
かもめ
オクムラ宅
ゆうど(東京都)
2011/06/17 (金) ~ 2011/06/21 (火)公演終了
満足度★★★★★
『かもめ』が現代口語演劇に仕上がっていた
と言うとオーバーか。
前回に引き続き、古典作品を奥村宅氏が(解釈し)演出する舞台。
「古典」に「現代」の息吹を与え、160分という長丁場を楽しませてくれた。

マゴビキ
ミミトメ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/06/18 (土) ~ 2011/06/25 (土)公演終了
満足度★★★
自己の輪郭
新宿の雑居ビルの1室で6人限定で秘密裏に行われる実験のようなイベントで、いわゆる「演劇」とは全く異なるものでしたが、ではこれは何だったのかと考えてみるとまさに演劇的としか言いようのないものでした。自分自身が作品の当事者という奇妙な緊張感があり、普段使わない感覚が刺激され、50分弱が一瞬に感じられました。
会場に入る前に部屋の前で靴をスリッパに履き替え前説があるのですが、既にこの時点から作品のテーマに関わるキーワードがうっすらと提示されていて、面白い導入でした。会場に入ると前の回に参加している人たちがいて、その様子を観察するように指示され、してはいけないことをしている気分になりました。
前の組が終わると、ボードゲームのような小道具が置かれたテーブルを挟んで、6人が3人ずつ向かい合って着席し、ヘッドホンの指示に従ってちょっとしたアクションを行って、部屋の中では2人の役者がヘッドホンから流れてくる物語にリンクするようなことを演技して話が展開して行きました。途中で向かい合っている人と席を交代して、おそらく同じ内容がヘッドホンから流れて来るのですが、自分が見ていた人が見ていた人(=自分)を客観的に見るような入れ子的・鏡像的構造になっていて、さらに前説、役者の演技、ヘッドホンから流れる物語が多層的に絡み合いデジャブ感が感じられて、自分は自分の意志で自分というものを形作っているのかどうか考えさせられました。
作品の狙いや構成はとても面白かったのですが、装置や演技など全体的にもう少し精度が高くなれば、もっと緊張感のある希有な体験が出来るかと思いました。

ノバ・ボサ・ノバ
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2011/06/03 (金) ~ 2011/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★
名作は色あせず
「ノバ・ボサ・ノバ」の上演記録をみると、ちょうど日本経済が低成長期にさしかかった71年に初演され、オイル・ショックを経て完全に右肩下がりとなった76年を最後に上演が途絶えた。
バブルが弾けた99年に再演されて以降、上演されていない。
奇しくも東日本大震災、原発事故による大打撃を受けた直後、「ノバ・ボサ・ノバ」を観てみたいと思っていたら、東京公演があると知って観劇を決めた。
先日、「いまの日本には、眩しすぎる作品」との劇評を読んだ。
そうかもしれない。だが、代々、この作品に憧れ続けたタカラジェンヌたちの思いがこもっている名作だ。
初演の真帆しぶきを観て、「いつかソールを演じたい」と切望した安奈淳は76年に花組で念願かなって主演を果たし、作・演出家の鴨川清作と安奈淳の狂おしいまでの師弟愛はいまや伝説となっている。
一方、雪組の汀夏子は何回か出演しているにもかかわらず遂にソールを演じる機会がなかった。
今回も、尚すみれ、室町あかね、御織ゆみ乃、若央りさといった、歴代の代表的ダンサーで本作の大ファンであるOGたちが各場の振付を担当している。
若央りさは「演じたい役、ソール」と言い続けた生徒でもあった。
今回主役のソールを演じた柚希礼音は初舞台が「ノバ・ボサ・ノバ」で私も観ているが、あの研1生がもうトップなんですねぇ。
40年たったいまも色褪せぬ宝塚の財産ともいえるショーである。鴨川は、日本のレビュー演出家としては、やはり不世出の名手と、今回の上演でも再認識させられた。
暗い時代にこそ、眩しくともサンバのリズムは心に響く。
出演者の大半が黒塗りするラテン物は、たいてい2演目のうちの後に持ってくるのだが、今回はなぜか白塗りの西洋芝居が後。
メインの演目とはいえ、後に持ってきたほうが、フィナーレ演出も映え、生徒の化粧の負担が軽かったのでは?

