
紐育に原爆を落とす日 無事千秋楽終えました。沢山のご来場ありがとうございました。
獏天
Geki地下Liberty(東京都)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

Black Shooting Star
おぼんろ
Barまいどおおきに(渋谷区宇田川町34-6 W&Iビル4階) (東京都)
2011/09/10 (土) ~ 2011/09/10 (土)公演終了
満足度★★
まあ面白かったが、しかし…
とあるバーに、保健所の調査入るが、
なんと、調査中に巨大化したGが出没…。
しかも、最初は遠慮がちに「出没」していたが、
次第に「自己主張」まで…というような話。
最初はドタバタだけかと思ったが、
後半はそれなりに色々の趣向も工夫され、
面白くは思った。
ただ、ここで、最近話題の「開始時刻問題」が…。
事前に17~18時と聞いていたのだが、
役者がお客さんをいじったりしていてなかなか始まらない。
10分ほど経ったとき、「遅れているお客さんがいらっしゃるので…」
と言われ、さらに「待つことにご不満の方はいませんよね」と、
いじりの延長が。
こう言われると「いや、始めて下さい」とはとても言いにくいし、
私も10分程度なら遅れても良いかと思っていたので、
「後の予定があるので」とは言わなかった。
それから数分後、その遅れたお客さんが到着で、
「(遅れたお客さんに)拍手を」とまたいじられる。
それから、前説だか芝居の一部なのか分からない結構長い話があり、
(もしかしたら。これは所要の1時間に入っているのかも、
と思ったくらい)
ところが、「ではこれから始めます」ということになった。
この本番部分も、1時間では収まらず、結果解放されたのは18:30頃。
つまり30分も超過したのだ。
私は19時までに王子に行かないといけないので、
慌ててエレベーターに乗ろうとしたら、
もう1人若い御嬢さんも飛び乗ってきた。
「私、次の予定があって…」「私も?」
「王子ですか?」「いえ、私は下高井戸で…」
なんて、多少の会話のうちに1Fに着いて、
それぞれ急ぎ足で…。
下高井戸の方はどうか知りませんが、
結果、私は10分遅刻してしまった。
結局、あの長い「前説」も公演時間の対象ではなかったのだろう。
元々遅れている上に、さらに遅れの原因となる話を
長々やるのってどうなの?
それから、遅れているときはせめて、終演後
「押してしまったので、お急ぎの型は遠慮なくお帰り下さい」
位言ってほしいのですよね。
別の劇団の話ですが、次の予定などを、客演者一人一人に話させて、
ダラダラ「終演後挨拶」が続いたことも、経験しているので…。
お客さんの全員が、終演後何も予定無し、
というわけではないのだから…。
そんなわけで、演劇自体は4Pでもいいかな、と思ったが、
遅れが酷すぎたので、2P減点とします。

ララバイ、バイバイ
レゴプラ
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2011/09/16 (金) ~ 2011/09/18 (日)公演終了
満足度★★★★
祝、旗あげ公演!
山邊健介のひとり劇団にも関わらず、素敵な俳優を揃えている。人生のハイライトな部分を若干はにかみながら、切り取って見せてくれた。旗あげ公演としては上出来だ。

誰やねん
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田大学学生会館(東京都)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/18 (日)公演終了
満足度★★★
エンクラの伝統が光る
随所にエンクラの伝統が息づいていた。パワー、個人技、圧倒的な存在感。そしてエンクラ独特のダンス等々。エンクラ独自のシステムは魅力的な役者と次から次へと生み出す。今回の役者陣も、荒削りだが魅力的な役者が多数。これからどう成長していくか要注目だ。

テノヒラサイズの人生大車輪2011
テノヒラサイズ
南大塚ホール(東京都)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★
「テノヒラサイズの人生大車輪2011」
面白かった!冒頭こそコテコテの大阪コントかと思って引いてしまったが、登場人物の過去を振り返るシーンが始まると、そこに描かれた人の喜びや悲しみと、椅子を使ったフィジカル表現に、ぐぐぐっとひきずりこまれた。これは見て損の無い作品だと思った。

OKICHI
アブラクサス
劇場MOMO(東京都)
2011/09/15 (木) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
見せ場が多く、感動的な芝居
明治開国前後の、唐人お吉の物語。
一応、5つの部分から構成されていると思う。
ネタバレ部分で各部分について触れて行くが、
ただ、これは私が勝手に分けたもので、
上演時に「第○部」と表示されたり、
台本に書かれたりしているものではないことは、
あらかじめお断りしておく。

団 鬼六・悦楽王
月蝕歌劇団
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/09/14 (水) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
満足度★
直木三十五役
のひとが自分を直木三十三といっていたのが気になりwikiで調べてみたところこの人は三十一の時から年齢とともに筆名を変えていたそうな。
芝居内容とは関係のない理由で☆ひとつとしましたが、詳しいことはかけません。チキンハートな僕です。

朝日のような夕日をつれて
Contondo
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/18 (日)公演終了
再現できたのかな!?
当時の観客の度肝を抜いたと言われる
劇団「第三舞台」の旗揚げ作品
ハイペースで進む熱い芝居で
役者さんの熱さはヒシヒシと伝わってきました^^
しかし、話に乗れないまま
これはコメディなのか・・・本格派なのか・・・
悩んで観ていました^^;

驚々
多少婦人
池袋GEKIBA(東京都)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
満足度★★★
驚
チケットプレゼントで鑑賞。初多少婦人。90分。
ストーリーがはっきりしていて、理解しやすい。もう少しコメディに走っても良かったかな。
役者は、山本しずかが一番良かった。

