最新の観てきた!クチコミ一覧

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Invisible/インヴィジブル 〈舞台写真の公開はじめました!〉 【無事終了いたしました!ご来場くだすったお客様、ありがとうございました。】

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一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド

d-倉庫(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

ストイックな舞台
一徳会の舞台はとにかく奇抜だ。今回は急な傾斜の舞台。役者さんもかなり体力的にしんどかったと思う。力技だ。ちょっとエロさがあったが(とても嬉しい^^),全体としては見事に横溝正史の世界を表現したストイックな舞台だったと思う。難を言えば,座席に背もたれがなかったことくらい。あー肩こった。

ニューイヤー オペラパレス ガラ

ニューイヤー オペラパレス ガラ

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2009/01/05 (月) ~ 2009/01/06 (火)公演終了

満足度★★

ごった煮
まぁ、つまみ食いのような企画なので、ちょっと物足りないのは仕方ないかな?

ドロウジー・シャペロン

ドロウジー・シャペロン

ホリプロ

日生劇場(東京都)

2009/01/05 (月) ~ 2009/01/29 (木)公演終了

満足度★★

何も考えなければ楽しいかも
キャスティングは面白い人ばかりだったけど、内容はとてもブロードウェーミュージカルの水準ではないです。

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

まさにゴージャス
完全に勘違いしていたが、2本立ての芝居だった。
1本で成り立つ芝居が、2回も観れるのは満足感大だと思う。

観たのは、多分、もっともベーシックと思われるバージョン。

ネタバレBOX

●ゴージャス
いきなりの汚い裸の男たちの登場に、びびる。
にも関わらず、この引き付ける力はなんだろう。
むちゃくちゃな展開にも関わらず、ラストシートは見入ってしまった。

●めんどくさい
虚無というと、必ず、ネバーエンディングストーリーを思い出す。
男娼くささを感じさせない芝さんの演技はクリーン。
この終わり方は、きっとハッピーエンドなんだと思う。
ザ・ベストマンションシリーズVOL.2F

ザ・ベストマンションシリーズVOL.2F

コメディユニット磯川家

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

全部見ました
 三作品見ましたが全部ストーリーのテイストが違って良かったと思います。
個人的に印象的だったのは「迷宮入りはお早めに」です。

ネタバレBOX

「期間限定のカタヲモイ」
若い女性が好きな話だと思いました。
ただ主人公がピュアすぎて、こんなピュアな20代いるのかなぁなんて
思ってしまいました。
恋に恋してる女性像?でも実際いるだろうなと思えました。
あんなに彼女だけ想ってくれる彼氏。。。。本当に実在するなら羨ましい話です。

「迷宮入りはお早めに」
ストーリー内容で一番好きです。
ミステリーなのに笑いがたくさん入っているので暗くなりすぎなくて良かったです。
長いストーリーで、もっとがっつり観てみたいですね。
でも暗転の回数が多かったのがちょっとしんどかったです。

「AHO・PANDEMIC(アホの爆発的感染)」
自分の理解力がないせいか話の内容がよく分かりませんでした。
すごく笑ったんですけど、まるでバカボンのアニメを見た後の気分に似ています。
あと仮面ライダーのベルトがやたら気になりました。
あれを使用して誰か戦っていただきたかった。
ゴールデンアワー

ゴールデンアワー

ONEOR8

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

すげぇーすよ。
お芝居に関して信用してるONEOR8。田村さんの群像劇は          私好み。もう1回行っちゃうかも。

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

切ない
切ない。女の感情がぐるぐり変化していく。
どうしょうもないこと言うね、女の人は。でもだから女の人なんだろうな。

東京デスロックというユニットなのに東京での上演を封印した東京デスロックの多田淳之介、彼が俳優やってるところなんて滅多に観られないから嬉しかった。今度はデスロック、横浜でもやってくれるらしい。キラリは遠いもん。

照明が凝ってましたね。せりふの進行にリンクしめまぐるしく、赤や青が入りました。けどベースとしてホワイトでがつーんと照らしてるから、赤が入ろうが青が入ろうが、微妙なニュアンスが変わる・・・?くらいの変化しかない。そんな照明演出のことをあれこれ聞いてみたかった。

