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Lock'n'Roll

Lock'n'Roll

大川興業

ザ・スズナリ(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

多くても少なくても…
今回はいつもより暗闇を多くしてみました。

ネタバレBOX

脳死のような状態になり、内臓を摘出される寸前にとある博士の発明した脳波を計る機械により意思表示できて命拾いした男の話。モビルスーツを着用して身体も動かせるようになり、最後は爆発テロを防ぐといったストーリー。

前作は暗闇でない時間帯が多く少しがっかりしましたが、今回は布団を薄明かりで見せるシーンと脳波を計る機械が光ったシーン、そして最後の爆発シーンと終演後の挨拶だけが明るく、ほとんどの時間が暗闇でした。

しかし、暗闇は暗闇で、何も見えないのもつまらないものですね。接触事故防止の観点からかもしれませんが、両側の客席から離れた中央で演技をしているので臨場感が感じられません。もっと客席近くでの演技により息遣いが届くくらいでないとラジオ劇とどこが違うんだと言う気もしてしまいます。

最後の挨拶で、モロ師岡さんのモビルスーツ姿と阿曽山大噴火さんのズボン姿を見ることができたのが良かったところでしょうか。

爆発後のシーンも、二人が重なっていて、しかも顔が見えないので、見せられたとは言え状況が把握できませんでした。
遊園地再生事業団『トータル・リビング 1986-2011』

遊園地再生事業団『トータル・リビング 1986-2011』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

「記憶」だけがそこには残った
「3.11」以後を見据えた作品、という事なので正直少し構えていたけど
「原発」も絡んでますます混乱する中、よくここまで冷静な視線を
保てた、と素直に凄いと思う。そして、非常に勇気と真摯さに溢れた
舞台だったと感じます。

ネタバレBOX

遠く離れたチェルノブイリでの爆発事故を尻目に狂騒の最中にある
「1986年」、

同じく東京にとっては遠く離れていることを認めざるを得ない、「北での
3.11」の余波もまだ少し生々しい「2011年」、

両者の間には既に25年の歳月が横たわっているというのに、一人の
少女の飛び降り自殺によって、一気に編集される、結び付けられる。

三部に分かれる物語の舞台はそれぞれ屋上、パーティー会場、
そしてどこか遠くの南の島と境目を意識しない位にまで移り変わっていくが
どこか窮屈な、隔離感のようなものから逃れられない。
この印象は左右を天井にまで届く、デ・キリコの絵にでも出てきそうな、
無機質な壁面が与えている部分が大きく、舞台美術の貢献している
部分は、今作は一層大きいと思う。

役柄がはっきりしない登場人物の中で、終始一貫した名前を持つ者が
二人います。「欠落の女」と「忘却の灯台守」。

どの時代でも、どの場面でも「欠落の女」は自身の抱える欠落を
埋めて貰いに「忘却の灯台守」を訪れるが、その度ごとに「忘却の
灯台守」は彼女に出会った事すら忘れ果てていく。永遠に繰り返される過程。

極端な話、「チェルノブイリ」も「3.11」も、そして「原発」も長い
年月の中では特別な事ではなく、むしろこうした事から生まれる
「欠落」に誰も目を向けず、無視し続ける、忘れ去る構造が、
本作では取り上げられています。見ている射程が遠く果てまで
延びているな、という印象があり、力強く感じます。

この作品、テーマは深刻だけど、決して「告発」「断罪」「批判」に
陥らないのは、作・演出の宮沢章夫氏本人がこの問題を、限りなく
自分に近しいものとして捉えているからでしょう。

そう、80年代と宮沢氏は切っても切り離せない関係にあり、氏には
80年代を取り扱った本もあります。

劇中、登場人物が当時の風俗を叫びながら踊り狂うシーンが
あるのですが、80年代、もしかしたらそれ以前から見えない形で
続いている、「欠落」「忘却」の問題を、自身で顧みて、反省する
部分があったのかもしれません。その意味では、精神的自伝の
要素もあるのかもしれない。

