最新の観てきた!クチコミ一覧

134941-134960件 / 189912件中
ハムレット

ハムレット

劇団東京乾電池

ザ・スズナリ(東京都)

2012/01/04 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

肩透かしをくらった
この作品が今年、初観劇となりました。

35周年記念公演、「ハムレット」ということで、過剰に期待したせいか、見事に肩透かしをくらった気分です。

この劇団のファンなら、別の楽しみ方もできたのかもしれませんが。

シェイクスピア劇としては不満が残りましたが、このような大胆な試みをやること自体、東京乾電池の新陳代謝の良さなのかもしれません。

ともあれ、劇団活動を35年続けると言うのは大変なこと。

カーテンコールでの柄本さんの挨拶を聴いていて、同世代でやはりご夫婦で演劇をやっている平田満さんの場合もそうなのですが、気負ったところがなく、根っから芝居が好きで続けているというシャイで謙虚な人柄がにじみ出ていて好感が持てました。

これからもお元気で、と願わずにはいられません。


ネタバレBOX

若い役者の大半が、台詞を覚えるのが精いっぱいという感じ。

滑舌がかなり悪い人もいて、失礼ながらよく入団できたな、と思ってしまいました。

俳優たちの早口で棒読み、無表情は、演出上狙ってやっているとしても、稚拙さが強調されてしまい、気になりました。

一番違和感を感じたのは、ガートルードの不貞ををハムレットが責め立てる場面。罵倒されたガートルード(宮田早苗)が全然感情を出さず、さしてショックも感じていないみたいに演じ、ハムレット(田中洋之助)も迫力が足らず、茶の間で親子が口げんかしてる程度にしか見えず、意図的演出なのかもしれませんが拍子抜けしました。

劇中劇の王(沖中千英乃)、王妃(吉橋航也)を男女逆転の配役で演じ、王が狂言と義太夫、王妃が歌舞伎と能楽を取り入れたパロディーになっていたのが面白い。

王妃はロングヘアを鏡獅子の毛のように振りまくる。ここは両者大熱演で楽しめました。吉橋さんは大学生のころから観てる役者さんですが、卒業後、観たのは初めて。

ベンガルさんは冒頭の場面での台詞がおぼつかない感じで、息継ぎも変に感じました。

ポローニアスの谷川昭一朗さんはシェイクスピア劇の中の人になっていたと思います。

そして、やはり、柄本明さんの墓堀はセリフ回しにも妙味があり、相棒の綾田俊樹さんとのやりとりも原作通りやっていても面白く、惹きつけられました。

「役者の演技は一朝一夕にはいかないぞ、特にシェイクスピア劇ともなると、背負った人生が出てくるんだ」ということが示したかった公演なのかとさえ思えました。

別冊 谷崎潤一郎

別冊 谷崎潤一郎

SCOT

吉祥寺シアター(東京都)

2011/12/14 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★

違和感が強かった
当日券を購入し、ぎりぎり観劇が間に合いました。

旅館で作家(蔦森皓祐)が書いてる小説「お國と五平」が劇中劇のように演じられるのですが、台詞はそのままでも女将の演じるお國(高野綾)が原作とは違い、ものすごくきつく、鬼気迫り、凄みをきかせて演じられているので、
違和感が強かった。

原作を読んでいなければ唐突に感じるでしょうし、原作を読んでいる自分でも、この二重構造の趣向の真意がよくわからなかったです。私の理解力が足りないのかも知れませんが。

ネタバレBOX

東大の学生劇団「劇団サーカス劇場」のメンバーだった木山はるかさんを久々に観ることができました。

口跡がよく、たのもしい女優さんに成長していて、嬉しかったです。
びんぼう君

びんぼう君

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2012/01/17 (火) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

