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びんぼう君
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公演情報
五反田団「
びんぼう君
」の観てきた!クチコミとコメント
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住み込みの女(536)
満足度
★★★★
五反田といえば・・・
ネタばれまではいきませんが。
ネタバレBOX
劇団・五反田団のびんぼう君を観劇。
父と息子の貧乏生活の話。
まっさらな舞台の隅に2畳間を引きつめた畳の上のみで物語は進行していく。家にはテレビもなく、父は働いてないので、世間の常識が全くなく、父親の価値観のみで家庭は形成されている。このような話の筋だとリアリティ溢れる貧乏親子の絆の話しに感じられるが、そんな事はなく、ただただぐだぐだの親子の関係を上辺だけの見せかけだけで展開していく。このような演出法は作・演出の前田司朗にしか出来ない事で、時代を間違えてると総スカンをくらいそうな演劇だ。ただ毎回観ていて気がつくのは、前田自身が戯曲を完璧に仕上げ、キャラクターをかなり深く掘り下げている点だ。掘り下げていて、それをあえて描いていかない見せ方といえば良いのだろうか、舞台を観ていくうちに、描かいてない部分を、観客が己の視点で掘り下げて、見つけていく作業をしてしまう行為こそが、この劇団を見る面白さなのだろう。見方によっては観客は受け身だけでも十分面白さは堪能出来るが、その先にある物を能動的な行為によって見る事で、本来の面白さが分かるような気がする。描き方は異なるが、阿佐ヶ谷スパイダースの長塚圭史が目指している小劇場での今後の方向性と全く同じようだ。
お勧めの芝居だが、かなり玄人向けだ。
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2012/01/18 15:13
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