最新の観てきた!クチコミ一覧

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ドン・キホーテの大冒険

ドン・キホーテの大冒険

人形劇団ポポロ

セシオン杉並(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

良かったです。
人形が可愛らしく、見ているだけでも笑顔になれるようでした。また、ストーリーも面白いだけではなく、とても深いテーマがあると思います。子供達には、きっと伝わったのでは・・と思います。大人である私も、改めて考えさせられました。役者さんも、とても良かったですが、特に主役の方が良かったです。老人役なので、老人の声なのですが、マスクを取った時に、若い方なので驚きでした。これからも、子供達に夢を与え続けてほしいです。

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

赤鬼 ―レッドパージ立山― 【終演致しました。ご来場ありがとうございました!!】

サイバー∴サイコロジック

駅前劇場(東京都)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★

うーん
もっさりした芝居だったなぁ。
これじゃあ飽きちゃうよ。
ところで、正木英恵とんと出ないね。

ネタバレBOX

細井ひさよの子供っぷりには癒された。
MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)

MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)

MU

BAR COREDO(東京都)

2012/07/23 (月) ~ 2012/07/31 (火)公演終了

満足度★★★★★

完成度の高い芝居
本物の漫画家と偽物のパクリ同人誌オタクとの攻防にカフェのマスターも関わり始め…

ネタバレBOX

それほど売れていない漫画が同人誌オタクの少女たちに気に入られてしまいヤオイ漫画にされてしまった。しかも漫画家はオタク少女の妹に好意を持ってしまった。オリジナル作者とパクリ(二次)創作者との攻防に、実はゲイのカフェのマスターも関わり…と、予想を気持ちよく外していく展開がとても楽しめました。舞台のあと脚本を読んでまた楽しめました。
40ちょいすぎまだまだチェリーボーイズ

40ちょいすぎまだまだチェリーボーイズ

劇団サードクォーター

テアトルBONBON(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

等身大
ちょい悪オヤジにはなれそうもない40過ぎのモテナイ男たちの話。あまりかっこつけてないのは好感がもてる。女性に対する幻想(妄想)を捨てて、現実的にならないとね。加藤茶みたいな超若い子をゲットする一発逆転なんてよほどのお金持ちでないと起こらないよ~

いつか青空

いつか青空

空間製作社

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2012/07/20 (金) ~ 2012/07/24 (火)公演終了

満足度★★★

龍馬の亡霊に振り回される人々
もちろん亡霊といっても幽霊ではない。そういうしっかりした話の軸があったにもかかわらずその軸を取り巻く話がまとまっていない感じだった。出演者の演技力に大きな差がある。配役にも問題あり。例えばおりょうの上の妹役の人は瓦版屋をやっている時の方が生き生きしていてよかった。歌唱力はある人が多かったようだが、歌詞が全部聞き取れるほどでもない。歌はよかったが、ミュージカルとしても芝居としても中途半端に終わった。

義経千本桜

義経千本桜

木ノ下歌舞伎

京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座(京都府)

2012/07/07 (土) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★

義経千本桜
すみません。正直しんどくて少々寝てしまった。4時間半以上の上演時間ということもあるのですが。
1『渡海屋』『大物浦』:選曲がひどい。せめて選曲のラインは揃えてほしい。作品の良さを楽しむ前に音でげんなりとさせられた。作品にたどり着けず。
2『椎の木』『小金吾討ち死』『鮨屋』:素直に楽しめる。選曲も作品にリズムを添えてよかった。
3『吉野山』『河連法眼館[通称|四の切]』:鼓の効果音がすかしていてげんなり。もうこの辺になると意識が朦朧としてそんなときにこの演出はつらい。通称四の切はもう学芸会のようで蚊帳の外に置かれてしまったような感覚で、しかも時間がとても長く感じた。。
この小生の長たらしい文を読むことはつらいですよね。だから作品もしゃきっと適切な尺でお願いします。