おとぎの楽屋
劇団PA!ZOO!!
アクロス福岡 円形ホール(福岡県)
2011/06/24 (金) ~ 2011/06/25 (土)公演終了
満足度★★★
再演
何年か前に観たのを思い出しました。時事ネタにアレンジされていましたが、前回はもっとパワフルではなかったでしょうか。充分にはたのしめましたけど。

ヴェニスの商人
劇団四季
自由劇場(東京都)
2011/06/05 (日) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
当代最高のシャイロック
この作品を知ったのは小学生のころで、お芝居で観るより先に、子供向けに書かれた物語を読みました。
男装のポーシャの機智に富んだ胸のすくようなお裁きに心を奪われたものです。
浅利さんの演出では、評判に聞く民藝の滝沢修さんのシャイロックは残念ながら観ていません。
レトロな雰囲気の自由劇場にはぴったりの美しい舞台美術に幕開きから見惚れてしまい、最初から最後までわくわくして観ていました。
家族に誘われての観劇でしたが、平さんのシャイロックが観られて本当に良かった。私にとっては最高の『ヴェニスの商人』となりました。
これぞ“磨き抜かれた名人芸”と形容するにふさわしい作品だと思います。

確率論 【コロブチカ「2」は、6/28~7/3@SPACE雑遊にて】
岡田あがさ×須貝英
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2011/06/21 (火) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
見ごたえ十分!
話が難解で私には良くわからなかったのは残念だが、おふたりの演技は見ごたえ十分。これを至近距離で観れるとは、なんと幸せなことか!岡田あがささんは1度吹き出していたようにも思えたのだが・・・そうだとしても期待通りで素敵だった!アフタートークでは、実はお茶目な素のあがささんが観れて楽しかった・・・でもちょっぴり悲しかった。

『十二人の怒れる男』/『裁きの日』
劇団チョコレートケーキ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2011/05/25 (水) ~ 2011/06/05 (日)公演終了
満足度★★★★
見ごたえあり“小劇場版『十二人』”
「十二人の怒れる男」千秋楽を観劇。ギャラリー公演で緊迫感があるので、前
に観た蜷川版より疲労感が少なく、審議の経緯を楽しめた。
既存の作品のため、「裁きの日」の動きの少ない演出とは対照的に、多分に
演劇的である。このへんの対比を考えた日澤雄介は巧い。キャスティングも考慮され、よくぞ小劇場界の人材を集めたと感心した。

芸劇eyes番外編『20年安泰。』(各回当日券発売有り)
東京芸術劇場
水天宮ピット・大スタジオ(東京都)
2011/06/24 (金) ~ 2011/06/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
マームとジプシーがすこぶる良かった!
新進気鋭の若手5団体のショーケース公演。
もともとロロとマームとジプシーが好きだったので観に行ったのですが、バナナ学園が以外にも良くて(笑)、捨て身の攻撃に感激!
範宙遊泳も不条理な展開の中にも人と人との関係性が上手に描かれていた。ロロはどうしたの?期待していただけに、ちょっとガッカリ。一番きっちり仕上げてきたのがマームとジプシー。素晴らしかった!これからに期待!金曜日はアフタートークにケラさんが登場。これだけ充実した内容で前売り2千円は素晴らしすぎる価格設定。当日券も出るようですから、行ける方はぜったい観といた方がいいと思います!!

ウェディング
劇団恋におちたシェイクスピア
APOCシアター(東京都)
2011/06/24 (金) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しかったです♪
カップル達の騒動に巻き込まれる人たちそれぞれが
あたたかなものを感じさせてくれる舞台でした。
兄弟たちの悲しいやり取りに少し引きづられそうになりつつも
プランナー達の楽しいやり取りがあって救われて、
舞台のバランスが取れていたように思いました。
ラストの締め方は、もちろん脚本を考えてくれた方の考えがあってだと
思いますし、この形も素敵だと思うのですが、個人的には関わった人たち
全員で締めに入った方が、もっと昇華された気もしたりしました。
ただ、全般的に楽しかったです☆

VAMPIRE HUNTER
BLAM!!!
笹塚ファクトリー(東京都)
2011/06/22 (水) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

一心寺シアター倶楽プロデュース公演「飛龍伝」
一心寺シアター倶楽
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
!!!
初日:Aキャスト、2日め:Bキャストを観てきました。
あまりの激しさにくらくらしてます。
絶叫マシンに乗せられてぐわんぐわんふりまわされた感じでかなり消耗しました。
今はただ、すごかった…とだけ。

一心寺シアター倶楽プロデュース公演「飛龍伝」
一心寺シアター倶楽
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
熱~~~~い^^
いや~~~今日は暑い一日だったけど飛龍伝の舞台はもっともっと熱かった^^;まさに激熱でした!
初心者の私は豪華?な役者さんを全く知りませんが^^;
さすが選ばれた一人一人の役者さんのお芝居に存在感ありすぎです~♪
難しいと思っていたつかこうへいの凄さもひしひしと感じられました!
ラストに相応しい最高のパフォーマンス!エンターテイメント!!!
後半の山崎一平役の玉置さん圧巻でした!!!

