最新の観てきた!クチコミ一覧

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吐くほどに眠る

吐くほどに眠る

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

相変わらずよかったです
初演を思い出しながら、ちょっと懐かしく観劇。一部ストーリーに変更ありか。なんとなくわかりやすくなっている気がしました。落ち込んだ時に観るのはシンクロしそうで怖いけど、相変わらずよかったです。

【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

あんかけフラミンゴ

しもきた空間リバティ(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★

よかったです
ハードなエログロと思いきや、割と控えめでなんとなく純愛路線。もうちょっとハジケた作品を期待していたけど、結構楽しめました。多少ギクシャクしていたのが気になりましたが、旗揚げってことで。次回作も期待します。

迷わずダンス

迷わずダンス

NPO法人らふと

RAFT(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題254(12-007)
18:00の回、いろいろな表現があるのだなとあらためて思いました。RAFTの奥が舞台で、手前が客席。18:09開演~18:44休憩18:52~19:17終演。灯りと闇と影、映像や音楽好きです。桜井さんは、背骨のラインと、両腕のライン(鳥が羽を大きく広げるように)、2つの軸を持っているように、平田さんは、風から生まれて風の中に消えて行ったように、見えました。

ネタバレBOX

桜井さん/佐藤さん。灯りが1箇所から小さく分かれているので印象的、動きは緩やか、最初、蜘蛛のイメージ、地を這うように動く、お二人のシーンでは、温かい水と冷たい水が交じり合うことがなく永遠に回り続けているかのよう、2つのブラックホールか連星が引き合っているようにも。

平田さん。映像〜実像〜映像へ、何を紡いでいるのだろうか、仕草、歌、セリフ、列車、終演後ロビーでお見かけしたのは小柄なお姿、舞台ではとても大きくみえた、奥のスクリーンに映る映像とくっきりとした輪郭の影、映像が映っていないときはちょうど膝のあたりに(あかりの)境界ができ浮いたり/沈んだり。

想像させてくれるダンスはいいな。
snow drop

snow drop

プラザソルショーケースイベント

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2012/01/08 (日) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★

お手軽なショー
個人的には、まあまあ楽しめた(笑)。

本日は6つのイベントがあったが、そのうち2つを観た。
「演劇ユニット三つの色(演劇)」と 「アラリン(一人芝居)」。

気軽に手軽がるに楽しめるショーであった。

ネタバレBOX

・「演劇ユニット三つの色(演劇)」は、脚本が弱かった。
 万引きをした犯人が、死刑と考えてしまうというのは、ちょっと。。。
 その分、演出と役者陣は、大学ユニットと考えるとまあまあかな。

・「アラリン(一人芝居)」は、なかなか楽しめた。
 一見素人っぽい雰囲気のアリランさんであったが、
 話術が上手く、惹きこまれた。設定も面白く、笑えた。
 一人芝居は何度か観たことがあるが、こういう日常的で
 おちゃらけたのは初めてで新鮮だった。
レニングラード国立バレエ―ミハイロフスキー劇場―『白鳥の湖』

レニングラード国立バレエ―ミハイロフスキー劇場―『白鳥の湖』

光藍社

東京国際フォーラム ホールA(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

満足度★★★

王道
クラシカルな演出による上演で、早めのテンポの演奏に乗せて踊る群舞が美しかったです。ラストにオデットが死なないハッピーエンド版でしたが、あっけらかんと展開して、ドラマとして盛り上がりに欠ける様に感じました。

オデット/オディールを演じたボルチェンコさんはとても細い腕で繊細に感情を表現していました。2役の演じ分けもハッキリ違いが出ていて、オデットの時のキメのポーズがました。ジークフリートを演じたシェミウノフさんはかなり身長が高い人でしたが体の重さを感じさせず、高貴な雰囲気がありました。優雅な動きは良かったのですが、あまりキレが良くないので、のんびりした感じの王子になっていました。
第2幕の白鳥の群舞が動き・形とも整っていて美しかったです。 第4幕の群舞は少し乱れが気になりなした。第3幕のポーランドの踊りがかなり速いテンポでエキサイティングでした。

