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fuck you!! my love!

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643ノゲッツー

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/05/11 (水) ~ 2011/05/16 (月)公演終了

満足度★★★

満員で大入り袋が配られました
過激なタイトルとはまったく似つかわしくない、ゆったりコメディーであった。
登場人物の相関関係も配られた配役図に入っており、わかりやすかった。
満員であったため席がきつかったのがつらかった

東京バンビ 『男子と女子と、ときどき鹿と』 決勝は、さらにパワーアップして旋風します!

東京バンビ 『男子と女子と、ときどき鹿と』 決勝は、さらにパワーアップして旋風します!

元東京バンビ

小劇場 楽園(東京都)

2011/05/11 (水) ~ 2011/05/14 (土)公演終了

満足度★★★★★

またまた行ってきました
突然思いたって、またまた行ってきました。
コメディものは、二度観るとネタバレしているため、前回気が付かなかったところしか、笑えない事が多いのですが、
三日しか経っていないのに、小ネタがブラッシュアップされていて充分に楽しむ事ができました。

珍しい凡人

珍しい凡人

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2011/05/04 (水) ~ 2011/05/11 (水)公演終了

満足度★★★★

凡人を描くストレートさ
物語はそれなりに積み上がっていくのですが、
これまでの作り手の作品と比べて、
なにかまっすぐに描く力を感じました。

舞台美術や、物語の設定、
さらには人間関係には作り手一流のデフォルメがあるのですが、
そこから浮かび上がってくる人物像は
どこか直球勝負で貫き通されているような
印象を受けました。

ネタバレBOX

自由席、早い時間に到着したものの
会場に入って、うろたえ迷って席を決める。

中央にしっかりとしたセットが組まれ、
前後に客席が振り分けられている感じ。
かなり迷った末、
「珍しい凡人」と書かれた踏み石を渡って
対岸側の客席へ。
セットもリビングルームを再現したやや高めの場所と
家の玄関前の部分に分かれていて。
結局凡庸に双方のセットがそれぞれに平均に見えそうな
席を選んで・・・。

前節を封印した主宰が
少しだけ照れながらする災害時の対応の説明に
3月11日から倒れていくのミノの遠く小さな一枚を感じたりして。
物語が特に地震のことを触れているわけではありません。
ただ、ストによって少しずつ様々な機能がマヒしている設定などもあって、
その空気感に、
どこか観客たちが感じている今と繋がっているものがあって。

冒頭の母子のシーン、
どこか甘やかされて育った息子と
ある意味幸せな距離感で話をする母親に
ゆったりと取り込まれる。
そこから、切れをもった物語のピースが着々と並べられて
舞台上の世界が埋まっていきます。

その家の夫は二人兄弟の兄、
高校の教師をしているらしいが
裁判員に選出されたりもしているらしい。
一方の弟は芸術関係のNPO法人を立ち上げようとしている。
兄の義理の妹や同僚、
同じ裁判を担当する裁判員の女性、
また、弟側にはNPO化を支援する行政書士や芸術家、
さらには彼を取り巻く人物たちまでがからんで、
舞台が広がっていく。

裁判員裁判の周辺とか、
NPOやボランティアの問題、
さらには芸術の評価のされ方など、
いくつかの背景が物語には織り込まれていて、
作り手ならではのしたたかな踏みだしを持った切り口に
観る側の目を見開かせる力がある。
でも、それらの事象がこの舞台の決め球になっているわけではなく、
次第に物語が解けていく中で
どこか奇異にみえる彼らの肌合いの
なにかから抽出される感じではなく
とてもナチュラルで実体をしっかりともった質感に
真っ向から押される。

これまでに観たこの劇団や作り手の作品には
舞台から醸し出された常ならぬ色に
観る側までが染められて消えずに残るような感じがあったのですが
今回は、そうではなく、
よしんば、どこかちょっと外れた感覚や歪みがあったとしても
個々の抱く想いはデフォルメのない
直球勝負で描かれているような気がして。
観終わったあと、逃げ場のないような違和感に浸り込むのではなく
枠の内側に投げ込まれたボールを
そのままに受け取るような感覚があって。

