最新の観てきた!クチコミ一覧

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岸田國士傑作短編集

岸田國士傑作短編集

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2011/11/04 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

古風な上品さ
ウィーン世紀末風のセットと俳優の和服がなぜか良く合っていました。
ちょっと山椒が効いたようなストーリーもステキ。ベテランによる安定したステージ。

11月のストイキックポジティブス

11月のストイキックポジティブス

Crackersboat

STスポット(神奈川県)

2011/11/08 (火) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ズンズン
KENTARO!!さんのダンスが以前から好きで、
ちょくちょく観に行っているのですが、
なんだか正直、ずいぶん遠くまで来たなァ、と思ったりします(笑

ホント「ズンズン行こう」っていうのがピッタリする感じで、
止まることを知らないというか、毎回観ていていろんな印象が
極めて簡素なステージ上から次々生まれてくるところが
とても素敵だなあと思ったりしています。

今回のSTスポットは、わりと幅が狭い印象だったのですが・・
(以下、ネタバレって程の事でもないですが、↓で・・)

ネタバレBOX

奥行きのある会場の入って左側に観劇列を作って、
横幅を持たせて、「ああ、ここではこんな風に使っていたんだ」
と感心したり、、

それはつまり、ダンサーとしては当然端から端までの
横移動が増えるわけですから、
観客からするとダンサーの前後への移動時のうねり
なんかもすぐ近くから観えるわけで。

当日パンフには「これを書いてる時点でまだフリは考えてない」みたいに
書いてあったのですが、
何を魅せたいかの方向性はだいぶ前から決まってたんだろうなぁと、
思ってみたり。

途中、ソロなのに、違うリズムの音が左右から響くみたく
混じり合うように聴こえて、
そのうちの一つのリズムを拾いながらも
もう一方の音もすこし気にするみたいな感じ(あくまで自分の印象ですけど・・)、
なんだか最近自分がよく聴く音楽に似ていて、
微妙なニュアンスの動きにいっぱい見どころがあって、
それを間近で見られるのがとても楽しかった。

「みんなもっともっと、音と自由に遊ぼう!」って
体全体で跳ね回りながら叫んでいる感じがして、
やっぱ・・・いいな、なんて、思ってました(笑



スマイルマミー・再生

スマイルマミー・再生

劇団芝居屋

劇場MOMO(東京都)

2011/11/08 (火) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱりイイ!
父と息子、母と娘。
どこの家族にもいろいろあるんです。今回も泣けました。
芝居屋さんは、暖かくて、わかりやすくて、ホロッと泣ける、
安定した劇団です。良かったぁ。

バナ学バトル★☆熱血スポ魂秋の大運動会!!!!!

バナ学バトル★☆熱血スポ魂秋の大運動会!!!!!

バナナ学園純情乙女組

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/11/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

バナナ、ラブ!!!
なんか楽しくて3回も行ってしまった。 今度からチューブ味噌とか持参するかな!!!

ネタバレBOX

あの劇場完全防水養生を見て、高校時代に文化祭で教室まるごとプール化計画を企んだことが頭によぎった・・・・

水、キャベツ、豆腐、制服、タオル、ワカメが降り注ぐ
スラムダンク朗読、着替えのTシャツくれた、頬にキス、花を持つ、着替え手伝い、耳元で鳥居みゆき、オタ芸スパルタ指導、おじょーとハイタッチなどなど
ノーアート・ノーライフ

ノーアート・ノーライフ

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2011/11/05 (土) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

来週も見る
今年はケラ作品3本目。
今度こそ楽しみたい。楽しめた。
共感もできた。
来週もう1回見る。

4×15

4×15

北京蝶々

新宿眼科画廊(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★

帯金Tシャツで新宿に降り立つ
たった15分されど15分、一人芝居ってやる側も観る側もハードだ。

ロングスパンの公演だったら、回を重ねるたびにさらに成熟度が増すのか観られたのに・・・・

そうですね、森田作品が好みです。

Surprise Guest どっと COME

Surprise Guest どっと COME

東京おいっす!

「劇」小劇場(東京都)

2011/11/05 (土) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

たのしい
登場人物が増えるたびにドタバタが加速する右往左往コメディだった。

おいらはけっこうクスクス笑えたですよ。

マクベス

マクベス

カメハウス

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/04 (金) ~ 2011/11/12 (土)公演終了

満足度★★★

『革命編』拝見
カメハウスさんの本公演は初見でマクベス『革命編』を拝見しました。多々分からない部分もあり、マクベスはそこ!っとツッコミどころ満載ですが魅力的な作品でした。現在仕事が忙しく、本編の『破滅編』が見れないのが残念!かなり本気で観たいです。カメハウスさん発展途上と思います。今後どのように化けるのか要チェックです。

