
ウイルス
大駱駝艦
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★
69歳のキツネ
私はダンスをよく知らないし、ほとんど観たことがない。
友人に勧められてようやく今回大駱駝艦を初体験したのだが、
漠然とイメージしていたよりはるかに洗練されていて、かつ
麿赤児のしなやかさが強烈に印象に残る舞台だった。

蛇口からアイスクリーム
突劇金魚
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2012/07/02 (月) ~ 2012/07/04 (水)公演終了
ブラックが過ぎるのは苦手
まぁ一番見ようと思ったキッカケは
私のお気に入り劇団の壱劇屋の西分綾香さんが出るからなんですけどね♪
まずは西分さんが出演する「絶対の村上ちゃん」!
内容は幼なじみの二人が中学からお互い小説を書くのに夢中になる
成長するにつれ、お互いの価値観が変化する
これだけ読めば普通のよくある話しなんですが1人は家族を殺し牢獄で小説を書き続ける…
もう1人は小説を諦め普通の家庭を持って友達をあざ笑う
二人の関係がなんともやるせなく切ない気持ちになります
西分さんはいつもながら声が通って、しっかりとした言葉で語るのでいいですね♪
年齢とともに変化する演技も良かった!!
次は「夏の残骸」.
内容は怒りっぽい彼氏と彼女の部屋で同棲をしていたが
彼が居なくなり部屋が荒れてゴミ屋敷に変貌
そこに強盗が入ってくる⁉
まぁブラックが過ぎる作品(^_^;)
この猟奇的な発想は女性ならではないでしょうか?
私の中ではファンタジーも苦手ですが最も苦手ホラー系な話し…(>_<)
蔵元真見さんの演技がより猟奇的な雰囲気を醸し出し背筋がゾクッとする!
今まで観た中でも1番のホラー的な要素の感じる
私にはなんとも後味の悪い作品
これは好みの問題なので好きな人にはかなり刺激的な作品ではないでしょうか♪

HR
七ツ寺共同スタジオ
サブテレニアン(東京都)
2012/07/05 (木) ~ 2012/07/07 (土)公演終了

明日を落としても
ピンク地底人
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2012/06/30 (土) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
満足度★★★
新しい魅せ方!さすが地底人!
表現が独特的なのでいい意味で
好き嫌いのハッキリ分かれるお芝居
それは新しい魅せ方!
東京の公演が控えてるので多くは語りません

朝がある
ままごと
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2012/06/29 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
調音の訓練
すごくすごく濃い時間の中に滞留した気分。また、ずーっと習っていたピアノのレッスンを想いだした。調音テスト。そして自然と音楽に合わせて動いてしまう指。女子高生。宇宙。コード。しかも独唱。舞台装置も素敵、照明も良かったです。朝を迎えるのが楽しくなった。おやすみなさい。

誰も知らない貴方の部屋7月公演
庭劇団ペニノ
はこぶね(東京都)
2012/07/03 (火) ~ 2012/07/10 (火)公演終了

世界をみよう!『星のおくりもの』『クレープ・クレープ』『サティさん』『ピン・ポン』
座・高円寺
座・高円寺1(東京都)
2012/07/07 (土) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
ちっちゃな宇宙の大きな星!??
■A■ 『星のおくりもの』を観ました。観たというより、星の世界に迷い込んだガリバーな気分。こどもたちと一緒に「わぁ!」とか「きれい」とかつい声に出ちゃった。しかも楽しい。朝から夜、そして四季…。生きることを教えてくれます。

三谷版 『桜の園』
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2012/06/09 (土) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

スピリチュアルな1日
アミューズ
ABCホール (大阪府)
2012/06/29 (金) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

恋するロビンソン
Theatre劇団子
あうるすぽっと(東京都)
2012/05/16 (水) ~ 2012/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
満足。満足。
初めて劇団子さんの公演を見させていただきました。
上演時間を知り、少し戸惑いましたが、長さを感じさせないとても面白い公演でした。
色々と考えさせられる内容で、大満足でした。
また劇団子さんの公演を見させていただきたいと思います。