いいホンだなと思ったので、台本も購入。ホチキスで止めただけのものだけど、500円って安いでしょ。

愛獣-改訂版- 全公演日程無事終了いたしました

愛獣-改訂版- 全公演日程無事終了いたしました

MissPRs

サンモールスタジオ(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★


よくわからないのだがこういうテンポでこういう雰囲気の芝居はなんていうんだろう。新劇的?小劇場を観始める前に抱いてた「小劇場」の一つのイメージってああこんなだったなと思い出した。
こういう感じが好きな人はいるのだろうが、残念ながらその雰囲気(演出)と、直接的なリードをとる台詞の数々がむず痒すぎて、自分には合わなかった。
そして個人的にはダンスがあまりいただけなかった。要所要所感情や展開の動きを言葉ではなくダンスで表現する試み自体は好ましいし、ダンスも美しくはあったのだが、物語的な「言葉」の役割を、少なくとも代替する熱動を表現しきれていたかというと、いまいちよく響いてこなかった印象がある。結局言葉でバッチリ補っていたのもちょっと。

ジョニーと同居人の同居生活のくだりのステキさには拍手。

サイコパス 木村伝兵衛の自殺―熱海殺人事件―

サイコパス 木村伝兵衛の自殺―熱海殺人事件―

中央大学第二演劇研究会

東京アポロシアター(東京都)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

完成度高い!
申し訳ないけれど正直言ってあまり期待していなかった。しかし、そんな期待度を見事に裏切り、実に見事なエンゲキだった。惜しむらくは木村役の今永大樹の声が潰れてしまっていてバックミュージックに完全に負けて消されていたことだ。そして今永の歌の導入が中盤にあるのだが、これが本当にマズイ。完全に物語の流れを遮断していた。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

物語はアルツハイマーの母とセックスをし、殺した木村部長刑事、そんな木村の愛人・水野婦人警官はフィラデルフィア症候群の木村部長を愛してやまなかったが、彼女自身も水野家に養子に出された過去を持つ。そして売春をしていた実の母親。一方で心理学者の榊原は神戸殺人事件のあの殺人鬼・榊原という過去を持ち少年院あがりだった。未だに心に闇を持ちどこか卑屈で尖った言葉を吐きながらも自分自身の闇をなかなか認めようとしないこの3人が熱海殺人事件の容疑者をとことん追いつめていくのだから、観ている観客は楽しくて仕方がないのだ。

この物語の見どころは、容疑者の切ないほどの過去、そして愛する母親から欲しかった愛情を見出せなかった時の落胆ぶり。一方で取り調べる立場の刑事らも病的なほど母親からの愛情を欲しているさまの深層心理の仕方に尽きる。しかし、彼らはそういったことを認めたくない。認めてしまうとその瞬間、自分を支えている何かがポキリと折れてしまいそうな逆にとがったものが刺さって抜けなくなりそうな、よくわからないけれど、とにかく「認めると負け」のルールが確かにあって、自分の気持ちの中で自分が被害者になったら、もう、全てがめちゃくちゃになってしまう。という空気感を見事に演じる。

立場は違う4人だが、暗い過去を持つ4人の心は終盤に向けて少しずつ繋がっていく。その繋がりは似た者同士がちっさく輪になって大きな圧力から身を守るような体制だ。しかしそんな抵抗も空しく、容疑者大山が殺されてしまうと、榊原も殺されてしまう。そして「母親からの妄想から逃れるには自殺しかない。」と榊原が予言していたとおりに木村は自殺してしまう。残された水野は養子の先の水野家の父親が指揮いる自衛隊によって、同じく殺害されてしまう。終盤、水野が司法に直訴をする。といっていた言葉だけが空しくさ迷う。

チャイコフスキーの導入音楽、真紅の薔薇を叩きつけるシーン、劇場いっぱいに広がるローズの香り、一気に妖艶になる雰囲気などの演出はほんとうに素晴らしい!そして何よりもキャストらのキャラクターの立ち上がり方が見事なのだ。他者から一歩足りとも譲れない完全なまでの立ち位置がきちんと確立されてて完璧なのだ。舞台はテンポよく一気に観客を引き込み、笑いどころも満載で飽きさせない。そして、こおろぎ兄弟の登場によって、会場は和み、一方で芝居の確信に迫っていく。終盤、長台詞を全く噛まないで演じた水野役の矢野由布子が実にいい。美しく聡明で芯が強く情の深い水野役を完全なまでに演じ切っていた。全ての出演者とスタッフに惜しみない拍手を送りたい。

