
ローマの休日
梅田芸術劇場
天王洲 銀河劇場(東京都)
2012/05/23 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
ピュアなアン王女
あまり先入観なく観に行った公演だが、思いのほか、いやいや…すごく良かった。
アン王女を演じていた秋元才加の第一声が滑舌も良く、透明感のある魅力的な声でストーリーに引き込まれた。
前半の無邪気でピュアな普通の姿も良かったが、王女で登場する時の立ち振る舞いが素晴らしい!
次出演作も観たいと思える女優さん。
そして、小倉さん…上手い!!

軍鶏307・改訂版
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2012/05/11 (金) ~ 2012/05/28 (月)公演終了
満足度★★★★★
圧巻! すごすぎる舞台!!
ただただ圧巻!!
最初から息をつく間もないほどの迫力と素晴らしいテンポで引き込まれっぱなしの115分でした!舞台も照明も素晴らしく、役者の熱演にも感動しっぱなしでした。あの狭い舞台がとても広く感じられ驚きました。
戦争なんてTVでしか見たことしかなく、「戦争うんぬん」というだけで実感がないというか絵空事のように思っていましたが、この舞台では共感しっぱなしで何度も涙が流れました。
そして一番驚いたのはチケット料金!こんなにお安くて良いの???
ぜひまた見たい劇団さんです!

翔べ翔べ翔べ!!!!!バナ学シェイクスピア輪姦学校(仮仮仮)
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/05/24 (木) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

チョイス!
T9企画
アドリブ小劇場(東京都)
2012/05/18 (金) ~ 2012/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★
コメディよりはシリアス!?
舞台ならではの展開でしたが、なかなか楽しめました。
ただ、もう少しそれぞれの理由づけの説明が強ければなおよかったかと思いました。

【耳のトンネル】満員御礼!ありがとうございました。
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/03/09 (金) ~ 2012/03/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
人生とママをめぐる大人の旅
羽衣といえば、汗みどろの、ちょっと粗削りな(?)パフォーマンスというイメージもあると思うのですが、今作はとても丁寧で、優しい、そう、ちょうど「ママの耳かき」的な愛らしさを持った舞台だったと思います。
作品全体が、あるミュージシャンの男が自らの記憶を題材に作ったコンセプトアルバムを紹介する……という設定になっているのも、単なる取っ付きやすさだけでなく、羽衣が一環して取り組むテーマ「生(性)と死」「記憶(と現在地)」にマッチして効果的でした。

S町の物語
劇団レクラム舎
スタジオAR(東京都)
2012/05/10 (木) ~ 2012/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★
落ち着きます。
レクラム舍のいいところはやっぱり、役者さんがとても安定しているところ。
いつ観ても安心して見れます。若い人たちが出せない、味がやっぱりあって、若い人が無理やりご年配の役を演じるのとは違い、レクラム舍は本当にリアルに勉強になります。
スタジオARの使い方もいつも素敵で、今回も風情のあるセットがとても良かった。
少し残念だったのは前回?の屋上のお話の方が面白かったこと。
今回は登場人物も多く、少し今までと違ったレクラムを観れたかと思いました。

マタイ【アンケート即日公開中!】
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/05/23 (水) ~ 2012/05/28 (月)公演終了
満足度★★★
卑弥呼と踏鞴製鉄
長い時間を扱っているので、前半部が、図式的になった。このような結果は、スタンリーキューブリックの作品でも感じたことだが、別の表現方法もあったように思う。然し、中盤以降の展開については、図式的な所作も意味を持ち始め、筋の展開に溶け込んで演劇らしくなった。
殺陣については、もう少しスピーディーに、また動作を大きく正確に見せるように注意すべきだろう。格闘技は一にスピード、二にも、三にもスピードである。更に、所作は物理的合理性に裏打ちされていなければならない。更なる鍛錬を期待する。
演出に関しても、導入部での工夫が、もう少し欲しい。とんでもなく昔を起点とするのであるなら、観客を導入部で引っ張りこむだけの工夫hが不可欠である。

婦嶽百景
東京タンバリン
吉祥寺シアター(東京都)
2012/05/18 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

ジョージとエミリー
現代劇センター真夏座
文京シビックホール(東京都)
2012/05/24 (木) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
人間として不変なもの
1938年から繰り返し上演されてきた理由は、時代や生活の変化を超越した人間として不変なもの‐生きる喜び‐がここには描かれているからだろう。生きていることはそれだけで既に素晴らしいのだということを強く感じた。
芝居としては皆パントマイムがうまい。小道具なしで食事の支度をする母親役二人にはしばい見とれてしまった。(残念ながらこの日は途中で沈黙の時間(台詞忘れ)があったが)案内役の二人はあんなに頻繁に登場させる必要があるのだろうか?背景説明として良いときもあったが、ちょっとうるさいなと思うときもあった。

どうしても地味
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2012/05/16 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ヨーロッパのSF映画に似た味わい
いろんな意味で王道を外した作りというか、視覚的にもリアルと偽物が入り組み、ストーリー的にもこちらの常識に沿って進むかと思いきや、突き放した感覚が交じったりと、なんとも言えない一品に仕上がっていました。このねじれた世界は、そうなる様に考えられ、配置されてるなあと。お話は一種のパラレル・ワールドものの様に観てましたが、それらを「地味」と提示しちゃう感覚もまた独特で。

