満足度★★★
苦手な要素
「もっともキューブリックらしい」と言われてるという作品だと今知ったけど、昨年初めて「誰がための剣」を観て、その硬派なエンターテイメント性が気に入って今年この作品を観た私は、「童話」「寓話」は苦手な部類。しかも「宮沢賢治」は読まず嫌い。また、犬を飼っている故に犬物の映画/ドラマは敢えて避けるタイプ。苦手意識を抱えつつ観た割には、最後まで楽しむ事が出来た。その理由の一つは、やっぱり役者達の堅実な演技と躍動感が最後まで衰えない演出効果だとは思う。でも。観る側の嗜好傾向を超えるエンターテイメント性が作品に表現されないなら、今後は内容を選んで観るようになるなあ。最初から好みじゃない人は観ないでという事なら納得だけど。