
夢野久作 少女地獄
月蝕歌劇団
ザムザ阿佐谷(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了
満足度★★★
良くも悪くも月蝕らしい
強引に月蝕歌劇団フォーマットに落とし込んいでいるので原作の風情は薄れていますが、ここまでハチャメチャにアレンジされると見事としか言い様がないです(笑)。良くも悪くも月蝕らしい作品に仕上がってました。

シャングリラ -水之城-
宝塚歌劇団
【閉館】日本青年館・大ホール(東京都)
2010/03/26 (金) ~ 2010/04/02 (金)公演終了
満足度★★★★★
小柳先生&宙組、会心の一撃!快作!
宝塚には珍しい近未来ファンタジーで、「新感線みたい」という声もあるようです。世界観や対立の構図が似ていると思います(関西から東京までの道のりがドリフのようなベタなお笑い演出なのも新感線っぽい)。大きく異なるのは、新感線では殺陣となる場面が、宝塚ではすべてダンスになるところかな。戦闘シーンをダンスで表現するのは、宝塚の伝統だもの(笑)。
宝塚だから、主役は空(大空祐飛)だけど、実質敵には美雨(野々すみ花)が主役だよなあ。

ソルフェリーノの夜明け-アンリー・デュナンの生涯-
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2010/03/26 (金) ~ 2010/04/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
大当たり
「ソルフェリーノの夜明け」
植田紳爾先生というと、時代がかった作劇がお得意で"植田歌舞伎"と言われて、最近では「古くさい」という声も聞かないわけではありませんが、今回は、その作劇が見事にはまり、感動大作に仕上がっていました。
「Carnevale 睡夢」
楽しすぎる♪
芝居とショーの二本立ての場合、たいていどちらかが良くて、一方はいまいちなことが多いけれど、今回は芝居・ショーとも大当たり。植田センセー&稲葉センセー、GJ!

死ぬ機械
虚飾集団廻天百眼
萬劇場(東京都)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★★
大音量
史上初のインダストリアルミュージカル!史上初かどうかはわかりませんが、騒音でまともに会話ができない工場のように、大音量の音楽でセリフが聞こえない場面も多く、これがインダストリアルミュージカルなのか。難聴ライブを聞きにきたような気分。
大音量でセリフが聞き取りにくいのは、前作も同様でしたので意図的な演出なのでしょう。聞き取れなくても、どんなこと言ってるかは大体想像できましたし、大昔のサイレントSF映画を見ていような趣がありました(いっそ、字幕スーパーにしちゃったらいいんじゃないかな♪)。
マリー役の牛水嬢、やさぐれた踊り子少女がぴったり。
クオリア役の大島嬢、"買い物籠片手におつかい"っていう姿が妙に似合ってました。
マリーvsクオリアの対決は、もっとたっぷり見たかった。
奥様役のこもだまり嬢、ドレスで片肌脱いで日本刀。やっぱり日本刀だもの、片肌脱がなくちゃ絵になりませんね♪。
音楽CD購入。もうちょいちゃんとミックスダウンして欲しい感じ

復讐回帰
劇団銀石
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/03/30 (火) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★
プロデューサーさんに注目
気持ち的には☆3.5、という感じでしょうか…いや、悪くはなかったんです!
ともあれ。プロデューサーさんがいる劇団というのはやはり注目してしまいます。一部事前に脚本を公開するなど、制作面におけるこだわりが色々と感じられ、大変興味深い・注目劇団さんだな~、と!偶然アフタートークがある回だったようで、最後まで劇場にいました。勿論、制作や作演以外の、照明・美術・衣装etc.スタッフ面もグッジョブ♪♪♪スタッフ面で「小道具」表記がなかったのが残念…?面白い素材、沢山使ってましたね。そのアート感は若手劇団らしくとてもイキイキ感じました。これからの活動にも、期待してます!
・・・関係ないかもですが、少し前に観た芝居が偶然ぬいぐるみハンターで、そこで主演?してた方が、宣伝美術をコチラで担当されていたようで。優秀な人って繋がってるんだな~とニコニコしてしまいました(^^*)

GOLDEN★HANDSHAKE
さるしげろっく
d-倉庫(東京都)
2010/03/31 (水) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★
絶望のあとの誕生
コメディのネタはベタで古臭いのと新しいのが混ざっていた。ジブリネタは好み!(^0^)再演にあたって本を少しいじったのだろうか・・?絶望という記憶を消し去る事で今まで生きてこられた人たちの物語。
以下はネタばれBOXにて。。

GOLDEN★HANDSHAKE
さるしげろっく
d-倉庫(東京都)
2010/03/31 (水) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