ロベルトの操縦
ヨーロッパ企画
本多劇場(東京都)
2011/09/08 (木) ~ 2011/09/18 (日)公演終了
満足度★★★★
相変わらず面白い
全体的にゆるふにゃでありながら疾走感がある不思議な舞台でした。言葉遊びと会話の掛け合いで話を進めていく様はお見事。ダメ人間のノリと勢いと開き直りは、恐ろしい。

悩殺ハムレット
柿喰う客
シアタートラム(東京都)
2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
時を越え
シェイクスピアさんの 作品が面白い と いう事を 知りました。
そうなると いろいろと 知りたくなるような気がします。
もっと いろんな作品が観たくなりました。

テノヒラサイズの人生大車輪2011
テノヒラサイズ
南大塚ホール(東京都)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★
傑作再び
チケットプレゼントにて鑑賞。
改めて鑑賞し、やはりできた話と再認識した。笑いと涙、前向きなテイストと、ツボを押えた良作品。次回作品への期待が高まる。

OUTFLOWS
大橋可也&ダンサーズ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

Mr.Moonlight ミスタームーンライト<月光旅人>
K-BOX company
遊空間がざびぃ(東京都)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
無題128
外で待っていて蚊に刺されました。開場して前列に座ります。ここは2回目ですが、天井が低く視界に入ってくるのと、壁が「木(目)」なので気を緩めると現実に戻ってしまいます。観たい!を書いたときに書かなかったのは「ビートルズの曲ですか?」。結局、そうでしたが、お話の本筋とはあまり関係ないと思いました。たしかに、冒頭、月の光には不思議な力がある、というシーン、万葉集「天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ」が紹介されたり、月の魔力に引き込まれます。でも、ビートルズはラヴ・ソングだし、本作品は生きるということなのかなと思ったので。今、読んでいるのが「ツナグ(辻村深月著)」。死者と生きている者とをつなぐ「使者(ツナグ)」、5つのお話(お勧め)。

ちょぼくれ花咲男
文月堂
サンモールスタジオ(東京都)
2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了
満足度★★★
梅の参拾五番
時代は江戸でも内容はファンタジー色が強い。
オープニングの口上から楽しく観劇。
田中玲さんの歌をもう一度聞いてみたい。

ぶどう畑に落ちた流れ星
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2011/09/08 (木) ~ 2011/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
Bチーム観劇
特に終盤からラストにかけて方々から啜り泣きが聞こえてくる中、ちょげる涙を抑えつつ観させてもらいました。脚本・演出、役者・演技、セット設営、受付等に至るまで完璧なんじゃないかなと思う公演でした。これを当日パンフに書かれている期間でやったと言うのは他の観劇者の方も書かれていますが謎過ぎます。

恋、ほのか ~何年後かのI love you~
Knocturn
六行会ホール(東京都)
2011/09/16 (金) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
歯がゆい
お互い好きなくせに素直にその事が言えない。幼馴染でずっと一緒にいたせいかもしれないけれど、それでも自分の気持ちをきちんと相手に言わないと、、、伝わらない。切なく焦れったくて観ていて苦しくなった。2人の恋の終着駅、同じだったらいいのに。

驚々
多少婦人
池袋GEKIBA(東京都)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
満足度★★★★
騙された
見事に騙されました。それにしてもテンポのよさとドキドキの展開,見事な勘違いで最初から最後まで目が離せず,90分の上演時間がホント短く感じました。自分にとっては鬼門だったGEKIBA,ここではじめて面白い芝居を観ることが出来ました。

ちょぼくれ花咲男
文月堂
サンモールスタジオ(東京都)
2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
直感で好きになった女性
三谷智子さんとの出会いは、芝居ではなく、脚本が先でした。
横内さんが大層押したのに、劇作家協会の公開審査で落選された時の作品で。
この方は、近い将来、大物になられるに違いないと直感しました。
あれから、何年??
初見の芝居では、まだ綻びが見えたけれど、今回の作品は、素敵でした。
初の時代劇と伺って、もっと破綻があるのかと予想したのですが、さにあらず。
もちろん、時代考証や、衣装考証等、重箱の隅をつつこうとすれば、いろいろありますが、とにかく、まず三谷さんの演劇制作者としての躍進振りが、嬉しく感じて、最後は、初日の友人の報告同様、涙しました。
キャストの皆さんが、適材適所の布陣で、これだけの登場人物に全て光りを当てる、作・演の裁量にまず感じ入りました。
文月堂さんの今後にも、期待感が膨らみました。
そうそう、余談ですが、以前サントリー美術館の「鳥獣戯画展」で見た、意外なある事象の庶民の飛ばしあい競技を、この花咲男の特技で思い出しました。
江戸時代って、そういうおおらかな庶民の楽しみもあったんですよね?
その絵の模写を、屏風に使ったら、更に面白かったかも。

OUTFLOWS
大橋可也&ダンサーズ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了
敗北
確かなスキルを持ってる(であろう)ダンサーとスタッフ陣の作るコンテンポラリーダンス(だと思う)。括弧つきの感想になってしまうのは、ダンスを見慣れてないので、これがダンスかコンテンポラリーか判別がつかないのです。ただただ、ポカーンと観てしまいました。「わからない」「難しい」は、作品を作って訴えてる人の意思から逃げるようで悔しいので出来るだけ使いたくないのですが……悔しいです。
1つ、思ったのは、「こんなに観客に喰らいつくような、鬼気迫るパフォーマンス」を目の前で演じられても観客と演者には見えない壁があるのだなって事。