巨匠

巨匠

劇団民藝

俳優座劇場(東京都)

2010/01/22 (金) ~ 2010/02/09 (火)公演終了

満足度★★★★

他の人でも観てみたい
他の人でも観てみたいと思わせる作品、本でした。
あと10年、15年早い時期の大滝さんで観たかったかもしれません。
(緒形さんの「白野」でも感じたように)

ただそういいながらもこれから上演される度に今回の「巨匠」と比べてしまうんだろうな。
自分にとってシラノの基準がジェラール・ド・パルデューであるように。

ネタバレBOX

若手不在な感が否めない舞台だったのですが、戦時中ということであれば若者が前線に出払っているのだから当然なのかもしれません。
ただ現代パートにおいて、語り部であり演出家の役は若手でも良かったのでは無いかと。
むしろ生意気な位の若手だったら現在の巨匠の語る過去との落差というか、
そうすることでより過去と現在の対比が見えたのでは無いかと思ったりました。

ライトひとつで変わる大滝さんの表情、そして最期に見せる「俳優」として生を全う出来る喜びの笑みが忘れられません。
ここに線を引く

ここに線を引く

ガレキの太鼓

シアター711(東京都)

2009/08/07 (金) ~ 2009/08/11 (火)公演終了

満足度★★★★

たしかなる取材の裏付けがそこに
なにせビックリしたのはそのリアリティ。「農業」の知識なんてラクラク得られるもんじゃありません。でも、あたかも「実家が農家」であるかのような「本物」がそこには存在してました。これは引き込まれます…作家のプロ根性に脱帽。ただのノリじゃここまでは絶対に書けないと思います。

アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

ピーチャム・カンパニー

シアターPOO(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/08 (月)公演終了

満足度★★★

非日常的な空間がよかったのかも
難解と言われるブレヒト劇が意外にも理解しやすく見られたのは、この異空間と言っていい非日常的な狭い劇場のせいだったのかも。もっと快適な空間だったたらこんなには集中してみていられなかったかもしれない。(でも、腰疲れた~)

『三文オペラ』

『三文オペラ』

オペラシアターこんにゃく座

世田谷パブリックシアター(東京都)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
説明にもあるとおり、いろいろな描かれ方をされているこの作品。音楽と演劇のコラボレーションがうまくマッチしてよかったです。蛇足ですが私としては世田谷パブリックシアターは好きな劇場のひとつです。

えれがんす

えれがんす

シス・カンパニー

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

軽妙なタッチ
役者さんの絡みもすばらしく、話も軽妙に流れていく。面白い芝居でした

パパは犯罪者!?

パパは犯罪者!?

LEMON LIVE

駅前劇場(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

観劇
観劇いたしました。

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

観劇
観劇いたしました。

凡骨タウン

凡骨タウン

モダンスイマーズ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

初見
おもしろかった!


萩原さんはKERA MAP以来2回目でしたが

やっぱりかっこいい

なんかあの、やさぐれてる?感じがいいですね。



個人的には千葉さんがよかった


「夜行ホテル」を観てないのが
何とも残念


ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★

C
Cバージョンを観劇


「ゴージャス」はもったいなかった

微妙に意識がバラバラ?

フワフワした感じに見て取れた


めんどくさい人は好き


これから回数を重ねていくうえでどうなっていくのか

真・侍ヘンドリクス

真・侍ヘンドリクス

おにぎりスキッパーズ

テアトルBONBON(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

期待を裏切らないOEDOなジミヘン。
お江戸のアウトロー、平賀源内の末路を町人文化やロックテイストを盛り込んで親しみやすい形にアレンジした作品。
(お江戸はOEDOとローマ字表記した方が似合いそうな雰囲気。)
有り体に言えば、笑いあり、涙あり、歌あり、ダンスあり(お色気も少々含む)。のカラフルなエンターテインメントショーだった。
役者さん達のノリがよく、しかもそのエネルギーが内輪ノリではなくてベクトルがきちんと客席に向かっていたので、会場全体の空気感がよかったです。

ネタバレBOX

いいなづけから貰った弦楽器を橋の上から捨てた女性にひとめ惚れたしがない江戸っ子、水掛又次郎が名前だけしか知らないその女性に弾いているところを見てもらいたいが為に奮闘し、健気な又二郎の淡い恋心を成就させるべく、お江戸のスターを引き連れて一本芝居に打って出ようと試みる又二郎の親友、平賀源内と、源内がツメの作業に入っているエレキテルを奪おうと企てる奉行人とその手下が絡み合う・・・。

