
隣の食卓は美味しくない(全ステージ満席御礼!ありがとうございました!)
劇団イノコリ
Gallery&Café FIND(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
劇団初見。
ギャラリーやバーなどの公演が好みだが、今回の会場はまた更に狭くて臨場感があって良い。本当に人の家の食卓を覗いている感覚だった。
人物の描写がしっかりしていて丁寧でテンポも緩急があって引き込まれた。
笑いありシリアスありで、とても中身の濃い90分だった。
仙崎貴子さんの熱演が光った。
また次も観たい。

ユーリンタウン-URINETOWN The Musical-
流山児★事務所
座・高円寺1(東京都)
2011/10/14 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★
うーむ・・・。
十分に楽しんだが期待が大きかった割には、それほどでもなかった。
もっと何か度肝を抜かれるかと思ったが・・・。
個人的にミュージカルが合わないのかも。
ただ、開場からの雰囲気作りや生演奏などエンターテイメントとしてはさすが。

one box
絶対安全ピン
Geki地下Liberty(東京都)
2011/10/19 (水) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★
観た
観る人によって「one box」が、様々な物に見える不思議なお芝居。
観る人を選ぶが自分は好み。
前向きなラストが良かった。

ダッチプロセス 【ご来場ありがとうございました!】
ナカゴー
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
意味が分かりません
どこまでが演出で、どこまでがアドリブなのか。それすらもわかりません。
とにかく、ストーリーなし!感動なし!意味なし!な芝居。
正直、好き嫌いが別れるだろーな。
にぎり潰されるハンバーガーたち。ループするストーリー。
意味のわからない展開。何一つとして進んでいないストーリー。
ハンバーガーのいい匂い。何も解決していないオチ。
とりあえず、意味不明。
でも、それがナカゴーなんだろうな。
飲み会のようなぶっ飛び具合。意味不明な会話。
僕は好きです。

背中から四十分
よろづや商店
RAFT(東京都)
2011/10/20 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい
期待以上に素晴らしい作品でした。まずは受付に制服姿の女性がいたのにちょっとびっくり。中に入ると、見事なホテルの一室のセットが組まれていたのにもびっくり(この劇場で見た中では一番立派なものでした)。20席ほどのこじんまりした客席から観る芝居は、非常に上質で丁寧なもの。こだわりが伝わってきますね。芸達者な役者さんたちを至近距離でみることができて感激。とてもいい時間を過ごさせてもらいました。

ハロウィン・シックス 【次月は11/19~21】
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/10/22 (土) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★
役者が魅力的!
メッセージを観客に伝えたい、っていうタイプの作品だったので、それにしては少し切り込み方があまいかなぁと思った。
テーマは「悪」ということで、かなりぼわぁーんとしたものなので、なかなか表現しにくかったのだと思う。
でも、役者さんは上手い人がたくさん出てた!
池田靖浩さん(拘束ピエロ)は荒川チョモランマの公演でも観たけど、彼が出てきた瞬間に彼の世界を出現させる力があって、すごく魅力的。
黒沢佳奈さんは、あの絶妙な間の取り方、少し脱力的なしゃべりかたが妙に心地よかった。

背中から四十分
よろづや商店
RAFT(東京都)
2011/10/20 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題168
13:00の回。中野坂上から移動中、さきに一言。ここは3回目ですが、狭い舞台であまりよい印象を持っていませんでした…、ところが、今日は驚きました、ここでこんなにいいお芝居に出会えるなんて思いませんでした。脚本、演出、スタッフ、役者のみなさん…とってもよかったです、今、大江戸線の中だけど、まだドキドキしている。
追記:12:20頃会場に着くと、もう受付は始まっていました。「?」なぜみなさん、こんなにきちんとした身なりなんだろう...。受付をしていただき外で待っていると、中の椅子を勧められました。なかなかの気遣い。
受付時にドリンクのサービスがありました。赤/白のワイン、オレンジジュース。今までも飲み物のサービスはあったけど、ここまでの接客はありませんでした。
ここが「ホテル」だということは中に入ってわかりました…すみません、また予習をサボっていました。やや上手側にベッド、その横にはデスク、ポットとティーパックのお茶、灰皿。枕元、電話にライト。明らかにホテルの一室。開演時間になって入り口側も閉じると完全にホテル、よくできています。
開演までに聴こえている音楽も静かで上品。
受付時の飲み物は「Welcome drink」、もうここから始まっていたのでした。

無事終了いたしました。ありがとうございました!【眠るまで何もしない】
タテヨコ企画
OFF OFFシアター(東京都)
2011/10/20 (木) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★★
よかったです
夫婦とその仲間たちの、しみじみとしたとてもいい話。いろいろ考えされられますね。しかしとっても疲れるご近所さん、インパクト強すぎました。

