ああ、三島作品新国立劇場の今期スローガンの如く、まさしく滅びゆくものに託した美意識、そのもの。苦難の現実に立ち向かう日本人の姿って、他国の人から見れば奇異に見えるかもしれないけど、この作品には信念を貫く姿勢、儚さの美徳、というものを感じた。朱雀?鳳凰?の木製テーブルと朱色の門のシンプルなセットが一際目立ちつつ、それぞれの心情を吐露する二幕の國村さんと香寿さんに圧倒。美しい仕草と言葉使いが甦ったけど、ちょっと肩が凝ったw。
0
2011/10/02 22:57
このページのQRコードです。
拡大