女と、12人の女

女と、12人の女

はちみつシアター

テアトルBONBON(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高です!!
数日たって思い返してみても、やっぱりとても面白かった!!ヘビーなテーマでもあったのに、観劇後に気分爽快に明るくなれて、元気をいっぱいわけてもらえるってホントにスゴイ!!
辛いこといっぱい抱えてる人ほど、はちみつシアターのお芝居は観てほしいなって思います。
キャストも全員とっても個性的で魅力的。
心の底から楽しめて、お芝居の世界に引きこまれてしまう2時間は、夢をみているように幸せな時間でした。

岸田國士傑作短編集

岸田國士傑作短編集

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2011/11/04 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

とても美しい世界
夫婦のあいだに起こる小さな出来事が、静かに、ときにシニカルに描かれていて、淡々と進む話のリズムに気がつけば引き込まれていました。
印象に残ったのは、夫婦のあいだで交わされる言葉遣いがとても綺麗だということです。時代もあるのでしょうけれど、丁寧な言葉で話すというのはとても美しいことだとおもいました。

四つ子の宇宙

四つ子の宇宙

四つ子

アトリエヘリコプター(東京都)

2011/10/01 (土) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

4つの個性が集積
今更ながらの感想ですが、4つの個性がぶつからず良くまとまったもんだと思います。バカバカしい方向性に大満足な企画です。

ビルと廃材

ビルと廃材

拘束ピエロ

Studio Hatch(東京都)

2011/11/08 (火) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

学生だけにしか解らないウケ。
当日パンフレットに記されていたのは、若いハタチ前後の人間が捉える現実感が横溢していた。いま起きてる世界の事件事案のつんぼ桟敷にいるようでもある。それは若者社会という閉塞性によって生まれる疎外感でもある。それぞれの世代が細分化され、個人も地域も細切れになっている。ハタチ前後の人間だけで演じ、観客もハタチ前後だ。内容は当然ハタチ前後の人間だけが知る、打合わせ通りの若者ネタ、若者たちの記号化された笑い、ウケ。もはや日本には大学生の政治デモも無い。
経験や実感の似通った人間どうしが集まっても、同じ体験実感を確認し合うだけになりかねない。成長のきっかけにならない。日本脱出して海外の劇団にでも入りなさい。
演技中に不要な長い間がやたら多い。

指導者と作家を探したほうがいい。
役者の個性は良い。


プロの俳優になりたい人たちの劇団らしい。台本が漫画の台詞のようだった。

ネタバレBOX

タイトルは変えたほうがいい。
公演内容とビルと廃材は無関係。
いつも誰かのせいにする

いつも誰かのせいにする

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

201111091430
201111091430@駅前劇場

空のハモニカ

空のハモニカ

てがみ座

「劇」小劇場(東京都)

2011/09/14 (水) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★

良かった
てがみ座初見。感想が随分遅くなってしましましたが今思い起してもしっかりと書き込まれたストーリー展開、俳優さんも役に合っており良かったですな。

【追加公演決定しました!】『B4 paper books 2』

【追加公演決定しました!】『B4 paper books 2』

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

黒の章、観劇
幻想的と言う言葉では軽すぎるので、あえて言うなら狂想的世界と言うのでしょうか、倫理をすり抜けるというか突き抜けてる戦慄の狂気が面白かったです。
最後の「シュルレアリスム宣言」とそれまでとのふり幅の差もツボでした。

Kと真夜中のほとりで

Kと真夜中のほとりで

マームとジプシー

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度★★

観劇
あんなにいっぱい動いているのに、なかなか不完全燃焼な印象。話が単純で、動きがあまりに型っぽすぎるからか、最初から泣かれるからか、一歩引いて観てしまいました。 繰り返しが積み重なる表現はとても好みなのですが、前に観た公演の方が、繰り返す事での感情が徐々に高ぶって行く感じとか、切なさが素直に受け止める事ができて気持ちよかったです。 あまり入り込めていない時に役者さんが泣いていると、それは自己顕示やこちらには伝わらない涙に感じてしまうのでとても残念。 ちらほら入る、クスッとくる笑いが好きです。

ニューヨークに行きたい!!

ニューヨークに行きたい!!

東宝

帝国劇場(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

戸井さんの役者力の進化に感嘆!
何だか時代錯誤なテーマだし、1幕は、特に構成が悪く、テンポない間延びした展開に、ややゲンナリしたのですが、2幕になってからは、結構楽しくなりました。

一番驚いたのが、コスタ役の戸井さんの役者としての驚異的進化ぶり。今までは、真面目なご性格が、素の戸井さんと離れた役を演じる時に、邪魔をしているのではと感じる舞台がずいぶんあったのですが、今回は、バックにいる時も、常にコスタであり続けていらして、感動しました。

浅丘ルリ子さん、とってもチャーミングでした。

ストーリーとしては、かなり疑問になる点もありましたが、さとしさんファンとしては、とりあえず満足しました。

子役の男の子が、まるで、座長の如く大活躍でした。彼の存在が、舞台に躍動感を与えていました。

ネタバレBOX

3組のカップル中、戸井・泉見組のゲイカップルが抜きん出ていました。
ともすると、際物になりがちな役どころを、お二人が心を込めて丁寧に演じ、二人の心情の通い合いがしっかりと表出され、不覚にも涙が出そうになる瞬間さえありました。
3組の恋愛模様で、一番共感できるお互いへの愛情をきちんと客席に届けて下さいました。

