最新の観てきた!クチコミ一覧

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オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り

石井光三オフィス

世田谷パブリックシアター(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/12 (水)公演終了

満足度★★★★

原作の良さがわかる作品
久しぶりの筒井道隆くん、やっぱり素敵でした。清潔感があり佇まいがステキなので、リアリティのない役(優午)なのに違和感がありませんでした。

朱雀家の滅亡

朱雀家の滅亡

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/09/20 (火) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

ああ、三島作品
新国立劇場の今期スローガンの如く、まさしく滅びゆくものに託した美意識、そのもの。
苦難の現実に立ち向かう日本人の姿って、他国の人から見れば奇異に見えるかもしれないけど、この作品には信念を貫く姿勢、儚さの美徳、というものを感じた。朱雀?鳳凰?の木製テーブルと朱色の門のシンプルなセットが一際目立ちつつ、それぞれの心情を吐露する二幕の國村さんと香寿さんに圧倒。

美しい仕草と言葉使いが甦ったけど、ちょっと肩が凝ったw。

ダブルアルバム

ダブルアルバム

グループる・ばる

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★

それなりに面白いのですが
どうも、永井作品にしては、インパクトに欠けると言うか、どこか作為的過ぎて、鼻白む部分が多々ありました。

松本演出も、杓子定規で、面白みに欠けました。

最後のシーンは、やや蛇足感も、冗長感も感じ、終わり弛み。
スッキリしないエンディングで、永井作品と知らずに観ていたら、青年団系かと思ったかもしれません。

半海さんは、大活躍で、良いスパイスになっていました。
半海さんのファンの方には必見舞台だと感じます。

ネタバレBOX

過去と現在が行き来する展開ですが、この場転が、どうも素人劇団のようで、ガッカリしました。

スタッフの力量不足か、演出のセンスかは不明ですが、この転換が、ダサいので、観客としては、その度白けました。

半海さんは、瞬時に、若い時と中年になってからの、立花の早替り振りがお見事で、前回拝見した舞台での印象を劇的に変換してくださいました。

電話のコードが抜けてしまうというアクシデントは致し方ないとして、田岡さん、岡本さんのお二人が、それで動転してしまったのは、ベテラン女優として、やや首を傾げたくなりました。

最後の方で、夏子の実子の起こした事件で、秋子がお金を工面する云々が、結局どうなったかわjからないままで、これは、振り込め詐欺では?とか思って観ていたので、最後まで、腑に落ちず、すっきりしない幕切れでした。

秋子が死んだ?とか思わせて、次の場面で、じらす手法は、スタイリッシュな運びでないと、不愉快なだけで、面白くはありません。
永井さんも、オリザさんの影響受けたかしら?と自分の目を疑いました。

初演は、20年程前だったそうですから、永井さんも、まだお若かったのでしょうね。
三鷹の化け物

三鷹の化け物

ろりえ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

三鷹に化け物襲来!
三鷹に化け物が襲来! 「こんなにおっきいの?」 は本当でした。

いたるところ“ろりえ”ならではの演出ざんまいで
R15?な感じではあるけれど、前作で不安になってる方も
今回は見逃さない方がいいと思います。

上演時間はろりえらしく?約3時間ですが全く苦にならず楽しめました。
そして豪華すぎるセット!!!
チケット代こんなに安くて大丈夫かと逆に心配になるくらい笑


演目はドタバタしているんだけど、それぞれの要素が全て繋がって
収まっていくのは見事。ろりえ版「ロミオとジュリエット」と
言ってもあながち間違いでもないかと。

最後は本当に感動した。面白かった!
“恋子”役の梅舟惟永さん、今回もすばらしかった!
タイタニックゴジラの高木健さんも良かったです!

ネタバレBOX

前作「女優(おんなやさしい)」では、男子が何人も脱いでましたが、
今回真っ裸は一人だけと思いきや、何と女性もとは!

それだけでなく結構卑猥?なシーンも多く(笑)
DULL-COLORED POP 中村梨那さんの女優魂を見ました!!!

