命生きているんだ、ってことが伝わったってこと。
自分も頑張ろうと、まぁ、少しは思えたような気がする。

でもまぁ、やっぱりメッセージ性は弱いと思う。こういう方向性の話では、
これは結構重要な要素だと思っているにもかかわらず、である。
そう感じる芝居は、当初は高評価でも記憶の中で風化していく気がする。

それにしても、おばあちゃんの手のギミックは意味なかった気が。
若い役者さんをすこしても老いて表現させるためだったんだろうか。

『ヘアカットさん』 / 『朝焼けサンセット(朝公演:朝食付き)』

『ヘアカットさん』 / 『朝焼けサンセット(朝公演:朝食付き)』

岡崎藝術座

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/10/16 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

まばたきする間も惜しいほど、
役者たちのまばたくリズムさえもが愛おしくて。ちょっと焦げ焦げにならないか心配なくらい、みつめつづけてしまった…。

ネタバレBOX

もっと乱雑なハサミさばきをみたかった、とか、こうやって刈り揃える方向に整えるのなら、冒頭で客席を巻き込もうとはせずに終幕時まであえて溜めて手拍子を促したほうがキレイに着地するのに、とか、いろいろ思わないではないけど、ベーコンとかソテーって言葉だけで泣かされちゃってるんだから、なにも文句はないです、はい。
島あつめ

島あつめ

トリのマーク(通称)

ーーーー(東京都)

2009/10/20 (火) ~ 2009/10/21 (水)公演終了

満足度★★★

タイトルは鳥ではなく、
島なのだと途中で気づいたとき、なんだかホワンと、翼を休められたようなゆったりとした気分に。あと、こんなに美しく発せられた「暗渠」という言葉を聞いたは、はじめてかも。素敵☆

コンプレックスドラゴンズ

コンプレックスドラゴンズ

The end of company ジエン社

d-倉庫(東京都)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

いままででベスト
いままで観たジエン社の芝居の中でいちばん面白かった。
個人的にかなりコンディション悪い中での観劇だったのですが、一回も眠くなる瞬間がなかった。
よかったです。

ネタバレBOX

笑岡が、あれ演出なのか体勢が辛すぎた結果のたまたまなのだかわかりませんが、
事務所からひとりまたひとりと去っていく中、

ぱたり

とソファーから腕が落ちた、その影が床に映ったのが見えた瞬間、
なんだか泣きそうになってしまいました。
ジエン社で涙腺がゆるむと思わなかった。
ろじ式〜とおくから、呼び声が、きこえる〜

ろじ式〜とおくから、呼び声が、きこえる〜

維新派

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2009/10/23 (金) ~ 2009/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★

屋台は終演後も1時間ほど営業
維新派を見るのは6年前に新国立劇場中劇場で上演した「nocturne」以来。このときは良い印象を持たなかった。2年前に埼玉でやった「nostalgia」もチケットは取っていたのだが、開演時間を間違えて見られなかった。この劇団とはどうも縁がないなと思いつつ、2度目の観劇となる今回は、内橋和久の音楽に気持ちよく反応できたので、台詞のある歌の部分も、台詞のないダンスの部分も飽きずに最後まで楽しめた。ドラマとしてではなく、あくまでもソング&ダンスの音楽ショーとしての面白さだった。これがいわゆるジャンジャンオペラってやつ?

ネタバレBOX

会場がかつて学校だったからだろうか、理科室の雰囲気のある美術がとてもいい。ただし労働者も出てきたりするから、必ずしも学校という設定ではないようだ。
少女A/2~ニブンノショウジョA~

少女A/2~ニブンノショウジョA~

劇団コアベイビーズ

しもきた空間リバティ(東京都)

2009/10/23 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

倒錯感に酔いしれた♪
過去に同級生を殺害するという罪を犯してしまった少女。その彼女の回想シーンを通してその真相が徐々に明らかにされていくというストーリー。
「耽美」+「不条理」な世界観がとても素晴らしかった♪ストーリーも破綻することなく美しくまとまっていたし、個人的にかなり好みの作風だった。

