最新の観てきた!クチコミ一覧

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ナイフなワイフ(ご来場ありがとうございました)

ナイフなワイフ(ご来場ありがとうございました)

劇団 THE☆メンチカツ成

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度

何が・・・
何が言いたかったのだろう。自分にはさっぱり理解できなかった。ストーリーは要約するとあらすじのとおり。ただそれだけ。で・・・どうしたの。もっと観客に感動でなくてもいいが,何かを与えるようなものが欲しかった。演出家に今後の努力を期待したい。

わたる世間にゃ人ばっかり!?

わたる世間にゃ人ばっかり!?

KUSARE芸道R

アイピット目白(東京都)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度

うむむ。
以前観た、忍者のやつの方が面白かったと思った。

コエラカントゥス~深海 眠る君の声~

コエラカントゥス~深海 眠る君の声~

One on One

シアターサンモール(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった!
黒い布をとって、衣装がお披露目された瞬間にわくわくしました。
ミュージカルなんてなかなか見ないけど、ここはまた観たい!と思った。
後半の方で、横一列になるシーンは圧巻でした☆
各キャラクターがみんな生きていて、すごく素敵な作品でした。
船がしずんていくシーンは、「うおー」って心の中で言ってましたw

ハコノホテル奇譚

ハコノホテル奇譚

劇団オグオブ

萬劇場(東京都)

2010/02/06 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議な世界
ここ数回拝見しています。
近年のオグオブさんには珍しく、不思議系の話でした。
抽象的な感覚が強いお芝居でしたが、とても考えさせられるいいお芝居だったと思います。
ただ、近くの席にいた年配の方は、少しわからなかったようで、もっとすっきりしたのがいいなあと言っていました(それでも泣いてましてけど)。

満足でしたが、こんな時代なので、次は、また、オグオブさんらしいサクセスコメディが観たいです。

コエラカントゥス~深海 眠る君の声~

コエラカントゥス~深海 眠る君の声~

One on One

シアターサンモール(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

貴重です
小劇場系のミュージカル作品は少ないので貴重です。

北枕動物園へようこそ

北枕動物園へようこそ

K.B.S.Project

高田馬場ラビネスト(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
いや~びっくりデス!後半の連続技。次々と人が死んでいく様は、異常な世界ですね。展開も小気味よいテンポでとても楽しめました。(死の連続を除く)
 ステージの壁面が効果的な利用で感心しました。こうゆう生かし方があるんだ~と思いました。
 それにしても…早苗ちゃんとても可愛かったな~ (^.^)

赤鬼

赤鬼

演劇ユニット ヤコウバスニノッテ・・・

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

前から観たかった作品
公演登録をしようにも、劇団形式をとっていないので、登録条件をクリアできない本公演のようなものは困ってしまう。
便宜上、公演公式サイトは、公演詳細を載せた出演者のブログのアドレスを掲載させていただいたのでご了承ください。
野田秀樹の「赤鬼」は観たいと思っていたが、チケットが入手できなかったりしてなかなかその機会が得られなかった作品。学生による今回のような上演がチャンスと思い、観にいった。それまでに読んでいた過去の劇評などを思い浮かべながら観たが、やはり、難解で、一度観ただけでは深くは理解できなかった。
今後、何度か公演を重ねて観て行きたい作品で、野田秀樹自身もそれを望んでいるそうだ。島国の住人が異文化、異質なもの、よそものに抱く偏見と残酷さが伝わってきた。