ろりえ 徳橋みのりさんの出がかなり後半であまり観れなかったのが
個人的には残念。

PLAT-formance 安藤理樹さんの役名がそのままなのがおもしろい(笑)
放送作家役、えらくハマってました!

長瀬みなみさんは可愛らしくてファン増えそう~
^^
むふっ

むふっ

NPO法人アートワークショップすんぷちょ

仙台市青葉区「錦町公園 いこいの広場」(宮城県)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

野外でのびのび
舞台上だけでなく屋外で動きに制約が無いためなのか、走り回るシーンもあったり楽しめました。

ローエングリン

ローエングリン

公益財団法人日本舞台芸術振興会

NHKホール(東京都)

2011/09/25 (日) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

謎のラスト
ワーグナーの名作を少し設定を変えた演出で上演し、最近ヨーロッパで良くある様なセンセーショナルで元の物語からかけ離れた演出になることもなく、適度に現代的で軽やかな雰囲気に仕上がっていました。

背後に大きな橋がある以外はほとんど何もない舞台の真ん中に開演前から製図板の前に人が座っていて、前奏曲に合わせて2階建ての家の設計図を描き、その後は時間の進行に従って実際にその家を建てて行くという、エルザの幸福度を表象した様な演出がダイナミックでした。幸せに結ばれたかに見えたエルザとローエングリンが別れざるを得なくなったとき、家に火が点けられるという分かりやすい演出でした。
有名な第3幕への前奏曲が流れる時には家の前に花で文字を作る作業がダンスっぽい動きで行われて、この公演で唯一のユーモラスなシーンになっていました。その後に続く結婚式のシーンも素朴で暖かみがあり、のちに訪れる別れとの対比が強く打ち出されていました。
ローエングリンが自分の正体を明かす最終場では家が撤去され、沢山の小さなステージがまるで墓のように整然と並べられ、恐ろしさを感じさせつつも美しかったです。最後は舞台上空のスクリーンにピストルの絵が写し出され、100人近くの合唱の人たちが自分の顔にピストルを向けて暗転という後味の悪いもので、そこまでは比較的ポップな雰囲気で展開していたのに最後に急変して、どう解釈するべきなのか悩む終わり方でした。

セットや照明の演出はカラフルで効果的でしたが、演技に関しての演出は比較的オーソドックスで、メインキャストも合唱も動かず立ちっぱなしのことが多く、演劇的観点からは面白味に欠けました。

演奏は流石世界最高レベルの歌手・指揮者・オーケストラ・合唱で繊細なピアニッシモから圧倒的なフォルティシモまで美しい響きを堪能しました。タイトルロールを演じたヨハン・ボータさんは力士の様な体格で神聖な騎士には見えないのが残念でしたが、力強く輝く声が素晴らしかったです。オルトルートを演じたワルトラウト・マイヤーさん魔性の女っぷりが凄かったです。

茜鬼 第一章~角(つの)~

茜鬼 第一章~角(つの)~

トカゲノセナカ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

観てきた!
第二章も観に行きたいです。

三鷹の化け物

三鷹の化け物

ろりえ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★

。。。
しまった!が、梅舟惟永が良い女優なのは分かった。
鹿殺しの菜月チョビを思い出した。

ネタバレBOX

休憩直前の二股&悲劇のヒロインシーンはぐっときた。つまり、梅舟惟永が良かったよ。
しながわアーティスト展 2011

しながわアーティスト展 2011

品川文化振興事業団

メイプルカルチャーセンター(東京都)

2011/10/01 (土) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度

子供向けイベント
改装する前のカルチャーセンターを自由に使って展示とパフォーマンスが行われ、子供向けの色合いが強い、手作り感溢れるイベントでした。

時間の都合上、栩秋太洋さんのダンスは観ることが出来ず、古舘奈津子さんのダンスだけ観ました。
古舘さんの作品は『ユニフォーム』というタイトルで、その名の通り施設のユニフォームを着て踊るものでした。お茶を入れた湯飲みを持ちながら体の揺れを次第に大きくして行くシーン、窓から身を乗り出したり壁の開口部を行き来したりと空間との関係性を見せるシーン、クラシックバレエの感情表現的な様々なポーズを繰り返すシーンからなる10分ちょっとの小品で、最近の古館さんのアンチダンス的な作風を継ぐものでした。キャッチーな要素がない辛口の作品は、たくさんいた小さな子供の興味は引けなかった様で走り回ったり騒いだりしていましたが、それはそれで面白い状況でした。