エテキテルをギターアンプに見立て、そこに南蛮から来た龍吐と呼ばれる弦楽器をプラグインしてエレクトリックギターまがいの発明を編み出してしまう発想が大胆で斬新。
それに加えて、エレキテルが発明された年の時事ネタとして解体新書の出版を挿入し、史実として関わっていたメンバー(前野良沢)が劇中劇のメンバーとしてさりげなく登場しているところや、中心メンバーである、お江戸のスター、四代目 岩井半四郎の高低差のある声の響きとしなやかな動きが素晴らしかった。また、暗転時の”めくり”は次場面の情景が簡潔に説明されていたのでストーリーが混乱することがなく、安心して楽しめた。

奉公人にエレキテルの秘密を教える鍵屋の看板娘の着物の模様が水玉で裾がミニスカートのように短いのがやけに今時っぽかったり、平賀源内が友だちおもいのイイ奴なんだけれども、戯曲を一本書きあげることも出来ず、解体新書の訳者として名前を刻まれないハンパ者で、しかもチャラチャラしていて大いに笑う。
客人に出す日本茶の数を減らすことにこだわっている又次郎の厳格なお母様の存在はかなり強烈だったが、とても楽しそうに演じていらっしゃったので高感度高し。
お茶を居間に運ぶアクトがちょいちょいあって、その都度日本茶からはきちんと湯気が立ち、小道具ひとつとして手抜きをしないスタッフワークに敬服。
そして、お母様のお団子頭は常に抑えていないと落下しそうなほどうず高く盛られているのでその頭を片手で抑えつつ、客人を追い掛け回す最中で、不用意に自らの手の甲にかかってしまった際には熱いじゃないのよ、ときちんとフォロー。(自業自得なのに)

ジミ・ヘンドリクスに捧げるオマージュ的な要素がふんだんに盛り込まれていたところもとても楽しめた。
摩擦によって熱を持ったエレキテルの雷針に接触した場面での墨を顔に塗りたくったような面にパンチパーマのヅラというジミ・ヘンドリクスのパロディは島崎俊郎扮するアダモちゃんに見えないこともなかったが、なかばトランス状態で奏でられるアメリカ国歌のイントロのあたかもロックの神が天から舞い降り又次郎に君臨したかのような意気揚々とした佇まい。
ジミ・ヘンドリクスの真骨頂でもある歯弾きや背面プレイの模倣!(弦楽器を燃やすことはもちろんありませんでしたけれども。)

あっぱれですね。
エレクトリックギターをかき鳴らすお侍さんをこの目にしかと焼き付けるのがこの日の目的と言っても過言ではなかったですから。
なんて、そんな満足感にひたっている間もなく物語はぐんぐん進行していき、
又次郎がひとめ惚れした娘の所在がわかり、娘がいいなづけに持っていく筈だったカステラをふたりして頬張り以心伝心。恋に花を咲かせている頃、又次郎の親友、平賀源内は危険物所持法違反の罪に着せられ投獄。雪の舞い散るなかでもがき苦しみながら死ぬ一方で、紗幕のような薄いグレーの布で仕切られた舞台奥では冒頭での橋の上の一幕が、娘と又次郎の心が通じ合い、二人仲良く相合傘をさして通り過ぎる情景としてしとやかに演じられ舞台上手側では、アコースティックギターを持った男性がメランコリックな歌を見事な歌唱力でうたいあげる何とも抒情的なラストはこのまま息絶えていくであろう平賀源内のスピリッツが現代に受け継がれていることへのメッセージでもあり、腑に落ちた。

ただ少し気になったのは、弦楽器の弾き方を相談する又次郎に対する源内の「龍吐の弾き方おしえてやるよ」発言。世界で一番最初にギターを弾いた男が又二郎だとすると、つじつまが合わなくなるように思いました。
曲がれ!スプーン

曲がれ!スプーン

ヨーロッパ企画

京都府立文化芸術会館(京都府)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすがと思った。
何ということはないトーンの会話なのに、すごく笑った。
細かい伏線のつくりが繊細で、これはじわじわと面白さが来た。
大変良かった。

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