最新の観てきた!クチコミ一覧

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うつくしい世界

うつくしい世界

こゆび侍

サンモールスタジオ(東京都)

2011/12/14 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★

比類なきヒロイン
これは浅野千鶴に尽きるなぁ。
作品としては刈り取れる枝葉があったように思う。
終盤うるっときたよ。

ネタバレBOX

しかしまぁ、佐藤みゆきファンなんでね。
可愛いきっちょむを観たかったという不満は残りますわな(笑)
膨らんでいく風船があからさまに見えちゃうのも何とかしたいところ。
死の町

死の町

劇団チャリT企画

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/12/13 (火) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディ×時事ネタ
「死の町」と発言した鉢呂大臣が解任までの流れを時系列に解明する演劇だった。コメディと真面目さを併せ持つ興味深い舞台だった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

鉢呂大臣がなんで辞めさせられたのか?という素直な発想からこのお芝居を作ったらしいが、概ね成功だったように思う。大臣が、マスコミによる大バッシングののちにどうやって辞任に追い込まれたのかや、オフレコ発言で「放射能つけちゃうぞ」というような不謹慎な発言をして大騒動へと発展した過程を、松本先生、探偵コナン、探偵マーブル、探偵ホームズ、探偵松田優作らがあれやこれやとコメディ的に検証し、解明していくのだ。笑

オフレコ発言が大臣自身の記憶にはなく、報じられた発言内容もマスコミ各社によってバラバラなことから真実は隠されてしまった形だ。メディアが流した鉢呂大臣の発言を時系列に追っていくと、なるほど・・メディアにしてやられたな。という印象を強く受ける。

いつの世も、噂とか風評は民衆の数によって操作されてしまうことが多い。マスコミのように電波によって流される情報はそれが正当でも間違いでも瞬時に世間を動かしてしまう力がある。よく考えれば末恐ろしいことなのだけれど、一人の大臣が簡単に辞任に追い込まれるさまはメディアの報道を見るよりも解りやすくて興味深かった。

終盤で、鉢呂大臣の福島に対する思いや、福島県人が鉢呂大臣に対してツイッターやネットで称賛していた事実や、辞任阻止の署名活動が起こった事実、福島の現状を一番辱知していたのは鉢呂大臣だったこと、大臣の原発エネルギー政策見直しの功績を説明していたところをみると、これを書いた脚本家も鉢呂大臣擁護派なのかな?とか思う。

作品『死の町』は、一人の大臣を辞任に追い込むのに、さほど時間はかからなかったという徹底解剖だった。新たなる挑戦的な舞台でひじょうに楽しめた。

鉢呂大臣役の雷 時雨が、まんま鉢呂かと思うほどの熱演。またルパン三世だと思っていたキャラクターは松田優作だった。つまり、同じキャラ!笑



LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

演劇ソリッドアトラクションLINX’S

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

演劇を知らない人にこそ観て欲しい!!
色んな劇団が一度に観れるイベント、リンクスの三回目。

着実に前回より面白くなっていっていると感じました。

色んな劇団が一度に観れると言うことは、それだけ色んな舞台を観れると言うこと。

自分のお気に入り劇団を探すのに打ってつけです。笑

それにしても熱いイベントでした!!笑

次回も楽しみにしています(*^^*)

ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ソウル市民
投稿が前後してしまったけれど、こちらが一番最初。

1909年、夏。日韓合併を翌年に控えたソウルで文房具店を営む篠崎家の一日を淡々と描いた作品。日本植民地支配下で平凡な日本人一家の下に働く朝鮮人女中は一見、差別もなく自由に幸せそうに働いているかのように錯覚しがちだか、彼女らの名前は日本人名をつけられ、同じ日本人女中と篠崎家の子供達の会話の中から、悪意のない朝鮮人への侮蔑が入り混じって発言される。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

これらの言葉は日本人たちが意識していないという「悪意なき罪」なのだが、この無意識の行為こそが問題なのだとこの舞台で提起した作品だと思う。また篠崎家の長男・謙一が朝鮮人女中を巻き込んで駆け落ちするシーンでも、謙一の行為を家族はまたか・・、と思うなど遊びをはらんだ家出だが、どうやら謙一と付き合っていたトシ子(朝鮮人女中)は真剣な様子で、その双方の心のギャップも浮き彫りにされていた。