ダンス作品や先進的な演劇作品に音響で数多く携わっている牛川紀政さんは、建物内の別の場所の音をリアルタイムで流すインスタレーションを展示していました。
青年団周辺の公演で毎回印象的な美術を手掛けている杉山至さんは流木と画材と工具をたくさん並べて、絵を描いたりオブジェを作るワークショップを開催していて、いつものキレのある美術を観ることが出来ず残念でした。
栩秋さんは参加型のちょっとシュールなインスタレーションも出展していました。

ロベルトの操縦

ロベルトの操縦

ヨーロッパ企画

ももちパレス(福岡県)

2011/09/29 (木) ~ 2011/09/30 (金)公演終了

満足度★★★

後半は笑った
前半がなかなか状況がつかめなくて、むむむという感じ。
でも後半、客演の2人が出たあたりからは、声を出して笑った。
装置がおおがかりで特にロベルトが走ったときの髪のなびきかたとか
バイクが後方に行く感じとかなかなかリアルだった。
いつものゆるゆるなヨーロッパ企画でした。

【終演致しました!】ふつつかもの

【終演致しました!】ふつつかもの

ふつつかもの

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

どちらも楽しかったです。 が、
2本の全然違う作品、楽しかったです。
2つめの『さるまね』は、見せ方がうまいし、若い人の作品としてはレベルが高いと思いました。パイプの棚を使った演出が面白かったです。でも、その演出の都合で(LE DECOのスペース上)正面に客席が少なかったことが気になります。私は正面の席で観ることが出来たのですが、側面の客席の方にはどう見えたのか気になります。
 
私は1つめの『なまぬるい風』がけっこう好きです。日常にあるどうでもいいようなことを面白く見せてくれています。さりげないけれど言葉遊びのような会話が楽しかったです。もっとちゃんと(短編ではなく)観たいと思いました。

TAROと踊ろう!

TAROと踊ろう!

川崎市岡本太郎美術館

川崎市岡本太郎美術館(神奈川県)

2011/10/01 (土) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

Bプロ鑑賞
<白河>壁にある岡本太郎の絵画をモチーフにした作品。前半は終末的、後半は救済的。見事にコントロールされたダンスに見とれる。 <小池>剽軽な雰囲気。序盤はユニゾンが多用され単調となることが心配されたが、徐々に崩し始める。

全国シニア演劇大会2011

全国シニア演劇大会2011

かんじゅく座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/09/27 (火) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

これは見事な演劇だ!
9月27日に始まった大会も今日で千秋楽。福井の劇団「ババーズ​」の舞台を観てきました。小さな集落のおばあちゃんおじいちゃん​が10年前につくった劇団ですが、200回以上も公演していると​あって全員が約そのものになり切っている。というか、役に自分を​映している。そして主役の最高齢88歳のおばあちゃん役者がすご​い。このおばあちゃん、芝居でうつ病を克服したと、かんらかんら​と笑っていました。
とにかく半端じゃないシニアが集まったこの大会。少しだけお手伝​いしましたが、成功裏にお開きとなったことをとてもうれしく思い​ます。

モスキートーンは聞こえない

モスキートーンは聞こえない

9-States

相鉄本多劇場(神奈川県)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかった~♪
メッセージって、受けとる側の問題だと思った!メッセージの発信者がいることがとてもうれしかった!それをどれだけ咀嚼できるか試されるような気がして面白かった!!メッセージにふさわしい、重鎮な演技のできる役者さん揃いで、楽しめた!これからも、見る側の意見にとらわれることなく、時代にあったメッセージを発信していってほしい!とにかく面白かった!途中のドタバタは新喜劇風、舞台セットや音響は芸術でした!!非日常、ありがとうございました!!!