逆に、作者と作品が結構近いという事は容易に読みとれるので、
外部の思想・批評サイドでは本作品を巡って、色々といわれる事と
思います。その事も含めて、潔くて両足で立っている、強度の高い
作品だな、と思います。

いつまで経っても埋める事の出来ない「欠落」、余儀なくされる「忘却」、
この二つは物語の最後に、手を組んで感動的な結実をもたらします。

ラストは感動的なシーンなので、敢えて詳しく書かないけど、全くの
白の空間に、モノが並べられ(アレはもしかして被災地の…?)、皆が
その後背景に立ち並ぶ場面の清浄さには迫力があります。

「欠落」「忘却」が互いを埋め合わせた時、そこに残るのは確かな「記憶」。
「記憶」は「記録」にも通じるので、誰かが連綿とある事実を忘れない、と
いう事自体が、それだけで救いになるという、美しい物語でした。

観ていて、昨年のNODA・MAP『ザ・キャラクター』と社会に対する
問題意識の点で相当近しい位置にあると感じました。野田・宮沢両氏は、
最近の社会について対談し、大いに共鳴する部分が大だったので
影響を受けていることも考えられます。
飛ぶ教室

飛ぶ教室

演劇集団キャラメルボックス

あうるすぽっと(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★

古典を観てるみたい
西洋文学の直訳台本だからなのか、日常であまり使われない言い回しでしゃべるので、感情移入がしづらい。
シェイクスピアを観た時と似ている感覚。演劇慣れしている人なら違和感ないのかもしれないが、私は終始気になって仕方なかった。

遊園地再生事業団『トータル・リビング 1986-2011』

遊園地再生事業団『トータル・リビング 1986-2011』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度★★★

非常に有意義な作品であることは判るものの
軽薄で気楽な1986年と震災前後の2011年を行き来する登場人物たち。ちょっと村上春樹的な(世界の終わりとハードボイルドワンダーランドや海辺のカフカ的)世界観といった風。
無機質で凝った意匠の舞台と、国籍不明なデザインの衣装、それに幾分現実味が削がれた物語によって、妙な浮遊感を持った芝居になっていた。(以下、ネタバレ)

ネタバレBOX

個人的にはバブル期のバカ騒ぎと高揚感はもっとクドく描いてもよかったんじゃないかと思うし、震災前後はもっと深く切り込んでもいいんじゃないの?と思った。震災後7ヶ月という時期には、このくらいの距離感で描くのが適切だという判断なのか。

最後のシックスセンス的なオチ(?)も、本当に必要なのか?その直後の3月11日前後の言葉の「記述」を読み上げる「リアルな風景」とシックスセンスが僕の中で噛み合わなかった。つい最近起こった悲惨な事故を物語に取り込むのはものすごく大変なことだとは思うけど、なんか釈然としないものが残った。
正劇ラグナロク

正劇ラグナロク

劇団Please Mr.Maverick

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

迫力ある仕上がり!!
北欧神話が元になっている様だが、私はゲームもあまりしないし神話にも詳しくないので、話の展開についていけるのか不安に思いつつ。。


始まってしまえば、そんな不安など吹き飛ぶ程テンポもよく役者の声もよく通り見やすい作品だった。

ただ…はじまりのラインの娘達の踊りは見ている側の方が恥ずかしくなる。選曲した時点で恥じらいを捨ててくれないと下品度がアップする。
しかも、着なれないドレスだから仕方ないが…あのタイプのドレスは下着のラインが出過ぎてしまう。まぁ、それを含めラインの娘というわけは…ないな。

毎回出ている雅火氏は得意な道化役というだけあって一癖も二癖もある役はとても上手いし、物語のポイントにもなっていて草野氏も嫌な奴度がわかりやすく見ていて安心できるし、最高神オーディンの長野氏も迫力ある演技も良かった。
それから、将軍フェンギの横山氏がとてもよかった。動き担当の蛇にしても兵士にしても殺陣も素晴らしかった。