ナチュラルな人物表現の中に
ある種、相容れないような
でも否定しえないような
人間の根源的な姿が滲み出てくる過去の作品とは
なにかベクトルが違った今回の舞台、
当然に、これまでとはどこか違う印象を持った作品ではありましたが、
でも、この時期の空気としなやかに融和した
それゆえにやわらかく深く観る側に
残る作品だったと思います。



『Family Days -キレイで、グロテスク-』

『Family Days -キレイで、グロテスク-』

座”K2T3

大博多ホール(福岡県)

2011/05/13 (金) ~ 2011/05/14 (土)公演終了

満足度★★★

夢と知りせば覚めざらましを
 「終末」もので「疑似家族」もの。
 巷に溢れている設定の物語で、新味はない。言い換えるなら、どのような展開が行われ、結末がどうなるかは概ね見当がついてしまう。
 しかし観劇中、一時も目を離すことができない。それはこの舞台に、観客のイマジネーションを刺激する力が備わっているからだ。
 ここで描かれる「世界が終わるまでの期間限定の理想郷」は、初めから崩壊することが約束されている。登場人物の誰もが、それが「虚構」にすぎないことを認識している。しかし、我々の住む「現実」とやらも、極めてあやふやな思い込みによって成り立っている「虚構」ではないのか。東日本大震災と原発事故を経験し、「安全神話」がいかに脆弱なものであったかを我々が自覚している今、そのことを特に痛感しないではいられない。

 「多様な解釈が可能な作品ほど優れている」という言葉がある。この物語の結末が果たしてハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、それも観る者によって受け取り方は様々だろう。脚本の三浦としまるははっきりとメッセージを込めて戯曲を書いてはいるが、それは決して押しつけがましいものではない。

ネタバレBOX

 観劇中、既視感に囚われて困った。
 「終わる世界の中で人はいかに過ごすか」はSF作品の一ジャンルを成しているほどに数限りなくある。
 しかし「現実」にも、世界が終わることを前提にして、一つの集団が「疑似家族」を築く事例は決して少なくない。有名な例が、1960年代に、ハルマゲドンを予告し、UFOからの救済を求めて「信者」たちがコミュニティを作ろうとしたCBS(宇宙友好協会)事件だ。もちろん終末が来ることはなく、このカルト教団は崩壊していった。
 この事件をマンガ『モジャ公』でパロディ化したのが藤子・F・不二雄である。終末前の社会の混乱、そして終末直前の「静かな家族」の茶の間での情景描写は、『Family Days』の「疑似家族」がテーブルを囲んだ情景ともよく似ている。「幸福な家族はみな似通っている」という『アンナ・カレーニナ』の言葉を想起しないではいられない。
 ノアの箱船事件も現実の出来事だとすれば、我々人類は常に「世界の崩壊」を夢想してきたことになる。このような事件が現実に起きてしまうのは、我々の遺伝子に「死に至る病」が予めインプットされているせいだろう。だからこそ「終わらなかった世界」はかえって我々に「地獄」をもたらすことになる。

 しかし三浦としまるは、劇中で何度も繰り返す。「みんな偉いよ、世界が終わるのに、電気はちゃんと通ってて、バスも電車も動いていて、みんな仕事している」。混乱は確かにある。自暴自棄からパニックを起こす人々もいる。しかし、それでも「一粒の種を撒く」人々がいること、「秩序」を希求する人々がいることを、三浦としまるは、世界が終わるまでと、“終わらなかったあと”も共通して、ためらいなく描いていく。
 「崩壊」と「新生」が等価のものとして提示されるために、観客はこの虚構の物語にリアリティを感じることができるのだ。ラストでは「終わらなかった世界」に流れ星が落ちる。それは、やはり世界を滅ぼす隕石の飛来の予兆なのか、希望を託す願い星なのか、それも観客の想像に任されている。
 それはすなわち、「終わりをいかに過ごすか、その決断も、我々の手の中にある」ことを明確に示唆しているのだ。

