最新の観てきた!クチコミ一覧

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ダンデライオン~飛龍伝より~

ダンデライオン~飛龍伝より~

ThreeQuarter

池袋GEKIBA(東京都)

2012/03/18 (日) ~ 2012/03/20 (火)公演終了

満足度★★

鶏チーム・・・う~ん、作品に入って行けなかった
絶叫調の多い「つか作品」は、私も苦手な方で、
「熱海…」くらいなら楽しめるのだが、
この作品も、(現代から見ればだが)学生たちの空理な主張が、
演劇自体をも空理なものに感じさせてしまって、
そのまま終わってしまったというのが、私の独断的感想でした。

ハーフムーン

ハーフムーン

劇団テアトル・エコー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2012/04/03 (火) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

唐沢さんに今後も期待したい
前回「アラカン」で注目した唐沢伊万里さんの脚本なので、観に行きました。

個人的な感想としては、正直「アラカン」ほどは面白く感じなかった。

場内は中高年夫婦の姿が目立ち、男女としてのときめきを失った「日本の中年夫婦」特有の問題が描かれ、改めて夫婦の会話の必要性を思い、反省させられました。

勘違いやなりすましなど、オーソドックスなシチュコメの手法で笑わせ、今後も唐沢さんのコメディは観たいと思います。

1時間55分で少々長く感じられ、1時間40分くらいに圧縮するともっとテンポよくなるのではと思いました。

ネタバレBOX

夫婦の在り方を見つめなおす目的で、民宿にやってくる遠山夫婦が主人公。

まず、冒頭のシナリオ作家志望の民宿の次男(加藤拓二)と、遠山の元部下で次男とは幼馴染の従業員桃子(沖田愛)との会話が面白くない。

「北極と南極くらい住む世界が違う」というのも、笑わせるつもりの台詞なのかもしれないが、

客はシーンとしている。

コメディは幕開きが肝心だと思うが、面白くなりそうな予感がもてなかった。

民宿の兄弟のキャラクター設定が平凡で、役者の「間」もよいとは言えず、この2人が出てくると、テンションが下がってしまうのが難。

兄役の粟野志門が、台詞をつっかえるのも気になった。

舞台が、民宿ではなく、民宿の付帯施設の「焼き物工房」なのだが、夫婦が部屋に行かずに延々ここで会話するのが何となく不自然でしっくり感じられない。

登場人物も、当然、民宿ではなく、いきなり工房に入ってくる。

舞台と設定上の制約がとても気になってしまった。

ドリフの「もしも」シリーズの民宿コントのような設定の可笑しさもないし。

夫婦でつくる骨壺の会話はおかしかったが。


遠山の夫、藤原堅一の好演が印象に残った。

シチュコメの「間」が身についている。

不倫宿の企画者・三島役の森澤早苗は面白い役だが、少々演技がオーバーで鼻につく。

舞台には登場しない遠山家の隣家の人妻と遠山の夫の関係についての説明も、とおりいっぺんで興味をひかない。

それだけに、遠山の妻(石津彩)がみんなの手前、隣家の人妻になりすまして夫に皮肉を連発するのが笑いにまで昇華しない。

遠山の妻が民宿の兄弟と従業員に、愛人と誤解されたまま、工房を去る幕切れも後味が悪い。

台詞に沿ったハーフムーンのお月様の演出は良かったと思う。


閉ざされて~SUBJECTION

閉ざされて~SUBJECTION

リブレセン 劇団離風霊船

ザ・スズナリ(東京都)

2012/04/04 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

奪われた300年・・・じゃなかった
9年2ヶ月を返せ!女の子の一番楽しい時期を奪われた被害者の無念が伝わってきたとは言えないが、面白かった。

ネタバレBOX

分身3人は舞台に出す人を増やすためとしか見えず、もう少しそれぞれの性格や役割をはっきりさせる必要があったと思う。突然の浦島太郎はその場面自体は面白かったが、やはりこの被害者と一緒にするのはどうかと思う。浦島太郎は自分の意思で行った訳で、ナイフで脅されたわけじゃないでしょ。
幹事の器

幹事の器

劇団TEAM-ODAC

テアトルBONBON(東京都)

2012/04/05 (木) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろたのしい
大勢のキャストさんたちが同窓会に集う人々を演じる。
魅力的な多様なキャラクターがエピソードをコント的に進めてゆく。
そしてしっかりとほんわかさせてくれる。
30歳を目前ととした微妙な年頃の、やや歳のいった青春群像劇なんだな。

ばばあめし

ばばあめし

cineman

ワーサルシアター(東京都)

