最新の観てきた!クチコミ一覧

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ファントム

ファントム

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2011/08/12 (金) ~ 2011/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

やはり人気公演だけあって・・
ちょっとチケット取るのが手間でしたけど、それだけの価値のある作品だったかな、と思いました。

中でも魅力的だったのは、やはり蘭寿とむさんの少年のように透き通った純粋なエリック(ファントム)。自分の醜い顔をみて逃げてしまう女の子に「怖がらせて悪かった」と言える絹のような心の優しさ(優しさにもいろいろあるので・・)、美しさを、十二分に感じさせてくれました。

まぁ、なんというか・・毎月宝塚を見ていると、見た目はおっさんになっても、心だけは少年のようにまっすぐでいたいと思うものです(友達からは気持ち悪いと言われそうですが・・(苦笑

淵の字になって寝る

淵の字になって寝る

山田ジャパン

サンモールスタジオ(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★

愛人ってぇ
なんとなく、心地好い笑いをさせていただきました。愛人観がなるほどぉぉぉ!って感じでした。音響、耳が壊れるかと思いました。
面白かったです。

砂利塚アンリミテッド

砂利塚アンリミテッド

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/10/05 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

初観劇→初感激!
ホチキスさん初観劇してきました。
内容は夫婦愛?SF?ホラー?ドタバタ?な感じで
まさに「演劇っぽい」ストーリー。
若干、フラグ回収不足かなー?って感じでしたが、充分楽しめました。
笑いのネタもわかりやすく、初心者にもオススメできる演劇です!
いろいろな小道具や仕掛けも、細かいところまでに凝っていて楽しかったです。
観劇後はなんだかホッコリした感じになりました。

破産した男

破産した男

東京タンバリン

あうるすぽっと(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

役者の演技と音楽と舞台美術と
演技が一定のレベルに達している3人の役者たち。
私は役者の良い演技が見たくて劇場に通っている人間なので、良い演技が見れて、とてもうれしい。
今井と太田の会話が多かった。
演技の質は太田の方が優れているが、演技の安定感では今井が1枚も2枚も上。
今井は身体能力も優れている。

大谷能生の音楽が良い。
舞台美術も良い。
その両方が重なって、とても良い感じ。

戯曲はあまり面白くない。

Sometimes Caffe

Sometimes Caffe

Island

上野ストアハウス(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/09 (日)公演終了

満足度★★★

劇場入口の
カフェのライティング、可愛かったですね。全体に可愛い感じの劇で楽しめました。こんなことが起こりそうなカフェがだんだん無くなってきているのが淋しいですね。You Canで取った資格からの法律+雑多な知識VS専門家の法律知識のバトル、もっと見たかったです。

マジックアワー

マジックアワー

[DISH]プロデュース

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2011/10/05 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題152
ここは2回目、18:00受付(整理券あり)、18:30開場、19:00を少し過ぎ開演。今夜は最前列ではなく3列目。楽しめるお芝居、(やっぱり)映画もいいな。結構大人数なので、どんな関係の人達なのかつかむのにちょっと時間が、でも、懐かしさを感じる舞台、役者さんたち。で、配役とか関係図みたいなの用意していただけるとありがたいです。薄暗い中、役者さんと当パンとを交互にみながらじゃね...。

ネタバレBOX

最初の舞台、なんだか薄暗くてひんやりとした雰囲気、それも狭いし、チラシのイメージとは全然違うし...なんて思っていたら、突然動きだしてそこに現れたのは映画館のエントランス。今風のシネコンではなく、きっとフロアはぺったんこで、座席も狭いんだろうな。

いなくなった者、音沙汰がなかった者がなぜか集まってくる場所、その「理由」はよーく聞くと、がっくりするようなネタなんだけど、このお芝居の雰囲気と、お母さん役、大友さんの味わいに免じてよしとします。

そうですよね、映画観に行きましょうね。
【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

元東京バンビ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★

笑えなかったなあ・・・・
ピクルスはあってもなくてもいい?くらいの存在なのか、いいえ、やっぱりどんなに小さくて目立たなくてもなければならない存在なんじゃないのか。現代の若者事情をありのままに等身大で表現しているのだろうか、そうであれば、あまりにもくだらない日常だ。表現者としての責任を感じてほしいと思うし、こんなところで何故笑うのか笑えるのか、ほんと、笑えなかった。多くの人達とは全く真逆の意見だけど、嘘は言えない。

