ペンパル狂時代 公演情報 B-amiru「ペンパル狂時代」の観てきた!クチコミとコメント

  • 無意識のエロス
    かぶりつきで観劇。
    まず、タイトルが素晴らしい。無粋なことだが、いまどき「ペンパル」なんて単語をタイトルに持ってくるところは、とても憎い。
    背中で笑う、というか。少数派に向けて撃たれるネタの散りばめ方が、相変わらず良すぎる。
    僕の隣の人はツボにはまって一人でもだえていた。
    「自分しか笑っていない」ということを恍惚に楽しめるのは、幸福な時間がそこにあったということだ。

    岩島さん不在で、かえって浮き彫りになった魅力があり。これからのアミルさんの可能性を示唆していたようにも思う。

    ネタバレBOX

    オムニバスの繋がり方がサラサラしていて、ナイス。
    ここいらの洒脱感がイチキさんのうまいところだ。
    ラストの「ペンパル教」が秀逸。
    ひさしぶりに宮本奈津美のヤバさを喰らう。なんなのかしら、この娘は。恐ろしい娘。

    おそらく、まったく意図していないだろうが、それぞれの役者の魅力が引き出された(もしくは解き放たれた)結果、清々しいエロスが漂っていたように思う。
    つまりはいい女といい男が凛としてそこにいた、ということだ。

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    2009/10/23 19:47

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