満足度★★★★
年末恒例!
おもしろかった!年末のお祭り舞台、存分に堪能いたしましたっ!!
劇場近くの女装子ちゃんの店で夕飯を食べて、気分を盛り上げての参戦。
第一部の「贋作・GO -ヒメたちの戦国-」は、NHK大河ドラマ『江』のパロディで、ミュージカル仕立て。
ものすごくグダグダで、「3姉妹が実は3兄弟(3女装子というべきか)だった」とか滅茶苦茶なんだけど、きちんと時代を追っちゃってるあたりの「妙な生真面目さ」が、巧く言えないんだけど、イイんだなあ(笑)
そんな中、坂本穏光さん、関根信一さんあたりの脇役の堅実な演技が良かった。
なのに、坂本さんは、第二部で思いっきりビッチなウケっぷりをみせるのが泣かせる!笑
「着たい衣装をまとって、みんなの前で歌いあげたい!」という欲望に忠実な舞台。
たぶん、このgaku-GAY-kaiが、梅雨時期に中野や高円寺で催されていたら…コリッチの☆は1.5は減るだろう(笑)
高揚感あふれる年末の新宿だからこそ、笑い飛ばせるんだろうなあ。ホント、楽しかった。
第二部は、第一部に輪をかけて「やりたいことをやる!」コーナー。
「アイハラミホ。の驚愕!ダイナマイトパワフル歌謡パフォーマンスしょー」から。
女芸人の渡辺直美のような体型のアイハラミホさんが、歌謡曲をバックにパワフルに踊りまくるというステージ。曲と曲の間に、一枚ずつ服を脱いでいくんだけど…不思議なもんで、一枚一枚脱がれると、おっぱいとか見たくなってくるんだよねえ…ほんと、不思議だよなあ(笑)
関根信一さんの「女優リーディング『悪女について』」は、じっくり聴かせる。
とっても巧いし、雰囲気たっぷりなだけに、ピチっとしたワンピースドレスが何トモ。
おめかし完璧なんだけど、タイトなドレスだけに、股間に小芋みたいなふくらみが…ボク、そういうの気になるのよ(笑)
エスムラルダ&坂本穏光さんの「今年はアタシも、第二部で何かやろうかねえ」は、ハッ○ン場での、中高年ゲイの憐れみを誘う様を。
下品の極みで、舞台上の2人よりも、舞台を見てる観客の反応がすっごく面白かった!笑
モイラさんの「リヴァイタル2」。第二部の「やりたいことをやる!」極みのようなステージ。美しく幻想的な舞踊。「なぜ、ユルグダなgaku-GAY-kaiで披露する!」という突っ込みは×!「モイラさんは、こういうのが好きなんだな。きれいだな。」という態度で観るのが○!
オーラスの「中森夏奈子のスパンコール・チャイナイトVol.4」は最高の一言!!!
2丁目で1~2位を争う人気歌手・中森明菜(松田聖子と双璧)のメドレー。
MCも完コピ!細かなくすぐり&小道具もたまらない!!
身体の芯から熱くなるステージ!!最高っ!!!
今年も、gaku-GAY-kai2012を腹を抱えて笑うことができるような一年になるといいな。