アリスのいる部屋

アリスのいる部屋

メガバックスコレクション

ART THEATER かもめ座(東京都)

2012/07/07 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

やられました
ミステリー調に進んでいく展開、時間軸の仕掛け、前作同様に、現世のすぐ隣に潜む世界の話、すばらしかったです。

葡萄酒いろのミストラル

葡萄酒いろのミストラル

シアターキューブリック

ザ・ポケット(東京都)

2012/05/23 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

今もなお、これからもずっと心の中に生き続ける賢治の夢
公演から二ヶ月を過ぎてなお、心の中に虹のように浮かんでは感動を蘇らせ、

その度に新しい何かに気づかせてくれる、

この世界に生きる上で、大切なものを教えてくれる、

人間として生きている喜びをわき上がらせてくれる、

どんなに辛いことにも、負けることなく立ち向かう勇気をくれる、

愛することの本当の意味と向き合わせてくれる、

自分が、人を幸せにするための一歩、一歩を踏み出させてくれる、

命ある限り、心に描いた美しい夢を追い求めながら生きる誓いを立てさせてくれる、

果てしない時を超えて輝く星々に、人との繋がりの奇跡を教えられ、

宇宙の荘厳の中に存在する小さな自分を大切に想う心に目覚めさせてくれる、
一言では表せないほど、
いくらでもこの感動を連ねることができるほど、

素晴らしい舞台に出会えたことを、深く感謝しています。

宮沢賢治は、その魂は、生きています。

この世界を、「夢」として想い描こうと試みて、
倒れても、傷ついても、病もうとも、何度でも起きあがって、

美しい本当のこの世界を、夢見続ける覚悟ある者の心の中に、

生き続けているのですね。

本当に永遠なる美しいテーマを表現してくださって、ありがとうございました。

この作品は、この宇宙の大いなる者の御前にて上演されるべき、
尊いものだと想います。

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/07/18 (水) ~ 2012/08/01 (水)公演終了

満足度★★★★★

面白かった
ずっとクスクス笑ってみていたのですが、笑いながらも二人の小学生とその家族が切なく愛しく感じられました。
津川父も、ダメ男だけれど好きです。


しかし、一番感動したのはアフタートークで、岩井さんが府中の生涯学習センターで演劇講座を受けていたという事実です。(そこかい)
私も府中生涯学習センター利用しています。

ネタバレBOX

「観客の察する力を育てる芝居」って橋本さんの台詞、名言だと思いました。
今度から、そういう芝居に当たった時は、観客として察する力を試されているんだと思うようにします。

浮遊するfitしない者達

浮遊するfitしない者達

劇団TEAM-ODAC

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

心が痛くなりました。
昨日、初日公演を見に行ってきました。
劇団TEAM-ODACさんの舞台は初めてです。
HPで紹介されているあらすじが
----------------------------------------------
浮遊する。
今日も闇雲に選んだ雑居ビルの屋上に佇むツバサ。
天使が囁く…「早く楽になろうよ」
悪魔が…「きっとこの先いい事もあるよ」
天使と悪魔の声は、どちらともfitしない。
家族、友人、知人、他人…そして自分。
合わない事で済ませる者達の心の裏腹は今もそこにある。
-------------------------------------------------
でしたので、ふだん見に行っている舞台とは違う傾向のお芝居でしたが、とてもすてきな舞台でした。

ネタバレBOX

とても、良いお話ですが、痛い。見ていて心がすごく痛い…
家族の問題、いじめ、ひきこもり、自殺…
心の中の天使と悪魔の戦いに、分裂したもう一人の自分…

台詞が私にとっては痛すぎて、泣いちゃいそうなところもあったのですが、(涙は滲んじゃいましたが …)普段みたいに号泣する感じにはならなかったです。

途中途中は、明るいシーンも多いし、ラストは明るく前向きに終わるので(現実ではなかなかこうはいかないけど…こうなって欲しいな…)救われました。

天使と悪魔や自分と自分、家族、お仕事、友人関係・・・色々じぶんにも思い当たる事が多くて、引き込まれて2時間あっという間でした。
「僕と彼の彼女達」

「僕と彼の彼女達」

セロリの会 

「劇」小劇場(東京都)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

魅力的な人間群像・・・この中に自分もいる?!
リズミカルに流れてゆく会話がとても自然で、心地よく聞いているうちに、
すっかり自分もこの家族の一員になってしまったかのような錯覚に陥り、
気がつくと親身にここに起きているトラブルの解決に乗り出していました。