篠崎家の文学少女である長女の愛子がヒューマニズムという言葉を吐くのも滑稽だった。彼らの生活を通して、植民地支配の本質と、植民地に生きる人々を滑稽に描いた物語だ。第一話では手品師を篠崎家当主が招き入れるがこの手品師は見えないものが見えるとのたまい、作品にシュールなコミカルさを強調させていた。

この物語の続きはソウル市民1919へ。
ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

サンパウロ市民
1939年11月、ブラジル・サンパウロ。移民開始から三十年を経て、成功者も登場し始めた日系移民。その代表格である寺崎家は、サンパウロで文房具店を営んでいる。欧州での大戦勃発による、日本人学校の閉鎖など、遠い戦争の影響はないわけではないが、それでも寺崎家の日常は平穏である。そこにやってくる相撲取りや、写真花嫁と呼ばれる新移民たち。『ソウル市民』四部作の地球の裏側で展開する、もう一つの「植民」の物語。


以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX



裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/


今回の舞台はサンパウロの寺崎家。しかしソウル市民の篠崎家と、殆ど描写は同じで家族設定も同じ。違うのはサンパウロと寺崎家だけ。そんなだから叔父の慎二(山内健司)と書生が文具店店主の酒を盗み飲みしているシーンから始まる。笑

そして、ソウル市民では朝鮮人を差別していたが、ここではブラジル人とブラジルのジャングルに居るという土人を差別しているのだ。そして今回も相変わらず、毎日、この家には色んな人々が来て、ソウル市民1919と同じように阿蘇山という力士がやってくる。
1919の時にも書いたが、青年団のなかで力士役が出来るのは島田曜蔵しかおらず、やっぱり島田が登場して「ごっつあんです!」を連発するのだが、今回の島田の座り位置が舞台手前の左側で、顔が客席からは見えにくい位置だったのが残念だった。

これで全ての回を観たわけだが、やはり島田の目や表情の演技力が凄まじく、力士の回のソウル市民1919とサンパウロ市民が楽しかった!公演は12月4日まで続くので機会があったら再見したい。
ソウル市民五部作連続上演

ソウル市民五部作連続上演

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ソウル市民1939・恋愛二重奏
1939年11月、ソウル。日中戦争からすでに二年が経過し、日本国自体は、長期にわたる戦争状態という泥沼にのめり込んでいた。一方、30年代中盤から始まった好景気、軍需景気の影響を受け、満州への中継点としての役割を担う京城は、虚構の繁栄を謳歌する。国家総動員法の制定、欧州での世界大戦勃発、迫り来る軍靴の音に耳を澄ましながら、相変わらず、篠崎家の人々はそういった世相とはかけ離れた生活をし、つかの間の恋愛に興じる。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

今回で4編目を観たことになるのだが、全体を通してみると篠崎家の人々は「桜の園」に登場しそうな人たちで、やはり浮世離れしているように感じた。だから当事の戦争勃発の緊張感や戦慄はまったく感じられない。また今回のタイトルは恋愛二重奏となっていたが、ワタクシはどちらかというと、寿美子と昭夫の夫婦のズレを露呈させた舞台だったように感じた。

戦争という地獄を見て帰ってきた夫・昭夫は人が変わったように遊びや女に興じて全く働かなくなった。そして寿美子の父・謙一に小遣いをせびる様な始末だ。そんなことから夫婦関係は次第に冷え込む一方だった。昭夫役の古屋隆太が実にいい。彼ほどヤクザ的な・・ってかチンピラ風な役をやらせたら右に出るものは居ない。やさぐれ感のある演技力が素敵だ。

また昭夫が働かなくなったことから家族との折り合いが次第に悪くなっていく光景や昭夫の疎外感や孤独が見事に描写されていたと思う。また1編と2編で堀田家の妻・律子役だった松田弘子が今回は篠崎良子(母)役を演じており、まるで騙し絵を観ているようだった。笑

今回の余興はドイツ人のヒットラーかぶれ。笑
『 GIFT -Love begets love- 』

『 GIFT -Love begets love- 』

劇団PEOPLE PURPLE

HEP HALL(大阪府)

2011/12/13 (火) ~ 2011/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

もうお気に入りの劇団になりました♪
いや~良かった♪

次々と展開される物語が見事に演出されて話も分かりやすくて
演じる役者さんも大人から子供まで凄く上手い演技で引き込まれます!

