最新の観てきた!クチコミ一覧

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「霞葬(かすみそう)」公演終了しました。

「霞葬(かすみそう)」公演終了しました。

劇団印象-indian elephant-

吉祥寺シアター(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★

ないものねだりの民と神。
日本神話の神々を語り口に、有限に存在している人間の尊厳を逆説的に描く作品。
神さまも人間と同じように欲深く『ないものねだり』をしてしまうよ、という視点が面白い。
物語は会話劇として成立させながら、ここぞという時には身体性の躍動感でもってキメてくるので、物語にうねりがあった。
天井の高い吉祥寺シアターを存分に生かした舞台美術、橙色に浮かぶ照明、丁寧に制作された衣装はどれもシンプルでありながら作品の持つ、浮遊感のある不思議色に違和感なく染まっていた。
韓国から招かれたべク・ソヌさんの演技がとにかく素晴らしい。『女の一生』という難しい役どころを気負いせず、非常に豊かに表現されていた。
特に役者、演出家を志しているひとに観てもらいたいですね。彼女の佇まいから『演劇』について何かを得られるような気がします。

赤坂炎上7

赤坂炎上7

劇団福耳

L@N AKASAKA(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/16 (金)公演終了

満足度★★★★

観てきた
非常に残念だ。なぜ1年前の自分や2年前の自分は赤坂炎上を観に行っていなかったのか?

SCRAMBLE Egg./115

SCRAMBLE Egg./115

IQ5000

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄く楽しめました
IQ5000の公演を初めて観ましたが凄く面白い舞台でした~o(^-^)o
また観たいですね~o(^-^)o

モスリラ

モスリラ

ナノスクエア

神楽坂セッションハウス(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

結果的には行って良かったものの
実は、行って、チラシで、本日の配役を知った時は、すごくショックでした。
お目当ての、田中さんも桑原さんも出ていない日!!!
知らなかったあ!!
よくよく見れば、小さくトリプルキャストとは書いてあったけれど、どこにもキャスト表載ってなかったので…。
まだ、お知り合いの阿部さんの御出演の日で、助かりました。

3人の朗読劇。今日は、宮原さんのアキラ、佐藤さんのなつき、よしつぐさんの守でした。
初日だし、演技経験も少ない組み合わせのせいか、最初は、え、【これで入場料を頂いてはダメでしょレベル】で、正直帰ろうかと思った程でしたが、徐々に、皆さん、役に入り込め始めて、最終的には、泣いている方もいるくらい、なかなかの感動作に仕上がって、ほっとしました。

脚本が、なかなか良くできているので、これ、田中さんと桑原さんの日なら、相当見応えある作品になりそうでした。

ネタバレBOX

「モスリラ」というタイトルの意味は、途中でわかりますが、その花以外に、蝶やブランコが象徴として登場し、私は、むしろ、「ブランコ」という題にした方が、効果的ではと感じました。

劇構成は、なかなか巧みで、最初の2人の小学生時代のエピソードが、あんな形で帰結しようとは、かなり後半になるまでは読めませんでした。

なつきの父親のシャンソンの歌声、重要なキーポイントなのに、どうしても、日本人歌手とは思えず、白けます。せっかくよしつぐさんが御出演なのだから、彼に歌を吹き込んでもらえばよかったのではと思いました。

佐藤さんは、雰囲気もあり、この役にとても合って、好演でしたが、よしつぐさんは、かなり緊張されたのか、始まってしばらくは、まるで、国語の授業中、指されて、教科書朗読している生徒のようでした。
宮原さんは、見た目も素敵で、雰囲気はあるものの、大事な台詞になれば成る程、噛みまくり、せっかくの劇世界の構築が振り出しに戻るところが多くて、残念でした。
この組み合わせで、4200円は、いくらなんでも、高過ぎます。

小学生の守の書いた詩を朗読する箇所が2箇所ありますが、阿部さんの最初の読み方では、この作品を台無しにしてしまいました。
後半は、あんなに、お上手に読めたのですから、単に緊張故とは思いますが、こういう形態に不慣れな役者さんを朗読公演に出演させる場合は、まず客席の形態で、何度もシュミレーション稽古をされるべきだと感じました。