舞台の設定や兄弟姉妹の繋がりがとても懐かしく、親しみを感じ、

この部屋に集まる様々な事情を抱えた女性たちも
とても生き生きと魅力的に描かれているので、
あっという間に感情移入してしまい、
心の中でいろいろな登場人物を応援していました。

舞台に乗らない人物にまで、肩入れしてしまう始末!

素晴らしい脚本と、それを表現された俳優の皆様に心から拍手を贈ります!

どこの家庭にも、人に話せぬミラクルミステリーがある。

それにしても、この家庭に起きたミラクルは
なんて不思議で、優しくて、健気で、胸を打たれたことでしょう!

人間ってやっぱり、魅力的で美しい存在ですね。
 
素敵なストーリーをありがとうございました。


【公演終了】薄倖の女はスクリーンに夢を見る。【ありがとうございました】

【公演終了】薄倖の女はスクリーンに夢を見る。【ありがとうございました】

映像・舞台企画集団ハルベリー

シアター711(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

まだ感想は言っちゃいけないんですけど・・・
これから観る方へ、結構いいですよ。
後は観てのおたのしみ!

千に砕け散る空の星

千に砕け散る空の星

ゴーチ・ブラザーズ

シアタートラム(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/30 (月)公演終了

満足度★★★

奇妙な質感の5代に渡る家族劇
イギリスの3人の劇作家が共同執筆した作品で、分かり易いドラマがあるわけでもなく、かといって難解で抽象的というわけでもない独特の雰囲気があり、キャッチ―な要素がなく地味なのに退屈さを感じませんでした。

地球が破滅するまで残り3週間と判明した状況において、癌で余命わずかな長男の元に集まる家族を描いていて、お互いストレートに感情を表に出すことがないアンビバレンツな感じが印象的でした。
全裸、セックス、同性愛、残虐性(非リアルに表現されていて血生臭さはありませんでした)等、ヨーロッパの演劇界では、このような要素を入れないと評価されないのかと感じさせる要素が多く、少々辟易したところもありますが、描かれる内容としては古典的だったと思います。
シリアスなシーンの中に急に話が逸れて行く、瓢々としたユーモアのセンスが楽しかったです。

台詞のテンポが早過ぎるように感じられ、10分の休憩込みで3時間近くあるやや長めの作品でしたが、寧ろ間があっても良いように思いました。演技のスタイルに統一感がなくて前半は気になりましたが、次第に違和感がなくなって行きました。

年齢や見た目の設定に合ったキャスティングにはなっていなかったのが残念でしたが、悩みを抱えつつ強気に振る舞う母親を演じた倉野章子さんが素晴らしかったです。

上村聡史さんは転換に見せ方にこだわりがある演出家だと思うのですが、シーンの転換で完全に暗くせず椅子や小道具を運ぶ役者の姿を見せる今回の演出はスマートさが感じられず、そうする意図が掴めませんでした。
空間的な広がりを感じさせ、アンビエントな音を鳴らし続けることで静寂を引き立てていた音響が素晴らしかったです。