五反田といえば・・・
ネタばれまではいきませんが。

ネタバレBOX

劇団・五反田団のびんぼう君を観劇。
父と息子の貧乏生活の話。
まっさらな舞台の隅に2畳間を引きつめた畳の上のみで物語は進行していく。家にはテレビもなく、父は働いてないので、世間の常識が全くなく、父親の価値観のみで家庭は形成されている。このような話の筋だとリアリティ溢れる貧乏親子の絆の話しに感じられるが、そんな事はなく、ただただぐだぐだの親子の関係を上辺だけの見せかけだけで展開していく。このような演出法は作・演出の前田司朗にしか出来ない事で、時代を間違えてると総スカンをくらいそうな演劇だ。ただ毎回観ていて気がつくのは、前田自身が戯曲を完璧に仕上げ、キャラクターをかなり深く掘り下げている点だ。掘り下げていて、それをあえて描いていかない見せ方といえば良いのだろうか、舞台を観ていくうちに、描かいてない部分を、観客が己の視点で掘り下げて、見つけていく作業をしてしまう行為こそが、この劇団を見る面白さなのだろう。見方によっては観客は受け身だけでも十分面白さは堪能出来るが、その先にある物を能動的な行為によって見る事で、本来の面白さが分かるような気がする。描き方は異なるが、阿佐ヶ谷スパイダースの長塚圭史が目指している小劇場での今後の方向性と全く同じようだ。
お勧めの芝居だが、かなり玄人向けだ。
乞局(こつぼね)

乞局(こつぼね)

乞局

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/12/08 (木) ~ 2011/12/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

初乞局
遅くなってしまいましたが、印象深く2回拝見、台本も購入させて頂いたお芝居です。


何かに依存しながら不器用に生きていく人たちの日々。
葉満子さんを中心にまわる「優しさ」、あともう少しのきっかけがあれば変わったかもしれない各人の状況が悲しい。
移ろう季節で描かれる彼らの生活への不安・やりきれなさ・諦めの見せ方が、とても効果的に感じられました。

触田さんの明るさ、靴ふぐり&蛇子カップルが終始シリアスな中でいいアクセント。
いつか再々々演も期待しています!

「♭1~役者への道~」

「♭1~役者への道~」

ThreeQuarter

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2012/01/15 (日) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

とても面白かったです。
第3部しか予約をしていなかった為、それしか見れませんでしたが、他の部も面白そうだったので、せっかくなら色々見ればよかったーと後悔…

第3部は、元々阿部寛さんの「熱海殺人事件」を知っていて興味があったのですが、結果大満足でした!!

本筋のストーリーを半分くらいに再編集しているようなので、正直ストーリー的に「ん??分からない…」な所も何か所かあったのですが、
出演者の皆さまの演技が本当に素晴らしかったです!!

大山さん役の方は、本当にパワフルで表情豊か。安定感抜群で、舞台自体をしっかりとまとめるような安心感のある演技でした。
水野さんはとにかくいキュート!コメディタッチな表現と真剣なシーンのギャップが素敵でしたし、共感しやすいキャラのように思えました。
速見刑事も、コミカルな演技で御話を上手に回す、魅力的なストリーテラ―だったと思います。最後のシーンでジーンときちゃいました。
木村部長は、あの不敵な笑みにぐっときました。台詞は少なかったけれど、目の演技だけで観客を魅了していたと思います。

やはり、熱海の魅力は部長の狂喜とセクシーさをいかに表現するか。
その他3名が部長の魅力をいかに引き出すか。

にかかっていると思いますので、その点でこの4名は本当に素敵なチームだったように思います。

初心者舞台にありがちな「怒鳴る」「がなる」ことがほとんどなく、早口じゃないけれどスピーディにストーリーを回されている様子も好感が持てました。

第1回演劇早慶戦

第1回演劇早慶戦

演劇早慶戦実行委員会

早稲田大学小野記念講堂(東京都)

2012/01/11 (水) ~ 2012/01/11 (水)公演終了

満足度★★★★

まさに「ガチゲキ・学生版」
対照的な2つのハムレットはまさに「ガチゲキ・学生版」。
原典のキーワードだけ残し全く別の物語を構築した早稲田の「公夫」(ガチゲキで言えば日本のラジオ風)は発想は良かったものの詰めが甘い上にラストの映像が蛇足で、オーソドックスながら意外なラストを迎える慶應の「嘘つきの箱庭」(ガチゲキで言えばだるめしあん企画風?)の手堅さにひけをとった感じ。
慶應3:早稲田2(目視による概算)という観客投票の支持率はそのあたりを反映したものか?