今回は博士ではなく別の役を演じた歳岡氏は脚本&演出もしているが、役の方が少し手薄になった感じをうけた。

全体的には面白い内容だったが、実力ある俳優達が引っ張っていたから助かっていた感もある。

また来年も演劇祭に参加するようなので今後に期待。

猟銃

猟銃

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2011/10/03 (月) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

今、東京で行われている演劇とは一線を画す演劇。そして中谷美紀の才能。
冒頭の男性の語りがつまらない&長い。
中谷美紀が1人目の女性を演じ始めるが、マイク使用。
この芝居、外れかなと思う。
ところが2人目、3人目は、だんだん惹き付けられていった。
演出家が外人だからか、映画監督だからか、原作が小説だからか、照明が暗いからか、舞台上で起きていることが伝わりづらい。
でも【確かに何かは伝わってくる】。
それが何なのか、私には分からない。
文学好きの人には分かるかもしれないし、私より舞台に近い席で見た人には分かるかもしれない。ちなみに私はF列。
そういえば杉村春子も晩年はマイクを使っていた。
中谷美紀が他の役者と違って、ある優れた才能があるのは分かった。
でも、それが何なのかは分からない。
セリフもちょこちょこ、とちってる。でも気にならない。なぜだろう。もっと大事な事が出来ているからか。それはリアリティーか。
見て良かった。
でも、もう一度は見たくない。
見るならマイク無しで、もっと小さい劇場で見たい。

猟銃

猟銃

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2011/10/03 (月) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★

高級な学芸会
中谷美紀はがんばった。開口一番そんなことを言うのは傲慢な上から目線と思われても仕方ないが、それを敢えて言うのは、次に続くのが「そしてわれわれ客席もがんばった」だからである。
劇場という空間を支配する力は、それが必要になったからと言って簡単に湧き出てくるものではない。
そして彼女にそれがあるかどうかは、たいした問題ではない。
この芝居が結果的に「中谷美紀でなければならなかったもの」に、なっているのかどうか、実のところ問題はそれだけだし、その答えはNoだろう。
役者は全力を出している。脚本も演出も舞台も音も明かりも、手を抜いていない。それなのに「高級な学芸会」のような結果になる。だから客はがんばらざるを得ない。
結果論に過ぎないと承知で言えば、この場合、作劇のプロセスのどこかで、誰かが、手を汚して「できあがってしまいつつあるバランス」を破壊すべきだったのだと思う。
芝居でなにが難しいといってこれほど難しいことはない。

はい!スクール

はい!スクール

おばけの森

新宿眼科画廊(東京都)

2011/10/09 (日) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

けっこう好み
全体的に見やすかったです。テンポも良かったと思います。役と、出演者の個性がうまくマッチしていて、同じ役者さんが違う役で出てくるのも飽きなかったです。

ハッピーゴーアンラッキー

ハッピーゴーアンラッキー

アリスインプロジェクト

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/10/12 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

キャラの色分け
いい感じにわけられてよかったです。マナ役の奔放な演技に好感をもちました。

本日のお日柄は

本日のお日柄は

劇団レトロノート

ザ・ポケット(東京都)

2011/10/12 (水) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ほんわか
六人兄弟を取り巻く人間模様がいろいろ絡み合って、でも最後にはあっちこちでうまくまとまり面白かったです。

エレジー

エレジー

(公財)可児市文化芸術振興財団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

胸打たれるほろ苦さ
観劇の前日に、清水邦夫氏の盟友でもあった蜷川幸雄氏と、同時代に新宿を拠点として活動した唐十郎氏による初の公開対話を聴きに行き、60年代後半当時の「時代の熱気」を懐かしく思い出した。

平さんは先日の劇団四季でのシャイロック役のときもそうだったか、今回も「お芝居を観た」という以上の想いが心の中に残った。

それは私自身が年をとり、「老いの苦さ」を悟り始めたことが大きく関係していると思う。

清水さん、蜷川さん、唐さん、平さんそれぞれの演劇に対する熱情を自分の中で反芻しながら観劇したという点で、感慨深い公演となった。

蜷川さんと清水さんが一緒に芝居していた当時は、映画が終わった夜9時半から新宿文化のアートシアターで上演されていたこともあり、観たことがなく、
旧作は大学生によって上演されたものを観て、とても好きになった。