巡り巡る舞台で演じる役者さん一人ひとりの台詞が心に響いてきます(T_T)

何度ジーンとしたことか…
大人だから泣いてませんよ~(T_T)

色々な愛のカタチがありましたが
居酒屋で出会った個性的な女の子役(柏村有美さん)と
韓国人役(野村亮太さん)は印象的でした(^^)
この二人が全体のトーンから浮いた感じの流れで笑いを誘い
緊張と緩和でお芝居の幅を広げてるように感じました♪

それと昔気質の頑固な親父役(泉佑介さん 放映新社)も適役で良かった♪
全員良かったので一人ひとりの感想を書きたいぐらいですがキリがないので…m(_ _)m

キュンとなる愛から切ない愛、
色々な愛を表現する脚本&演出&役者さん見事なまでのクオリティ!

心暖まる上質な大人なお芝居♪
多くの人に観て貰いたいと思えるお芝居でした(^^)

もうお気に入り劇団になりました!

 ミュージカル「ア・ソング・フォー・ユー」

ミュージカル「ア・ソング・フォー・ユー」

アトリエ・ダンカン

新国立劇場 中劇場(東京都)

2011/12/06 (火) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★

歌いました!(心の中で)
全曲!カーペンターズが好きな人以外にもすすめられるかと言われるとちょっと・・・焦点がぼやけて主人公の(はずの)征司が霞んでしまっている。

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

パルコ・プロデュース

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★

盛り合わせが多い舞台
完売している日もあるそうだが、自分が見た日は空席がちらほらあり自分の隣も空席のままだった。新感線ならおなじみの爆音上等のノリの良い音楽、全員が歌上手い出演者、話はエログロお馬鹿テイストなので、同じように馬鹿になって見た方が楽しめる。特に前方席は。
観客のゴスロリファッション率の多さとお似合いさに感心。
話の内容はあんまり深く考えない方が良いですねw。藤木さんが憎らしいくらいダンディでした。

ネタバレBOX

古田さんのお姫様抱っこはああ来ましたか・・!シンゲン君頑張れ。
自分は中央席から後方辺りだったので、手拍子打つので精一杯でした。
だからといって前の方でもなかなか立ち上がって踊れないだろうな・・。
THE MOON BEAM MACHINE

THE MOON BEAM MACHINE

ムーンビームマシン

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

両方見たかった!!
まず公演に携わった全ての方に、お疲れでした。

月バージョンのみの観劇でした。

もう一編も観たかったです…(´・ω・`)

いつものムーンビームマシンさんらしい王道ファンタジーな世界でした。

照明や衣装、幕間に流れるムービー等、視覚から入るものが全て整っていて美しかったです。

お話もとてもきれいでした(*^^*)

楽しかったです!!

河童夫人

河童夫人

猫の会

劇場MOMO(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

不思議な会話劇
登場人物たちの価値観、人生観が、交わりそうで交わらない、解り合えそうで解り合えない、不思議な会話劇でした。
何も進展せず、何も解決はしていないけど、垣間見えた共通点でちょっとだけ心が暖かくなる、お話でした!

初夜と蓮根【終演!ご来場ありがとうございました!】

初夜と蓮根【終演!ご来場ありがとうございました!】

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

非常に楽しめました!
昔の夫婦なら変だったかもしれないけど、今の夫婦だったらプラトニックな関係もあり得そうだなと思いました。
家族でコウイウ話をするときの気まずさったら無いですね。お父さんは戦うってこういう意味かって分かったときは笑いました。

舞台セットが凝っていてきれいでした。
具象舞台で継ぎ目も無く、天井の梁なんかもあって本物の居間を切り取ったようでした。照明も窓の形に西日が入ってくる感じとか自然光がリアルで、部屋の景観が見えました。

途中入る猫の鳴き声は何だったのでしょうか。弟さんが飼っているんでしょうか、最後まで明かされなかったので謎です。
あと電車の音は効果なのか西武線なのか、どきどきしました。
(一部ネタバレボックスへ)

