
海ノ底カラ星ヲ見上ゲヨ
おぼんろ
サンモールスタジオ(東京都)
2009/12/17 (木) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
鑑賞日2009/12/23 (水)
古典と末原イズムの融合
いっつも誉めてばっかりでアレですが、面白かったです。鳥肌立ちました。
ロングラン(?)大変だと思いますが、あと数日頑張って欲しいです!
(僕にしては珍しく)パンフレットを視る余力が無く、終演後に細かく読みました
知り合いにお勧めしたいお芝居っす♪

カタルシス夢十夜
ムシラセ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/07 (月)公演終了
満足度★★★
場転時の音でか過ぎ(笑)
どこまでが夢で、どこからが現実か。
もしくは全て夢なのか、理解は出来ませんでした。
また、夢もそれぞれ登場する人物の夢なのか、晃太郎(緑川陽介)1人の夢なのかも、ちょっとわかりにくかったかな。
(鬼が出てきた後に現実世界に戻ってきたような感じに取れたので、オイラは夢部分は晃太郎1人の夢と思ったが)
後、場転で音楽の効果音を使用しているが、いきなり大音量すぎ。
もう少し抑えるか、徐々に上げていって欲しかったかな。
場転のたびに、ビクッとなってましたので(笑)
しかし、鬼役の保坂萌さんの、いいです。(久しぶりに演技を見ましたが、やはりいいです)

ライク ア ローリングストーンズ
enji
ザ・ポケット(東京都)
2009/12/02 (水) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
人の心に残りさえ・・・
ローリングストーンズが好きながら若くして逝った堀川空海(豊田高史)が14?15?年後に霊として実家に戻ってきて、同じく霊である金髪男(天野由紀子)の言葉により、自分の伝説を残そうとしてドタバタする物語。
面白かったですし、空海が生きてる人間に憑依するのだが、憑依された人間がきちんと空海のキャラを演じれてたのはお見事でした。
ラストとある秘密を姪である百合(崗本侑樹)に伝えるのだが、ここで弟である良弦に憑依するのだが、完全に憑依出来るのではなく、弟は僧侶なんだから、途中で兄が憑依してることを気付き、押し問答するが理解しあい、そして百合に秘密を打ち明けるパターンなら
この場面がさらに感動となったと思われ、個人的にはちょっと残念。
今回のenji、三年物語の馬渡直子さんが客演しておりましたが、非常に楽しそうにやっておりました(笑)
後、金髪男を演じた天野由紀子さんが、きちんと外人っぽさを出せていたのは非常によかった。

In The PLAYROOM
DART’S
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
リアルに感じる
とある人気小説の最新作に出演しませんかと、とある場所に集められたファン達。
そのファン達が小説内の登場人物となり、鬼ごっこという形で渋谷区内を逃げ回るのを考えるが、実際の世界では・・・。
ムチャクチャ面白かったです。まばたきや息をするのも忘れるほどでした。
役者たちの動きは少ない(座って台詞をしゃべる事が多い)のですが、凄い躍動感を感じました。
また、ある場面場面もリアルでは見せないのに、本当に目の前で起こってるような錯覚を起こさせてくれました。
2転、3転する謎解きもお見事でした。
あまりにも面白かったので、翌日も急遽観劇しました。
(夜は20時開始だったので間に合うのもありましたが)
2回目は座る位置は違いましたが、別の役者の表情などがよく見えるため、昨日とは違った感じで楽しめました。
2回目でも面白さは変わりません。いやさらに面白かった。

『デストロイヤー花』
junkiesista×junkiebros.
新宿FACE(東京都)
2009/12/18 (金) ~ 2009/12/21 (月)公演終了
満足度★★★★
半SFでございましたね
見事に踊り・歌い・エンターテイメントしていました。テンションも緩めたり締めたり。楽しく観劇できましたが、パイプ椅子は、ちと尻が痛くなりかけました。
パロディあり、感動あり、ほんとにいろいろ詰め込んでいました。楽しめました。

おぼろ
ゲキバカ
吉祥寺シアター(東京都)
2009/12/16 (水) ~ 2009/12/23 (水)公演終了
満足度★★★
うーむ
客いじりや客席に統制を求めるなど、ぼく的に不要な要素から導入。
まあ彼らの元気さと勢いで差し引きしても+プラスの感想でした。
なんとなく「ゲキバカ」なのは、コーヒー牛乳の頃だったのでは?と
思ってしまうのは、吉祥寺シアターという大きなハコのせいでしょうか?