ネタバレBOX

からだ全体を波のようにうねりながら、俳優たちが客席から舞台にあがっていくところから始まった。
カットソーにバミューダ丈の短いズボンにレギンスを穿いた衣装で、漁師を表現する。
「海の向こう」に強く憧れながらも警戒するミズカネ(酒寄拓)と「あの女」(村田広美)のきょうだいで少し頭が足りないと言われているとんぴ(川名幸宏)。島にやってきた異国の言葉を話す赤鬼(港谷順)。言葉が通じないながらも、漁師たちは意思の疎通を試み、友情のようなものが芽生え始めるが、再び、海に出た彼らは長い航海の途中で、船上で息をしなくなった赤鬼の肉を食べて生き延びることになる。
助けられた女はフカヒレのスープを飲まされるが、自分の知っているフカヒレのスープの味とは違うと言う。「フカの肉」だと信じて、船上で死んだ赤鬼の肉を食べたことを知って、女は激しく動揺する。何ともやりきれない話だ。
赤鬼役にあえて外国人を起用した公演もあったようだが、確かに海外で複数の言語を使って上演するにふさわしい作品かもしれない。
「あの女」と村の長老を演じ分ける村田広美が印象に残った。
この公演では赤鬼の存在感があまり感じられなかった。
潮騒の効果音だけが響く中で、確かに「海」の魔力のようなものを感じさせる芝居だった。
愛獣-改訂版- 全公演日程無事終了いたしました

愛獣-改訂版- 全公演日程無事終了いたしました

MissPRs

サンモールスタジオ(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

もののけ!
白いお面を付けた「かおなし」みたいな女が登場する。闇夜に瞬く獣のようだ。どうやらこの「かおなし獣」が物語の「愛獣」のようだ。しかしこの「愛獣」は一人という箪称ではない。それは心に潜む象徴なのだ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

舞台はいつもの霧がかった怪しい世界。そこに「愛獣」が登場する。かつて獣でなかったころ、彼女は一人の男性を愛したのだった。しかし、男性が自分の元から去ってしまうと、愛に餓えた獣となって執拗に男性を追いかける。果てに「私以外を誰も見られないように目を、私以外誰も抱きしめられないように腕を、何処へも行けぬように足を切り落としてしまおう。」と呪いのような言葉を吐く。

一方で女に裏切られた咲田は女を殺して自分も死のうと考えナイフをポケットに忍ばせる。その途中、ジョニーと会い、ジョニーは咲田の行動を察して、自分の過去の出来事を話し始める。

そして、ジョニーの過去へと物語はトリップする。
ジョニーが幼いころ父が他界してからずっと母子家庭で育っていたがママの満ちあふれた愛情のおかげでジョニーは幸せだった。「美しく優しく非の打ちどころがない完璧なママが俺には眩しすぎた。」と話し始めるジョニー。
しかし、ジョニーの将来を考えたママが再婚した夫は暴力男だったのだ。ぶたれても「あなたのためなのよ。全てあなたのためなの。だって愛してるんですもの。あなたは私の全て・・。」とジョニーに言いながら耐えるママ。ママの愛を得られないことに心底苛立つ義父。ジョニーに対して特別な愛情を抱く義弟。これらの愛が重すぎたジョニーは盲目の愛が恐ろしくなって、逃げる。

少年ジョニーとママとの情景を白い衣装をまとったバレエで魅せる。美しい風景だった。少年ジョニーと美しいママとの繊細なシーンだ。やがて・・・カルメンのような動のダンスに変わっていく。

逃げたジョニーはなるべく人と深く関わらずに生きた。しかし、そんなジョニーにも明子という存在が深く関わってくる。明子はジョニーが油断しているうちにグングンとジョニーのアパートに押しかけ一緒に暮らすことになる。明子はジョニーの隙間にいつの間にか入り込んで、その隙間をせっせと均していく。この二人の生活風景がギャグなのだ。実に楽しい!コメディだ。

やがて、ジョニーは「これ以上俺に入ってこないでくれ!」と叫んで明子の元からも逃げてしまう。母の愛に素直になれず、義弟・ケンとも向き合えず、明子からも逃げてしまう。
そして、月日は流れて20年後、憶病で誰の気持ちも受け止められなかったジョニーはやっと明子のもとへ帰る決心をしたのだった。
「あの人たちは美しいと思った。俺は愛されるのが恐かった。自分が傷つくことが恐かった。自分自身が愛獣になってしまうのが恐かったんだ。明子を愛するがゆえに醜くなるのが恐かったんだ。」と、ジョニー。