  「疑似家族」たちは、崩壊の中で家族を殺され、心の壊れた少女サキを守るためにコミュニティを作った(物語は最初、サキの「本物の家族」を登場させるが、俳優はあとの「疑似家族」とのダブルキャストなので判別がつきにくくややこしい。「疑似家族」だけの物語でよかったと思う)。
 彼女の名前がまだ分からぬ間、彼らはサキを「イーヨー」と呼んでいた。
 それはサキが誰から何を聞かれても「いいよう」としか返事をしなかったからだが、恐らくは多くの観客が、『くまのプーさん』に登場するシッポをなくしてばかりいるロバ、イーヨーを想起するだろう。『くまのプーさん』の世界もまた、作者A.A.ミルンが息子クリストファ・ロビンのために作り上げた「ぬいぐるみたちの疑似世界」だった。そしてその「現実」に恐らく一番自覚的だったのがロバのイーヨーなのである。
 『Family Days』の「イーヨー」は、気がおかしくなっているが、ナレーションを担当する時は正常な思考力で状況を正確に分析し、語っていく。彼女だけが、夢の中にいて、これが夢であると自覚している唯一の存在なのだ。狂気こそが現実の虚構性を喝破する逆説。自分が正常だと信じて疑わない人間には決して発想できない鋭い視点がそこにはある。
ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち

ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2011/05/12 (木) ~ 2011/05/16 (月)公演終了

満足度★★★★

渋谷愛の熱演が光る
ヘレンケラーというと、私の世代には映画「奇跡の人」でのアン・ヴァンクロフトとパティ・デュークの名演技が目に焼き付いている。
小学生のころ、クラスの子を集め、吉祥寺の三和銀行(当時)の中庭の噴水の前で「奇跡の人」ごっこと称して「ウォーター」の場面を繰り返し再現して演じさせてたら、行員にお小言をくらったことがあるくらい、夢中になった作品だ。パティ・デュークは当時、日本では大変な人気があり、私も大好きになり、来日時のフィーバーはいまも鮮明に憶えている。

近年の大劇場の「奇跡の人」は映画の想い出や往年の有馬稲子さんの名演を自分が大事にしすぎて、あえて観ないようにしてきた。
だから、今回のKAZE版には違うものを期待し、楽しみにしていた。

サリバン役の渋谷愛は、いつもより声が低く地声を生かし熱演していて、新しい一面をかいまみせてくれた。
小さくまとまらず、大胆に演じ、若手ホープとしての才能を存分に発揮したと思う。

2時間弱にまとめ、なかなか楽しめる佳作だった。

ネタバレBOX

今回、ヘレンはWキャストで、私の観た回は稲葉礼恵だった。もう一人、3月に星の王子さまを演じた白根有子はボーイッシュな感じの人なので、少女役も似合いそうで、彼女のヘレンも観てみたいと思う。
稲葉は顔が大きく、少女というより中年女性のような雰囲気で、この役に限っては、演技の質とともに私の好みではなかった。

ヘレンには年の離れた異母兄がいるので、父親役は年齢が上の俳優でもかまわないと思うが、母親役は保角淳子では歳をとりすぎていて、子供を産んだばかりの母親には見えないのが気になった。昔の新劇とは違い、昨今は実年齢と近い俳優が演じることが定着しているので、配役に一考がほしかった。

家政婦のビニー(清水菜穂子)の温かな母性が印象に残った。

<演出面で気になったこと>

異母兄ジェイムズ(中村滋)は、ちょっとひねくれた感じで登場するが、中盤は明るくさわやかな青年という感じでヘレンにも理解を示し、観ていてそのギャップに少し戸惑う。

また、アニーのスカートがめくれ上がり、太ももを露わにする場面が多すぎると思った。自ら恩師のアナグノス(緒方一則)の前で、スカートをたくし上げて挑発する場面は理解に苦しむ。最近、「奇跡の人」の舞台でもそういう演出があるのだろうか。サリバンにはストイックなイメージがあるのでお転婆娘とはいえ、違和感があった。

ほかのかたからも指摘があったが、アニーと弟ジェミーの心の中の問答場面のセリフをあえて棒読みさせているが、演出の意図がよくわからなかった。
感情を込めたほうが、姉弟愛が伝わったと思うが。

舞台美術では、ポンプを下手前方に持ってきて「ウォーター」の場面に躍動感が出た。ただ、下手最前列の私のところにはちょうど水しぶきが飛んできて、かなり服に掛かった。
こういう演出の場合、開演前に傍の客にはスタッフからひとこと断りがあってもよかったと思う。
前回の公演でも書いたがこの劇団は上演本位で、観客への配慮に欠けるところがある。常連客ばかりでなく、初見の客も来るのである。

音楽は明るく懐かしいカントリー・ウエスタン調。クレジットが小室等となっていたが、フォーク・シンガーで作曲家の小室等と同一人物なのだろうか?