FUTURE
ブラジル
駅前劇場(東京都)
2009/12/16 (水) ~ 2009/12/21 (月)公演終了
満足度★★★★
外れがないなあ
舞台は左右対称の古いアパート。
ぎくしゃくした違和感は、話が進むにつれて徐々に明らかに。
ブラジルらしい、ギミックとシンクロをふんだんに含んだ脚本。
すっかり引き込まれてしまいました。信國さんがいいなあ。

渋々
親族代表
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/12/12 (土) ~ 2009/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★
すっかり勘違い
コメディのお芝居だと思ってたのですがコントなのですね。
川尻さんの脚本は、やっぱりKKPの香りがしました。
でもおもしろかったー。

現代朝鮮演劇シリーズvol.1
劇団アランサムセ
タイニイアリス(東京都)
2009/12/21 (月) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

NINE the musical
Quaras
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2009/12/11 (金) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
見てきました
最初、ちょっとわかりにくかった。
衣裳は黒・白・赤。統一されているからそこに意味があるのだと思うけど、
顔を知らない人には、全員、黒で出てこられると見分けがつきにくいのでは?
役者さんはみんな誠実に役柄を演じていました。

殺(アヤ)める人々
アヴァンセ プロデュース
シアター711(東京都)
2009/12/22 (火) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

トゥルークリスマス
Zero Project
シアターサンモール(東京都)
2009/12/23 (水) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
子役たちの関係者向け
タレントを揃えてる割に、
期待外れなファミリーミュージカル。
子役の顔見世公演的。
だとしてもホンが薄っぺら過ぎる。
アリキリ石井一人で気をはいていた。

ヒザイミズキ一人芝居「いま祈るから少し待ってて」
あさかめ
ラ・グロット(東京都)
2009/12/22 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

海ノ底カラ星ヲ見上ゲヨ
おぼんろ
サンモールスタジオ(東京都)
2009/12/17 (木) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

太陽と下着の見える町(庭劇団ペニノ)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2009/12/05 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★
音楽に喩えれば現代音楽
テラスと会議室らしきスペースが上に、ベッドが1~3つしつらえられた部屋的なもの(うち1つは牢獄のようにも見える)と廊下が下にある2フロア(2階建てかあるいはそれ以上の建物の上部2フロア)で展開される複数のシーンをザッピング感覚で見せるスタイル。
展開されるシーンも様々かつ断片的だったりもして、中には特にストーリーになっていないものもあり、「何かの伏線か?」「どこかで他とリンクするのか?」と思っていると肩透かしを喰らう、な感じ。
中心となる(と言うか演じられる時間の長い)パートも個々の演技自体は具体的なのに、それによって表現しようとするものが抽象的、という印象で、音楽に喩えればジョン・ケージなどの現代音楽(ミュージック・コンクレートまでは行かない)ってところか?
そんなところから、これもまた「考えるのではなく感じる」タイプなのだが、あまり共感(あるいは共鳴)できずちょっと苦手。
「パンティ」に関するトリビアは興味深かったけれど…(爆)

ネコロジカル・ショートカット・ネコロジカル
猫の会
d-倉庫(東京都)
2009/12/02 (水) ~ 2009/12/07 (月)公演終了
満足度★★★★
ほっこりとしたオトナの童話
一言で表現すれば「オトナの童話」。人間の言葉を解する(が、会話ができるワケではない)猫やその他の動物たちも絡めて描く「悪人」など登場しない「ほっこり」とした優しい世界、ある時点でそれまで断片的に提示されてきた「教授の初恋」「大火の時に助けられた少年」「現世の存在ではなさそうな「神様」」などの情報たちがドミノ倒しの駒の如く次々に関連付いて全体像が見えてくるのが快感。
また、「神様」にしても「ししゃも」にしても登場した瞬間に猫だとわかるし、カエルやエリマキトカゲ(さすがにこの2種は劇中で紹介されるまでそれであるとはわからなかった(笑))も擬人化しているのが愉快。
さらに彼らの衣裳も「なるほど言われてみればそんな感じ」程度にとどめていて、そのセンスも◎。