この物語は一人の臆病な男が素直に愛情を受けられるになるまでを描いた本だ。不器用な少年が他者からの愛情を上手に受け止められないで、その愛情を重く感じてしまい、自分自身を外界から閉じてしまう。他人と接触する気のない閉じた気配を身にまといながらも、それでも温もりは欲しいと心底は思っている。この冷えた心を癒してくれたのが明子だ。ジョニーは天真爛漫の明子を想うだけで愛しさがあふれてくるのだと、20年もかけて気づくのだ。そして悟る。自分に必要なのは明子だと・・。
序盤、登場する「愛獣」はジョニーの中の「愛獣」だ。普通の人よりも深く人を愛してしまうジョニーは、愛する人を失うのが恐いのだ。失った後の喪失感が恐いのだ。いつまでもジクジクと傷ついた傷は癒されず膿となって心を支配されるのが恐いのだ。

素晴らしいと思った。ジョニー役の奥山は相変わらずちょっと病んだ屈折した男の演技が上手い。なんだろ?内からにじみ出るようなあのくすんだダークさは!(笑)  合間に入るダンスのシーンも素敵だった。そして何よりも、受け止める愛情の不器用さ加減が愛しいと思ったのだ。繊細な物語だ。



アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

ピーチャム・カンパニー

シアターPOO(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/08 (月)公演終了

満足度★★★

中身はとても良かった
合併前の大学のころから観ている劇団で、いまや半ば責任感のような気持ちをもって観続けている。
ピーチャムクラシックスという今回の企画は、新主宰の川口典成の嗜好がより濃く出ているような気がする。何しろ、脚色者の清末浩平はサーカス劇場時代、尊敬するのは唐十郎オンリーで「ブレヒトなんてくだらない」とまでブログに書いていた人なので(当時の傲慢さには呆れたが)、その彼がブレヒト作品を脚色するなんて大変意外で、興味があった。
そもそも劇団名「ピーチャム・カンパニー」のピーチャムはブレヒトの「三文オペラ」の登場人物「ピーチャム」から取ったそうで、ブレヒトは今日の日本のアングラ劇にも通ずるいかがわしさがあり、案外、清末浩平には合っているのかもしれない。
結論から言うと、両劇団のこれまでの作品と比較しても、今回の作品が一番良かったのではないかと思う。もっとも、オリジナル作品ではなくブレヒトの戯曲なので、元が良いといえばそれまでなのだが。清末は東大時代、オリジナルより脚色ものの「カリギュラ」のほうが評価が高かった人だし。本編のほうは観たことがないので、本編と比べたら、また違う感想もあるかもしれない。だが、古典をこのようなかたちで紹介するのは大賛成。演出がスピーディーで、字幕の使い方も巧く、音楽も照明も良く、大人が楽しめる作品となっていた。中身だけなら、初めて★4つ出したいと思った。
だが、「箱」との対照で言うと、残念ながら減点せざるをえない。シアターpooは今回初体験。会場は狭くてもかまわない。ただ、これだけ人数を詰め込むなら、1時間30分ものではやはり長過ぎると思った。この会場でこの作品を上演するなら、人数を20人くらいに限定して、もう少し座席をゆったりとるか、人数を詰め込むなら、1時間程度の別の作品を上演するか、この作品をなるべくおおぜいに見せたいなら、小劇場でももう少し広い会場を選ぶか、いずれかを希望する。「芝居大好きでどんな悪条件の観劇でも気にならない」と言う観劇慣れした人ならかまわないのだろうが。自分の場合、前の客が思い切り体を後ろに倒していたので、膝を前に出せず、からだを横向きにしたままの姿勢で1時間30分、身じろぎできないのはかなり辛く、帰宅してから疲れきって何もできなかった。また、「詰めてください」とスタッフに言われて席に飲み物をこぼしてしまった客もいた。私は「良い作品なら、アメニティはどうでもよい」とは考えないほうなので、あしからず。
昔、サーカス劇場時代、東大駒場の会議室を使って上演した「雪の女王」のとき、長時間、酸欠と暑さで気分が悪くなったことを思い出す。そのときは終演直後、「外、涼しーい!」と言う客が多く、今回は「腰痛かったー」と言う客が多かった。長年観ていて、ここの制作はあまりそういうことは気にしないようだが、環境は大事。環境が作品を殺すこともある。