【終演致しました】とりわけ雨をはじくベビー【ご来場頂き、ありがとうございました!】
トリコロールケーキ
しもきた空間リバティ(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
期待以上に面白かったです
確かにビミョーな感覚のシュールでナンセンスなコメディ。これが自分のツボに合っていて、期待以上に面白かったです。多少ダラダラなところもありますが、これくらいのテンポがいいのかな。次回作も期待します。ただアフタートークは×でした。

ダッチプロセス 【ご来場ありがとうございました!】
ナカゴー
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★
15分にできる
100分の長い話だが、正直この中身なら15分でいい。
同じことを冗長に繰り返す、常に10人近くが舞台にいて減り張りがない。
特に最後の30分は、なにをやっているのかわからない。
ばかばかしさを追求するのならもっとテンポよく進めてほしい。
最後の〆のセリフは、"お前がいうな!"という感じ。
こっちがそういいたい。

MP3 -Future mix Ver.-
サイバー∴サイコロジック
nakano f(東京都)
2011/10/20 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★
お気軽感
そんな深い話でもなく、そんなに難しい話でもなく。
若干、チープな感じもするが、一時間ちょいのちょっとしたエンターテイメント

Archives of Leviathan
風琴工房
ザ・スズナリ(東京都)
2011/10/19 (水) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★★
全てカッコイイ
舞台セット、生音響、照明、そして俳優がカッコ良くて引き込まれた。
天才肌のサラリーマンに振り回される様子を上手く描いていて、自分にも思い当たる節があって考えさせられる。
でも、決して真似できない・・・。
堪能しました。

ほこりと黒板
各駅停車
OFF OFFシアター(東京都)
2011/10/13 (木) ~ 2011/10/17 (月)公演終了
満足度★★★★
観た。
舞台セットが美しく、しっとりとした物語がマッチしてセンスを感じる。
淡々と物語は進み登場人物の心の闇が丁寧に描かれてこだわりを感じる。
上品なお芝居で良かった。

宇宙船に乗りたい女達
青ひげマシーン
pit北/区域(東京都)
2011/10/14 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★
濃密な感じでした。
当日パンフに作・演の杏上くんが あるひとりの女性をもとに作ったそうです。
ボランティア活動を生き甲斐にし海外の孤児たの里親として その養育費を稼ぐためにアダルトビデオに出演していたという実在の女性をイメージして書いたそうです。
ストーリーも エチオピアに里子をもち その養育費を稼ぐためにアダルトビデオに出演している女 秋野もみじ を中心に すべてを理解するカレシ・・しかも実は宇宙人であったり 、以前からの知人・・ストリップ小屋のマネージャーだったり、AVの女監督が 実は同性愛だっり と 突拍子もないシチュエーションなお話でした。
主人公のもみじ役の中野あきちゃん とっても華奢なんだけど 堂々とした演技でしたね~!!
ステージもとっても狭い pit北/区域 だけど 空気をよく掴んでの好演だったと思います。
SF的なストーリーなんだけど とっても身近なイメージだし 笑いと 主人公・もみじの 考え方なかかが こちらにも 訴えてくる何かを考えさせられるお芝居でした。
客席も狭くって 蒸し暑い中での観劇だったけど 観られて良かったですわ。
ただ、1時間30分の芝居をもたせる?ために あちこちサイドストーリーが分散しすぎた感かを感じたので メインのストーリーとの強弱があればよかったのかなぁ・・ (私見)でした。

イロアセル
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2011/10/18 (火) ~ 2011/11/05 (土)公演終了
満足度★★★★
これもオススメ
新国立劇場で観た作品どれもすばらしいものにあたっている*papasan*ですが・・
この作品も 完成度が高く、めちゃくちゃハイクオリティなものでした。
初日ということもあり 笑いの部分に ちょっと手探り という感じはありましたが・・
その囚人役が藤井隆くんなのですが、吉本の芸人としてではなく、完全な役者として とっても良かったです。。
そして看守役の小嶋尚樹くん このふたりの掛け合いがまた良かった~。。
客席がコの字型で *papasan*は正面C1列の一番上手、役者の出入りが舞台ソデよりも 丘の上の檻に行く というシチュエーション上 目の前の通路から登場するシーンが多かったので超至近距離で役者さんを観れたのはラッキー★
加藤貴子ちゃんも50cmの距離で大感激!!
ストーリーは日本のどこかの特異な島。空想的なお話でしたが、上演時間 2時間10分。質の高さに とっても楽しめました
舞台美術もどちらかというとシンプルだけど スケールの大きさを感じました。
言葉に色がある 最初はピンとこないのですが、だんだん視覚的にもわかる仕掛けがしてあったりして、
とにかく観ないとわからないと思いますので ぜひ劇場で実感してみてください。
1回目のカーテンコールでは緊張した雰囲気のキャストでしたが、2回目の挨拶では ホッとしたかのように 全員表情がパッと明るくなっていたのが印象的でした。
やっぱり初日のプレッシャーがあったのでしょうね☆
劇中、ビラをまくシーンが何度かあって、客席近くにもヒラヒラと舞ってくるんです。 終演後にそのビラを1枚拾って 読んでみると かにりこまかく書いてありました。
こういう所にも手を抜かない姿勢 凄いです!!