Goodnight
劇団競泳水着
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/06/22 (金) ~ 2012/07/02 (月)公演終了
満足度★★★★
懐かしき「ゆるさ」。
舞台上で繰り広げられるもろもろの出来事や人間関係に、時に笑い(一度は爆笑した)、時にせつなく、時にドキドキして・・・とっても心地よかったです。
一番感じ入ったのは、人間関係の心地よい「ゆるさ」。
ボクは40歳を前にして、どんどん人間関係が濃くなってきてて・・・仕事でもプライベートでも、良く言えば練れた人間関係、逆に言うなら自由のきかない人間関係の中、日常を過ごしている。
だからこそ、恋愛では奔放に・・・といきたいところだが、この分野も軽く縛りが利いてたりして(ま、心地よいんだけどさ 笑)。
この芝居に登場する10名の男女。
血縁関係にあったり、かつて恋愛関係にあったり、労使関係にあったりと、ややもすると息が詰まるような芝居になりがちなんだけど・・・『Goodnight』は、とことん「ゆるい」のだ。
大学のサークル棟で・・・ゼミが終わってから先輩の家で・・・「ゆるい」関係の数人が、朝までまったりと過ごす「ちょっとだけ非日常な夜」・・・そんな大学時代を思い出しちゃった。
みんなそれぞれ、恋愛に悩んだり、単位取得に悩んだり、金銭面で悩んだり・・・でも、そんなことはさておいて、とりあえず時間だけを共有する・・・そういう夜って、久しくないなあ。。。
10人とも、ほどほどに味付けされていて・・・クドくないのが、またイイ。
それはさておき・・・上野さんの脚本で、こんなに笑ったの初めてだよ(笑)
ベタな笑いが、ギリギリ暴走してなくて・・・このあたりも気持ち良かった!

錯惑の機序、或いはn質点系の自由度 The Slight Light Like Sleight of Hand.
まごころ18番勝負
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

甘い感情
キミエドリ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/07/06 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★
結局観ちゃいました
セットは凝っているものの、取り立ててよいとは思いませんでした。
劇場内に入ってから寒くて、これは開演したら切るつもりなのかなと思ってたのですが、そんなことはなくしばらくの間寒くて、うんこ漏らすのではないかと心配になりました(まじで。)
したら今度は完全に切ってしまったようで、やや暑くなりました。その後冷房復活。
笑いゼロスタイルなので、好みでもないかな。
開演時間約13分遅れ(今日は遅れについて触れていました)、上演時間約135分。

Heavenly Bento
ジェイ.クリップ
青山円形劇場(東京都)
2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★
弁当に集約されるソニーの歴史
ソニーを創業し世界的企業にまで発展させた井深大と盛田昭夫の物語を、役者と映像をシンクロさせた先鋭的な演出によって描いた作品で、斬新なビジュアル表現に目を奪われますが、実は脚本も凝った作りになっていて、とても楽しめました。
昔のテレビの3:4の縦横比のプロポーションの白いステージが会議テーブルに見立てられ、その周りには20脚弱の椅子があり、そこに座る観客はソニーの作業着を着て鑑賞し、その周りに劇場の通常の席が囲む配置でした。
終戦直前に井深と盛田が出会う所から始まり、初めての商品である炊飯器から、ポケットラジオ、テープレコーダー、カラーテレビ、ウォークマンを失敗を重ねながら開発・販売して発展していく様子がユーモラスな回想劇の形式で描かれていました。
最後のシーンは井深の葬式で、盛田が弔辞を読み上げ、ステージ周囲に座る観客に目の前にある箱を開けるように促し、中にはカラフルに光る日の丸弁当が入っていて、日本発、出発点である炊飯器、ポータブルであること、カラーテレビの大成功といった様々な要素が弁当に集約されていて見事でした。さらにタイトルの"Heavenly Bento"が「がむしゃら」を意味する"Hell-bent"に掛けてあったのも見事でした。
観客が食事をしている中、お互いステージの反対側に座った井深と盛田が手を出し、握手をするのかと思いきや腕相撲(のジェスチャー)を始め出して一瞬混乱させられるのですが、スクリーンに笑顔で腕相撲をする本物の2人の写真が写し出されて意味が分かるラストの演出も素敵でした。
ステージの床面に真上から映像を映し、役者が映像に同期して動くことによって、逆に役者が映像の中の物体を動かしたり、地図の中を歩き回っているように見せる手法が、テクノロジーに関わりがある物語にマッチしていて楽しかったです。
只の成功物語として描かずに、現在のソニーに対しての苦言めいた台詞があったのもスパイスが効いている感じで良かったです。

錯惑の機序、或いはn質点系の自由度 The Slight Light Like Sleight of Hand.
まごころ18番勝負
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★
本格ミステリー
謎解きそのものが目的のような舞台ははじめて見た気がします。
そういう意味で面白かった。コレドで見たのもそうだったのかもしれないのですが寝てしまってわからず。