ネタバレBOX

「仮名手本忠臣蔵」が徳川幕府に遠慮して時代設定を変えて描かれたように、ヒットラーをギャングの世界に置き換えた戯曲になっていて、面白い着想。さらにギャングの抗争劇を芝居仕立てで見せることによって、名画「スティング」で使われたブラフにも似た効果があって楽しい。
俳優は1人何役か受け持つ。観ていて女性の役はわかりやすいが、男性の場合は別人なのかどうかわかりにくい役もあった。私は見落としてしまったが、連れがこの時代に携帯電話が出るのはおかしいと言っていた。
アルトゥロ・ウィを演じる堂下勝気はいつもより若々しく見えた。このアンサンブルの中で世代的に彼はかなり年上の俳優なので、キャリアの点からも一日の長があって当然だが、この役の持つ底知れぬ狂気、野心を隠した不気味さは表現しきれておらず、存在感が薄く、平凡に見えてしまった。今回は八重柏泰士のドッグスボローがとても良かった。最初、八重柏だとすぐに気づかなかったほど、役になりきっていた。こういう老け役もできるのか、と新しい発見があった。
しかし、ヒットラーも、このアウトゥロ・ウィもそうだが、こういう勢力の暴走を抑えるのにはどうすればよいのだろうと、この劇を観て思った。
勢いがついてしまうと、逆らうことができず、民衆の力ではもう抑えきれない。そして、ファシズムの台頭を後押ししたのも民衆の熱気である。太平洋戦争でメディアのありかたをあれほど反省したはずの日本でも、先の小沢騒動では大新聞が検察側に立つ報道一辺倒の姿勢が気になった。直接的証拠がない嫌疑の段階でも「悪の権化」のようなレッテルを貼ったらヒステリックなまでに叩く一方で見事に足並みを揃え、薄気味悪ささえ感じた。
料金的には3作品セット割引5000円くらいなら良心的なのにと思った。「料金はもう少し抑えることもできる」(笑)。
この作品、ブレヒト劇を得意とする東京演劇アンサンブルで、公家義徳のアルトゥロ・ウィなら適役だし、2部構成の長尺版でぜひ観てみたい。
近年の清末は自身の作品を「アングラ」のイメージで語られることを極度に嫌っているようで、「カラス」も「イヌ物語」もアングラではないと言っている。しかし、出演者や観客がアングラだと語っているのが皮肉だ(笑)。清末としてはアングラを脱却したいとは思っているのだろうし、そのためにカラーの異なる地上3mmとも合併したのだろう。
3部作終了後、秋公演のオリジナル作品がどのようなものになるのか、見ものである。

三日月堂書店

三日月堂書店

弘前劇場

スタジオ・デネガ(青森県)