できることなら、田中さんと桑原さんの日に、リベンジしたくなりました。
赤坂大歌舞伎

赤坂大歌舞伎

松竹

赤坂ACTシアター(東京都)

2010/07/12 (月) ~ 2010/07/29 (木)公演終了

満足度★★★★

良かったね
初めて歌舞伎を観る人には、とても取っ付き易い、演目と舞いでした。
外国人の人も多くて、分かりやすかったんじゃないかな?

ラクダ

ラクダ

範宙遊泳

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

わあっ、
屑屋役の熊川ふみ、突出!

ネタバレBOX

逆にいうと、酒を酌み交わすシーンが一人語りにみえてしまったのは残念。
あそこには、しっかりとラクダがいて欲しかったなあ。
それまでの時間で、半次にもっとちゃっんと無茶無法に振る舞わせて、
ラクダの分身に思わせてくれたら、
とか語ってしまうのは、落語に寄りすぎ?w

あと、カンカン踊りは、
ホラー映画の怪物みたいなものだと思っているので、
最後までみせずに語りで想像させるとかだと好み。
あるいは、日常にケガレを持ち込んで真底嫌悪されるようなコンテを、
北尾亘と浅川千絵で観たかったかも。
棄憶~kioku~

棄憶~kioku~

G-up

青山円形劇場(東京都)

2010/03/05 (金) ~ 2010/03/11 (木)公演終了

緻密な
照明変化は転換時のみ。曲の使用はラストのみ。男七人役者で見せる硬派なストレートプレイ。史上の事件を絡ませて作る物語が興味深い。観る人は選ぶが、確かに観客の心にズシリと重い碇を残していく一時間半。

青山円形はでかい、というのは確かにあるかもしれない。演劇の良さとして、「逃げられない」というのがある。目の前で生身の人間が汗や唾を飛ばしながら演じている。観客席は所狭しと敷き詰められている。途中で逃げさせる隙間を持たない。映画ならまだ席を立ちやすい。しかし演劇は違う。どれだけ作品で恐怖や悪夢を観たとしても、劇場というのは実に逃げにくい機構をしているである。

この作品には、「逃げたい」と思わせる力がある。目を閉じ、耳を塞ぎたくなる。ただしそうさせてはいけない。真実は突き付けなくては、生温い日常に遊ぶ観客たちに直視させなくては。そういう意味で、もっと小空間だったら、集中力もより高まり、さらに観客の心を凍り付かせられただろうと思う。

遠ざかるネバーランド

遠ざかるネバーランド

空想組曲

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

伝えたいこと
伝えたいテーマがある。感動のシーンで感動の曲を流し、観客の感情に丁寧に寄り添った作品を作る。それは下手にとんがった反骨意識を持って観客の意図を外れさせようとする創作者よりもよほど素晴らしいことだと、個人的に思っている。というのも、観客が「その作品」だけの独立した評価ではなく、「あの人は何を作りたかったのか」と考えるという、よくわからない傾向が蔓延しているように感じるからだ。「意味が理解できぬ作品」は観客が悪いのではない。伝えようとする意志のない創作者側に問題がある。そういうときは、素直につまらなかったと言っていいと思う。

話がずれすぎたけれども、ほさかさんは「伝えようとする」創作者だ。ストレートすぎる伝え方を嫌がる観客はもちろんいるが、それは人それぞれ。観客の好みに関しては、創作者に責任はない。そして少なくとも僕はまた観たいと思える作品だった。

ファンタジックでどこか幼さのある序盤から、「異人」が入り込むことによって展開が変わる。夢の世界が崩れていく不快感が、次第にそれを望む気持ちに移行していくという不思議な感覚。希望のあるラストが、これもまた個人的にかなり好きだった。