ヘンリー六世
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2010/03/11 (木) ~ 2010/04/03 (土)公演終了
満足度★★★★
足掛け8時間に及ぶ大河ドラマ。演出と競演、物語を楽しみました。
・・・長い。
しかし面白い。
大河ドラマのような面白さ。
正味7時間弱くらいでしょうか。
それでも今回かなり切り落としたという。
第1部は百年戦争、第2部は薔薇戦争を中心に、
蜷川さんの描く大河ドラマ。
昨年の新国立劇場版(こちらは「正味」で9時間)に続いて
の鑑賞になり、予習が済んでいるような感じです。
きっと、今後もこの題材は、日本の戦国ものの時代劇のように
いろいろな解釈・演出・演技で繰り返し観ることになるのでしょう。
舞台は、前後の囲み舞台。
通常の舞台側にも客席を置いて、前後の客席を挟んだ形で
中央に横長に舞台、上手下手をドアのある壁でふさいで
そのドアを通じて役者さんが出入りします。
まずは真っ白な舞台の上の真っ赤な血の水溜りを、
掃除人という5,6人のおばさんたち
(現代の掃除婦のかっこう)が布できれいに
ふき取るところからはじまる。
そして、爆発や銃撃という現代の戦争の音が
フェードインして開演。
静かになったところで、
今度は、肉片?のような赤い大きめのカタマリが
ぼとぼとと舞台に落ちてくる。
この落ちる音も静かな劇場内に大きく響く。
これから戦争と死が描かれると宣言したような。
やはり演出で驚かされました。
この「落下」は、芝居の中で終始何度もあり、
薔薇戦争の象徴の赤い薔薇の花と、白い薔薇の花、
他にもフランス軍の白ゆりの花が、各陣営のシーンや、
各軍の優勢・劣勢などに応じて降ってくる。
このいろんな「落下物」があるたびに掃除人は
舞台を掃除します。
掃除人(さいたまゴールドシアターの劇団員)大活躍です。
それ以外には、時々出てくる王座の椅子くらいしかセットがないというシンプルさ。
おのずと役者さんたちの演技に集中します。
自分は見ているしかないヘンリー六世の上川隆也さん、
若き勇ましきジャンヌの悲劇と、
ヘンリーとは逆に気丈なマーガレットの大竹しのぶさん、
王に忠実に仕えていただけなのに失墜するグロスター公の瑳川哲朗さん、
他にも大勢の役者さんたちの丁々発止のやり取りと、
翻弄される彼らの運命をあらわす演技に、
強く引き込まれます。
物語も終盤では、勝敗が二転三転。
裏切りや変節の繰り返しとともに、戦闘の繰り返しが
多少少しマンネリしたかも。
こういう長い芝居では、役さん達と観客の間に不思議な
連帯感が生まれるのも楽しみの一部です。

エ キ ス ポ 【満員御礼!!】
トランジスタone
ザ・ポケット(東京都)
2010/03/31 (水) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★
日本は発展途上
1970年の宮崎。母の葬儀に集まった家族やその他関係者が繰り広げる物語。宮崎弁(標準語)で語られ、その時代の地方がまだまだ、都会とは違ったぬくさみたいなものが感じれる。葬儀に家族が集まリ、物語が展開するするという芝居はいくつかあるが、できはよいと思う。いとこ役の俳優さんがgoodでした。

三五大切
花ざかりのオレたちです。【公演終了しました!】
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/03/31 (水) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★★
物語自体の面白さが・・・
舞台上の役者たちの切れも相当なものでしたが、
単に勢いや切れで押し切ることなく、
物語のおもしろさをしっかりと支えるお芝居でもありました

このままでそのままであのままでかみさま
COLLOL
BankART Studio NYK(神奈川県)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★
あなたは正しい。
子供の頃、隣町の教会で毎週日曜日に行われているミサに親に内緒で参加していたことがある。終わった後に、おいしいお茶とおいしいお菓子がいただけるのだ。それだけの理由でミサに参加するとは何とも現金な子供であったが、かみさまにお祈りすることはきっといいことなのだから。漠然とそう信じていた。
この作品はそんなあの頃の記憶が蘇ってくる不思議な体験で、信じることを終わりにした時、いろいろなことが変化していくことや、誰かを信じること、言葉を信じること、誰もが普遍的に抱えている感覚について思い出させてくれるお芝居だった。そして何より、あの空間にいられたことが幸せでした。