「20世紀少年少女唱歌集」

「20世紀少年少女唱歌集」

椿組

花園神社(東京都)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

満足度★★★★

テント芝居の面白さ
後半からの感情のほとばしり。
テント芝居ならではの、薄布一枚だけの現実との距離感。

ネタバレBOX

前半のつまらなさにガッカリしたが、後半からぐんぐん良くなっていく。

前半の、笑えなくて、面白っぽいだろ? 的なやりとりに少々辟易した。
たぶん、それは戯曲にあるのではなく、演出でプラスした部分ではないだろうか。
例えば、何回かある役者の実年齢のことなど。おかまも頑張りすぎて逆に引いてしまったし。
おかま役の辻親八さんは、何もしなくても存在感が十分なのだから、全シーンで力まなくてもいいのではないのだろうか。
「ここぞ」というところだけを熱くしてくれるだけで、全体にピリっとした刺激を与えてくれるのではないかと思うのだ。
それを演出で力ませすぎて、逆に平板にしてしまったのではないかと思うのだ。
つまり、全般的に演出には、「?」という感覚が残ってしまった。

しかし、休憩後の後半からは、感情が舞台の上から猛烈にほとばしり、俄然面白くなってくる。
「熱さ」がある。
テント芝居の良さを肌に感じる。

ビールとかを片手に(私は呑まないけど)、入口で渡された団扇を扇ぎながら、時々蚊とも戦いながら観劇するというのは、涼しい劇場の椅子に畏まって観るのとは明らかに違う。
ナマの芝居という以上に、テントという「場」の持つ、薄布一枚だけしか隔てられていない「現実」とのギャップ、距離感、その境界線が面白いのだ。
テント芝居ならではの感覚だろう。
それは、テントだから、「外にいる」ということの「音」や「暑さ」という物理的な意味合いだけではない面白さがある。体験しなくてはわからない面白さ。

ラストは「テント芝居のお決まりの演出」だ。
ほぼ、テント芝居のラストはこれになる、と言ってもいいだろう(この前観た、唐組『海星~ひとで』もそうだったし)。
だけど「待ってました!」な感じはある。

物語で見せていく、夢と現実の落差、現実との折り合いというのは、確かにそうなのだが、その部分においては、今ひとつ納得できなかった。
現実を突き付ければいいのではないのだから。そんなことぐらい誰だってわかってると思う。
だから、ラストの展開が来るのだろうと思うのだが、それが何か現実逃避な意味合いに響いてしまったのだ。これは受け取り側としての、私の問題であるかもしれないのだが。

この舞台、焼肉ドラゴンと共通点が多すぎて、それと比べてしまうと、ガチャガチャしすぎ。ただし、それを「(生きていることの)情熱」ともとらえることはできるのだが。でもピンポイントで違う顔も見せてほしかった。全体的に雑然のままなので。テント芝居だから、外の音が聞こえるから、ということではなく、そうだからこそ、そうではない部分がほしいと思ったのだ。

ブレーク的な要素で出て来るのと思うのだが、しつこいわりに、3人のサラリーマンの位置づけがわかりにくい。ちょっともったいない気がした。

それと、懐かしの歌の数々が聞けたが、その「歌」がもっと内容に絡んでくるかと思った。タイトルにもあるのだから。

役者としては、中心となる四姉妹(水野あやさん、福島まりこさん、井上カオリさん、李峰仙さん)がとてもよかった。うまい。

終演後、「毎日打ち上げ」ってのは面白いなー。
カナヅチ女、夜泳ぐ

カナヅチ女、夜泳ぐ

悪い芝居

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/20 (水)公演終了

満足度★★★★

若さキラキラまぶしい
どちらかと言うと、ストーリーよりも、役者を楽しんだ、かな。

ネタバレBOX

東京に出ること、自分の生まれ育った町と、その記憶のこと、忘れてしまいたいようなことを、「忘れて」しまい、過去の自分と邂逅する。

そうしたストーリーはありそうな感じもしないではないが、アプローチの仕方が面白い。
単なる切ない系ではないところがいいのではあるが、観客が我がことのように引き込まれていくための、引っ掛かりのようなものが欲しかったと思う。