美術は古風な書き割り的なもので、湖面の絵に波紋の様な照明が当てられ、奇麗でした。
国際フォーラムのホールAでのバレエ公演は今回初めて観ましたが、会場が広過ぎるため、ステージまでの距離がかなりあって細かい動きが見えにくく、オーケストラの音も拡散して迫力が失われてしまった様に感じました。

今回の来日公演は他の演目もクラシック系ばかりですが、せっかくナチョ・ドゥアトさんが芸術監督なのだから、コンテンポラリー系の作品も上演して欲しいです。

吐くほどに眠る

吐くほどに眠る

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

私は自分自身が重い
ので、重いものを重いまま見せられても困るのです。

Ato-Saki

Ato-Saki

VOGA

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★

幻想的
関西で活動する劇団の初の東京公演で、第二次大戦でニューギニアの戦地に赴いた兵士の物語を、ビートに乗せた台詞と身体表現で描いた、休憩込みで2時間40分の大作でした。

終戦後数年経ってから帰国した男が苦悩する話がファンタスティックに描かれていましたが、戦争の虚しさを訴えるといった様なテーマではなく、生きている人と死んだ人の繋がりをテーマにしていると感じました。ただ、あまり発展しないエピソードが多く、テーマが浮き上がって来ず停滞感があったので、もっと削ぎ落として2時間以内に納めた方が良いと思いました。

作・演出の近藤さんは維新派の出身とのことで、その経歴を感じさせる、関西弁でのラップの様な台詞回しやカクカクとした動きの様式性の強い表現が多用されていました。音楽に合わせたパフォーマンス的なシーンと普通の芝居のシーンが交互に続く構成でしたが、まとまりがなくて統一感に欠けると思いました。
演出が要求する空間のサイズに対して実際のステージが狭く感じられ、窮屈な印象がありました。もう一回り大きなステージで観てみたく思いました。

映像はほとんどモノトーンのシンプルな表現ながらも、とても効果的に使われていて素晴らしかったです。リバーブを用いて声に浮遊感を持たせた音響も、台詞が生々しくなり過ぎず良かったです。

やぎの一生

やぎの一生

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しい
これだけ客が楽しそうにする公演はとても貴重ですばらしい。上演時間120分。ホール、一万円札、セッション、歌舞伎揚げ、りんご、バー、他。

迷わずダンス

迷わずダンス

NPO法人らふと

RAFT(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

二日目
桜井陽子・佐藤健司、平田友子

わが星

わが星

ままごと

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2011/05/19 (木) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

「わが星」
今頃、アワード用ですm(__)m

先に映像で観ていて、「絶対観たい」と思って心待ちにしていた作品。

どうしても、震災後のいま自分が住んでいる「わが星」のことを想ってしまう部分もあって、本来の作品として純粋に観れているか・・・迷う部分もあります。

「わが星」が、
自分の住んでいる地球であったり、
憧憬のシンボルだったり。

等身大の自分の世界と、
広大で深遠な宇宙とを描いているのに、
違和感なく世界に入り込める。

長く生きれば生きるほど、
人との死に別れを経験する回数が増えるのだけど、
長く生きれば生きるほど、
長く一緒にいた人と別れることになるんですよね。

お姉さんとのシーンは、思い出したら、泣きそうになります。

ただ、舞台が円形のほうが、
より世界に入り込めたんじゃないかとは思います。

ネタバレBOX

Happy Deathday To Me ♪

生まれたときから、死にむかっているんだなぁと思います。
口ロロの歌は、ずっと心に残ります。

「拝啓」で始まるつきちゃんのシーンが、
すっごい好きです。

外から見守っている「少年」は、
火の鳥未来編のマサトを思い出しました。
ハムレット

ハムレット

劇団東京乾電池

ザ・スズナリ(東京都)

2012/01/04 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

結果ベテランが際立つハムレット
冒頭あまりの早口にびっくりした。
その理由は私には定かでないが、この演出で
ベテラン勢のテンポと間が際立つことになった。
柄本明はいつも同じ顔をしていながら、その肩に乗っかっているものが
全く違う。
今回は「墓掘り30年の裸の肩」を見せて味わい深かった。
トリプルキャストのこの日のハムレットは嶋田健太さん。
じっくり悩むハムレットも聴いてみたいと思った。
柄本明が率いるからこそ、劇団乾電池に期待する。