葡萄酒いろのミストラル
シアターキューブリック
ザ・ポケット(東京都)
2012/05/23 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
苦手な要素
「もっともキューブリックらしい」と言われてるという作品だと今知ったけど、昨年初めて「誰がための剣」を観て、その硬派なエンターテイメント性が気に入って今年この作品を観た私は、「童話」「寓話」は苦手な部類。しかも「宮沢賢治」は読まず嫌い。また、犬を飼っている故に犬物の映画/ドラマは敢えて避けるタイプ。苦手意識を抱えつつ観た割には、最後まで楽しむ事が出来た。その理由の一つは、やっぱり役者達の堅実な演技と躍動感が最後まで衰えない演出効果だとは思う。でも。観る側の嗜好傾向を超えるエンターテイメント性が作品に表現されないなら、今後は内容を選んで観るようになるなあ。最初から好みじゃない人は観ないでという事なら納得だけど。

最遊記
劇団ひまわり
シアター代官山(東京都)
2012/05/23 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろかったです。
ストーリーもわかり易く、ラストも爽快でした。
全国の中学・高校を巡回する舞台と言う事で、原作の退廃的な感じはかなり薄くなっていて、健全?な雰囲気の舞台になっていました。
せりふも聞き取り易くて、動きもよく飽きることなく最後まで楽しく見る事ができました。
ただ、残念な部分として殺陣のシーンになると、ちょっとぎこちない感じがして間延びした印象を受けてしまいました。(これは回を重ねていけば解決することかと ^^;)
原作を読んだとはいってもかなり昔で記憶が薄れていたので、座席にあったパンフレットが大変役に立ちました。
キャラクターの名前と関係が図解されているので助かりました。

翔べ翔べ翔べ!!!!!バナ学シェイクスピア輪姦学校(仮仮仮)
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/05/24 (木) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
少し変わった
友人が出てたので夜の部もチケットを取ってもらい見ました。個人的のは21時からの部の方が良かったと思う。あとはできるだけ最前列で見た方がいいなと思いました。多分公演を重ねるごとにどんどんとノイズも増えて観客を巻き込んでいくのだろうとも思いました。役者さんの動きもさることながら、観客を煽り巻き込んでこその舞台だとも思うので、出来ればまた行けたら行きたいです。あと演劇でした。
勉強になりました。ありがとうございました。

シレンとラギ
劇団☆新感線
青山劇場(東京都)
2012/05/24 (木) ~ 2012/07/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
藤原竜也の生きる設定と新感線劇団員のおもしろさと!
かっこいい
おもしろい
高いからいい芝居だなんていわせない
必見(・ω・;)!!
ゲキシネもいいよ いいけど
体験できるならば当日券狙いででもぜひとも
生の舞台を体感したい舞台

『BOND OR A CONFLICT』
K-FRONT+
明石スタジオ(東京都)
2012/05/24 (木) ~ 2012/05/28 (月)公演終了
満足度★★★
最後部の席は注意
舞台は上下の二層構造、始まっていきなり見切りになった最後部の客席では声にならない声が起き、一斉に前かがみになりました。

最遊記
劇団ひまわり
シアター代官山(東京都)
2012/05/23 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
二日目観劇
丁度アニメの1クール分ぐらいかな、
よくまとまってはいたのだが、
いかんせん、知ってる話だと感動が高ぶらない・・・・。
音響は大変良かったが、
長物使ったアクション(殺陣)は、
もうちっと頑張って欲しかったかな。

葡萄酒いろのミストラル
シアターキューブリック
ザ・ポケット(東京都)
2012/05/23 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
感動しました!
個性的な登場人物(動物)たち。
それぞれの想い、それぞれの幸せ。
そういうものが舞台に溢れていてとても感動しました。

葡萄酒いろのミストラル
シアターキューブリック
ザ・ポケット(東京都)
2012/05/23 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

陽だまりの樹
キョードーファクトリー
サンシャイン劇場(東京都)
2012/04/13 (金) ~ 2012/04/23 (月)公演終了
満足度★★★★
原作手塚治虫,主演:上川隆也,寡黙な吉川晃司初舞台好演した、幕末もの。
動乱の幕末を舞台に駆け抜けた、若者二人の戦い!
初舞台の吉川晃司、演劇集団キャラメルボックス出身、すでにベテランの上川隆也 の二人主演。
上川さんは、女好きで遊び好きな蘭学医者。
吉川さんは、終始、寡黙で男前な武士!を好演。
二人の鬱積した憤りを、その頂点をクライマックスにおいて終わってしまうのがすっきりしない。
その先で爆発させる所を観てカタルシスを味わいたいのに。
その後、どうなるかが観たいのに。
他には、冒頭で、上川さんを「スケベ」と安易に連呼しすぎだったり、
きっと、幅広い客層に見やすくするための配慮からだと思いますが、勝海舟がめちゃくちゃ軽いキャラだったり、
随所に差し込まれたわかりやすいギャグなどが、こなれていなくて、妙に気になりました。
なお、本筋ではないのですが、上川さんの父親役の石倉三郎さんたちが客いじりをするシーンが可笑しかったですね。
石倉さんがうまく進められなくて、それを上川さんが(多分)アドリブで突っ込むというのが最高でした。
(その間、吉川さんは後ろを向いて笑いをこらえているという…)

翔べ翔べ翔べ!!!!!バナ学シェイクスピア輪姦学校(仮仮仮)
バナナ学園純情乙女組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/05/24 (木) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
狂騒
上演時間40分。初見。前方で濡れまくり、配布されたレインコートはある程度役に立った。小物と大声が飛び交う狂乱状態。この劇場では難しいかもしれないが座席と舞台配置を工夫して全方位駆け巡ると、なおよいと思う。