カーテン・コールが大劇場並みに何度もあったのがKAZEでは初体験だったので驚いた。
わたしのゆめ

わたしのゆめ

ガラス玉遊戯

「劇」小劇場(東京都)

2011/05/11 (水) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

☆すっごい良かった☆
全員が輝いてるの♪
緊迫したシーン!見てるこっちまで、ドッキドキだよ。
お互い、尊重しつつ、でも、正義感があるんだよね。
個々のちょっとした“ しぐさ ”が秀逸☆

あとね、見た後、演者のファンになってる自分がいた☆
もう、虜になってんだよね~
また、間がいいんだわ。劇中に休憩があって、頭を冷やして、
また、熱くなって。

個々の主張も、強弁なんだわ。『怒鳴り』に逃げないの
かぁ~っ!やってくれるね、ガラス玉☆


めっちゃ、くちゃに、面白かった♪

わたしのゆめ

わたしのゆめ

ガラス玉遊戯

「劇」小劇場(東京都)

2011/05/11 (水) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

おいしくて、危険なホン
去年見たときは「役者依存度が高い」という感想でした。今回も同様。その資質と表裏一体なんだと思うけど、彼の芝居は、「論文性」が高いんだと思う。
言いたいことがある→それを芝居にする、その過程で「過度なストーリー性や古色蒼然としたドラマ作りのギミック」を極力排するという、意図して選択しているスタイルが、結果として論文っぽさ(というか「授業の一環としての模擬裁判」のようなテイスト)を生み出している。同時にそれは「見せ物」としての訴求力の大半を、役者に譲渡することに繋がっている(それが役者依存度が高く見える理由)。物語性と論文性のバランスをどう取るかが課題、ということに(常識的には)なるのだろう。
他方、役者の立場になってみれば、このテキストの「どうとでも演れる」感は、おいしくもあり危険でもある。たとえばこの芝居を、一切のテーマ性を抜いて、単純に「気まずい沈黙」が主役の芝居、と解釈することもできると思うけど、沈黙が多いということは、役者から見れば沈黙を「破る」機会が多いということだ。会話の大半が「反射」であるのに対して、沈黙を破るセリフというのはそれだけで「事件性」を持っている。そういう類の、動機付けの難度が高いセリフがこんなに大量にあったら、役者はそうとう気を引き締めてかからないといけない。おいしいセリフの「おいしさ」は、ある程度は「希少価値」に依拠しているからだ。
もちろんどんな芝居だって、最後は現場で事件を構成する役者にすべてを依存しているのだけれど、ツアーにたとえれば、いちおうありきたりな見所を押さえたプランを組んでおくか、三日間フリータイムで「お任せ」にするか、というような違いかな。今回(も)、「お任せ」度は高かった。この先どういう方向にいくのか楽しみにしています。
お疲れ様でした。

群れ

群れ

東京のくも

APOCシアター(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度

よくわからず
うーん、なんか新しい事を見せたいんだろうなとは感じるものの、よくわかりませんでした。

廃墟

廃墟

時間堂

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

役者スゲー
凄い濃密な舞台となっておりました。
一番や役者陣で、あの台詞量をこなし、またラストに向けてリアルな口論と感じられ、いやーもう役者が凄い凄いの舞台でした。
長さは全く持って気になりませんでした。

準備ヨシ!

準備ヨシ!

東京AZARASHI団

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2011/04/05 (火) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

よくあるパターンだが
人質立てこもりで犯人同士のいざこざ、そして人質であるカップル間の不協和音のドタバタと、よくあるパターンでしたが、なかなか面白かったです。
また、途中で盗んだ金が消えるが、ラストでその実行犯の意外な黒幕はなかなかよかったです。

ネタバレBOX

伊藤さくらさんが歌がシーンとしてアカペラでありましたが、なかなかでした。
僕だけの楽園をお願い博士!

僕だけの楽園をお願い博士!

