
平成中村座 四月大歌舞伎
松竹
隅田公園内 仮設会場(東京都)
2012/04/02 (月) ~ 2012/04/26 (木)公演終了

キミが読む物語
ナイスコンプレックス
サンモールスタジオ(東京都)
2012/04/06 (金) ~ 2012/04/10 (火)公演終了

春を忘るな ご来場ありがとうございました!!!
ウンプテンプ・カンパニー
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2012/04/09 (月) ~ 2012/04/16 (月)公演終了
満足度★★★★
『春を忘るな』
開演後、導入部分で少し置いてけぼりを食った感じがあったのですが、時間が経つにつれ、自然と物語に引っ張られて行きました。
役者が放つ言葉、身体操作、詩的物語、洗練された美術、効果的照明、ピアノを軸にした楽奏、そして無駄を削ぎ落とした演出、さすがはウンプテンプの成せる業だと思いました。
この内容を2.500円という良心的な値段で見せて頂けるのに感動!!
もしかしたら見る人を選んでしまう作品かもしれませんが、こういう作品を観て、何かを学び取るのも必要なんだと思います。
また次作にも期待しています!

ロング・アゴー
劇団ING進行形
タイニイアリス(東京都)
2012/04/06 (金) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
近くて遠くて
近くにいても遠くに感じる時があって、また遠くに居ても近くに感じられる場合もある。自分にとって、今回の観劇はどちらかといえば前者であり、それは自分と題材との距離感からか、(完成品としての)作品との距離感からなのか。
初めて観る作品(団体)は、その作り手の脳髄を覗き込むようなスリリングな体験でもあり、そういう意味で観れて良かった。

青色文庫
青☆組
ゆうど(東京都)
2012/04/07 (土) ~ 2012/04/14 (土)公演終了

平田オリザ・演劇展vol.2
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/04/05 (木) ~ 2012/04/16 (月)公演終了
満足度★★★
銀河鉄道の夜
子供向けなので大人が鑑賞するにはいささか物足りないが、退屈するほどでもない。原作をよく覚えていない方は、童心に戻って楽しめるのでは。

テキサス
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2012/03/17 (土) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★
久しぶりにはじけた
長塚圭史さん作、河原雅彦さん演出の舞台。
気になる俳優陣。
長塚圭史さんの今までのダークな作品とは違って
笑わせていただきました。

合唱ブラボー!
ネルケプランニング
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2012/04/04 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了
満足度★★★
妻曰く・・・
「良い眼の保養になった」とさ。でも,芝居が最後は歌謡ショーになってしまったんじゃないの。合唱部の3人にもっとスポットをあてて,後日談みたいなものも入れればもっと面白くなったような気がする。芝居としてはイマイチだったかなぁ。ただ,歌はみな上手かった,特に関西からの転校生は,本職は歌手なのかしらん?

【ご来場ありがとうございました!】死と再生とテクノに【次回本公演は6月です!】
ロ字ック
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/04/03 (火) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題352(12-095)
15:30の回(晴)。ちょっと早かったので(勝手ながら)階段で待っていると、ときどき場内の様子(絶叫)が伝わってきます。14:45受付(整理番号あり)、15:00開場。こちらは3作目、「鳥取」のときが最後のステージ(記念撮影あり)、今回も最後、すみません、どうしようか迷いました…、でも、「増殖にんげん」みてるし(えみりーゆうなさん、大竹沙絵子さん)、「ハローワーク」後休止してるし(大竹沙絵子さん)、「上手な想いの潰し方」のとき出ますと言ってたし(蛸谷歩美さん)、いろいろあって観劇。入ってみると「ヴィレッジヴァンガード」の世界、ごちゃごちゃ、ギラギラ、キラキラ、とんがったキャラとゆるキャラ(ウサギ)。アルコールはやめてコーラをお願いしました。正面壁、「HAPPY BIRTHDAY」の文字、新聞の切り抜き、「HERALD TRIBUNE」なんかも、「時計じかけのオレンジ」のポストカード、ソファには「ユリイカ」、ハート型クッション、BOXにビートルズのポスター(ホワイトアルバムの頃?)、その横、ミニ自転車、手前にはDVDに靴、床には電飾。開演前の撮影可、お客さんと記念撮影、電源が入るまで待つメンバー、床やソファに映っている赤/緑のチラつきは照明?そんな総天然色、喧騒のなかでひとり大竹さんだけが明らかに不機嫌…お話は始まっていたようです。終演16:40。

ばばあめし
cineman
ワーサルシアター(東京都)
2012/04/04 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★
感想遅くなりました
良い意味で人間臭い人達による、このまま某国営放送の朝ドラになるのではないかなと思う生活感のある話で楽しめました。
ただ、私が観たのが初日と言うことがあったのか、役者さんたちの台詞回しが置きに言っていると言うかしっかり台詞を言おう伝えようと言う感じがして自然な雰囲気があまりしないなと思いました。が、千春さんと藍子さんの二人だけの会話シーンは絶妙でしたね。脆くてダメダメな人のどうしょうも無さ感とそれでもなお彼らに存在する人間的強さが絶妙に出ていて、ここの部分は自然に飲み込めました。
後、登場人物たちそれぞれの話にそれぞれなりの落ちが付いていてバランスは良かったのですが、それ故全体としては冗長になってしまった感がありました。