いくつか蜷川演出による作品も観ているが、本作は、これまで私が観た作品とは少し違う感じの作品だった。

だが、「記憶」について書かれている点では共通している。

可児市は私の父の晩年の思い出につながる土地で、二度ほど所用で訪れたことがあり、いただいた名産品の薔薇を見て胸がいっぱいになった。

ネタバレBOX

平幹二朗演じる主人公の老人・平吉に、亡くなった自分の父親の晩年の姿をも重ねわせてもいた。

ひねくれたものの言い方をする一方で、愛すべきユーモラスな一面もある老人。

聞こえないはずの踏切のイメージが平吉には去来する。

年を取ると見えない、聞こえないはずのものが迫ってきたりするが、それを単に「ボケの兆候」で片づけよいものかどうか。

老人の幻覚には、背負ってきた人生が見て取れる。

平吉は最初は意地悪爺さん風なのだが、亡くなった息子と暮らしていた塩子(山本郁子)との交流が描かれるうち、平幹二朗という俳優の「男の色気」がにじみ出てくる。

私は「名優」や「名演技」の安売りは好まないが、彼こそまさに名優という形容にふさわしい人で、もっと経験の浅い若い俳優を名優と形容したら、平幹二朗クラスの俳優を何と呼べばよいのかわからないではないか。

平吉の弟(坂部文昭)が塩子の伯母(角替和枝)と語らううち、消防車のサイレンで火事を知り、そわそわ嬉しそうになる場面に清水作品の「炎」のモチーフが盛り込まれている。

塩子と伯母は共に神経を病んで入院した経験を持ち、互いに相手のことを「カッなると刃物を振り回す」と主張する。

このエキセントリックな一面を持つ2人の女性に兄弟が惹きつけられていく経緯が面白い。

塩子を異性と意識しながらも理想の男性像を訊かれた平吉が塩子がヒゲを生やしたような男性だと答える。

塩子は「私は女なんです」と訴える。

平吉の心の中には息子と塩子はある意味一体化しており、一体化させることで矜持を保っている面もあるようだ。

それだけに、美化されてきた息子の偶像が塩子の遠縁である交際相手の青年医師(大沢健)によって一気に叩き壊されるのが傷ましい。

我が子であれば息子の欠点も平吉はそれとなく見抜いていたはず。

平吉に心をかき乱されていき破滅する塩子は、いかにも清水作品のヒロインらしい。

ただ、塩子の劇中劇シーンが浮いた印象で私にはちょっと気恥ずかしく感じられた。

清水さんの作品にはこういう場面が時々登場し、ドキッとする素敵なシーンであることが多いのだが・・・・。


普通のホームドラマではない、なかなか手ごわい戯曲。

家族を描いた清水作品の場合、学生による上演でも凝った舞台美術が考案されるようだ。

下手のリビングの部分が可動式で、戸外のシーンでは後方に下がるようになっているが、工夫とはいえ、何となくしっくりこないものも感じた。

まるっきり抽象的でシンプルなセットというわけにはいかない作品だとは思うので、難しいところ。






「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゴジゲンらしい。
諸注意とオープニングの映像が好き。
その映像を流すのに、舞台前に幕を張ってあったので、芝居が始まると舞台に奥行と広さがあるように錯覚した。(良い意味で)


窓から男たちが女性を覗いてるのは、過去のゴジゲンの公演でもあったなーと思った。それがどの公演だったかは言われないと思い出せないのだけど。



ゴジゲン初見の人たちがどう思うかはわからないけど、大体の公演を見させていただいた私にとって、この公演は「ゴジゲンらしい!!」と清々しくなった。

ブラック愛な感じだと勝手に思ってる(これはこれで純粋なんだけどね)けど、やっぱりこういう感じが良いと思う。



ゴジゲンでしか出来ないことが分かった。というようなことを松居さんが仰られていたので、これを聞いた自分も頑張ろうと思った。

Lock'n'Roll

Lock'n'Roll

大川興業

ザ・スズナリ(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

面白い!
真っ暗闇で五感で感じる演劇とたらで興味津々観て参りました。
しかーし、演出方法の奇抜さ云々を超えたストーリーの面白さに思わず唸ってしまいました。2時間の長丁場、きっと寝てしまうだろう(失礼!)という当初の不安もなんのその、あっという間の2時間で中垂れしませんでした。(私には重要)
この暗闇のメリットは、五感云々よりも舞台美術にお金がかからない事というのが正解でしょうか。このストーリーで視覚でも楽しめる芝居を期待します。