淵の字になって寝る

淵の字になって寝る

山田ジャパン

サンモールスタジオ(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

みつおさんと同類です
僕も自尊心と現実のギャップに悩めるひとりですので
主人公のみつおさんの、なかなか現実を受け入れられなくて
もがく苦しみがわかります。


首のない王妃 マリーアントワネットのその後

首のない王妃 マリーアントワネットのその後

武田光太郎

博品館劇場(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★

消化不良
武田光太郎という俳優はよく知らないのだが、女形のマリー・アントワネットということで、有名な首飾り事件を扱っているし、興味をひかれて観に行った。

結論から言うとまず、脚本に難がある。

同じような場面とセリフの繰り返しで、1時間35分にやっと引き延ばしている感じ。

「人は憎しみを忘れ、真実を知り、すべてを許すことで初めて救われる」というのがテーマのようだが、違和感だけが残った。

音楽や舞台美術はそれらしいのだが、内容も未整理で人物設定にも疑問が残った。

海賊ハイジャックあたりが料理してくれたら、面白い題材だと思いながら観ていた。

ネタバレBOX

幕開きは墓場の墓堀人夫2人、(新本一真,江連健司)の会話で、現代のパリだという設定らしく、街頭では、マリーの恋人、フェルゼン(高橋将仁)が洋服屋に生まれ変わっているが、あえて現代を出した理由がわからない。

墓場での会話はジャコバン党の血の粛清の話で21世紀ではなさそうだ。

街頭に蝋人形のように立つ貴婦人たちが紹介されるが、肝心のマリーがどこにいるかまったくわからない。

占い師の老婆のような姿で華がないのだ。

回想場面になり、墓堀りたちは宝石屋に変わる。

狂言回しの彼らの会話が空回りして、2回も似たような会話をするが、本来笑わせるところで客が笑わない。

ジプシーを表現したいのか、藤節子の長いソロのフラメンコダンスも意味不明

断頭台の露と消えたはずのマリー・アントワネット。チラシの説明によると、貴族たちは冥界をさまよい、天国のマリーに会いに来ると書いてあるが、マリーも決して救われてはいない様子。

息子が平民に捨てられ、餓死同然で獄死したことを知らず、それを知りながらマリーに知らせることを迷うポリャック夫人(夕貴まお)。

しかし、すべてを知らなければ、マリーに神の救いはないという。これで観る限り、マリーは天国にはいないことにしないとおかしいのでは?

マリーから宮廷で娼婦上がりの先王の愛人としてさげすまれ、7年間も口をきいてもらえなかったことを恨み抜いているデュバリー夫人(高汐巴)。

高汐は、「7年間も口をきいてもらえなかった」という台詞ばかり繰り返し、脚本上、きちんと役が描けていないので、演技力を発揮するまでもなく、持て余しているようで、観ていて気の毒になる。

夕貴は、宮廷の堕落した生活やマリーへの裏切りを悔い改めてからの優しさを強調。時折、日本の時代劇調の言い回しの癖が出るが、驕慢さも出る後半の演技はよかった。

フェルゼンに対し、「私を利用しただけだったのね」というマリーも、どうしてそう思うのか説明不足。

10歳で亡くなったルイ王太子(渡辺慎一郎)がやってきて、母に身の上のすべてを話し、マリーは号泣するが、「私たちは普通の家族として幸せに暮らしたかった」と語る。

王太子は成人男子になっていて、マリーも死後、年を取っていったようにしか見えないし、時代設定がいつなのか、観ていて混乱する。

観念的な台詞ばかりで、まったく心を動かされなかった。

ハル大学『カガクするココロ』

ハル大学『カガクするココロ』

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました
おもしろかった。日本の戯曲を翻訳して外国の人が英語で上演、おもしろかった。

御名残四月大歌舞伎

御名残四月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2010/04/02 (金) ~ 2010/04/28 (水)公演終了

満足度★★★★

観劇
第二部。

〈津山三十人殺し〉幻視行

〈津山三十人殺し〉幻視行

月蝕歌劇団

ザムザ阿佐谷(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/05 (月)公演終了

満足度★★★

観劇
観ました。

スイングバイ

スイングバイ

ままごと

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ました
よかった。ワイルダーですね。

相対的浮世絵

相対的浮世絵

キューブ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/03/18 (木) ~ 2010/03/28 (日)公演終了

満足度★★★

観ました
G2演出を期待した。今ひとつかな。

御名残三月大歌舞伎

御名残三月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2010/03/02 (火) ~ 2010/03/28 (日)公演終了

満足度★★★

第三部を観劇
道明寺、石橋を観ました。

ゼロからはじめる

ゼロからはじめる

東京タンバリン

アトリエ春風舎(東京都)

2010/03/10 (水) ~ 2010/03/14 (日)公演終了

満足度★★★★

素直に楽しめました。
楽しい芝居でした。振り付け所作もおもしろい。演出が秀逸です。

上海バンスキング

上海バンスキング

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/03/14 (日)公演終了

満足度★★★★

素敵でした
デコさん素敵でした。

フレーム!