2012/04/04 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

けだるくて
少しクスっときて、水彩画のようでした。

ネタバレBOX

男と女はくっついたり離れたり、そしてまた違うくっつき方をしたりを淡々と少し可笑しく楽しませてくれました。

血のつながらない母娘故に家を出ていた娘が定食屋を引き継ぐことに、ばばあめしが続いて良かったです。ああ煮魚定食みたいなものを食べてみたい。

息子は家を出た父親を超えようと音楽の道を志すものの、父の死をきっかけにそんなことは吹っ切れたのかな。

それにしても、犬の存在が際立っていました。餌をくれる人が好きで、ちょっと冷たい人は嫌い、見知らぬ人には冷静に、人間の心理を読んでいて、最後は何となく家族が落ち着いたところで老衰で死んじゃったのかもしれないと思わせるところが時が流れていることを感じさせてくれました。
きら星のごとく【YoutubeにてPV動画公開中!!ご来場誠にありがとうございました!!】

きら星のごとく【YoutubeにてPV動画公開中!!ご来場誠にありがとうございました!!】

蜂寅企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/03/29 (木) ~ 2012/04/02 (月)公演終了

満足度★★★

仕掛けに殺陣に、わくわくする時代劇
仕掛けに殺陣にと、お客様を楽しませようとする演出心が満載で嬉しかったです。下手なファンタジーよりも蜂寅さんの時代劇は日常からトリップさせてくれます。色んな劇場でやってみて欲しい。

ストレンジャー彼女

ストレンジャー彼女

tsumazuki no ishi

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/03/28 (水) ~ 2012/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

とてもよかった
出演者からのご紹介で観にいきました。劇自体を過去4回しかみたことがなく、今回が5回目。かなり劇の若葉マークです。感想は「とてもよかった」です。

まずセットがユニーク。360度どこに座っても楽しめる。出演者の位置がほぼ変わらないので背を向けている出演者も常にいるのだが、それもまた、声色だけで想像することが可能なので、全く文句なし。

気になったのは準主役の方の演技。主役のクマコの演技力が突出しているように感じたため、準主役の方との差を感じてそれが最後まで気がかりだった。例えば声量のせいか、準主役の方の声が聞き取れない。キャラ的に暗い、曖昧っていうことを抜いてももっと精度を上げられるように思った。

あと音響に関して、最初の音楽(椎名林檎)は、、、なんであんなに長くて間延びした感じだったのかしら・・・音に関してあれだけ謎です。

テーマは「死」が絡むために重いですが、個人的には大満足。死に関しての考え方を出演者それぞれの観点から描いている為に、観覧者自身の「死」の考え方すらも、一つの考えに過ぎないのだということを直面させてくれるのが面白かった。

あまりに面白かったのでまた見に行きたい。あっという間の2時間だった。

【ご来場ありがとうございました!】死と再生とテクノに【次回本公演は6月です!】

【ご来場ありがとうございました!】死と再生とテクノに【次回本公演は6月です!】

ロ字ック

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/04/03 (火) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★

まさにパーティー
テンポよく、やりたい事だけをドドーン!と押しつけてくれたような舞台で気分が良かったです。まさにパーティー。本公演も楽しみです。

SAMURAI 7

SAMURAI 7

ネルケプランニング

青山劇場(東京都)

2012/04/01 (日) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

3たびでしたのね・・・
前回、コマ劇場の最後の劇として見ました。
楽しめたのですが・・・。
今回は出演者のキャラに便乗した感じが、
いまひとつ受け入れられなかった。
切られ役の方々のアクションの肉弾演技の方が凄かったと思いました。

SAMURAI 7

SAMURAI 7

ネルケプランニング

新宿コマ劇場(東京都)

2008/11/14 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

アニメはすべて見終えてなかった・・
なので、話の全容全て2部構成で見せてくれて。
コマ劇場に最後に行けて満足できた芝居でありました(^^)

貴方と私の演劇革命

貴方と私の演劇革命

月刊「根本宗子」

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/04/02 (月) ~ 2012/04/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

時代の変革
あらたな演劇界の一面を見ました

きら星のごとく【YoutubeにてPV動画公開中!!ご来場誠にありがとうございました!!】

きら星のごとく【YoutubeにてPV動画公開中!!ご来場誠にありがとうございました!!】

蜂寅企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/03/29 (木) ~ 2012/04/02 (月)公演終了

満足度★★★★

メリハリも鮮やかな時代劇
後半のけれんもしっかりと決まって、
上演時間があっという間。

難しいことを考えずに観ることができて、
でも絵面達がしなやかに心に残る、
すぐれものの舞台でありました。

ネタバレBOX

時代劇として、
観る側の目の惹き方を作り手は知っているのだと思うのです。

役者のお芝居の目鼻立ちがくっきりとしていて
ちょっとした見栄のきり方や
殺陣の躍動感、
さらには人情の醸し方、
個々のシーンにハリがあって
その作りこみも作りこみも
本当にしたたかにしっかりと
観る側のツボを心得ている。