海ノ底カラ星ヲ見上ゲヨ
おぼんろ
サンモールスタジオ(東京都)
2009/12/17 (木) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
蛾とドリルに成り代わり
若者なのになぜわかる?の?と思ったのです。
蛾がくるくる回って死ぬ
電動ドリルのガー
若者・末原拓馬氏の脚本演出に
自分の感情がリンクした
多分
蛾も
バッテリーも
本人は無意識の内に生きてる
でも美しく描いてくれてありがとう。
欲をいえば、もうほんのちょっと大きい空間で見たかった。
あとユリの花ほんもの使うの無理?
byジンロの水の方

カタルシス夢十夜
ムシラセ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/07 (月)公演終了
満足度★★★★
不条理感・不思議感・脈絡の無さを表現
学生時代にワンゲル部だった男達、そのうち1人は当時紅一点でマドンナ的存在だった女性と結婚しており…という同じ設定(と世界観?)での短篇連作(続きものではない)、漱石の「夢十夜」同様各編とも夢の中のあの不条理感・不思議感・脈絡の無さなどをうまく表現しており、第1話のラストのゾクッとする感覚、それが登場人物の見ていた夢ということで始まる第2話で姉と妹が入れ替わる(ちょっと違うが:ロベール・トマの『罠』も連想)フシギさなどが印象的。
また、途中に出てきた「百年」「竹の花」というキーワードだけでもニヤリとしたくらいなので、あのラストにはほとんど狂喜乱舞。いやぁ、鮮やかだったなぁ。キレイに入ったパンチでノックアウトされたような感じ?

見えざるモノの生き残り
イキウメ
紀伊國屋ホール(東京都)
2009/12/02 (水) ~ 2009/12/07 (月)公演終了
満足度★★★★
前川流の「幸福論」を堪能
新人を迎え、研修としてその仕事についてレクチャーする先輩「家守」たちとその新人の過去…という物語は「こんなのイキウメじゃない!」とか言って…。いや、「従来の」というコトバが抜けましたね。(笑)
得体の知れない漠然とした不安感が通奏低音のように流れる身近なSF、な世界とはガラリとオモムキを変えた第二形態あるいは version 2.0 のイキウメといったところ?
適度なユーモアはかつての短篇集の中にもあったし、終盤での緻密な構成…ちょっと違うか…新人家守の過去には実は先輩家守も絡んでいたというネタ(?)はやっぱりイキウメっぽいし、耳打ちした内容を舞台で再現して終わるツクリも巧みで、満足満足。
ってなことで前川流の「幸福論」を堪能。
なお、一般的な「座敷童子」像ではなく、オッサン(笑)を含んだオトナたちである(だから本人たちも「家守」と言うんだが)ことにヴィム・ヴェンダース監督の『ベルリン 天使の詩』(87年)も思い出す。

生の瑕疵
集団as if~
萬劇場(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
笑いとシリアスさの見事な同居
「ネガティブコメディ」と銘打ち、コメディとシリアスを両立させるのが作風だそうで、そのバランスが絶妙…と言うより「際どい」の方が的確?
一歩間違うと水と油の如く分離してしまいそうな笑いとシリアスさを、回想と現在に分けたということもあり見事に同居させているんだな、これが。
主人公夫妻を子供の頃からの友人が久しぶりに訪れるプロローグに導かれ、高校の映画同好会時代の回想が中心となる前半はコミカル。設定が設定だけに名台詞ほかの映画ネタも楽しい。また、途中でアンケート用紙に添付された紙片に観客が書き込んだ3項目を使ったインプロパートがあり、これまた大笑いモノで、ランダムに選んだものが時としてピタリとハマることもあって「芝居の神様って本当にいるんじゃないか?」とも…(笑)
一方、主人公がその友人によってもたらされた薬物に溺れて行く後半はシリアス。その悲劇的な結末はまるで公的機関が作った「薬物依存撲滅キャンペーン映画」(笑) の如く薬物のオソロシさを訴え、安易なハッピーエンドにしない分、さらにそれが強調される、みたいな。
が、決して後味は悪くないし、重くもないのが不思議。普通、こういう構成だと前半との大きな落差によってビターあるいはヘヴィーな味がより強調されそうなのに、何でだろう?(感じ方には個人差があります)