劇団Please Mr.Maverick

小劇場 楽園(東京都)

2011/05/12 (木) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しく観させてもらいました。
毎回たのしく観させてもらっています。

これまでの公演より明らかにコミカルな演出。
要所要所の表現がストレートだったので、
わかりやすく観客からの笑い声がそのことを
証明してました。普段は無表情で観劇している
だけど、今回はさすがに笑ったなぁ。(つい声が・・・)

内容とキャラ設定から時折難しい言葉が
出てきますが、劇中の解釈で理解できる
ようになっているらしくOKでしょう。
いつもとは違うオムニバス形式をとっていつつ、
時節ネタとそれに対する対する脚本の提言は
持ち味としてちゃんとしてました。
自分たちの持ち味を保ちつつ、演出の幅を
ひろげるためのチャレンジをが含まれていると
感じたのは自分だけでしょうか。。。






紅姉妹~べにしまい~

紅姉妹~べにしまい~

G2プロデュース

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/05/15 (日) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

見本のよう作品。
終戦から現代まで、アメリカに住む日本人(日系人)3人の姿を、時代を遡りながら描いていく。

時代が遡るたびに出演者たちは若くなっていく。
いま語っていることが後でどうなるのか、観客たちはその答えを既に見ている。
そして、古い時代3人にどんなことが起こったのかも徐々に知らされる。
それは微笑ましかったり、残酷だったりする。


時代背景もしっかりとしている。
3人のキャラクター配置も考えられている。

何の欠点もないとも言うこともできるのだが、ちゃんとしすぎていて面白みに欠けることがちょっと残念。

死に際を見極めろ!

死に際を見極めろ!

ライオン・パーマ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/05/12 (木) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

馬鹿馬鹿しい
過去の2度の殉職シーンに納得していない俳優のスリムが納得出来る殉職シーンに挑む物語で、宇宙スケールまで広がる馬鹿馬鹿しい展開と、1人何役もこなす役者達の芸達者ぶりが笑えました。

冒頭の占いのシーンから洗練されてはいないけど絶妙な間で出されるギャグが連発され掴みが上手かったと思います。しかも、それがその場限りのギャグではなく、ちゃんと伏線になっていたのが巧みでした。人情話的なシーンやハードボイルドな雰囲気、SF的なシーンもあり、収集がつかなくなってどう最後を締めるのかと思いながら観ていたところ、冒頭のシーンにループするような洒落た構成のエンディングになっていて良かったです。
主人公が設定を把握しないまま撮影に入っていて、新たな情報を得る度にツッコミを入れているのが楽しかったです。

話自体は荒唐無稽ですが、演技は無闇にハイテンションはなったりせず、真面目に馬鹿なことをやっていて、劇場のサイズにちょうど合った声の大きさで聴きやすかったです。複数の役の演じ分けも見事でした。
ちょっと間延びしているように感じたところが何回かあったので、それが解消されるともっとテンポが良くなって笑いが続くようになると思いました。

fuck you!! my love!

fuck you!! my love!

643ノゲッツー

OFF・OFFシアター(東京都)

2011/05/11 (水) ~ 2011/05/16 (月)公演終了

満足度★★

つごう120パーだったようなー
基本コメディーということでしたが、それほど笑えなかったかもしれません。 
個人的には、序盤の先生たちの掛け合いは楽しかったのですが。 

りん子先輩の先生としての葛藤や心情から、終盤まとまっていくのはよかったと思いますが、お芝居全体はなにか散漫に見えていて、もったいなく思いました。

しかし槙本先生の彼氏って、、やっぱりあの人ですよね~
^^

死に際を見極めろ!

死に際を見極めろ!

ライオン・パーマ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/05/12 (木) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかく笑える!
最初から最後まで笑いの絶えない110分。実に面白かった。

最初のつかみをしっかりと取ったためか、客席の空気も良く、他のお客も良く笑っていた。チラシでは、イマイチ公演の空気というかジャンルが判らなかったけど、ここまで笑えるとは。
小ネタがふんだんに散りばめられ、しかもツボを押さえていて、「笑わせてもらった」満足感で会場を後にした。

次回もあれば是非見てみたい。

ネタバレBOX

舞台セットや衣装は、正直レベルは高くない。けれど、笑いの雰囲気にマッチしていて、計算されているのかななんて思った。
みゆき(死に際専門の監督)のスーツはなんだか野暮ったいし(普通ならもっとスタイリッシュなものでくるハズ。髪はキマッてるから)、銀河警察のも安っぽさ全開…。舞台もちゃちく、宇宙を表現する地球や土星とか、宇宙船のハリボテ?とか、もう少し頑張れと思わないでもない…。なんだけど、それが肩肘張らずに観劇できる要素になっていたのかもしれない。(=笑いの生まれる土壌になってたのか?)