一方で単なる勧善懲悪物のような
薄っぺらい色のつけ方で
場を染めたりしないのも心地よくて
気が付けば物語に身を委ねている感じ。
物事の表裏それぞれをくっきりと書きわける力があって、
その先に生まれるものには
わかりやすいことでの甘ったるさが霧散し
観る側が得心し委ね得る
ナチュラルにビターなテイストと
透明感を持った必然があって・・・。

だから、終盤の外連が映える。
それは舞台美術の力でもあるのですが、
物語に編みあげられたものを一気に
開き、俯瞰させ、観る側に空を見上げさせる。

さらなる洗練に至る余白はあると思うのです。
前半のエピソードの組み方や置かれ方などは
もっと観客を捉えるやり方がありそうだし、
絵から抜け出たキャラクターの
水を被ったあとの姿なども
台詞で現わすのではなく
衣裳やさらなる所作の工夫で
もっと奥行きを作れそうに思えて。

とはいっても、
時代劇というジャンルの中にビビットな感覚をしたたかに織り込み
メリハリを古い感覚に置かず
とても今様な力として観る側を取り込んでいく作り手のセンスには
癖になるようなテイストがあって。
客席の年代や雰囲気からも
作品の間口の広さが伝わってくる。

たっぷり楽しめて
なおかつ集団としてのさらなる成長を予感させる
とてもよい舞台だったと思います。
OTOGI

OTOGI

touch my brassiere? company

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/04/05 (木) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

風穴開けよう
 中盤迄、これでもか、という感じでダルイ感じを出されて、ドラマツルギーが分かっているのか、それとも、演出か、と判断に迷った。演出だったようで安心した。実際、この国は、夢を殺してしまって長い。国内にいる若者の閉塞感たるや、耐え難いものである。こんな情況を決意一般でひっくり返せるとは思わないが、風穴を開けようとの気持ちは、大変良く伝わってきた。

Hobson's Choice -ホブソンの婿選び-

Hobson's Choice -ホブソンの婿選び-

無名塾

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2012/03/17 (土) ~ 2012/03/24 (土)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり面白い仲代!
久々の無名塾で期待して行きましたが、期待を裏切らない出来でした。
もちろん、仲代の台詞が長くて、
さすがにちょっとくどい気もしたり、
また、ある意味やはり彼の演技力によっているところが多いのかと思えたり、
その辺が少々気になったわけですが、
それでも「さすが!」と思わせる舞台を観せてくれました!

アンサータン・ストーリーズ

アンサータン・ストーリーズ

ゲンパビ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

個人的には面白かった!
なぜ「個人的」かというと、
学生時代、経済学のゼミで、中谷巌さんの「マクロ経済学」を
テキストにしたのだが、なぜかそこに、
「巨人の星」の大リーグボールの話、
そこからさらに「不確定性原理」の話が余談で出ていて、
興味を持った私は、講談社ブルーバックスの「不確定性原理」まで読んだり、
ということで、遠き青春時代を思い出したりしたからです。

でもやっぱり、自分の将来が決まっているのかいないのか、
なんて話に興味はあったのだと思う。

そういう意味で、ちょっと理屈っぽいところが
私の好みに合っていたのも確かで、
個人的には面白く拝見しました。

ただ、やっぱり「作り物」的な台詞回しがあったりして、
そういう部分を好まない方もいると思うし、
それから、不確定性原理の解説のような部分が、
後半再び登場したのは、さすがにちょっとくどいかな、
と感じた次第。
この辺整理できれば、もっと締まってより良い作品になったような気がする。

ドン・ジョヴァンニ<演奏会形式>

ドン・ジョヴァンニ<演奏会形式>

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2012/04/03 (火) ~ 2012/04/03 (火)公演終了

満足度★★★

真面目な公演ではあったのだが…
演奏会形式で、かつ、カヴァー(控え)歌手による公演。
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000554_opera.html
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/pdf/20000554.pdf
「演奏会形式」と言っても、最近は、衣装を着けて、
簡単な舞台装置もあって、多少は振りもある演出が
多くなってきているように思うが、
この日は、わずかに、最終盤で、
ドン・ジョバンニが騎士長により地獄に引きずり込まれる場面以外は、
本当に「演奏会形式」であった。