なお、劇団BOOGIE★WOOGIEの『リボルバー』やDART'Sの作風を思わせるサスペンスで「どこがハムレット?」と思わせながらも早い段階で原典との関連性を悟らせた早稲田の「公夫」、ツカミ(から中盤まで)はなかなか見事。

龍馬を殺した女たち

龍馬を殺した女たち

Unit Blueju

ザムザ阿佐谷(東京都)

2012/01/12 (木) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

良い芝居をありがとうございました!
実は、『竜馬が行く』は繰り返し読んでいるほどの竜馬ファンです。
司馬先生の著作を元に、京都の墓,寺田屋,高知や長崎の銅像を回った者としては、創作物には、抵抗を感じがちなのですが(実際、『龍馬伝』には
かなり抵抗がありました。)、このお芝居は、そういう抵抗を感じることもなく,
素直に楽しむことができました。
恐らく,竜馬への愛が感じられる創作だったからでしょうか。
次回作,楽しみにしています。

ラ☆カージュ・オ・フォール

ラ☆カージュ・オ・フォール

東宝

日生劇場(東京都)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

佳作度は不変
市村ザザは初役の頃に比べて、見た目の情感は薄れてしまったように感じますが、鹿賀ジョルジュとの長年の夫婦カップルとしてのしっくり感は増して来たように感じられました。

ラカージュオフォールの踊り子達は、観る度、レベルアップしていて、各人に存在感があり、レビューのシーンも、このストーリーとは分離しても、大いに楽しめる場面になりました。

ダンドンの今井さんが、数年前より、演技力が出て、嬉しい役作りをされていました。

原田さんは、好感度高い息子役でした。

後ろの席の女の子が、「あー、面白かった!何にも考えずに楽しく観れた。そしてちょっと泣けた」と感想を漏らしていましたが、私も同感!

このお二人のこの舞台はさすがに、今回が最後でしょうが、また、演技派カップルで再演を続けてほしい作品です。

ネタバレBOX

いつも思うのですが、アルバンとジョルジュが肩を組んで散歩する場面のセットがとても好きです。そして、ここに行き交う周辺住民達の佇まいがとても自然で、本当にこの街で暮らす小市民風な雰囲気が、甚く気に入っています。

家の中の場面は、やや誇張が多過ぎて、心が通わない部分もあるのですが、この二人の場面には、長年の二人の愛情が嘘でなく感じられて、いつまでも、この雰囲気に浸っていたくなります。

原田ジャン・ミッシェルが、最後に、母であるアルバンに許しを請う歌に、思わず目頭が熱くなりました。

今井ダンドンが、せっかくそれらしくなった反面、最近出て来たばかりの俳優でもないのに、相変わらず、森クミさんが素に戻って吹いてしまうのは、頂けません。客席は、好意的に笑っていましたが、これでは、ザザの情感を伝える芝居が成立しなくなって、ただの御ふざけ芝居に格下げしてしまう危惧がありました。

あー、でもやっぱり、岡田真澄さんのジョルジュが一番好きでした。
【72時間演劇】前人未踏の企画にお付き合いありがとうございました!

【72時間演劇】前人未踏の企画にお付き合いありがとうございました!

元東京バンビ

タイニイアリス(東京都)

2011/12/27 (火) ~ 2011/12/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

わすれられない舞台。
gaku-GAY-kai2011で、すっかり身体も火照って、そのままタイニイアリスの『72時間演劇』に突入!と思ったんだけど、とりあえず知り合いの店に年末の挨拶代わりに一杯だけ飲んでから行くことに。

『72時間演劇』は、「差し入れ歓迎!」とのことだったので、ラーメン二郎インスパイア系のモトミヤのラーメンか、ドミニクサブロンのクロワッサンでもシャレで差し入れようと思ったんだけど…案の定、閉まっていたので、ダイコクドラッグに買い出しに。

レッドブル等のエナジー補給系の差し入れは、どっさりあるだろうと思って、『72時間演劇』後の癒しグッズを購入することに。
とりあえず、ポッカポカになるらしいアイマスクのような安眠グッズ等を選んでレジへ。すると、レジ隣に「TENGA EGG」が陳列されているではないか!「疲れ○ラというからなあ。」と購入することに。
それにしても、さすが2丁目のダイコクドラッグ!夜の大人のための品揃えが行き届いとる!笑

その後、タイニイアリス横のコンビニで、酒やツマミを購入。ビールを買おうと思ったんだけど、こぼしちゃいけないので、ZIMAとウイスキーのミニボトル&水をセレクト。

準備万端だ!