脚本の面白さを、ありのままを最大限に抽出しているなと思いました。
約2時間大変面白かったです。ありがとうございました。

ネタバレBOX

とにかく見る前の想像と違って、終始面白くてニヤニヤしてました。
「蓮根が落ちちゃったよ」のセリフをパンフで見たとき深読みし過ぎていて、実際観たときは笑っちゃいました。
お父さんとお母さんがベッドの上で、影でよろしくお願いしますをしていたのは秀一でした。
しみじみ日本・乃木大将

しみじみ日本・乃木大将

東京農業大学 農友会演劇研究部

農大劇研アトリエ(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★

若さ爆発
いつも通り真正面から若さでぶつかって行くような舞台はある意味清々しくもあり、羨ましくもある。
古い言い回しのセリフが多く役者も大変だったと思うが、もう少し意味の通る発声を心掛ければなお良かったと思う。
舞台美術は丁寧に作られていて狭い空間にもかかわらず多彩な演出が試みられていた。力技の一本という感じで、これはこれで良いのではないかと思うが、欲を言えば息継ぎをするような場面でも力が入っていたので見る方も体力がいる。その辺り観客目線も考えられたらさらに良いだろう。

マクベス

マクベス

カメハウス

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/04 (金) ~ 2011/11/12 (土)公演終了

満足度★★★★★

何度も見たくなる話
前作のマクベスも観劇していたこともあり、内容は知っていましたが、前作とはまた違った良さがあり、楽しめました!今作は違う視点の話(革命編)もあったため、より物語を深く知ることが出来ました。破滅→革命と見ましたが、革命を見たあとに破滅を見たくなるつくりに、感嘆しました!次回も楽しみにしています。

LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

演劇ソリッドアトラクションLINX’S

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

なんといっても熱い
日にちがうまく合わず、ワンステだけの観劇だったのですが、見たあとは両方見れなかったことを後悔するほどの面白さ、熱意、高揚感でした。どの劇団もそれぞれ個性があり良く、劇団ネタも多く(笑)、最初から最後まで楽しめました。次回も是非見に行きたい!楽しい時間をありがとうございました!

スピンドクター

スピンドクター

劇団 東京フェスティバル

OFF OFFシアター(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

緊張感の連続、
目を見張る作戦、そして衝撃、最高に良かったです!!

ネタバレBOX

官房長官の女性問題のもみ消しは見物でした。女性を連れてきたから女性が追っかけてきたの一言を聞いただけで、記事の持ち込み者の私怨にしてしまい、雑誌編集者の掲載意欲を削ぐ工作をし、更には芸能人へのガサ入れをぶつけるなどの予防線も張っておく、さすがです。スピンドクターとして招かれたこのタブロイド紙編集者は、つけちゃうぞ捏造で嫌気が差して大手新聞社を辞めたという設定、全体のこの話、10年後ぐらいの話でした。

しかし、それどころじゃないのが、Moil(藻から作る油)推進を図る総理大臣に対して石油業界などの意を受けた官僚たちが起こす行動です。首相の公表日に合わせて当の経産省はMoilの悪口を言う段取り、他の省庁も重要事項のリリースを行い首相の記事を小さくしようとする徹底抗戦ぶりは凄かったです。

脱原発を考えた首相も潰された昨今、真実味がありました。

朝倉伸二さんと天宮良さんの出演で、おとぼけと緊張感に厚みが出ていました。

そして、地球のことを考えてのMoil製造技術の情報開示という首相の暴走、これで良かったのだと思った瞬間、日本だけを儲けさせるようなことは絶対に許さないという米国の意図が働いていたことを知り、衝撃を受けました。
RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

パルコ・プロデュース

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★

「体験する」舞台
1時間50分で、なんと休憩20分含む!
だったら、休憩なしでやってよ(笑)、と思うのだけれども…。

藤木版、ローリー版と見てきたけれど、その2作に比べて、とにかくわかりやすくて、スムーズな進行。演出の手際がいい。
映像の助けがうまく活きているということだろうか。
過去2作より、ロック感も感じた。
生演奏の良さが活かされていた。

ネタバレBOX

しかし、古田新太さんは、ロックを歌うのは無理なようだ。
早いテンポの曲は、歌詞が聴き取れないし、シャウトもできない。音量も小さいし(ミディアムテンポは聞けるが)。