話自体は、みゆきの録る「スリムの死に際映画」の中でいくつもの死に際がありながら死なず終焉を迎えるが、結局それも「実際の監督の映画」の話だったというオチ。

あまち静香扮する「占いの女」の占い~みゆきへの依頼~急に刑事もの~スリムの田舎~防弾スーツ~宇宙へ~優しい星~ボケとツッコミ~田舎 → 実は実際の映画撮影
目まぐるしく変わる舞台設定だけども、ストレスは無い。むしろ次はどんな設定でくるのかなと興味が湧いたくらい。変に劇的にすることもなく掘り下げるでもなく、テンポよく話を進めることで、「笑い」優先の舞台ができたと思う。
この点、劇団の狙いなのかは不明だけども、単純に楽しみたいと思って、お金と時間を使っている一般の客である私は、高く評価したい。
幽霊探偵

幽霊探偵

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

筋が大変よくできている、様々な要素が観る者を魅了
筋が大変よくできている芝居とまず思いました。
いわゆる「推理物」で、最初は「幹事」、それから「不審人物」、そして「犯人」は誰なんだろう、と観客も考えさせられます。
しかし、大笑いさせる要素も取り入れており、とりわけ題名の通り(変な)「幽霊」が登場し、この人(?)と、この幽霊に取りつかれた人が爆笑の中心となっています。
「推理性」と「笑い」の両要素が取り込まれている点は、昨日見たライオン・パーマの「そんなの俺の朝じゃない!」とも共通していますが、こちらの方が「推理性」「筋」はより深刻です。(ナンセンスな笑いはライオンパーマの方が強いかな?)
そういうわけで、謎解きの面白さ、不安とサスペンスとハラハラ感、結末への求心力、そしてその中に散りばめられた笑い……と、様々な要素が観る者を魅了します。それがこの芝居の何よりの魅力かな!

ネタバレBOX

あえて私が気になった些少の部分について言及すれば、「犯人」が分かった後の「犯人」の言動にはやや不自然さを感じました。ああいう「出来事」の後では、いくら「友人」同士でも、あんな風に振る舞えるかな、と思ったり。その辺も含めラストの「犯人」や「事件」やその関係者の心理描写がもっと上手ければ完璧でしょうか?
まあでも、それ以外に関してはとにかく大変緊密に作られていることに感心しました。
好みもあると思いますが、私としては昨日のライオンパーマさんは、5点にしようかとも思いつつ4点としましたが、今日は5点を献上致します!
獣従承知(じゅうじゅうしょうち)

獣従承知(じゅうじゅうしょうち)

角角ストロガのフ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

加速度的なエネルギーが魅力
最初は、幕で舞台奥と仕切られていて、いかにも狭い範囲で、いかにも現代人に多そうで神経質そうな男が登場し、その妻とのやり取りからスタートする……ちょっと窮屈すぎるかな、と思ったり、その幕に映像が(開演前からですが)映っているのですが、映し方がよくなく、この先大丈夫なのかと少々不安になりました。

 しかし、その幕が、パッと落とされて、奥行き&高さのある舞台全体が現れる演出法は非常に印象的でした。

 そして、舞台は、いくつかのブロックに厳格ではなく、何となく区切られていて、それぞれで、独立性のある話が進行していきます。

 ただ、台詞自体にも「ぬるい話だ」(うろ覚えですが)とあるように、いまいち面白くない小話がしばらく続き、これまた「このまま行っちゃうのか」と思いました。

 しかし、それから、それまでの個別の話が急速に統合されていき、ストーリーが非常なエネルギーを持って推進していき、後半は大満足!