ネタバレBOX

劇場に入ると、客席前方にはビニールシートが張られている。土足厳禁だけど、飲食可能エリアとのこと。後方は、観る専用のスペース。

舞台では、ドラァグクイーンのようにゴージャスに着飾った佐野バビ市さんと東京バンビの3人がトークをしている。なんか『さんまのまんま』のようで、まったり感がたまらない。
その後、こゆび侍の成島秀和さん&差し入れ紹介の際、客席に来ていることが判明したHカップのグラドルレスラー愛川ゆず季さん(2011女子プロレス大賞受賞おめでとう!)が加わる。愛川さんが、成島さんに、数々の技をかけるかけるかける!悶え苦しむ成島さん…最高!笑

その後、成島さんが、オリジナル脚本『マッチ売りの少年』(←だったっけ?)を、東京バンビ&愛川さんに稽古づけ。これ、すっごくよかったなあ。成島さんの演出指導を見ることができたのも嬉しかったし…なによりも、脚本が良かった!売って!笑

成島さん帰宅後、はやし哲也さんの弟(美容師)&妹が登場。兄弟の掛け合いがたまらなく可笑しい。東京バンビでは、末っ子ぽいはやしさんが、お兄ちゃんしてるんだよなあ。頼りない兄貴っぷりだけど(笑)。

そんなこんなで、まったりながらもおもしろい時間を過ぎてゆく。

この辺りで、一旦外出。年末の挨拶が済んでない店に顔を出したり、近所に住む子の家でシャワーを浴びたり…ああ!このあまりにも非日常な時間がたまらなく愛おしいぜっ!

劇場に戻ったら、酒ですっかりデキあがった町田歩美さん&中野あきさん&佐々木へドロさんによるエロトークが展開されてた。はやしさん、目が半分開いてない…沈没寸前(笑)

トークが終了して、麻雀が始まる。後ろ髪をひかれる思いで、誘われていたクラブへGO!これから踊りまくるのに、さっきシャワーを浴びちゃったことを後悔する。

結局、またシャワーを借りてから劇場に戻ると、観客も雀卓を囲んで観戦してる…エエ雰囲気や(笑)

ボクも、ダンスの疲れやらナンダカンダでちょっと眠い。
周囲を見回すと、隣の美人がいつのまにか寝てる。
エロトークを展開していた某女優も客席の最前列で爆睡してる。。。

ボクも寝るか…。

数々の芝居を観てきたタイニイアリスで寝る。
舞台上の東京バンビの会話を聞きながら、ボクは寝ている…なんという非日常!!!劇場で寝るというなんと幸せなことよ!!!
時々起きて、ウイスキーを舐めながら、舞台を楽しむ…ああ、ホント幸せ!!!

朝7時前に、ラジオ体操担当の瀬尾友美さんが登場。
女優なのに生活感アリアリの衣装が最高!さらに、『72時間演劇』の為に、数々の小道具を用意しているプロ魂&サービス精神に、心の底から感動!!みんなでやったラジオ体操・・・楽しいぞ!気持ちイイぞ!そして、なぜかウレシイぞ!

観客に手渡された瀬尾さんお手製の「瀬尾友美ブロマイド」。
「このかわいい女の子は、いったい誰なんだ!?」というブロマイド…今でも、ベッドサイドボードに置かれております。大事にします!

そのまま、ラストまで居たかったけど…餅つきがあるので、泣く泣く帰路につく。。。

この『72時間演劇』。72時間演劇をするわけじゃあない。
トーク有り、麻雀有り、東京バンビが差し入れを観客におすそわけもする。
友人、兄弟姉妹も登場する。
ゆるゆるグダグダな時間もある。

でも…役者が生きざまをさらし、日常ぽい非日常空間を観客に提供する…うまく言えないけど、すっごく演劇的なんだよなあ。
Ustreamで、『72時間演劇』を観ていた人にとっては、タイニイアリスの観客も含めて、芝居だったんじゃないかなあ。「馬鹿なことやってらあ」って。

立派な台詞も、高尚な演出もない。

でも、舞台上の東京バンビの3人。
そして、受付で72時間、シャワーも浴びずに東京バンビを支え続けた女性スタッフ(←ホント、お疲れさま!)を始めとする、スタッフの皆さん。

その生きざま、しかと拝見いたしました!

『72時間演劇』、忘れないよっ!

良い年の暮をありがとう!!!
贋作・GO

贋作・GO

劇団フライングステージ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/12/29 (木) ~ 2011/12/30 (金)公演終了

満足度★★★★

年末恒例!
おもしろかった!年末のお祭り舞台、存分に堪能いたしましたっ!!