決して誰にでも薦められる作品ではないけど、夢野久作の耽美な世界観が好きな人には充分楽しめる作品だと思う。 

ネタバレBOX

ラストのほうで背景のパネルに赤い血が浮かび上がるけど、あれってどういう仕掛け?ブラックライト?そういうことには素人なもので、とっても気になる‥。劇団の方良かったら教えてください。
ペンパル狂時代

ペンパル狂時代

B-amiru

OFF・OFFシアター(東京都)

2009/10/20 (火) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

無意識のエロス
かぶりつきで観劇。
まず、タイトルが素晴らしい。無粋なことだが、いまどき「ペンパル」なんて単語をタイトルに持ってくるところは、とても憎い。
背中で笑う、というか。少数派に向けて撃たれるネタの散りばめ方が、相変わらず良すぎる。
僕の隣の人はツボにはまって一人でもだえていた。
「自分しか笑っていない」ということを恍惚に楽しめるのは、幸福な時間がそこにあったということだ。

岩島さん不在で、かえって浮き彫りになった魅力があり。これからのアミルさんの可能性を示唆していたようにも思う。

ネタバレBOX

オムニバスの繋がり方がサラサラしていて、ナイス。
ここいらの洒脱感がイチキさんのうまいところだ。
ラストの「ペンパル教」が秀逸。
ひさしぶりに宮本奈津美のヤバさを喰らう。なんなのかしら、この娘は。恐ろしい娘。

おそらく、まったく意図していないだろうが、それぞれの役者の魅力が引き出された(もしくは解き放たれた)結果、清々しいエロスが漂っていたように思う。
つまりはいい女といい男が凛としてそこにいた、ということだ。
か・ら・く・り

か・ら・く・り

劇団岸野組

本多劇場(東京都)

2009/10/16 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

時代劇っすからね♪
ベタな時代劇っすから大したからくりはないけれど、からくりという名の桃太郎侍的な仕掛けはありました。

観やすくて解り易いベタベタな芝居。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

行方不明になったお夏は亭主の文七に殺されたんじゃないかと考えた長屋の住人が口裏を合わせて文七に罠を仕掛けて白状させようとする。
文七はオカシイと思いながらも、もしかしたら、自分がお夏を殺しちまったのではないか?と自分自身の記憶を疑うようになっていく。
ところが実はお夏を殺したのはお夏の実家である越前屋の相続金に目が眩んだ番頭の市蔵だったのだ。
市蔵は長屋の住民を騙して、お夏を殺したのは文七だと思い込ませた上に文七を犯人にさせる為のからくりを仕込んだのだった。
それを見破った役人が市蔵を白状させる為に、更なるからくりを仕掛けて市蔵を追い詰める。という筋。

公演時間1時間20分という早業ながら、舞台は古くて笑えないコメディも織り交ぜ、観客より出演者が満足した表情で、舞台は幕を下ろしたのでした。
よくもまあ、あんな古いネタを使えるな~。と感心した一方で、時代劇なんだからネタも出演する輩も、はたまた、脚本も古くてトーゼンと妙に納得した舞台でした。笑

笑うしかない。
翻案劇 サロメ

翻案劇 サロメ

アトリエ・ダンカン

東京グローブ座(東京都)

2009/10/19 (月) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

見事なコラボレート音楽劇
スズカツさんが、アフタートークで、これは音楽劇だと言っていましたが、まさにそんな感じ。
邦楽お囃子さんによる生演奏サロメなんて、意表をつくコラボレーションでしたが、見事に融合して、感覚に響く舞台でした。

全員、素晴らしい配役でしたが、中でも、森山開次さんのヨカナーンは、彼を置いて他に思いつかない程、ベストキャスティング!!
彼のコンテンポラリーダンスは、彼独自の世界で、それが、この役に見事に同化して、素晴らしかったの一言でした。
それと、ヨカナーンの首が、森山さんと瓜二つで、その技術の高さにも舌を巻きました。

篠井×スズカツコンビの舞台は、これからも、注目したいと思いました。

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