皆さん、ある意味「真面目」に歌っているし、
それはそれで結構なのだが、終幕のように多少異色な場面があるとはいえ、
この曲は基本は「オペラ・ブッファ」で、
コミカルな要素がやはり重要と思われるのだが、
その辺が残念ながら今一つか、と感じた次第。

もっとも、そういう要素は、やはり振りがあって、
そして舞台上を動き回ることによって表出されるものかな、と思ったり、
また、そうであれば、この作品は、
演奏会形式で上演することは難しい部類なのかも、とも感じた。
(歌唱だけでドラマ性を表現できる粒ぞろいの歌手を集めれば別だろうが)

個人的に印象に残ったのは、
ドンナ・エルヴィーラを歌った佐藤康子で、
会場の反応も良かったと思う。
一方、ツェルリーナ役の鈴木愛美が、初めが特に硬い気がしたし、
この役独特の、女性の相反する二面性をもっと出してくれればなあ、
と思った次第。

最後に、オケは小規模な弦五部の他は、
ピアノとチェンバロ(指揮の石坂宏が弾く)だけで、
管楽器の音色が楽しめなかったのもちょっと残念であった。

なお、この日は台風並みの低気圧が来た日で、
帰りはちょっと難儀しました。。。

閉ざされて~SUBJECTION

閉ざされて~SUBJECTION

リブレセン 劇団離風霊船

ザ・スズナリ(東京都)

2012/04/04 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

時代性
「閉ざされて」を観劇。
さすがに実際の事件から長い年月が経つと、時代性という部分は薄くなってしまいます。ただ、犯人の刑期があとほんの数年で終わるという事実がわかると、急に事件がリアリティを持つように感じられます。
昨今はやりの(はやっては困るのですが)マインドコントロール下に置かれた人間の心理描写もさることながら、ウラシマを混ぜるというウルトラCの展開にはおそれいりました。
暗くなりがちな題材ですが、相変わらず達者な役者さんがたの力で、笑いまで得るのは凄いです。

閉ざされて~SUBJECTION

閉ざされて~SUBJECTION

リブレセン 劇団離風霊船

ザ・スズナリ(東京都)

2012/04/04 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

リブレセンらしい作品
初演よりインパクトは受けなかったけどまた観れたコトに感謝!

自慢の息子

自慢の息子

サンプル

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2012/04/04 (水) ~ 2012/04/05 (木)公演終了

満足度★★★★★

サンプル「自慢の息子」観ました。
役者、美術、照明、道具などの全てが、視覚はもちろん、触覚にも強く訴える舞台。個々の人々の思い込みが作る物語が、グロテスクなごっこ遊びを暴力的に支え、そこに垣間見える本性が生理的にすごく嫌でいい感じ。各所での変態(メタモルフォーゼ+アブノーマル、役割や遠近感等)の目まぐるしさは、受け手にけっこうな「観る意思」が必要かも。事前に予想してたよりも、間口の広い作品。観た人によって、語りたい事がまるで違いそう。この作品が名古屋を皮切りにしたのが、妙に嬉しいです。

貴方と私の演劇革命

貴方と私の演劇革命

月刊「根本宗子」

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/04/02 (月) ~ 2012/04/09 (月)公演終了

満足度★★★

ちょっと元気になれました。
なかなか味のある脚本群。根本宗子の甘え演技(声)はストレートに魅力的。

ネタバレBOX

「男 根本宗子」
ソフトバンクの社長に殺された(と思ってた)父の敵打ちのため、男になろうと空手着を着込んで四苦八苦する根本…というよくわからん話。1発目から全力で動きまくる。

「ボーイフレンド」
彼氏とのベッドシーン後、姉がしつこく訪ねてきて、彼氏はすでに死んでいたことがわかる。半ば狂気の根本はそのことを嘆き、姉を殺害するという話。骨子がしっかりして観やすい情事サスペンス。国分寺大人倶楽部のテーマ「愛、青春、死」が短時間に詰まってて面白い。ラストのキスシーンで哀しさが溢れる。一人芝居を逆手にとった手法が粋。

「顔」
男を見下すNo.1キャバ嬢。ある日、男の顔が全部同じに見えるようになって…という話。コメディ風な舞台かなと思ったら死んだ父の話に切り返して、女(娘)の純粋な視点になるところがミソ。見た目No.1キャバ嬢っぽくないけど。

「寝る前に」
茶漬けを食べて歯を磨いて…という寝る前のなんということない描写から、歌謡曲の熱唱へ。歌の良さはわからなかった。その前の茶漬けシーンとかの方が見入っていた。

「僕の彼女は、根本宗子」
ゲストは今村圭祐。今村の浮気が発覚して、路上まで包丁持って根本が追いかけてくる話。世の中のカップルのほとんどはこんなもんだというメッセージにちょっと納得。

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