新・幕末純情伝

新・幕末純情伝

パルコ・プロデュース

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2011/10/01 (土) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

観たい
途中で中だるみを感じる部分もありましたが、結末は心ゆさぶられました。つかさんの舞台は「広島に原爆を落とす日」以来の2回目の観劇でしたが、舞台から発せられるエネルギーがすごいですね、つかさんの芝居は。一心寺シアターでの追悼企画公演、なんとか予定合わせて行けばよかったなと後悔。小劇場で観たかったかな。

ネタバレBOX

アンコールで「美空ひばり物語の予告編風」に一人一人の紹介があったのですが、せっかくの芝居の余韻が消えてしまったのが残念。楽しんだ方も多いと思いますが、私は余韻に浸りたかったので残念です。
『白夜 -BYAKUYA-』 奥秀太郎×黒田育世

『白夜 -BYAKUYA-』 奥秀太郎×黒田育世

㈱NEGA

原美術館(東京都)

2011/10/01 (土) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題148
◆開場:受付30分前に着きましたがもう並んでいる方がいらっしゃいました。17:20には門のところまで列が伸び、100人は超えています。時間となり整理券配付、展示品を観るも私が観に行くような作品ではなく、時間を持て余してしまいます。今晩は特にトラブルはなさそう、外はちょっと寒いので館内で待ちます。会場は駐車場、18:20に整理番号順に並ぶようアナウンス、50番単位で貼り紙、もう暗くなってしまいました、虫の声が聞こえ、少し風があります。◆18:30ほぼ予定通り入場。但し、スタッフ(6〜7名)の対応はイマイチ、もっと大きな声でテキパキやらなくちゃ。美術館の壁に映像を映しています。ステージ向かって、円形に広がった観客席(芝生)、真ん中が空いていて、左右の配置、左側に座ります。クッションが1列目、最初座るも腰が冷えそうなので2列目、椅子席に変更。前列は体育座りなので視界が遮られることはありません、客席の一部は関係者席(椅子席の2列目ほぼ全席?)、撮影位置の関係で芝生に勝手に座ると注意を受けます。立見の方も大勢いらしゃいます。◆20:30頃終演。大スペクタクル、驚いたなんてもんじゃありませんでした。びっくりしていたので、亜矢乃さんがでていることを忘れていました。終盤、一人で出てくるシーン、ようやく顔がはっきり見えてわかりました。それまでも衣装が違う人がいるなとは思っていましたが、なにせ暗くて。

ネタバレBOX

今夜は、観客の誘導、音響、照明などおおむね良好でした。少し寒かったのですが、みなさんそれなりの服装だったようです。お芝居が始まる頃はもう夜、線路が近いので虫の鳴き声と電車の音が聞こえてきます。

「プロジェクションマッピング」というのを初めてみました。美術館の壁面をスクリーンにして映像を投影します。建物の壁なので大きいです(3階建て)。屋根の上の部分に「教会の鐘」や「十字架」を映したり、ここがパン工場、蒲田駅、ショップ、レストラン、映画館にもなります。15-6人くらいの人たちが登場、最初は黒い服装、次はパン工場で働く人たち。

ギターが奏でられ、ダンス、パフォーマンス、映像、自然の音、これらがまぜこせになって物語となっています。

男(白い衣装)が一人、ゆっくりと歩いてきます、話す言葉は英語、後の壁面に字幕、客席後方から十数人の男女、黒い服(喪服?)、壁面:スタッフの名前、ギターの音、大きくタイトルが映し出されます:Byakuya。壁面:たくさんのぼやけた写真、(照明は客席後方から)男女の黒い影がくっきり、白と黒の世界、腕を伸ばし写真に触れようとする人々、男(白)、壁の真ん中へ、腕を上げ、影が一つの写真に重なり、その腕をひと振り、女(白)が現れ、歩いてきます、ダンス、素足、長い髪、壁面のぼやけた写真と女(白)の影との対比。

かつてパン工場で働いていたときに恋に落ちた女性(松井由美子)を探し求める男、自身はひとりアメリカへ帰国、その後工場は燃え落ちる、辿り着いたのは工場の跡地、今は墓地、女が英語を学び、残した手紙:I waiting for you.my dream is make bakery with you.I am full of love for you.