軽快にポンポコと君は

軽快にポンポコと君は

ぬいぐるみハンター

OFF OFFシアター(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ノリノリ
みんなめちゃ可愛いかった。ダンスシーンは一緒に体揺らしたかった(というかちょっと揺れた)。しょーもない話とベタなオチなのにちょっとウルっときたのが悔しいが、楽しかった。

【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

あんかけフラミンゴ

しもきた空間リバティ(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

裏切られた(良い意味で!)
個人的には一昨年夏のHit Hitのような社会派の内容が好みであるのと、今回の公演のタイトルとフライヤーの写真を見て強烈なエログロものかと思い、観劇を決める迄は正直やや敬遠気味だった。
しかし、実際には私にとっては良い方向で推測が外れた。宗教と恋愛という素材の組み合わせ自体は新しいものではないが、根底に流れているのは純愛なのだと勝手に解釈した。実は脚本の著者は大変なロマンチストなのであろうと推察する。
冒頭の映像の造りも完成度が高く、音楽も効果的に使われていた。粗削りな部分もあったが、他の皆さんの感想でも述べられているように学生演劇らしいパワーを感じる舞台だった。良い船出となる公演だと思う。

ネタバレBOX

ストーリー展開上必要な性愛表現もあったのだろうが、その行為の一部と男優たちのケツ出しは、なくても十分ストーリーは理解できたし、あそこまでやらない方が逆にカーテンの向こうで繰り広げられているコトを観客が自由に想像できて効果的ではなかったかと思う。例えば一貫してシルエットで表現するとか・・・。
ハムレット

ハムレット

劇団東京乾電池

ザ・スズナリ(東京都)

2012/01/04 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

これが「東京乾電池」だ!
とても「危険」な演出を、今回も敢えてしたのではないだろうか。

35周年公演の1本。
25周年は『夏の夜の夢』だったから35周年は『ハムレット』。
45周年もやっぱりシェイクスピアになるのだろうか。

ネタバレBOX

東京乾電池の古いメンバー3人(柄本・綾田・ベンガル)の印象から、『ハムレット』を面白可笑しく見せてくれるのではないか、と思った観客も多いのではないだろうか。
また、『ハムレット』を正調で演じるのではないか、と考えて会場に足を運んだ方も、(少数だとは思うが・笑)たぶんいるだろう。

結果としては、どちらの観客にとっても、やや肩すかしだった感は否めないのではないか。

その感覚は、25周年のときに、同じスズナリで上演された『夏の夜の夢』でも感じたものでもあった。
ただし、『夏の夜の夢』は、劇団員総出演で、全員が登場するシーンがあり、舞台の上が大変なことになったり、あるいは柄本さんの出番が多く、圧倒的な存在感を見せつけてくれたりしたので、結果としては「とても面白かった」のだが。

今回、多くの観客が感じたのは、「なんでこんな人が舞台に立っているの?」「若手と古株の力の差がありすぎでは?」ではないだろうか。
同じことを、25周年の『夏の夜の夢』で最初は感じた。

しかし、よく観ていると、「あまりうまくない役者」(あえてそう言う)の演出は、「とにかく早口」にしていることに気がつく。
とにかく台詞を早く言わせて、相手のリアクションなどはとらせていない。よく見れば、(特に冒頭の3人)相手の台詞を受けているはずの様子はほとんどなく、棒立ち状態に近い。

これはどういうことなのか? 「芝居」とか「演劇」の決まりとしては、あり得ない行為ではないのだろうか。しかし、演出は、それを「敢えて」やらせている。

なぜ東京乾電池がそれをやるのだろうか、と考えてみると、例えば、月末劇場で上演されている演目や、座付きの作家(&演出)である、加藤一浩さんの戯曲を見ても、「不条理」なものが多いのに気づく。
同じく35周年で先日上演された『そして誰もいなくなった』も、別役実さんの作の、モロ不条理劇だった。

そういう「芝居としてあり得ない行為を敢えてやらせている」演出の劇団は、意外とあるのだが、それらしい劇団がやると、それらしく見えてくるということでもある。
だから、東京乾電池という劇団の(なんとなくの)イメージとして見ると落差があるのかもしれない。