ストーリーというか、演出は、全体的に、まるで今回のセットのように、雑然としている。整理しない面白さもある。
そしてなにより、役者の面白さがある。

場面展開やシーンのつながりに、もう少しメリハリがほしかったが、なんかいい感じになりそうな予感はある。
役者がハケた後、ハケた役者が、そのシーンに出ていない役者とハイタッチをしたりしているのが、また「昔を再現してます(お芝居してます)」感を醸し出したりしていて、それはいいのだが、その前で演じているシーンとの関係をうまく見ながらやらないと、せっかくのメインシーンを壊してしまうので、そのあたりは、さりげなくやっているように見せて、計算が必要なのではないかと思った。

人力な飛行シーンやセットの動かし方も面白いと思うのだが、やはり、そのメインのシーンとの絡み方ももう少し考えたほうがよいと思った。
こちらも、メインのシーンを演じている役者に、のし掛かるところと、引くところとの兼ね合いを計算してほしいのだ。

ただし、ラストにはもう少しカタルシスがほしかった。

ナデシコ/コハルを演じた大塚宣幸さんがもの凄く良かった。
今の蛍も、彼に負けないぐらいの、もう少し、こっちに来る、なんかがーっとしたもの、存在感があればもっとよかったのにと思う。
元柿の村上誠基さん、この人の台詞回しの独特さと、それを単なる笑いだけにしないところがいい。好きな役者さんだ。

劇中の歌、特に歌い出しは、モロ、くるりの「東京」なのだが。そのネライに(笑)。
アルジャーノンに花束を

アルジャーノンに花束を

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2012/07/21 (土) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

チャーリィー
チャーリィーの手術前から手術後のだんだん知能が高くなってまたさらにもとにもどっていく様子がとても上手に演じられていたと思う。身体や声、表情など素晴らしかったと思う。
本来の自分が一番素敵なんだということを再確認した。

黛(まゆずみ)さん、現る!

黛(まゆずみ)さん、現る!

ナカゴー

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

これはもの凄く酷い! 酷すぎ!
いい意味で「酷い」。
ただし、人によっては、悪い意味で「酷い」となることも…。

それは計算づく。

フライヤーのイラストぐらい酷く気味悪い展開。

ネタバレBOX

パッと見、薫(かおる)さんかと思っていたら黛(まゆずみ)さんだったのね。
と、いうどうでもいいことから書くけど。

まあ、とにかく酷い、めちゃくちゃだ!
「酷い」も「めちゃくちゃ」も大変な褒め言葉なのたけど、伝わるだろうか?
だけど、文字どおり「酷い」「めちゃくちゃ」じゃないか! と怒り出す向きも当然あろう。

前半のダラダラしゃべりがとにかくウマイ! 
ホントに台詞の重なり具合とか、うますぎ。

でもダラダラしていく。
カムヰヤッセンの新旧看板女優の登場というのは、軽いギャグを噛ましただけかと思いきや、意外と最後のほうまで引っ張る。この感覚は凄いと思っていたら、金麦片手に、ダンレイ(……檀れい…)の登場だ。「えっ?」と思うけど、ダンレイ。
もの凄いテンションで偉そう。
そして、ストーリー的には、目下の問題点はあっさり解決してしまう。

それからの展開がもの凄い。
まるで後先考えてない。

演劇でしかできない作品。
これはナマでしか伝わらないだろう。

もの凄くしつこい。汗みどろで金槌を振り回し、大立ち回りを繰り返す。いつになったら先に進むのかと思っていても、いつまで経っても大立ち回りなりだ。
終わりそうなのに、また元に戻る酷さ!