「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなかの世界観
男性ばかりのお話で、最初はドタバタ調でしたが、やがて切ない感情が溢れ出すなかなかの力作でした。登場したそれぞれのキャラも際立っており、劇団のレベルの高さが伺えました。
次回作も是非観てみようという気持ちになりました。

DISASTER~愛しきあなたへ

DISASTER~愛しきあなたへ

劇団だっしゅ

萬劇場(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

(^_^;)憎めぬ人々。
(^_^;)求めるモノによってはいくらでも斬れそうではあるが、何か憎めない。イメージの大半が前説タヌキにもっていかれる、面白劇団。今回は山口さんも印象に残っております。また拝見したいです。

人生ゲーム

人生ゲーム

元気ぱつぱつコースター

国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟・小ホール(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/15 (土)公演終了

満足度★★★

ダンスは楽しい!
ダンスの力量に大分差があり、群舞ではバラバラ感が目立つ。もう少しシンプルな振り付けにして一体感を高めた方が見た目もきれいだと思う。どこかのダンス学校の発表会なのだろうか?いろんな年代の人がいて、楽しく踊っているのを見るのはいい。

泣き虫 なまいき 石川啄木

泣き虫 なまいき 石川啄木

シス・カンパニー

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2011/10/07 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

元祖貧乏家の人々
広く知られた井上作品の一作、話もサクサク進みあっという間に見終わったという感じ。後味よく楽しめました。

ネタバレBOX

三谷版の悪戯っ子ぽい啄木アプローチも好きだけど、段田版の啄木さんは上品な佇まいと理想と現実の葛藤から「若い人」という印象。
お母さんと金田一さん良かった。
お手本のような嫁姑のやり取りに喜劇の醍醐味の味わい。

これからもSisカンパニー×こまつ座は続けて行くのかな?
できれば映像化して残して欲しい作品。
正劇ラグナロク

正劇ラグナロク

劇団Please Mr.Maverick

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

盛りだくさん!
初日に観劇しました。
北欧神話ということで、雰囲気があり、入り込んでみることができました。
コンパクトな劇場なのに、照明がとても効果的で綺麗だったので幻想的な神話の世界を見ることが出来たのが印象的です。

内容は解りやすかったのですが、もとのボリュームがある作品なので、本当はもっと盛りだくさんにしたかったのでは?とも思いました。
それを2時間弱に纏めるのは大変だったんだろうなぁと思います。

なんにしてもお疲れ様でした。
次回作も楽しみにしています。

引き際

引き際

metro

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/13 (木)公演終了

満足度★★★

見ました。
もうひとつの日本の混乱具合、とはいいながら、ほとんど現在日本の状況じゃないか、とも思えてしまう。
若松さんの人形使いに苦笑いしてしまいました。

月船さんの度胸の良さに感心したけど、よくよく考えてみれば宝塚ってもともと関西の劇団だし、「笑わせる」ことには長けてるんだろうな。
出ている全員の色気と狂気と歌声を堪能しました。
ただ、笑いと皮肉と風刺の話の展開の一部にちょっとついて行けなかった所もあり。

リーゼント総理

リーゼント総理

怪傑パンダース

テアトルBONBON(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

笑った
昨日見てきましたが、さすがはIKKANさん、
面白かったです。
ツボにはまった台詞もあって、凄く楽しめました。
それでいて、男の友情といった熱いシーンも見れて、
ジーンときました。
来週末にもまた見に行くので、楽しみです。

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