2010/02/12 (金) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

生まれて初めて拍手をせずに退場しました
劇中、映画の予告編に関する台詞がありますが、まさに、つまらない映画の脈絡のない予告編だけを延々1時間半見せられたような、生理的に不愉快な気持ちにさせられた作品でした。
スケッチだけで、ドラマ性が皆無。まだ、最初から理解不能だと認識できる、ポストドラマなら、納得もできるけれど、評判高いと聞いて期待した劇団だけに、本当に体に変調をきたしそうなくらいガッカリしました。
わかったのは、長谷川さんが博識でいらっしゃるということと、頭では気付いていらして、琴線に触れるような台詞を書ける方なのに、それを具現化されるのが苦手な作家さんなのかなということだけ。何度かちょっとだけ心に響きそうな台詞があったけれど、それをそのまま長谷川さんに投げかけたい気分でした。
ずっと、起きて、舞台を注視したにも関わらず、台詞の内容もほぼ全部、頭の周りを素通りして、一体この舞台上で繰り広げられている得体の知れない時空間は、何のための時間だろうと、終始腑に落ちない思いでいました。
私の心が動いたのは、ただ一点、最後に出てくるそうめんがおいしそうに感じたことだけでした。
たとえ、この劇団にどんなに親しい人が出演したとしても、金輪際観たくない劇団でした。
青年座のオムニバス劇で、長谷川さんに興味を持ちましたが、あれは、単に主演の嶋田翔平さんの好演のせいで、才能ある作家だと見誤ったのだと悟りました。
本気で、チケット代を払い戻したい気分でした。

標的家族!

標的家族!

流山児★事務所

Space早稲田(東京都)

2010/01/31 (日) ~ 2010/02/11 (木)公演終了

満足度★★★★★

杞憂でよかった!
実は、フライヤーのストーリーを読んで、これを流山児事務所でやるなんて、さぞ後味悪い思いで、劇場を後にすることだろうと予測していました。
ところが、あにはからんや!
初めて拝見する、演出の小林七緒さんの手腕がお見事で、非常に希望を感じる芝居になっていました。
前から拝見したかった佃さんの劇作の巧さにも感心しました。
次世代を担う育成公演のどん尻がこの芝居で、本当によかった!
育成対象の、演者小暮さん、音楽の諏訪さん、美術の小林さん、お三方とも、育成に相応しい技量をお持ちでした。
この育成公演①の俳小の舞台は、皆さんの演技の仕方に生理的に耐えられないものがあり、こんな演技者に助成しないでと内心思いましたが、この舞台の育成対象者はどなたも大変将来が楽しみな方ばかりで、ほっとしました。
いじめの標的にされる3家族の話ですが、一人でいじめに耐えるのではなく、家族同士が支え合えるという設定が、どこか安心して、舞台を直視できる所以だった気がします。
いじめられっ子だった経験のある佃さんならではの作劇だったと思います。
竹内銃一郎さんの「悲惨な戦争」をモチーフにした、不条理劇の体裁を取りながら、そこにどこにでもあり得るリアルな状況が活写された、実に胸に痛く、それでいて優しく届く、意外な秀作舞台でした。

飛龍伝2010―ラストプリンセス【作・演出 つかこうへい】

飛龍伝2010―ラストプリンセス【作・演出 つかこうへい】

松竹

新橋演舞場(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

おおっ!つか芝居
商演劇、大劇場の楽しみといえば休憩時間。客席で幕の内弁当が食べられること。そして、幹久さんのアドリブ!??伝えたいことはっきりしていて、歌があり、踊りあり、殺陣ありで…たしかに照明とか舞台装置とか昔とかわらずだったかもしれないけれどそれなりに楽しめますからね!!はい。楽しみました。

ハコノホテル奇譚

ハコノホテル奇譚

劇団オグオブ

萬劇場(東京都)

2010/02/06 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

夢か現か、現か夢か
これぞ奇譚!

ネタバレBOX

最後まで奇譚!とことん奇譚!

変身したままで終了。

主人公も幻。主人公は消えるかもしれないが、ホテルは船となって漂い続ける…。

中途半端に目覚めることなく、永遠に続くファンタジーに徹底しているところが良い!

ただ、大正ロマン風なんでしょうが、和服っぽい着物が安っぽかったのが残念でした。
山梨

山梨

範宙遊泳

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

HANCHU RULES!!!
範宙を超えられるのは範宙のみだ!!!!!!
星5万個あっても足りんだろ、海外行こう!!!!
海外!!!ありがとうございました、救われました!!!