美術館屋上、芝生の上での舞。

最後、女は壁に歩み寄り、そこのドアを開け、中へ、そのとき映像が動き現れたのは女の横顔のぼやけた写真、それは始めに手を触れようとした写真。

開かれた空間での表現、映像、音楽、舞、物語。どれも素敵で、忘れ難いものとなりました。
おしまいのとき

おしまいのとき

ポツドール

ザ・スズナリ(東京都)

2011/09/08 (木) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

台風の日に
台風で交通機関が全て停まっていた為、劇団に問い合わせてみるも、「来場のお客様もおいでなので公演の中止もしないし払い戻しもしない」との返答・・・まあ、劇団に非は無いし仕方ない。暴風雨の中原宿から下北まで3時間掛けてヘロヘロになってスズナリに辿り着き、開演から20分程経ってから観始める。結局後日e+からチケット払い戻すとのメールが届いたので、こんな事なら払い戻して、別日に最初からちゃんと観たかった。6月にwowowで観た三浦作品がとても面白かったので初めて観に行ったポツドール公演だったが、あまりに救いの無い展開で私にはちょっと重かった。後ろの席だったせいか役者さんの台詞がところどころ聞き取り難くジレンマ。合間合間に流れる篠原さんの独白だけ不釣合いな大音量だったのでマイクの不具合でもあったのかな。正直、目にする劇評がどれも高評価で意外というかびっくりというか。ただ2時間があっという間で、緊張感を保って最後まで舞台に釘付けだったので、面白い舞台だったことは間違いないか。「愛の渦」を観てみたい。

塩ふる世界。

塩ふる世界。

マームとジプシー

STスポット(神奈川県)

2011/08/17 (水) ~ 2011/08/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

みた。
おもしろ気持ちいい。

ヤングフォーエバー

ヤングフォーエバー

壁ノ花団

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

特徴のある表現形式
初めて見る表現形式でした。

ネタバレBOX

必ずしも本人が口語で語るわけではなく、誰かが誰かについて語ります。「・・・と王が言った。」のように。セリフだけであれば本を朗読しているかのようです。感情表現もあまりありません。たんたんと進んで行きます。

道具の使い方は面白いと思いました。
腹巻は初めはベルトかと思ったのですが、トイレで脱ぎ下ろすアクションに使われたのは驚きました。女性役ではドレスにも早変わり。木の棒は、杖だったりドアだったり。敷き詰められたブロックも椅子になったり塔になったり。センスのある面白いアイディアであると思います。

ただ残念ながら私にはストーリーが楽しめませんでした。始めの方はそれなりに楽しめたのですが。
黄金時間

黄金時間

ラフメーカー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/09/27 (火) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

初ラフメーカー
つかみが弱かったけど、終盤の紆余曲折はまずまずだったような気がする。

ネタバレBOX

行川(あいだ)の結婚式。高校卓球部の同輩後輩が次々受付を済ませる中、フィアンセが結婚詐欺師であることがわかる。一流企業に勤め、皆からの信頼も厚い秋月(小林)の提案で、今いる女性から結婚相手を探すことに。意外なところで意気投合した森田(谷)とさて今から結婚となった時、秋月から今度は待ったがかかり、場が混乱していく‥。

キャラが弱いのかなんなのか、最初の段階で話に引き込まれなかった。結婚詐欺→結婚相手の選定なんか面白い展開なんだけど、イマイチのれなかった。ドタバタしてるでもなく、リアルなわけでもなく、中途半端な印象。
仕事で大失敗をした秋月のシーンはなかなかだったけども、もっと劇的(オーバー)でもよいかな。一応働いている身として、自分に重ねてみて、一番しっくりくるセリフも多く、見ごたえある場面ではあった。

本作品の中心(テーマ)がどこにあるのか、実はわかっていないのだけど、なんにせよ、こうして集って話のできる友人とは、とても良いものだと思う。

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