エ キ ス ポ 【満員御礼!!】
トランジスタone
ザ・ポケット(東京都)
2010/03/31 (水) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
実力のある劇団なんだ!と実感しました(*^o^*)
仙川フェスティバルの審査員だったので、ご招待戴きましたm(_ _)m。
初日から完成度が高くて驚きました。
1つアレ!って思ったのは「千代子の元夫の歌とギターがド下手」な件。狙いでしょうか?そうだとしたらもっとはっきり演出しないと伝わらない気がします。昨日観た限りでは、ただの練習不足に見えてしまいました(^_^;)。
また、ぜひ拝見したいと思います。仙川劇場での公演も楽しみにしています(^o^)/。

モグラの性態
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了

バーン・ザ・フロア from ブロードウェイ
関西テレビ放送
福岡サンパレス(福岡県)
2010/03/30 (火) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★★★
やっぱりみて良かった!!
前々から観たかったけれど遂に!
群舞ではポイントポイントはおさえるけれど、各キャラクターがきちんとあって、それぞれの個性を出しながら踊っている。
ただ踊るだけではない。
素晴らしい技もたくさん出てくるし、各エピソード事にストーリーがあり、踊りだけでそれが観客に伝わる。
ラストナンバーは観客も総立ちの楽しいステージだった。

THE 39 STEPS
東宝
福岡市民会館(福岡県)
2010/03/20 (土) ~ 2010/03/20 (土)公演終了
満足度★★★★
とにかく忙しい! 役者さんが。
今年は観劇のアタリがなかったなか、初のアタリ。
とにかく笑えました。
役がどんどん変わっていく様は見ていて楽しかった。
前説など工夫も凝らされている舞台だった。

CANDIES - girlish hardcore (セカンドシーズン)
指輪ホテル(YUBIWA Hotel)
イムズホール(福岡県)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/27 (土)公演終了
満足度★★★★
日常、を感じた
面白かった。
ひとつひとつの動きが表現になっていることに感心した。
アフタートークでは女性であることに焦点をあてた意見が目立ったが、むしろ、ごく普通の日常のなか生きていくことを感じた。
そこに女性はあるのだろうか。

モグラの性態
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了

三五大切
花ざかりのオレたちです。【公演終了しました!】
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/03/31 (水) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★★
思わず二回目を観てしまった。
前回、早稲田どらま館で今公演を観、今日が二回目。どらま館公演があまりに完成度が高く、それぞれの役がはまり役だったので、どれくらい練習をしたんだろうと思ってたら、毎公演、キャストはシャッフルしていますと聞いて衝撃を受けた。ひとつの役をモノにするのだって大変なのに、複数の役を練習してその都度シャッフルしながらの公演なんて考えられない。
しかも本日は源五兵衛を三人で演じるという。どこまで挑戦的なんだと、その若さとしたたかさに恐れ入る。思わず当日、他の予定をキャンセルして王子小劇場に飛び込んだ。
芝居の出来そのものは、どらま館で見た方がよかったかもしれない。私が観た回はたまたまか、源五兵衛が永島敬三、小万が佐賀モトキだった。ひょっとしたら前回、ベストの組み合わせを見たのかもしれない。
今回、源五兵衛を、永島敬三、大橋一輝、金丸慎太郎の三人で演じた。そのことがとても斬新だったが、役者としては見比べられることになる。大橋一輝、金丸慎太郎、どちらも魅力を持った役者であるが、現時点では永島敬三が一枚も二枚も上だ。
小万役は、佐賀モトキの方がはるかにうまいが、望月綾乃もいい味を持っている。これからが楽しみだ。清水穂奈美の小万役が観たかった。どんな味になるのだろう?
本日は熊川ふみに興味を持った色んなことが出来そうな女優だ。これから注目したい

クリスチネ
トリコ・Aプロデュース
アトリエ劇研(京都府)
2010/03/23 (火) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
無題
タイトルはイプセンの『人形の家』の登場人物の名前ですが、作品の内容とはほぼ無関係だったと思います。シチュエーションは微妙に関係あるような気もしますが、人形の家をちゃんと読んでいないので語れません。
芝居は優しい不条理系とでもいうような内容。空き家になっているはずのある部屋に集まった男女4人。ラジオから流れてくる“むちゅうじん”の話を背景に、いずれもどこか変な4人の物語がつづられる。
“むちゅうじん”を漢字でどう書くのかわかりませんが、人としてダメな感じがむんむんする登場人物たちの、とぼけたやりとりと緩く不条理な空気はとても心地よく観られました。
結局何がなんだったのか、全然わかってませんが。

英雄魂
MousePiece-ree
TORII HALL(大阪府)
2010/03/19 (金) ~ 2010/03/22 (月)公演終了
無題
私と同世代のおじさん三人による漫才のようなコント芝居。しょーもないトークとベタなネタが続く、チープな雰囲気でそれなりに楽しめるものでした‥‥ が、ラストは驚くべきどんでん返しが待っていた。あれは小劇場でなければ不可能なエンディングだと思う。