劇場近くの女装子ちゃんの店で夕飯を食べて、気分を盛り上げての参戦。

第一部の「贋作・GO -ヒメたちの戦国-」は、NHK大河ドラマ『江』のパロディで、ミュージカル仕立て。
ものすごくグダグダで、「3姉妹が実は3兄弟(3女装子というべきか)だった」とか滅茶苦茶なんだけど、きちんと時代を追っちゃってるあたりの「妙な生真面目さ」が、巧く言えないんだけど、イイんだなあ(笑)
そんな中、坂本穏光さん、関根信一さんあたりの脇役の堅実な演技が良かった。
なのに、坂本さんは、第二部で思いっきりビッチなウケっぷりをみせるのが泣かせる!笑

「着たい衣装をまとって、みんなの前で歌いあげたい!」という欲望に忠実な舞台。
たぶん、このgaku-GAY-kaiが、梅雨時期に中野や高円寺で催されていたら…コリッチの☆は1.5は減るだろう(笑)
高揚感あふれる年末の新宿だからこそ、笑い飛ばせるんだろうなあ。ホント、楽しかった。

第二部は、第一部に輪をかけて「やりたいことをやる!」コーナー。

「アイハラミホ。の驚愕!ダイナマイトパワフル歌謡パフォーマンスしょー」から。
女芸人の渡辺直美のような体型のアイハラミホさんが、歌謡曲をバックにパワフルに踊りまくるというステージ。曲と曲の間に、一枚ずつ服を脱いでいくんだけど…不思議なもんで、一枚一枚脱がれると、おっぱいとか見たくなってくるんだよねえ…ほんと、不思議だよなあ(笑)

関根信一さんの「女優リーディング『悪女について』」は、じっくり聴かせる。
とっても巧いし、雰囲気たっぷりなだけに、ピチっとしたワンピースドレスが何トモ。
おめかし完璧なんだけど、タイトなドレスだけに、股間に小芋みたいなふくらみが…ボク、そういうの気になるのよ(笑)

エスムラルダ&坂本穏光さんの「今年はアタシも、第二部で何かやろうかねえ」は、ハッ○ン場での、中高年ゲイの憐れみを誘う様を。
下品の極みで、舞台上の2人よりも、舞台を見てる観客の反応がすっごく面白かった!笑

モイラさんの「リヴァイタル2」。第二部の「やりたいことをやる!」極みのようなステージ。美しく幻想的な舞踊。「なぜ、ユルグダなgaku-GAY-kaiで披露する!」という突っ込みは×!「モイラさんは、こういうのが好きなんだな。きれいだな。」という態度で観るのが○!

オーラスの「中森夏奈子のスパンコール・チャイナイトVol.4」は最高の一言!!!
2丁目で1~2位を争う人気歌手・中森明菜(松田聖子と双璧)のメドレー。
MCも完コピ!細かなくすぐり&小道具もたまらない!!
身体の芯から熱くなるステージ!!最高っ!!!

今年も、gaku-GAY-kai2012を腹を抱えて笑うことができるような一年になるといいな。

トーマの頃を過ぎても

トーマの頃を過ぎても

Pal’s Sharer

「劇」小劇場(東京都)

2012/01/12 (木) ~ 2012/01/16 (月)公演終了

満足度★★★★

チラシで想像してたより
チラシから受けたイメージ・想像する内容より、なかなかにヘビーな内容でした。
若干メインのテーマがわかりにくいかなと感じる部分はありましたが(オイラは女性の友情やリアルな人生を見せたいのかなと思ったが)、なかなかに面白かったです。(後で当パン見たら、年齢を重ね、変わっていく少女達とその友情を描ければと書かれてました)

ネタバレBOX

タバコ、吸おうとするが注意が入ったりライターが無かったりして、出すけど吸わせない演出はよかったです。
【公演終了!ありがとうございました】シーズンインザさん

【公演終了!ありがとうございました】シーズンインザさん

LOVE&FAT FACTORY

Geki地下Liberty(東京都)

2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

気楽に観れる
ちょっと出だしの掴みというか、動き出すまで、なが(笑)と思ったが、
まあ、気楽に見れる作りにはなってたと思いました。面白くはありました。
もう少し笑わしてもらいたい部分もありましたが。

空色ドロップ

空色ドロップ

アリー・エンターテイメント

ザ・ポケット(東京都)

2012/01/11 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

楽しくは観れました
祖母の若かりし頃(20代前後かな)なので、時代的に太平洋戦争が絡んでくるのはわかるが、物語の流れからは絡めてこなくてもよかったようにも感じた。
また、逮捕がどういった理由だったのかを調べに来てると思っていたが、その部分が台詞だけで済まされたのは、ちょっとどうかなと思った。
キャスト陣は、今出せる力は出してたと感じました。