NOISES OFF/ノイゼス オフ【俳優の怪我により25日夜、26日の公演中止】
シーエイティプロデュース
あうるすぽっと(東京都)
2011/06/09 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
芸能裏舞台、お腹が空いたら鰯を注文で
ロビーに原作者の日本で上演された舞台のポスターが展示されてましたが、結構上演されてるんですね。掲示されたポスターで幾つか観劇した舞台がありました。
劇場全体を使い、ゲネプロから本番、千秋楽と劇中劇「ナッシング・オン」を3回見る事に。登場人物のせいでいろいろ内容が変わってしまう過程に思わず笑ってしまう。翻訳劇じゃ無かったら三谷幸喜作品がこのテイストに合っていそう。また舞台制作の実情をよく知っている人達なら、もっと楽しめるんだろうな、とも思った。
チームワークが良いと思わせる役者さん達が全員素晴らしくって、特に小島さんのクールなコメディエンヌぶりと藤木さんがキュート、佐藤さんの崩れてく様とソンハさんの天然ぷりに笑ってしまう。
テンポよく進むけど、小道具はあっちこっちに移動してるし、劇中の役者やスタッフ入り乱れて最後のカーテンコールまで細かいお芝居。ほんとに無事終って良かったw。
ただ、初見が千秋楽観覧であんな舞台見せられた日にゃ、アンケート用紙にいろいろ書きなぐりそうな自分w。
お腹空いたら、本能的に鰯料理を選んでしまいそうな舞台でした。
でも楽しんだけど、面白かった!と力説する程まではいかず…。

一心寺シアター倶楽プロデュース公演「飛龍伝」
一心寺シアター倶楽
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

『Every Day』公演終了いたしました。ありがとうございました。
津田記念日
OFF・OFFシアター(東京都)
2011/06/23 (木) ~ 2011/06/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題23
最後のシーン。ここで☆5としています。それまでの展開については少し「どうかな」と思うこともしばしば。会場にはいって「ここは無印のお店?」と思ってしまった舞台セットの使い方は見事。

七つのおいのり
ハイバイ
アトリエヘリコプター(東京都)
2011/06/20 (月) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
おもしろかった。
初めてハイバイのお芝居をみました。
コントでした。
爆笑というか、ニヤニヤといった感じで、なんとも。なんとも。おもしろかったです。

VAMPIRE HUNTER
BLAM!!!
笹塚ファクトリー(東京都)
2011/06/22 (水) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
後半が秀逸!!
なかなか面白かった!
前半→休憩→後半の構成(2時間40分公演)であった。
前半は殺陣場面ばかりでイマイチと思っていた。
役者目当てと思われる女性ファンが目立ち、そういう人のための公演なのかと思ってしまった。
ただし、ウェスペルティリオーの川崎さん、ノワルーナの馬渡さんの演技が上手く、楽しめた。
後半からは物語の展開が早くなり、脚本にも深みが出てきて非常に楽しめた。音響、照明も効果的であった。
殺陣はかなり迫力があり、上手かった。役者の皆さんの息があっていたので、かなり練習したと思う。
価格を考慮するので、高評価にはしないが楽しめる公演だと思う。
あとはネタバレで。

ストレート・ミーツ・カーブ
てにどう
シアター711(東京都)
2011/06/22 (水) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★
ほのぼの系宇宙船!
この劇団特有のほのぼのした感じと宇宙船の組み合わせが妙におかしく、楽しめました。かつては命がけだった遠洋漁業も、現在では航海機器の発達で退屈と肥満が最大の悩みとか、それなら将来、宇宙船でだって同じことが起こるかも~、なんて思いながら観てました。何より感心したのは、あの狭い舞台で、あれだけ大人数の出番をとても巧くまとめていたと思います。エイリアンの侵入を信じるグループと、そんなのありえないと主張するグループ、エイリアンをやっつけに行くグループと部屋に残るグループ、という風にうまく人数を対立させたのが分かりやすかった原因かな。他の二つの公演も楽しみな劇団。

おかわり。
SORAism company
中野スタジオあくとれ(東京都)
2011/06/24 (金) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
詰め込んで超濃い〜内容
少なくとも今日1日の暑さはこのお芝居から元気をもらって乗り切った。
テンポの良いショートコントの連続。

VAMPIRE HUNTER
BLAM!!!
笹塚ファクトリー(東京都)
2011/06/22 (水) ~ 2011/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
永遠の命
舞台セット、音響、衣装、照明、小道具・・どれも素晴らしい。流石に劇団三年物語とのコラボらしく、どちらかというと三年物語よりの舞台だった。特に闇夜の帝王・ウェスペルティリオーの迫力に酔いしれ、闇夜の女王・ノワルーナの魔女ぶりにワクワクした。舞台は19世紀ルーマニア。バンパイアが支配する闇の帝国。
以下はネタばれBOXにて。。