つまり、「不条理劇をやる劇団」という路線から考えると、シェイクスピアだって「不条理劇」だ、とばかりに、こういう演出にしたのではないだろうか。

また、こうも考えられる。
台詞の1つひとつに情感を込めなくてはならないところを、早口で情感どころか相手のリアクションも考えずにしゃべらせる、それによって、「変な感じ」にしたいということではないのだろうかということ。
それは、役者を(さらに)「下手」に見せてしまうのだが、同時に役者の「地」のようなものを露わにしていく。

35年劇団にいる柄本さん、綾田さん、ベンガルさんたちは、それができたからだろう。実際、彼らはは、特に何か変なことを(あまり)仕掛けくるわけではなく、ハムレットの台詞を言っているだけなのに、なんとなくニヤニヤしてしまうような「味」が出ているのだ。

実際、今回の舞台でも、そういう「味」のようなものが出始めている役者も見受けられた。
そうではなく、自分の気持ちで演じている役者もいて、その幅を演出家(柄本さん)が微妙に調整していたように見えた。
だから、階層がある。
普通にいるだけで上手い人、自由に演じさせる人、普通だとかなり厳しい人、そんな感じだ。

こうした企みは、本人の「地」が問われるということなので、役者は大変であり、失敗は手酷く自分に返ってくる。

今回は(今回も)そうした「実験」のような「不条理劇」としての『ハムレット』ではなかったのか、と思うのだ。

結局のところ、これが「東京乾電池」なのだ。

私が観た回のハムレット(深水俊一郎さん)は、それほど「上手い」わけではなかったのだが(失礼!)、「若さ」と「勢い」があり、ときどきその台詞がそれにはまっているシーンもあったので、若さ故の「苛立つハムレット」を観た感じがあった。
なるほど、その苛立ちが、周囲を傷つけてしまう結果となる、という、青春の蹉跌的なハムレットになっていた。

あとから出演表を見ると、この人見たかったなあ、というのもあったりするので、そういう楽しみも、今後出てくるのではないだろうか。

今回、柄本さんの出番が少なく、単に台詞だけでなく「仕掛けて」くる間がなかったのは残念だ。ちょっと吹いてみせるような演技を入れ込んできたが、それは十分でなく、もっと出演している時間が長ければ、「怪演」が観られたであろう。10年後の45周年には期待したい。

ラスト&カーテンコールで流れていた、なぎら健壱の『ガソリンとマッチ』は、35周年を迎え、さらに先に進む、東京乾電池自身を奮い立たせる応援歌のように聞こえた。
「いそがなくちゃ あわてなくちゃ 心の灯が消える ガソリンとマッチをちょうだい」(by なぎら健壱)。
【ご来場ありがとうございました】『少女 M』

【ご来場ありがとうございました】『少女 M』

劇団ひるやすみ

APOCシアター(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

無題253(12-006)
14:00の回。旗揚げ公演。学生さん+社会人、受付、開場などの運営はスムーズ、前説で、携帯を出させ確認を求める気持ちはわかるけど、言い方はもっとソフトなほうがいいと思う、ちょっと強制的に聞こえたので…あくまでもそんな感じにも聞こえる、ということで。遅れて来るお客さんが多いのはなぜだろう、開場後、随分経って前に1列作って遅れて来たお客さんに割り当てているのはちょっと疑問(初めからその予定ならば事前に告知をお願いします)、中央通路も塞いでいるし…、終演後の誘導(順番に)は丁寧。14:07開演〜15:36終演、15:49終了。

ネタバレBOX

セリフが少し説明調。父親になれない理由をかなり引っぱっていたけど、聞かされてみてその呆気ない内容 に…で、不誠実な輩には鉄槌を、でもないし、そうではなくただの無責任男だったということなんだろうか。ダンスはどうかな、他のお芝居でもみかけるけど、みんなやりたがるものなんでしょうか、たぶん「アイドル」だからだろうと推測。アフタートークを聞けば、いろんな苦労があったんだろうし、やり遂げようということに拍手したい…でも、どこの劇団、役者さんも様々な苦労を乗り越えてやって来たんだと思っているので次回作(脚本/演出を含めて)でどうなって行くか(一般のお客さんにたくさん来てもらうこと)が楽しみ。中途半端なコメントで申し訳ない。

