ニューヨークに行きたい!! 公演情報 東宝「ニューヨークに行きたい!!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    戸井さんの役者力の進化に感嘆!
    何だか時代錯誤なテーマだし、1幕は、特に構成が悪く、テンポない間延びした展開に、ややゲンナリしたのですが、2幕になってからは、結構楽しくなりました。

    一番驚いたのが、コスタ役の戸井さんの役者としての驚異的進化ぶり。今までは、真面目なご性格が、素の戸井さんと離れた役を演じる時に、邪魔をしているのではと感じる舞台がずいぶんあったのですが、今回は、バックにいる時も、常にコスタであり続けていらして、感動しました。

    浅丘ルリ子さん、とってもチャーミングでした。

    ストーリーとしては、かなり疑問になる点もありましたが、さとしさんファンとしては、とりあえず満足しました。

    子役の男の子が、まるで、座長の如く大活躍でした。彼の存在が、舞台に躍動感を与えていました。

    ネタバレBOX

    3組のカップル中、戸井・泉見組のゲイカップルが抜きん出ていました。
    ともすると、際物になりがちな役どころを、お二人が心を込めて丁寧に演じ、二人の心情の通い合いがしっかりと表出され、不覚にも涙が出そうになる瞬間さえありました。
    3組の恋愛模様で、一番共感できるお互いへの愛情をきちんと客席に届けて下さいました。

    ニューヨークの自由の女神像の下での結婚に憧れたり、不測の出来事でもないのに、テレビキャスターの、恋愛と仕事の選択を、まるで、究極の選択のように描くラストには、どうも不可解な違和感を感じてしまいますが、キャスト陣が楽しんで演じている様子に、自然と心が和みました。

    瀬奈さんと橋本さんの「ミス・サイゴン」の「アメリカンドリーム」場面を彷彿とさせる、デュエットシーンが、とても、楽しく観られました。

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    2011/11/09 19:30

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  • KAE様


    >あら、「ヒトはそれを愛と呼ぶのでしょうか?」ってルリ子さんでしたっけ?

    ずいぶん、声色を真似た記憶だけはありますけど。(笑い)


    そう、彼女です。レコード持ってた。ナレーションが9割くらいの歌ですよね(笑)。

    日活離れてから、新曲としてはあれくらいしかTVでは歌ってないですよね。

    いまは、人前でよく歌われてるそうですが。

    2011/11/14 05:42

    きゃる様

    あら、「ヒトはそれを愛と呼ぶのでしょうか?」ってルリ子さんでしたっけ?

    ずいぶん、声色を真似た記憶だけはありますけど。(笑い)

    村井さんは、相変わらずの美声だし、二人で、「銀座の恋の物語」とかデュエットして頂きたくなりました。

    いつも、小劇場で、面白いコメデイとか見慣れてるから、コメデイと大上段に言われると、どこが面白いの?と言いたくなる稚拙な脚本に思いますが、本当に、キャストが楽しげに演じているので、幸せな気分になりました。

    戸井さんは、「レミゼ」の頃から拝見していて、昔は、慣れない役柄だと、手の置き場所に困って不自然に見えたりしていたこともあったので、本当に、身内意識で、猛烈に嬉しくなる観劇でした。

    瀬奈さんも、素顔を何度か拝見したこともありますが、男役とは思えない、チャーミングな女性で、結構ファンです。

    2011/11/11 17:38

    KAE様

    浅丘ルリ子さんの歌が聴けるのは貴重ですね。

    「愛の化石」の「人はそれを愛と呼ぶのでしょうか」のナレーションが懐かしい世代です(笑)。

    私の購読紙の劇評では、「古きよきミュージカルの手法がむしろほほえましい」と高評価でした

    が、KAEさんならきっとご覧になるだろうとレビューを楽しみにしていました。

    新聞より、詳しく様子がわかり有難いです。

    2011/11/11 16:22

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