アリスのいる部屋
メガバックスコレクション
ART THEATER かもめ座(東京都)
2012/07/07 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴しい!秀逸な作品!!
さすがメガバックスコレクション!
至福の時間を過ごすことができた。
☆5つは今年2本目(観劇本数91本中)。
登場人物は7人であったが、私の気分は8人目の登場人物であるかのように
感情移入していた。
グイグイ物語の中へ惹き込む展開が素晴らしい!
これは誰にでもオススメしたい作品である!
舞台美術も相変わらず良かった。
上演時間135分。

ある日、ぼくらは夢の中で出会う
ネルケプランニング
紀伊國屋ホール(東京都)
2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★
境界線の交差部分からひき締まった展開へ
戯曲で内容把握、舞台は初見。
上演前、客席の雰囲気が学校の文化祭のような活気だった。
特に改変もせずに原作通りで驚き、客席には初演には生まれてなかった子が多勢居たと思われるが、その年代でもしっかり笑わせてたので二度びっくり。元々の戯曲の面白さ故の強みという事かな。
その当時の役者=昭和のおっさんが喋った方が似合いそうなセリフも多々残っていたので、そこら辺は変えてもよかったんじゃないかな、と思った。上演時間約80分。

甘い感情
キミエドリ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/07/06 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題414(12-157)
13:00の回(晴)。12:32受付、開場。12:15頃着いたので入口扉前で待ちます。珍しく扉は開いていました。どこかに受付時間を書いたものがないかなと、中に入ってみると、喫煙コーナーにいた方が「30分前から」というのでそのまま待つ…並んでいるのは10人位でしょうか…12:30になっても誰も来ません…、12:32、勝手に降りて「受付いいですか?」と聞いて…ようやく受付。開演10分遅れはみなさん書いていらっしゃる通りで、追加席が出るわけでなし、開演時間過ぎた前説で「おタバコは」はないと思います。※余談です:「超<集客力>革命」人気美術館が知っているお客の呼び方(蓑豊著)、を読んでいます。こんなタイトルは嫌いですが、書いてあることは、当パンに、主催/演出家のお二人が書いていることと大きな違いはありません。ただ、スタッフ陣がそれを自身のこととして受けとめ、実行したかどうかだと思います。開場時間、開演時間を宣言しているのだから、説明責任あるのでは?
13:11開演〜15:25終演。
舞台、現代アート(デザイン)と古風な趣き(素材)を感じ、照明の使い方、BGM、どれも好み。ただ、2つのソファ、PCがちょっとそぐわない気がしました。
複数のお話が並行/平行して、よく見えない部分(特に前半)が多く、また、みなさんほとんど同じトーンなので整理できないまま時間が過ぎて行きました。当パンに役名+簡単な役柄紹介があるとありがたいです(登場人物の関係が理解しやすいので)。
評価:難しいです…Q:みてよかったでしょうか。A:はい、とてもそう思います。
7/9追記:本作の前にみた競泳水着(2回目のほう)もそうだったのでしょう、今の「自分」と、重なるもの、感覚に染み込んでくるもの、奥底から引きずり出されるもの…それは一つのセリフかもしれない、役者さんの表情かも、笑顔、泣き顔、諦め、混乱、屈しないこと、這い上がること、いろんなもののなかではっきりとしないけど大きな振動となって伝わってくるもの、そういったものがあるんだな、と。なので評価しました。
NYということはこれでおしまい?

Doll Castle ~人形の城~【当日券あります】
Souse
高田馬場ラビネスト(東京都)
2012/07/06 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★
ダンスがいいです。
華やかな衣装でひらひら舞うダンスが素敵でした。特に大人数で舞台を大きく使ったダンスは華やかでよかったです。アップテンポの曲はみなさん笑顔で、こちらも楽しくなりました。
役者さんもそれぞれ個性的で好印象です。なんとなく想像していたストーリーとは大分違っていましたが、幻想的で雰囲気のある舞台でした。

甘い感情
キミエドリ
サンモールスタジオ(東京都)
2012/07/06 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★
面白くはあったが
開演の遅れについては他の方が丁寧に書いてくださっているので書かないが,自分もその対応に大いに不満に思ったことだけは記しておきたい。物語であるが,面白くはあるのだが,サイドストーリーとメインストーリーが同じ比重で語られているために全体にメリハリがなく,混沌としてしまい分かりづらくしてしまったんではないだろうか。帰宅後,当日パンフレットを読み返したが,なるほど作者の思いはわかったが,それを全部詰め込んだのね。整理してほしかったな。そうすれば時間も短縮されただろうに。舞台美術はこの物語に合って洗練されていたと思う。