フレーム!

早稲田大学劇団木霊

劇団木霊アトリエ(東京都)

2011/09/22 (木) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

観ました。
がんばってました。汗がすごかったね、精進してくださいね。今後に期待します。

キネマの天地

キネマの天地

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2011/09/05 (月) ~ 2011/10/01 (土)公演終了

満足度★★★★★

息が抜けない
共同脚本だった映画版「キネマの天地」の続編舞台版として書かれた作品だそうで、映画版は公開当時観たが、本作は大部屋女優として松竹に入社した
田中小春のシンデレラストーリーの映画版とはまったく別個の作品。


芸達者がそろい、見ごたえのある舞台で思い切って観てよかったと思う。


台風の日のソワレで、自分の周りには誰もすわっていないという、半分くらいの客入り状態で観劇した。

昼が同じ新宿の文月堂の芝居だったので、徒歩で移動できて電車のストップにも巻き込まれず、幸いだった。

ネタバレBOX

女優たちの意地と見栄の張り合いで笑わせたり、ドンデン返しに次ぐドンデン返しで飽きさせない。

演劇への愛にあふれた完璧なお芝居だと思った。

井上さんのお芝居は余白がないほどギッシリとエキスが詰め込まれている感じで、面白いのだが、息が抜けず、自分はそこに苦手意識が働くのだと今回、痛感させられた。

女優陣の中では、今回、麻実れいに注目して観た。

麻実は宝塚時代、ポスト鳳蘭の立場で、鳳とは芸風が違うが、グランドロマンのような骨太の演目を割り当てられることが多かった。

あの当時と比べると、いまの麻実は、いい感じで力が抜けている。

人生の年輪を重ね、ふと隙間に孤独の影がにじむような演技が巧い。

菊田一夫の「ジャワの踊り子」のグランドフィナーレの映像を30年ぶりに観て、実は非常に細やかな官能的な演技をダンス場面でみせていることを発見して驚いた。

そのあとにこの芝居を観たので、何とも言えない感動があった。

甚だ個人的感想だが、こういうのも芝居を観る楽しみのひとつだと思っている。

ちょぼくれ花咲男

ちょぼくれ花咲男

文月堂

サンモールスタジオ(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

話がよくできている
開演前のBGMが、名画座の時代劇コメディ映画特集の時のような楽しげなもので、いつもの小劇場演劇の雰囲気とは違う感じだった。

守屋浩の「ありがたや節」を聴いたのは何十年ぶりだろう。

もっと軽い感じのコメディかと思っていたら、コメディというよりも人情物の時代劇という趣で、きちんと作られていたことに感心した。

落語やエノケンの時代劇コメディ映画に近い雰囲気かもしれない。

何よりもストーリーが面白く、江戸の人々の会話が生き生きと描かれ、自然なのがよかった。

黒子や差し金を使うなど演出も工夫されていて、最後までわくわくさせられた。

雑感はネタバレにて。

ネタバレBOX

病気がちのお光(田中玲)が咳き込む演技が、まるで仮病のように大げさでとってつけたようなので笑っているお客もいたが、別に笑いをとろうとしているとも思えず、気になった。

弥七(平田耕太郎)について周囲による「男前」を強調する台詞が何度かあり、私の位置からは髪が覆う彼の顔があまりよく見えなかったのだが、いい男なら一度褒めればじゅうぶんな気がした。
平田は滑舌が悪く、つっかえるのが気になった。

遊女のありんす言葉になぜか京言葉が混じるのも違和感がある。

美鈴(石川佳那枝)が相対死の石田(佐藤滋)に「兄上さまにお詫びして許してもらい、どこか良家の養子になれば」と言うが、相対死の生き残りは非人手下となり、人別帳からも抜かれるので士分には戻れず、この時代には周知のことなので、非現実的な提案に感じた。

今回、一番注目して観た俳優は町医者・向井兵衛役の高宮尚貴だったが、この役は出番は少ないが簡単そうでもなかなか難しいと思う。

日舞が特技なだけに所作が様になっており、なおかつ時代に張って言うところと、喜劇でくだけて言うところの緩急の間がよいと思った。

ただ、この役の設定が、ご家老と一緒にいるので、江戸屋敷詰めの藩医かと思っていたら、配役表では藩お出入りの町医者と書いてある。

劇中、御典医(大名家は御殿医ともいう)推挙の話も出ていたが、姫君のお脈をとるのがいくら名医でも藩お出入りの町医者と言うのはあまり聞かず、不自然に思えた。

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