余談:1階、展示してある作品(新聞とチラシかな)はどれも特徴をよくつかんでいる。手品は毎回違うのをやっているのだろうか。
【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX

あんかけフラミンゴ

しもきた空間リバティ(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★

意外と真面目さんです。
主役の男女が、特殊な環境下でも思いを強めて行く部分が真面目に描がかれてるので、タイトルほどエロくないです。少し変な純愛モノとしても見れます。初日だったのでギコチナイ所も多かったですがダンスあり、シュールな部分あり、妙に上手い(好きな)楽曲が時折流れるし、まずは旗揚げとしては十分じゃないかと思います。解説的なリプレイが無駄な部分も多くて長かったですね。今後徐々にタガが外れていくともっと面白くなると思うし、好きなテイストでしたので次回作期待したいです。(もうし訳ないけど初心者向けとしては×で)ちなみに、私もイナマヨです。

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

パルコ・プロデュース

キャナルシティ劇場(福岡県)

2011/12/31 (土) ~ 2012/01/04 (水)公演終了

満足度★★

カルト・ムービーのカルトな楽しみ方
 いったいどんな客層が今どき『ロッキー・ホラー・ショー』を観に来るのだろうかと思っていたが、観客のはしゃぎぶり、スタンディングオベーションの熱狂ぶりは、どうにも70年代カルト作品としての本作を賞賛してきた客層とはかなりズレがあるように見える。古田新太がティム・カリー(フランケ“ン”・フルター)かよ、と幻滅した世代は、さほど劇場に足を運んではいなかったのだろう。
 基本的には映画と舞台は殆ど同じものである。ということは、この作品を70年代のゲイカルチャーやB級ホラーの再評価の流れと無関係に語ることは出来ないはずなのだが、現代日本の観客は、そんなものはいっこうに気にしない。と言うよりは「何も知らない」。実際、私が受けていたマニアックな(と言っても当時の文化を知る者にとっては常識の)部分では、若い観客は一切笑っていなかった。なのに最後には賞賛の嵐が渦巻くのだ。この矛盾の原因は何なのか。いったい彼らはこれの何をどう面白がっているのだろうか。
 作り手たちはもちろん、自分の好きな作品をあえて現代に同化させずに好きに演じるのだから、基本的には「客に理解不能だって構わない」というスタンスだ。しかし実のところ、「どんなに訳の分からないことをやっても、客は受けるに違いない」と彼らは確信しているのではないか。
 恐らくいのうえひでのりらは客を舐めている。観客の大半は「よく分かんないけれども、これは面白い気がするから面白がろうとする」と思っているのだ。そして実際、今の観客は、笑いどころで笑わずに笑えないところで笑っている。作り手としてはそれでもこの舞台は成功したと言ってのけられるのだろう。でも本当は、そういう阿呆な観客にこそ、冷水を浴びせかけるのが、『ロッキー・ホラー・ショー』の真髄であるはずなんだけどね。

ネタバレBOX

 パンフレットには、この舞台の「元ネタ」がかなり詳細に解説されている。
 それでもどうやら「タブー」に触れるらしいところは巧妙に避けられている。

 どうして屋敷の人間たちがゲイでエイリアン(宇宙人=規格外者)なのか、という点だが、もともと50年代くらいまでのB級ホラーでは、普通の人間が迷い込んでしまうのは「怪物」たちの住いであり、その「怪物たち」は、たいてい実際のフリークス(不具者)によって演じられていた。トッド・ブラウニング『怪物団』が代表的な作品であり、そこには小人を始め、実際のシャム双生児などが大挙して登場している。しかし、時を経て小人たちや奇形俳優が使いづらくなってくると、「奇形を模した」メイキャップ俳優たちに役割は移されていく。パンフで『ピンク・フラミンゴ』のディヴァインや『ファントム・オブ・パラダイス』が紹介されているのはそのためだ。
 被差別者の叫びを舞台や映像を通して訴える、そういう意味合いがあの当時のサブカルチャーには色濃くあった。日本でその影響を受けたのはもちろん寺山修司で、彼の映画や舞台に小人たちが登場するのは、この“被差別者からのサブカルチャー”の流れである。