「明日へのレクイエム2011」
劇団新波
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)
2011/10/15 (土) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

我が儘な巨人の足音【千秋楽当日券はキャンセル待ち】
ノアノオモチャバコ
サンモールスタジオ(東京都)
2011/10/19 (水) ~ 2011/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
躍動感
躍動感あるダンスとノアノオモチャバコらしいストーリー展開。作風が地球儀のはしっこの街のナマエはの頃に回帰したように思ったけれど,いずれにしても自分には好みのスタイルです。一見わかりにくく,抽象的であるかもしれないが,実際にはメッセージはしっかり伝わる芝居だと思います。芝居の入り方や客席すれすれでの演技やダンス,シンプルな舞台設定と場面展開,いろいろと魅せてくれる劇団です。

ぼくはだれ
RISU PRODUCE
シアター711(東京都)
2011/10/06 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
熱い!!
2009年に大阪で行なわれ第七回ロクソドンタフェスィバル2009にてグランプリを受賞した作品の2011版の再演ですね。
*papasan*は初めての作品でしたが、 いやぁ RISU PROらしい 男たちの熱い芝居でした!!
世田谷区内で起こった強盗放火殺人事件、 被疑者として逮捕されたひとりの男と刑事達とて繰り広げられる 取調室という密室での 濃密な会話劇 といった感じです。
なんといってもキャスティングが良かったですねぇーー!!
家族に起こったある事故をきっかけに 容赦なく被疑者に挑む刑事・奥田 これは浜谷くんなんだけど・・
単に暴力好き といったキャラじゃなくて 奥に秘めた 復讐心的な匂いを十分感じさせてくれた演技でした。
そして必死に無実を訴える被疑者・亀矢 これは泉くんなんだけど ずっと探していた母親との再会を条件に奥田刑事と取引するシーン、それが自分にとって非常に立場が悪くなる ということをわかっていながら・・
かなりキューンとしてしまいました!!
その他 奥田刑事とは対照的な伊原くん演じる 濱崎警部補 ストーリーの進行で結末には じーーンときちゃいますが いい演技でした~!!
そしてそして、『やすしくんへ』のスピンオフ的な 逮捕されてから拘置所へ送られるまでの挿入部は ある意味、反則技的じゃないですかー
「イキザマ」とはギャップが新鮮な横関くんの弁護士や大迫くんの刑事 ほんとにRISU PROの男衆は 熱いです
そしてカーテンコールでの挨拶で 松本匠氏が 小劇場の演劇に対する想いを話していたんだけど
熱い 演劇人のメッセージがさらに伝わってきて これにも胸が熱くなる思いがしましたよ。。

オーデュボンの祈り
石井光三オフィス
世田谷パブリックシアター(東京都)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/12 (水)公演終了
満足度★★★
空席がかなり・・・
キャストに映像でもおなじみの 吉沢悠、筒井道隆、石井正則くん。
舞台FANとしては 河原雅彦、町田マリー、玉置玲央 くんもとっても楽しみでした
仙台の沖にあるという架空の島“荻島”を舞台に、夢か?現実か? はたまた幻なのか? 的な世界に浸りつづける感じでした。
原作を読んでいない*papasan*でしたが、休憩10分をはさんでの 2時間30分 ではすべてを表現しきれてなかったのかもしれませんねぇ。
観念的な台詞も多いし 場面転換もかなりあり ちょっと油断すると 置いていかれそうなイメージでした。
でも シンプルな舞台に転換や映像を巧く表現していたし、なによりも 役者もほとんどが2役をこなし 演技力は さすがっていう感じでした。
吉沢くんがメインでほとんどの場面に登場してました。
筒井くんはやっぱり あの「あすなろ白書」なんかのイメージ通りで ある意味安心感ありましたよね。
柿喰う客の玉置玲央くん、そして 毛皮族の町田マリーちゃん はきっちりと出番に実力ばっちり出し切れていた感が なんだかうれしくなっちゃいました
そしてそして かなり出番も多かった河原雅彦くんの役者としての実力もたっぷり楽しめました。
が、平日のソワレではあったけど かなりの空席があり それが =評価ってことかなぁ・・

Kと真夜中のほとりで
マームとジプシー
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/10/14 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了