そういえば、前に観た『ダッチプロセス』でも「死ぬのが恐い」で延々続けたことを思い出した。今回は「海に行こう」に対して「帰る」というだけで延々。
さらに全身に力を入れて「出て行け!」を延々。

この繰り返しが、気味悪いほど、延々延々延々と続く。
もう嫌悪感しか漂わないぐらいの延々、延々、延々……。

でも、役者たちの動きを観ていると、かなり計算されている。
人員の配置やフォーメーションがしっかりしている。
舞台の上にいる、ということが常に意識されているのだ。
これは凄い。もの凄くしつこいけど、凄い。
しつこいのに、凄い、なのだ。

とにかく、
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
「海に行こう」「帰る」
これぐらい、いやこれ以上延々と続くイメージ。

このクドさは、万人向けではないだろうが、中毒性はある。
タバコが身体に悪いとわかっていながらやめられない感じ。は、違うか。

最初に登場した女4人(佐々木幸子さん、鈴木潤子さん、墨井鯨子さん、田畑菜々子さん)は、冒頭に書いたように、とにかくみんなうまい。ポンポン台詞が出てきて重なって、どーでもいい会話が弾む。
特に、二時間しか寝てなくてバイトに行く予定でケーキを食べに来ただけの、墨井鯨子さんの、執拗さはなかなかだ。
さらに、ダンレイ(笑)・菊池明明さんの、登場で舞台の空気が一瞬にして変わる様子は見事! そのあとの傍若無人で、お下品で、偉そうな態度も素晴らしい。
カムヰヤッセンの元看板女優(笑)の高畑遊さんの、「出て行った後」の表情や、カムヰヤッセンの今の看板女優(笑)・甘粕阿紗子さんの、ダンレイ登場以降の表情もなかなかだった。
大立ち回りでは、全員が、誰一人、休むことなく、どの人を見ていても面白かったなー。相当練習したんだろうなー

ナカゴー、気持ち悪いけど好きになりそう。
カメラ・オブスキュラ

カメラ・オブスキュラ

芸術集団れんこんきすた

川崎H&Bシアター(神奈川県)

2012/07/26 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

ふ~ん
 自分の前に評価をした方は最高点のようだ。投稿内容は見ていないが、ファンなのであろう。自分は、そこまでの評価はできない。演出レベルで遥かに効果的な演出ができると思うからであるし、しょっぱなで観客を引き込めないようでは、演劇として厳しい状況に置かれると思うからである。いまさら三一致の法則を言う気は更々ないが、演劇界の流れの中で、無視できないのも事実である。そして、演劇が、民衆の物であるならば、縁者は総て、民衆の側に立つべきだと思う。で、れんこんきすたの名称はレコンキスタであると自分は解釈したので、再征服、つまりウエスターンの価値観、正義感をこの劇団は標榜していると解している。もし間違っているならば、その旨、ご連絡頂きたい。
 前置きが長くなった。自分jは演出に難があると感じた。理由は上に挙げた通りである。もう少し具体的に言うならば、中盤まで人間を描けているとは感じられなかった。中盤以降は、科白に並々ならぬ才能も感じられたのだが、勿体ない。そう思うのだ。俳優の演技も個々のレベルで評価できる俳優が二人いた。老人役と見えないキャラ役である。前半、自分がマイナス評価をした点については、アンケートに書いたので、ここではふれない。ただ、そこを工夫するだけで評価が一段階上がるのは、確かだと思う。

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/07/18 (水) ~ 2012/08/01 (水)公演終了

満足度★★★★

アフタートーク付き
小学生時代の切な過ぎ、でも笑っちゃうような生き様に、自分の半生と照らし合わせて、つい不思議な思い出し笑い感覚。
当日、岩井氏一人でアンケートを基にしたアフタートーク有り。
覚えている分だけ、ネタバレ記入。