ニューヨークの自由の女神像の下での結婚に憧れたり、不測の出来事でもないのに、テレビキャスターの、恋愛と仕事の選択を、まるで、究極の選択のように描くラストには、どうも不可解な違和感を感じてしまいますが、キャスト陣が楽しんで演じている様子に、自然と心が和みました。

瀬奈さんと橋本さんの「ミス・サイゴン」の「アメリカンドリーム」場面を彷彿とさせる、デュエットシーンが、とても、楽しく観られました。
 タマゴの秘密-全公演終了いたしました。ありがとうございました!!

タマゴの秘密-全公演終了いたしました。ありがとうございました!!

味わい堂々

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

技量が増した
これまでも、作り手や演じての才を感じてはいましたが
それをささえる技量が顕著に進化しており
物語にアイデアを編みこみ
豊かに見せる力へと昇華していました。

ネタバレBOX

お味見とタマゴを1日でまとめて鑑賞。

役者の方は大変なのだろうなと思いつつ、
楽しんで見てしまいました。

・お味見公演

最後のデザートだけは再見でしたが、他の作品は初見。
いろんなバリエーションの作品があって
観ていて飽きることはなかったし、
なによりも、表現の品質にも、
これまでの劇団の公演と比較して一段上の安定感があって。

観る側が追いかけたり想像力で補ったりすることなく、
作品ごとの切れのようなものが、
したたかに作られていく。
なんだろ、観る側が受け止める舞台から
観る側がゆだねる舞台に品質が上がったように思えて。
シーンごとに作り上げられた切れが
貫かれてへたれない。

だからアイデアがくっきりと見える。コンテンツとしては下世話なものも
シニカルなものもあるのですが、
それらがぼやけずにくっきりと見えたことでありました。


・タマゴのひみつ

物語が、中学時代の一定期間に収められて
不要に広がったりふくらんだりしないことで
しっかりと伝わってくる肌触りや密度があって。

男子には一生わからないような感覚や、
大人になってしまえばきっと忘れてしまうようなことも、
中学生の目線というひとつの貫きがあることで
ぶれずにしなやかに伝わってくる。

役者たちがそれぞれに背負う人物も
同級生の記憶に残るがごとく
観る側に像を結ぶのです。

私のようないい歳したおっさんが観ても
子供から大人に変わるころの
その世代的な感覚の降りて来かたなどが伝わってくる。
生真面目な真摯さや
何かに届かないような薄っぺらさと
その世代的な揺らぎが
くっきりと一つの箱に納められて
観る側に渡される感じ。
視座の貫きが、
作り手のこれまでの作品に散見された、
作品の広がりによるばらつき感を払拭して
しなやかな密度を舞台上に作り出していく。

あの頃の思い出って
いろんな甘酸っぱさに美化されることも多いのですが
そういうパターンに陥ることもなく
しっかりとリアリティをもった
中学生の日々の肌触りを創り出す
ある意味作り手の本領を感じる作品でありました。

*** *** ****


アバウトな言い方ですが、
要は3人がそれぞれに進化したのだと思うのですよ。
3人それぞれの腕の上げ方に目を瞠るというか
彼女たちの精進が感じられる公演でありました。



                                                                                                                                             
ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★

ソウル市民1919
前日、「ソウル市民」を観た時は、現代口語演劇についていけず、消化不良に終わってしまいましたが、さすがに2日目ともなるとだいぶ現代口語演劇にも慣れてきて、とっても楽しめました。

なんだか、とても温かい気持ちになりました。
三・一独立運動という歴史的な出来事が起きているにもかかわらず、篠崎家では日常のどうでもいい滑稽な風景が繰り広げられていて、公式な歴史と対比することによって日常性ということが鮮明に描き出されていたと思う。

ただ、現代口語演劇に特有な同時多発的な会話風景を観ていると、演劇というよりテレビドラマを観ている気分になる。

演劇においてどのような形にリアリティを感じるかは人それぞれだが、現代口語演劇というのは演劇の手法としてはかなり特殊でリスクが大きいということは言えると思う。

夜ふかしの会コントライブ札幌公演

夜ふかしの会コントライブ札幌公演

夜ふかしの会

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2011/11/07 (月) ~ 2011/11/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

1発目のネタから爆笑!
Twitterであまりにも皆がオススメしていたので、
ずーっと気になっていました。夜ふかしの会。
念願の札幌公演!
「今、東京で一番思ったより面白いコントユニット」とのことで
じゃあ「すごくおもしろい!」って期待して行っちゃあいけないんだな、って解釈してましたが
存分に期待して行ったとしても決して期待はずれに終わらない面白さ!
初っぱなのネタから私の笑いのツボはぐいぐい押されてしまいました。
ぜひまた札幌に来て頂きたいです。最低でも年に1度は公演みたいです。

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