ニューヨークに行きたい!! 公演情報 ニューヨークに行きたい!!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★★

    素適な気持ちになる
    1幕、しらっとした気分で観たいたのに、2幕でぐいっと引き込まれました。ベタなハッピーミュージカル。この作品は好きです。

  • 満足度★★★★

    ドイツでも老親の介護は大変なんだ
    恋愛できるほど元気でも、それはそれで大変。浅丘ルリ子はミュージカル初挑戦だそうだが、気持ちが入っているので、歌はうまくなくても通じるのである。感心した。ドレスもきれい。村井国夫の歌い方は大声を張り上げなくて好き。今回もとてもやさしさにあふれた歌だった。橋本さとしは初めて見た。かっこいい!ミュージカルは楽曲がよければ単純なストーリー展開をカバーできるはずだが、残念ながらウド・ユルゲンス(懐かしい~)の音楽は華やかだけど平凡。一曲でもいいので、これっていうヒット曲があれば、もうちょっと面白くなったかも。ゲイのカップルの歌も物語と無関係で唐突な印象。

  • 満足度★★★★

    サービス精神あふれるミュージカル
    キャリアウーマンとバツイチ男、老人ホームで知りあった年とった男女、ゲイカップル。三組の恋人同士にスポットを当てるのですが、それぞれ薄っぺらで、ストーリーにはあまり感動無く、登場人物にさほど共感もできません。が、深く考えないで曲と踊りを楽しむだけなら、十分、良いミュージカルだと思いました。
    オーケストラも役者たちも、お客様を楽しませようというサービス精神いっぱいです。
    客席にキャストが下りてくる、また客席から舞台に上がる場面もあり、客席と舞台を近づけようという演出。通路側に座っていたので、ちょっと得した気になりました。個人的には、一幕の最後の「地獄からのメッセージ」がとても盛り上がってよかったです。

    レトロな感じの舞台衣装も見て楽しめました。
    浅丘ルリ子さんの衣装がすばらしく、一緒に見た友人はルリ子さんに一番感激していました。

    瀬奈さんはエリザベートの時よりも、キャラに合っていて良かったです。
    すごく楽しそうに演じていて、橋本アクセルの悪ふざけに笑う場面では、本気で笑っているようでした。
    橋本さとしさん、今回も素敵です。いろいろアドリブ入れているようです。

    子役の吉井一肇くんが、ものすごく上手でした。

    上演前にはロビーで、「題名の無い音楽会」風のミニコンサートがあり、指揮者の塩田さんが「山崎邦正です」と挨拶したり(似ている・笑)、「こう手をあげたら塩ちゃん!って声かけてね」と事前にお願いしたりで、とても楽しませてくれました。
    ミュージカルはたくさん見ていますが、指揮者の顔と名前をおぼえて帰ったのは初めてです。

    楽しいミュージカルをありがとうございました。

    ネタバレBOX

    浅丘ルリ子さんの歌が、よわよわしいのですが雰囲気がありました。
    村井国夫さんは、たぶんルリ子さんに合わせているのでしょう(いや、老人役だからか?)、いつもの声量は発揮されず、一歩引いた感じ。
    全てにおいてルリ子さんを引きたてる側に回っていらしたように思います。

    eプラスの貸切公演で、最後に挨拶があったのですが、橋本さんと村井さんの掛け合いがとても楽しかったです。このお二人は、本当に「楽しませよう笑わせよう」というサービス精神が旺盛です。
    橋本さんの後に村井さんが、「つまらないシャレを聞かせてすみません」と、橋本さんの言ったことを謝りながら、自分も全く同じことを言って、「それ同じ」と橋本さんがすかさず突っ込む。すると瀬名さんが「親子だからね」とうなずく。キャスト同士がすごく仲がいいのが見てとれました。

    仲が良いというと、瀬名さんと橋本さんの枕投げシーンでは、あまりに楽しそうなので、この二人が本気で恋に落ちていたらどうしようとまで思いました(笑)
  • 満足度★★★

    戸井さんの役者力の進化に感嘆!
    何だか時代錯誤なテーマだし、1幕は、特に構成が悪く、テンポない間延びした展開に、ややゲンナリしたのですが、2幕になってからは、結構楽しくなりました。

    一番驚いたのが、コスタ役の戸井さんの役者としての驚異的進化ぶり。今までは、真面目なご性格が、素の戸井さんと離れた役を演じる時に、邪魔をしているのではと感じる舞台がずいぶんあったのですが、今回は、バックにいる時も、常にコスタであり続けていらして、感動しました。

    浅丘ルリ子さん、とってもチャーミングでした。

    ストーリーとしては、かなり疑問になる点もありましたが、さとしさんファンとしては、とりあえず満足しました。

    子役の男の子が、まるで、座長の如く大活躍でした。彼の存在が、舞台に躍動感を与えていました。

    ネタバレBOX

    3組のカップル中、戸井・泉見組のゲイカップルが抜きん出ていました。
    ともすると、際物になりがちな役どころを、お二人が心を込めて丁寧に演じ、二人の心情の通い合いがしっかりと表出され、不覚にも涙が出そうになる瞬間さえありました。
    3組の恋愛模様で、一番共感できるお互いへの愛情をきちんと客席に届けて下さいました。

    ニューヨークの自由の女神像の下での結婚に憧れたり、不測の出来事でもないのに、テレビキャスターの、恋愛と仕事の選択を、まるで、究極の選択のように描くラストには、どうも不可解な違和感を感じてしまいますが、キャスト陣が楽しんで演じている様子に、自然と心が和みました。

    瀬奈さんと橋本さんの「ミス・サイゴン」の「アメリカンドリーム」場面を彷彿とさせる、デュエットシーンが、とても、楽しく観られました。

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