ネタバレBOX

順不同で思い出し書き。多少言葉違いがあると思います。記述の(〜〜)は個人的な意見です。
・ファミコンのゲームはやっているのか
→録画した映像テープを流している。なので連打している所はそういうフリをしている。ただ、平原さんには稽古休みの時に一日で全面クリアさせた模様。
・映画の方は
→映像の仕事もやりたいが、カメラマンとか絵の構図がしっかりと出来る人がそばに居ないと出来ないと思う。基本的に色彩がめちゃくちゃ、やはり役者や人を見ているので監督とかは‥?(どうかな、と言うニュアンス)
・好きな劇団は
→しばし考え、「ない」
・劇中の橋本について
→実在の人物を基にしているらしく、その演出法を取り入れた模様。
 その人は演劇界の東大こと某学校(学校名は自粛)にいた。
・ミュージカルは
→引きこもり体験があり(ここら辺は有名だと思うので割愛)その後カルチャーセンターの社会人の為の役者体験講座みたいな講座に入校。 一番若いのが自分、その次が47歳の女性、他はジジババ。
そんな中、岩井さん主役でミュージカルをやることに。青いアイシャドー塗って外人メイクで、話も最初に成功するが途中からアル中になり、アル中のまま死んでしまう内容を陽気な歌や踊りで通したミュージカル作品。(タイトル失念)「(質問には)やらない」
・登場人物の役名について
→「冬月」とかカッコつけた名前は嫌い。「田中」「山田」「佐藤」〜基本的にこれらを使う事が多い。
「吾郎」については、元から吾郎!って言う名前しか思いつかなかった、と。
・劇中のオシッコは本物?
→即スルー!
・好きな劇場は
→考え込み「ない」結局中身を見ているので、ない。逆にどこの劇場が良い?嫌いな劇場ってありますか?と質問返し。お客さんの一人が某劇場を挙げるも、岩井氏はそこの劇場で舞台は見た事ない模様でイマイチ、話に乗れなかった模様でした。
・漫画を投稿しようと思うが「りぼん」と「なかよし」どちらが良いか
→少女漫画は「あさりちゃん」しか知らない。考えた挙げ句ちびまる子ちゃんはどこに載っているかで「じゃあ、りぼんで!」
・今朝の朝食は何食べた?
→こーゆーの思い出さないと脳が〜としばし考え、「食べてない!」

他、詳細は忘れたが
・劇中、自分はソフト持っている側の人間だった。
・芝居同様、ゲームをやりに友人宅へ行っていたがそこは父子家庭。 友人のお父さんは(分け隔てない気さくな人柄のようで)普通に声をかけてくれるような人。
・ある日、今作の舞台セットと似たような部屋でゲームをやっていたら若い女性とお父さんが居て、そのソファーの辺りから「(小声で)やめろよー」とか今まで聞いた事ない少し乱れたお父さんの声が聞こえてきた、背中越しに後ろで何をやっているのか子供心に不安と好奇心がでたが、ドキドキしてエロの不安の方が勝り、今も多少トラウマになっている。実際は耳かきやっていただけだった。
・タイトルの「ポンポン」はチアガールとかが持っているあのポンポンの事らしい。
・流行したゲーム器材を集めるのに少し苦労した様子。

小学生時代の自意識過剰な性格行動がメインかと思いきや、後半、社会人劇団の稽古場風景の一コマに移り、友達と同じ事して仲直りという、その結末にどこかノスタルジックな親近感もあり、懐かしい体験を思い出したような不思議な感じで劇場を出た。
人生(みち)に迷いました。

人生(みち)に迷いました。

遊々団★ヴェール

シアターブラッツ(東京都)

2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

迷い悩んだときには
仲間が大切ですね。

ネタバレBOX

何でも抱え込んでしまうリーダーが次回公演で悩み、劇団スマイルの解散を考えるに至ったものの、芝居の神様のサポートによって危機を脱却する話。

南国風イデタチの主宰を見て全てを理解しましたが、神棚に毎日拝んでいたご利益みたいな描き方は好きではありませんでした。占いにハマった劇団員がいたのも嫌でした。

劇団の方向性で悩み、劇団員、客演みんなで考え、結束し、アイデアを出し合い、この一連の過程をお芝居にしようということでまとまりました。

客演さんたちと飲みに行こうがエチュードだったとは意表を突かれました。確かに空のコップと皿、店員が劇団員というのも納得です。

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