アスカ
劇団地球人
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2012/04/06 (金) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★
楽しめました
悪い意味ではなく、単純に楽しめたという感じでした。ただ、アスカが自殺した理由があまりにも安易な感じがしましたし、最終的にも命の大事さが伝わってきませんでした。セットや衣裳なども、全体的にもうちょっと頑張ってほしい気がしました。

まほろば
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2012/04/02 (月) ~ 2012/04/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
コレ、観に行かないのはもったいないですよ
初演を見逃し戯曲は読んだものの、こんなに笑える話だとは思ってもいませんでした。
脚本もさることながら演出の力ってスゴイ。
終始コミカルなフリや言い回しなのに話している内容は重く考えこむようなことばかり…
産む産まないの話は高齢出産に差し掛かる年齢の私にとっての現実的なこと。
自分語りもしたくなる観後感。
蓬莱さんは本当に素晴らしい。
この日はアフタートークがあり、とても楽しめました。

OTOGI
touch my brassiere? company
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/04/05 (木) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★
Bostonのアマンダに、HeartのAlone!
久しぶりに聞いたSTYXやMadness、その他私の好きな曲ばかりかけてくれてありがとう!って、珠玉の70~80年代洋楽ヒット曲を聞きにいったわけじゃない!(笑)その名曲の数々が効果的に使われていたとは言えず、最初と最後のHeartだけで十分。挿入されていた歌も必要だったか?…・

SAMURAI 7
ネルケプランニング
青山劇場(東京都)
2012/04/01 (日) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★
堪能しました!!
日本映画の宝、黒澤明監督作品『七人の侍』(1954年) をリメイクしたアニメーションの舞台化。。とのことなんですが・・・
時代設定は 未来の地球・日本 なんでしょう。
全身を機械化したサムライ達の大戦は終り、人々は再び田を耕し、生きていくには困らない程度の米を生産できるようになった。
そんな時代、とある村は 機械サムライ達に蹂躙されてしまう。。
紆余曲折を経て集まった個性豊かな七人のSAMURAI
知行や恩賞には全く縁のない戦いを、農民達のために・・
時代遅れの SAMURAI としての 生きる意味を求めて・・・
いや、死に場所を求めて 戦いに向かう。。
休憩がはいりますが、2幕2時間25分 感動巨編でした!!
あの「七人の侍」だから 全体のストーリーは問題なし。
そして アニメーションらしいシチュエーションを 巧く舞台で表現されていました。
観客のモチベーションをのっけからあげる演出、殺陣もアクションもハイレベル
笑いもかなり用意されていますが、ラストに向かっては おもわず涙・涙・涙
舞台装置も大掛かりなもので、公演期間が8日間では もったいない気がします。。
特別出演となっている中川晃教くん、めっちゃよかった
これぞ エンターテイメント って感じで 楽しませてもらいました

ロング・アゴー
劇団ING進行形
タイニイアリス(東京都)
2012/04/06 (金) ~ 2012/04/08 (日)公演終了

もしも、シ【ご来場いただいた皆様ありがとうございます!!】
空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/04/04 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
過去から未来へ
静寂の中、つむぎ出される一言一句に意識を集中させられ、鼓動が高まっていく空間に魅せられる。
人は進むために自らが壊れても受け止めるのか、それとも忘れ逃避するのか、深く深く心に問われ苦しい。
終盤のミヤコの言葉が安らかな希望の光!
個人的には今回真意を理解するには難しく感じてしまった。
あの時あの場所であの言葉が何を示していたのか、もう一度観に行って確かめたい!

リーディング公演「耳なし芳一」
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2012/04/07 (土) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
贅沢なリーディングでした
古典作品の「耳なし芳一」に作者の八雲と節子の挿話を盛り込み、日本的な怖さに加え、小泉夫婦の美しくて優しい温もりに触れ、畏怖だけでなく魅せて聞かせた贅沢で素敵な70分でした。
そしてこの作品における木村了さんの和風美青年は貴重な存在。
限られた観客数だったが、50代以上の男女が多かったなー。
やっぱり怖い話には和蠟燭が付き物ですな。
舞台化希望したいが、その時はキャストは変えないでほしい。(あくまで希望)

青色文庫
青☆組
ゆうど(東京都)
2012/04/07 (土) ~ 2012/04/14 (土)公演終了

テキサス
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2012/03/17 (土) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★
懐かしい感覚
もともと長塚JESUSとして上演した作品。
現在の長塚さんが書かなさそうな作品で、久しくも懐かしい感覚。面白かった。
帰り、「西部劇じゃなかった‥」と言う声が聞かれたけど、まああのチラシにこのタイトルじゃ勘違いするわなw。

Vector(ご来場ありがとうございました!)
613
劇場HOPE(東京都)
2012/03/24 (土) ~ 2012/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
早くも次回公演が待ち遠しい
メンバーの1人が退職願を提出しに来る場面は白眉。理屈として死を受け入れる気持ちと「生きたい」という感情の板挟みに加え、そのことが主人公に再起(ちょっと違うか?)の気持ちを抱かせるのがイイ。
各登場人物の造形・設定(多少のデフォルメもある)とその表現、及び映画におけるマルチスクリーン的な見せ方を可能ならしめ、かつ遠近法を利用した装置も良く、早くも次回公演が待ち遠しい。