彼だけではなく、全体的にそういう印象。
岡本健一さんの高音の出なさも辛いなあ。

ただし、笹本玲奈さんは別。彼女レベルは無理としても、ミュージカルなのだから、それに近いぐらいのクオリティは欲しい。



観客には、フリークの方々が、コスプレで参加していたということもあり、客席の盛り上がりはなかなかだった。
つまり、「体験する」舞台。
一緒に飛び込んで楽しむという姿勢が大切だろう。
そういう意味では、この上演時間は妥当なのかもしれない。



毎回アフタートークがあるらしい。
この日も面白かった。が、トーク前の時間に行われるグッズの販促が非常に鬱陶しい。

個人的な感想だけど、「I Can Make You A Man」は日本語版だと直訳で「男にしてあげる」と歌われる。だけど、これは「男」と「人」のダブルミーニングだから、無理に訳す必要はないのではないか、といつも思う。
紅夢漂流譚(くれないゆめひょうりゅうたん)

紅夢漂流譚(くれないゆめひょうりゅうたん)

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2011/12/12 (月) ~ 2011/12/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

やっぱ好き!
アングラ度がより増した気がする。
オープニングから鳥肌。

ネタバレBOX

オープニングと後半の歌が、シビレる。
いつもの、アノ、桟敷童子なのだが、いつもの感じと比べると、深みという点では少々もの足りない。

しかし、とにかく役者がうまい。
それぞれに「命」が宿っている。
いい台詞がキラリと光る。

と、いうことで、 こちらも近日中に書き足します。
スピンドクター

スピンドクター

劇団 東京フェスティバル

OFF OFFシアター(東京都)

2011/12/15 (木) ~ 2011/12/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

スリリングな展開
offoffのサイズとは思えない役者の厚みが、作品に現れている。
笑いもありつつも、コメディではなく、政治とマスメディアを扱った正攻法な一幕モノ(おちゃめな展開もありつつの)。

ネタバレBOX

朝倉伸二さんが主人公のようなので、前作のような感じのコメディかと思っていたら、正攻法な一幕モノの台詞劇。
これがとっても面白い!

まず、役者の厚みの付け方がうまいのだ。天宮良さんが重しのように効いていて、かつ、矢代朝子さんの女性首相が、政治家の空気の作り方がうまく、安心して観ていられる。
台詞のキレの良さ、立ち居振る舞いも素晴らしい。

若い役者さんたちも、いい味を出していた。

そして、戯曲がとてもうまいのだ。
観客の興味をグイグイ引っ張っていき、それがすてべが首相のオフィスのみで行われる。
狭い舞台の上なので、出はけのうまさもあり、「見せたい」場面に観客の意識がきちんとフォーカスされるようにできている。

今回、主人公とも言える、朝倉伸二さんは、今まで観たことのないような、戦略的な知恵のある役で、かつ、もともとの持ち味である、一筋縄ではいかないような、裏にも通じているという雰囲気も醸し出し、実際にそういう姿を見せつつ、ストーリーを終息に向かわせる。
この配役もいいのだ。

問題解決のために、代替案や伏線を張っておくなどの、観客に「穴」を見せない気配りも効いており、「これってどう決着がつくのか?」という興味で楽しめる。

ラストは少々取って付けたような感じもあるが、中盤に編集者のバイト女性に「盗聴器はどこに?」なんて台詞を言わせて、ラストが突拍子もない感じにしないという布石の置き方も見事。

情報戦を手際よく切り抜けてきたように見せての、ラストなので、魑魅魍魎の跋扈する場所が政治なのだ、という印象を強くする。

ストーリーのピークの作り方や、ラストへのスピード感など、本当に観客の気持ちをうまくコントロールしてくれている。

そして、いい感じに笑いが振りまかれており、リアルな中に、元ヤンの閣僚の活用なんていう、ちょっとおちゃめな解決策を入れつつという塩梅もいい。

前回の会場よりややサイズが大きくなったが、次回はもう少し大きな舞台で観られるようになるのではないだろうか。
前回も面白いと思ったが、今回もそれを上回る面白さだった。
すでに次回が楽しみになっている。
バータイム/パラダイム【全公演終了しました!ご感想お待ちしております!!】

バータイム/パラダイム【全公演終了しました!ご感想お待ちしております!!】

Minami Produce

エビス駅前バー(東京都)

2011/12/14 (水) ~ 2011/12/23 (金)公演終了

満足度★★★★

観劇
めっちゃ楽しめました.素晴らしい脚本と役者さん達による最高の劇でした.

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