びんぼう君

びんぼう君

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2012/01/17 (火) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★

お餅ごちそうさまでした
やはり時代が変わったんだなぁと確かめつつ拝見。飛躍してくのが楽しかったです。

ネタバレBOX

家からはみ出るのがいいですね。にいなさんの「ままごと」がすごく可笑しかった。皆で月を見上げる場面が美しかったです。
ボニー&クライド

ボニー&クライド

ホリプロ

青山劇場(東京都)

2012/01/08 (日) ~ 2012/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

群像劇
ひさしぶりにゴージャスなミュージカル。満足しました。

龍馬を殺した女たち

龍馬を殺した女たち

Unit Blueju

ザムザ阿佐谷(東京都)

2012/01/12 (木) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台お疲れ様でした
本当にすごく良かった!!何度かウルウルして最後は感動した!!
涙を堪えるのに必死だった。ストーリが濃くて面白かった。
芸人さんも良い味でてて一緒に行った子供もうるさいくらい笑っていた。
8人の美人女優の中でもブルージュの看板娘小俣さきさんのダンスがキレがあって特に素晴らしいと感じた。マナカさんも着ている衣装と同じ位可愛らしい!!ピアニストの小島さん本当に力強いタッチで最高にこの舞台を高めてくれてましたね。

龍馬を殺した女たち

龍馬を殺した女たち

Unit Blueju

ザムザ阿佐谷(東京都)

2012/01/12 (木) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

脚本の勝利ですな
千秋楽を観劇。史実には書かれていない女から見た竜馬の視点の話。
これは役者やピアニストの力もあるが、企画・本の圧勝。
そして、皆さんの白熱した演技もさることながら、アフタートークの
ヒロミツさんが披露されたあのセクシーダンスのキレが最高でした。
ヒロミツさんは役者をやった方がもっと面白くなるのでは?
次回作も期待します。

レベル5(ファイブ)ぐらい

レベル5(ファイブ)ぐらい

劇団こんぺいとう

高田馬場ラビネスト(東京都)

2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろい!
大きな劇場などでやる名のある劇団などに比べれば問題も多々あるが、小劇場でやる劇団にしては脚本、役者人とてもよかったと思います。

ネタバレBOX

個人的には山小屋、女刑務所が全体的に素晴らしいと思いました!
山小屋ではシリアス、サスペンス、笑い、そしてテンポも非常に良く難しいことをこなしつつ演じていたと思います。
女刑務所は話の内容もよかったのですが、それ以上に舞台チェンジやダンスが非常にかっこよかったです。

全体的にはこの劇団は良くも悪くも女性陣の個性が強すぎるなと思いました。
優、今日子、瞳、あかり、お母さん役の人達はおもしろく安定感もありました。
あ、なめこにも笑わせて頂きました!
しかしこれらの女性人が強くて他の女性陣、男性陣の印象がいまいち・・・。
その分男性陣は衣装でごまかしてるかなと(笑)
人が多いというのもあると思いますが。
アナスイの袋もった人(パンフに名前がないためわからない)と山男の方が男性陣では1歩抜けている印象を持ちました。
(アナスイの人は滑舌、発声がもう少し良ければ尚良し。)

演劇自体はとてもおもしろく特に脚本が素晴らしいので楽しんで見れました。
みなさんの評価が結構辛口だな思ったぐらいです。
次も日程が合えば見させていただきます。
軽快にポンポコと君は

軽快にポンポコと君は

ぬいぐるみハンター

OFF OFFシアター(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

元気いっぱい
ぬいぐるみハンターのお芝居は、明るく楽しく気楽に観れますね。
神戸さんは相変わらず元気いっぱいで、こちらにもその元気が移ってくるようでした。

あけましてロックンスペシャルvol.1 「おわせてくれよ!」

あけましてロックンスペシャルvol.1 「おわせてくれよ!」

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

ぽんプラザホール(福岡県)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

餅、捕ったぜ。
どんな舞台になるんだろう…とドキドキしながら楽しみでしょうがなかった。
イントレが効果的に使われていて、舞台ならではの場の展開が愉しかった。
愉しかったってヘンな感想だけど、兄弟の入れ替わりや同じ場所なのに違う場所に変幻自在!
うん。愉しかった。

餅は3個キャッチして2個頭に当たってどこかへ行きました(笑)
おみくじに従って、何か大事なことをする前には、トイレに行くことにしています。そして、追う。
ロックやな。

このページのQRコードです。

拡大