 やや不条理な要素を残しながらも、生きていくと出会うであろう世の中の様々なこと(良いことも悪いことも)の交錯が、人生の奥深さを感じさせます。

 それから「音楽」も、一見(一聴か?)、異質な音楽が付けられているようでいながら、少し聴くと非常に効果的に思えてくる……そういう使われ方でした。

 実は、この日はアフタートークがあり、主宰の角田ルミさんも登場されました。私はこの劇団を見るのは初めてですが、ふだんはもっとドロドロした内容なのだが、今回は、特に前半は「分かりやすさ」に配慮したとのこと。
もっとも後半は「普段のウチが出てしまいましたが」とおっしゃっていましたが。

 でも、別に私はことさらドロドロを好むわけではありませんが、しかし、少なくとも今回については、分かりやすさを意識した前半より、「普段」の後半の方が、格段に面白かったし、出来もよかったと思います。

 前半が分かりやすいと言っても、各個別の話がそうであるだけで、その関連性も見えませんでしたし、だから結局総合的には分かりやすくもなかったんじゃないかなあ。

 この劇団には、やっぱり加速度的なエネルギーが魅力なのでは、と感じた次第。

 なお、角田ルミさんは、台本の話は、「普段はもっとドロドロしていて」と、ある意味「オジサン的」でもありましたが(笑)、トークに登場した際は、お若くて、かわいいミニスカート姿でもあり、「えっ?この人が書いたの」と思ってしまいました。彼氏募集中とも言っていましたが、ドロドロ作品を作る人は意外と日常は真面目、なんていう話を聞いたこともありますから、あるいは角田さんもそうかもしれませんね……

俺のカー・オブ・ザ・イヤー

俺のカー・オブ・ザ・イヤー

売込隊ビーム

ABCホール (大阪府)

2011/05/13 (金) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

テンポ良い展開、面白かった♪
カーが軽トラとは知らず観に行きました。一見笑いを装いながらダークな内容。ストーリーはテンポよく展開して面白かったです。この後充電期間に入られるとのこと。さらなるパワーアップしての再開を心待ちにしております。

少年ハリウッド

少年ハリウッド

ネルケプランニング

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2011/04/14 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度

ただのイケメンファンの若い女の子向けの公演
申し訳ないが、ただのイケメンファンの若い女の子向けの公演と言っていい。
しかも題名の「少年ハリウッド」も、劇中のイケメンアイドルグループなのだが、その由来自体、このグループの社長の好みで付けた、という程度のもの。
少年がハリウッドを目指すなんて言う話でも全くない。
そもそも、演劇上の主人公も、32歳だが若く見られて17歳でグループにスカウトされたという設定・・・なおさら題名にする意味が分からない。

前にも書いたことだが、別に若い時にアイドルに夢中になることを否定するつもりはないし、そういう人向けの公演があってもいい。
でも「演劇」と銘打つなら、もうちょっと演劇を真面目にやっている人々・・・台本を悩みながら作り、演出を考え、それを必死に演じ、
また裏方として支えている方々・・・に対してこれでは質的に失礼なのではないか?

この公演自体、前半は演劇、後半はライブで、つまりは前半の演劇は、
劇中のグループがライブをやるために頑張った、ということで、
そのまま後半のライブに持っていくという、ただそれだけのための役割。

あるいは、ファンのみならず演劇ファンも楽しませることだって、
もっと工夫すればできるだろう。
例えば、年齢詐称のあたりとか、親の離婚話などを、もっときちんと扱っていけば、(もちろん台本作家や演出家の力量次第だが)それなりの話になる気もするのですけどね。

実は私は最近多忙で投稿ができていなかったのだけど、イケメン演劇でも、
例えば、「11人いる!」 なんかは、原作がしっかりしているだけよほどましだったと思うし、
Desperate Broadwayも、タップもあったし、台本もいいとは言わないがスケールは余程でかいだろう。
ということで、出演者のファン以外にはお勧めしません。

ジップ・ザップ・ボーイング

ジップ・ザップ・ボーイング

Pal’s Sharer

シアター711(東京都)

2011/05/11 (水) ~ 2011/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

毎度ながら目が離せない
今回は最初から最後まで走りっぱなし。
最後ちょこっと強引なところもあれど飽きるなんて暇はなくずーっと楽しませていただきました。

次回公演も期待!

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