三人姉妹

三人姉妹

パパ・タラフマラ

白鳥ホール(宮城県)

2010/02/08 (月) ~ 2010/02/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった!
最高にエキサイティングで美しく、とても楽しかった。三姉妹の力強さと奔放さが感じられる舞台だったと思います。

標的家族!

標的家族!

流山児★事務所

Space早稲田(東京都)

2010/01/31 (日) ~ 2010/02/11 (木)公演終了

満足度★★★★★

カラッと見れるブラックコメディ!
こう見えて流山児★事務所ファン歴は結構長いと勝手に思っている私ですが(笑)、流山児★事務所の本拠地・Space早稲田に行くのも初めてならば小林七緒さんの演出作品を見るのも初めてという…いってみれば“初物尽くし”の観劇でした。
物語は端的に言ってしまうと世間から不当なイジメを受け続けている3組の【標的家族】をめぐるストーリーなんですけど、普通この手のお話って見ている方も痛たまれなくなるくらい重いテーマですよね。
でもこのお話に出てくる3組の家族って不当なイジメを受け続けているにも関わらずどこまでも前向きで明るい。
最後もイジメという重いテーマを扱っているのに前向きな幕切れで、見ている私も救われたというか気持ちが温まるような感じでした。
やはり小林さんが女性の演出家さんなだけあってお話の最初から最後まで豪快な演出をなさる流山児さんとは対照的なとても緻密で繊細な演出が随所に見られ、初めて小林さんの演出作品を見た私にはそれがまた新鮮に映りました。
またSpace早稲田は流山児★事務所のお稽古場兼劇場なんですけど、その濃密な限られた空間でホントに客席のごくごく間近で役者さん達がお芝居をしているので、私も思わず【標的家族】の一員になっているんじゃないかと錯覚してしまうほどリアルに見えてしまいました(^_^;)。
カラッと見れるブラックコメディ…楽しかったです(^-^)/!

次回の流山児★事務所は佃典彦新作書き下ろしの第2弾!シニア劇団・楽塾の創立13周年記念公演『ほろほろと、海賊』(4/27ー5/4@Space早稲田)…『標的家族!』と同じ佃さんの作品ですが、こちらは流山児さんの演出です。
流山児さんはどんな演出で佃さんの作品を見せてくださるのでしょうね…次も楽しみです!

スーパースター

スーパースター

劇団鹿殺し

AI・HALL(兵庫県)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

懐かしさと、強さと、星と
早くから予約の為、良席で目前でお芝居を見れて、迫力もあり、ほんまに面白かった。
団地の舞台のセットがとても良い雰囲気を作っている。上の階はとても怖そうです。
家族の優しさと、ブッチャーと、ヒーローたちと、懐かしい雰囲気も有り、完全に、やられちゃいました。
面白いお芝居なので、思い返して何度でも楽しめます。
これからも、ぜひぜひ関西でも公演してほしい劇団です。
楽しい一時を有難う御座いました。

ネタバレBOX

記憶の中で、何処かで思い込みが入ったのか?、すべてが本当?
弟が、わざと事故をしたのは、ぴかいちの強さを一番知っていたから?
カンフーの先生、本当は誰、記憶が換わってるだけ?
星は、見うしかけてただけと思う。
春のめざめ spring awakening

春のめざめ spring awakening

劇団四季

自由劇場(東京都)

2009/05/02 (土) ~ 2009/09/05 (土)公演終了

満足度★★★

上手いけど
何だか、消化不良。悪いわけじゃないけど、面白くなかった・

黒革の手帖

黒革の手帖

明治座

明治座(東京都)

2009/04/29 (水) ~ 2009/05/25 (月)公演終了

満足度★★★

わかりやすい
3時間にコンパクトに収まってとてもわかりやすかった。でも、それ以上でもなく。

アザラシ

アザラシ

カムカムミニキーナ

THEATRE1010(東京都)

2009/05/01 (金) ~ 2009/05/04 (月)公演終了

満足度★★

うーん…
期待してた割にはつまらなかった。

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