えれがんす

えれがんす

シス・カンパニー

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

作りが無難?
決して楽しめなかったわけでも、逆に眠くなったわけでもないのだけど、内容が薄かったような。二時間ドラマでやるのなら、いい話だったね、となるかもしれないが、演劇でやる必要性は果たしてあったのか疑問ではある。それと、残念ながら中村倫也さんの演技が見ていられなかった。周りがベテランだから尚更かもしれない。

音楽劇「雨を乞わぬ人」

音楽劇「雨を乞わぬ人」

黒色綺譚カナリア派

ザ・ポケット(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

カナリア派初見。
舞台美術が毎回凄いとのことで期待していたら、本当に凄かった。劇空間をあそこまで作品の世界観に作り込まれると、観客としてはやられてしまう。ラストシーンの衝撃は小劇場ではなかなか感じられないことだろう。

ただ全体的に歌謡ショーみたくなってしまっていたように思う。正にミュージカルを食わず嫌いしている人が想像しているような、あの感じ。突然取り出すマイクにどうしても違和感がある。その分、生声で歌うアンサンブルのシーンは印象深かった。

作品の構成や設定が良かった割に、登場人物の感情の流れが上手く見えてこなかったのももったいない。もっともっと丁寧に人物を描けたのではないか。

美しいヒポリタ

美しいヒポリタ

世田谷シルク

小劇場 楽園(東京都)

2010/01/13 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

コラージュ演劇という形
炎さんの演劇の作り方はとても面白く、興味深い。小劇場だからこそ魅力的に見せられる表現方法であり、また同時に非常に演劇的である。台詞の擦れや、同時多発していく身体の動き。「スタイリッシュ」という言葉がこれほど似合うこともない。
そして何より休むことなく次々に公演を打つその姿勢、高校生以下に超割引価格で観劇させようという心意気が凄い。

東京・坊っちゃん

東京・坊っちゃん

東京ギンガ堂

歌舞伎町「大久保公園シアターパーク」特設劇場(東京都)

2010/07/09 (金) ~ 2010/07/17 (土)公演終了

満足度★★★★

「ねこになった漱石」の続編
物語は漱石がロンドンで神経衰弱になった場面から。
芝居が始まるまでいつものようにキャストらがパンフを売ったり、観客と会話しながら会場を温めておく。その姿勢は長い間、変らず素晴らしい。


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

「坊ちゃん」を読んだことのある方が観れば、「ああ、そうそう、あのシーン」なんつって思い出し、なんとなく懐かしいような雰囲気にさせられる。漱石の小説を脚本化し舞台化したものは数多いが、中でも「坊ちゃん」と「吾輩は猫である」はミュージカルが良く似合うと、ワタクシは個人的に思っている。

今回も音楽劇に相応しい題材で、ピアノ演奏が序盤から終盤までコミカルにテンポ良く入り、楽しい舞台だった。女性の意識変革の激しい時代の情景や正岡子規、菅野すがこ、石川啄木などのエピソードを絡め、ほぼ本の内容を忠実に再現したような格好だったが、夏目らがベースボールで遊ぶシーンは夏休みがずっと終わらないことを願う少年らの風景を空想して、微笑ましかった。

更に舞台のバックを開放すると公園の樹木やその後ろに控えたビルの隙間が夏の夜空に浮かび上がり、これまた美しい光景だった。そんな風景をさえぎるように菅野がママ母から受けた心の傷がその後の菅野の生き方に大きく影響した行は「100年後にまた会おう!」と散った菅野の愛おしく切ない瞬間だった。

小説の中の「坊っちゃん」は権力に負けたが、ここでの菅野は権力に屈せず命を投げ出した場面はむしろ、漱石が主役ではなく菅野が主役だった。

全体的に見ごたえはあったが、もうすこ~し上演時間を削れる場面もあったと思うがいかがでしょうか?