 英米のゲイ差別は今も続く問題だが、ハーヴェイ・ミルクの暗殺事件などもあり、あちらのゲイは、宗教的な観点から、まさしく「化け物」扱いされていたのが70年代である。ホラー映画のフリークスにゲイを重ね合わせて、「我々は被差別者だ」と訴えるのはごく自然な流れであった。
 優生思想に凝り固まった元ナチスの科学者が悪者に擬せられるのも当然の扱いである。なぜ彼に「フォン」の名前が付くかということまではパンフにも解説があるが、その先の説明がない。あの科学者のモデルは、アメリカに亡命した実在のロケット工学者、フォン・ブラウンであり、既にスタンリー・キューブリックが『博士の異常な愛情』でストレンジラブ博士として登場させている。だから“車椅子に乗っている”のだ。
 フランクが「フェイ・レイになりたかった!」と歌うのも、それが『キング・コング』のヒロインの俳優だという解説はパンフにあるが、彼女がどういう人かということについては何も書かれていない。フェイは世界初の「スクリーム(叫び)」女優であり、野獣に攫われる美女(もちろんベースにはジャン・コクトー『美女と野獣』がある)であり、自らがケダモノ扱いされるフランクにとっては、まさしく求めても求められない憧憬の存在であるのだ。彼がロッキーを怪物ではなくマッチョに造形したのも、「自分が襲われたい」からなのね。基本、モンスターの発明者は、モンスターによって復讐されるものだからね。そこには被差別者としてのゲイの悲痛がしっかり背景にある。

 “ロック・ミュージカル”と言いながら、場末のバーレスクに近いデタラメなダンスであるのも、それがフリークスによって演じられることを前提としているからに他ならない。いっそのこと古田新太は無理してダイエットせずに(一応、ティム・カリーに合わせようとしたのだろうが)、超デブなまま醜く息も絶え絶えに踊ってくれた方がよかったのではないか。このミュージカルのダンスは、必ずしも巧い必要はない。むしろ「ゲテモノ」であればあるほど、「ゲテモノで何が悪いか」という強烈な「毒」を観客に発信することになるのだから。
 そういう点をとってみても、作り手側も本当に『ロッキー』フリークなんだろうかと疑問を覚えざるを得なくなる部分が随所にあるのだ。 最後に登場する宇宙人が本邦の『怪獣大戦争』に登場するX星人のコスチュームなのは何の冗談なのかね。日本にもこんなB級カルトがあるぞと言いたいのかも知れないが、その手のギャグはもうさんざん漫画やアニメで見せられてきているので、今更感の方が強い。昔ながらの特撮ファンも特に喜ばないだろうし、若い人は意味が分からないだろう。だから誰に向けてのギャグなんだか、さっぱり見当が付かないのである。
 自己満足だけで舞台を作られてもなあ。
猿に恋〜進化ver〜

猿に恋〜進化ver〜

悪い芝居

駅前劇場(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

見てよかった!!!
無言劇という事で、難しそうだなと思ったのですが・・・
楽しかったです!

ネタバレBOX

山崎さんにも出演してもらいたかったです!
軽快にポンポコと君は

軽快にポンポコと君は

ぬいぐるみハンター

OFF OFFシアター(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

緩やかな110分
ゆるい感じの会話か続いていく中、愛と正義の壮大なスケールになる物語。池亀さんの脚本は3本目だけれども共通してどことなく可愛らしい印象です。
馬鹿には馬鹿なりの意地や、照れもあって日本の将来も予言?しているような作品です。110分長いかなぁと思いきや、すんなりと見易い舞台でした。初観劇には丁度いい作品だと思います。

猿に恋〜進化ver〜

猿に恋〜進化ver〜

悪い芝居

駅前劇場(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

作品の意図を考える愉しみ
最近OMSなどで注目の山崎彬さん主宰の劇団。
まず東京以外の劇団を見れるのが嬉しい。
「悪い芝居」は東京に本拠地を移さず、京都から発信し続けてほしいと思った。

演劇にはまだ可能性があるんだと、感じられたからだ。

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