満足度★★★
コージャスなエンターテインメント
カジノの妖しい煌びやかさ、その裏に群がる黒い社会の恐ろしさをエンターテインメントでくるんでいて楽しめました。
チャイナドレスのコンパニオンたちのスリットの隙間と胸元には、女性である私もクギヅケ(笑) ギャンブルにはまり崩れていく人々の描写はリアルでした。
舞台を縦横無尽に駆け回る登場人物たち、疾走感のある演出はとても良かったと思います。終盤のカジノでの息詰まる大勝負までに、もう少し緩急が欲しいところでした。ちょっとオチもお約束だったので。
日本にカジノを、とどこかの知事が言っていましたが、それが政治と日本経済を救うものと成りえるのかどうか、起爆剤となりえるのかどうか?ということが下敷きになっていると思うのですが、もっと斬りこんじゃって欲しかったかも。