ファウストの悲劇

ファウストの悲劇

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/07/04 (日) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

立体的宗教画のような豪華さ
歌舞伎、シルク・ド・ソレイユ、イリュージョンをミックスしたような豪華で楽しい舞台。蜷川ワールドを満喫できる。冒頭、木場勝巳の口上場面は江戸歌舞伎の名乗り台を思わせて面白い演出。
歌舞伎の下座音楽と、ルネサンスの宗教音楽が同時に鳴る中、花火が噴き出し、フライイングを駆使して、まるで立体的宗教画のような美しさ。主役の野村萬斎はファウスト博士というよりは、宝塚時代の涼風真世の「銀の狼」のシルバを連想する銀髪の美男ぶり(涼風は宝塚の小池修一郎作品「天使の微笑 悪魔の涙」でメフィストフェレスも演じている)。勝村政信、白井晃、長塚圭史も贅沢に配置し、いつもより印象がかすむほどだ。仕掛けの奇抜さに眼を奪われるせいかドラマとしての深みや感動はいまひとつの感。ただ、萬斎ファンなら必見の舞台かもしれない。

ネタバレBOX

商業演劇もここまで豪華にできるかというゴージャスさ。メフィストの勝村が最上2階席に忽然と現れて客を驚かせるなど、サービス満点。かつて新宿の映画館で清水邦夫と、華麗さとは無縁の男くさいアングラ芝居を作っていたことを思うと隔世の感がある。もっとも、音楽の使い方や場面転換は歌舞伎の「十二夜」のときに得たテクニックを応用したものだし、舞台上カーテンの陰で役者が扮装準備するのも「コースト・オブ・ユートピア」のときと同じで、蜷川の演出としては特に目新しさはない。
物語は“極楽めぐり”の趣向で、ファウストはメフィストフェレスと契約して、法王の食卓で透明人間よろしく悪乗りしていたずらをしたり、アーサー王やトロイの美女など歴史上の人物に会ったり、快楽の限りを尽くすが、ファウストの邪気が前面に出てくるせいか、通常のファウスト譚で印象的な失われた青春への狂おしい哀惜は描かれない。このファウスト博士はじゅうぶん魅力的だから老いや己の容姿を嘆く必要もない。契約どおり、このお遊びにも終わりの時が迫ってくるが、「これだけ好き勝手遊んだからしかたないでしょう」と思ってしまうので同情できない。萬斎ファウストは随所に死や冒涜の罪への恐れや生の苦悩はにじませるものの、見ている側としては共感が薄かった。
むしろ、「全開の演技」を披露し、舞台でのたうちまわって熱演する野村萬斎を見ていると、コクーンから5分ほどしか離れていない萬斎氏本来の職場、観世能楽堂を思い起こし、複雑な気持ちになった。「独立した狂言より、能の間狂言こそが狂言師の本分」という意見をよく聞くだが、「能の間狂言」ではまったく個性の発揮を許されない狂言師・野村萬斎は商業演劇では存分にその天分を発揮して観客を酔わせているのだ。
ユネスコ世界遺産に登録されようと、いまや能楽観客人口の高齢化は深刻な問題である。いつも能楽堂からの帰り道、コクーンの楽屋出待ちの人並みを目にするとつくづく違う世界であることを思い知らされる。
確かに野村萬斎は狂言師という枠を越え、偉大な天才俳優であることはまちがいないとこの芝居でも実感させられた。

ツイッター・ア・ゴーゴー!

ツイッター・ア・ゴーゴー!

マグズサムズ

アイピット目白(東京都)

2010/07/15 (木) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★

実際ハマっている身からも満足
ウェルメイドコメディで幕切れもハートウォーミングな上にキャラ設定・状況設定とも上手く、実際「ツイッターは生活の一部」な身(爆)として「ワカるワカる」だったり身につまされたり非常に身近に感じながら楽しく観る。
若干のツッ込みどころもあれど、それを補って余りある面白さに大変満足。

ネタバレBOX

特にウソ(あるいは夢)ばかりつぶやく男性と、逆に友人にも明かさない本心をつぶやく女性という両極端な人物を配し、フォローしあっている4人を中心にしたのが鮮やか。
一方、全員がケータイでやっている設定ながら時折表示される画面がPCのものなのはわかりやすくする工夫として容認するも、時制を表現するために同じシーンが何度も繰り返されるのはもう一工夫欲しい。
河童の水際

河童の水際

Jungle Bell Theater

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/20 (火)公演終了

満足度★★★★

涙腺ゆるみっぱなし
前日にセレソンDXを見て緩んでいた涙腺がさらに緩みまくり。植村花菜の「トイレの神様」という歌にグサッと来た方は、ハンカチを手にしてご覧下さい。おばあちゃんのやさしさが心にしみます。あえていわせていただければ、劇団としてはなるべく多くの役者を舞台に上げたいと言う気持ちはわかりますが、登場人物の整理が必要では?ちょっとごちゃついてます。

ザ・ベストマンションシリーズVol.3F

ザ・ベストマンションシリーズVol.3F

コメディユニット磯川家

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度★★★

HELP
初めて観た。それなりには面白かったけど、残念ながら自分が思っていたほどではなかった。3本立てなので他の2本も観ないと正当な評価は出来ないのかもしれないが・・・。

それより一番前に陣取っていた4人組のオバサンたちがやたらうるさかった。舞台上のセリフにそのまんま答えるなっつ~うの!!
自宅で親戚の甥っ子がきて世間話しているわけじゃないんだから・・・・。話の内容からするに、役者の身内らしいけどこんな客がいたんでは楽しめない!!   客のほうがHELPだよ、これじゃ。

ファウストの悲劇

ファウストの悲劇

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/07/04 (日) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

まがまがしさ全開!
野村萬斎さんに悩殺されました(笑)。舞台写真⇒http://www.bunkamura.co.jp/shosai/org68_10_faust_9s.html

わが友ヒットラー

わが友ヒットラー

Project Natter

ザ・スズナリ(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

2時間30分の男4人芝居
『サド侯爵夫人』(女6人芝居)と対になる三島由紀夫戯曲。観たかった作品なので上演してくださって嬉しいです。レーム(浅野雅博)とシュトラッサー(下総源太朗)が語り合う第2幕がすごく良かったです。

セマセマ

セマセマ

おにぎりスキッパーズ

ザ・ポケット(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度

賛否両極かも?
ニューウェーブ新喜劇とでも言うべきか? かなり強引でムチャな設定を「芝居のウソ」「お約束」として許容できるかで賛否両極に分かれると思う。
基本的には支持し、ツッ込みどころの多さについても「木を見ず森を見る」観方で容認するも、個々の面白さ(歌と踊りのアソコとか)が全体に行きわたらなかった憾みあり。
ところで、開演後に遅れて来た客(3〜4組いた)をわざわざ前方の席に誘導して過半数の客の集中力をそぐのはいかがなものか?(よって星1つ減点)

あそび

あそび

山田ジャパン

サンモールスタジオ(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

上手くいかない男の空回り!
でも少し進歩したかな、やっぱりしょぼいかな。

ネタバレBOX

自動車整備工場を舞台に、楽しく、可愛く、迫力あって、しょぼい男のちょっと切ない話。

小劇場で、前半分とはいえ本物の自動車を使ったところが凄い!!リアリティが増し、全体が引き締まり、俳優さんたちも際立ちました。

5回も借金の肩代わりをさせれば親も怒るわなあ。母親の迫力良かったですね!

いくら勉強をしていたからといっても、遅刻したらダメだわなあ。それに、自動車整備士3級の資格取っても実技が伴わなきゃあなあ。

それでも、前向きになった分、良しとしましょうか。でも、相模大野から松戸はやっぱりしょぼい。

ま、みんなしょぼいよ!誰だって切れるし、誰だってなかなか決断できないし!

才能がありながら演劇の世界から整備士にギアチェンジした者、才能はないけれどそれに気付かず役者をしている45歳、こういうのが織り込まれているところは役者への愛情でしょうか!?

帽子を取ると音楽が流れ出す太陽光発電のような頭の警官、ユニーク。女詐欺師、可愛い!

いとうあさこさん、濃い!レーサー姿で一人汗かいて暑い!!

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