甘い感情 公演情報 キミエドリ「甘い感情」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題414(12-157)
    13:00の回(晴)。12:32受付、開場。12:15頃着いたので入口扉前で待ちます。珍しく扉は開いていました。どこかに受付時間を書いたものがないかなと、中に入ってみると、喫煙コーナーにいた方が「30分前から」というのでそのまま待つ…並んでいるのは10人位でしょうか…12:30になっても誰も来ません…、12:32、勝手に降りて「受付いいですか?」と聞いて…ようやく受付。開演10分遅れはみなさん書いていらっしゃる通りで、追加席が出るわけでなし、開演時間過ぎた前説で「おタバコは」はないと思います。※余談です:「超<集客力>革命」人気美術館が知っているお客の呼び方(蓑豊著)、を読んでいます。こんなタイトルは嫌いですが、書いてあることは、当パンに、主催/演出家のお二人が書いていることと大きな違いはありません。ただ、スタッフ陣がそれを自身のこととして受けとめ、実行したかどうかだと思います。開場時間、開演時間を宣言しているのだから、説明責任あるのでは?
    13:11開演〜15:25終演。

    舞台、現代アート(デザイン)と古風な趣き(素材)を感じ、照明の使い方、BGM、どれも好み。ただ、2つのソファ、PCがちょっとそぐわない気がしました。

    複数のお話が並行/平行して、よく見えない部分(特に前半)が多く、また、みなさんほとんど同じトーンなので整理できないまま時間が過ぎて行きました。当パンに役名+簡単な役柄紹介があるとありがたいです(登場人物の関係が理解しやすいので)。

    評価:難しいです…Q:みてよかったでしょうか。A:はい、とてもそう思います。

    7/9追記:本作の前にみた競泳水着(2回目のほう)もそうだったのでしょう、今の「自分」と、重なるもの、感覚に染み込んでくるもの、奥底から引きずり出されるもの…それは一つのセリフかもしれない、役者さんの表情かも、笑顔、泣き顔、諦め、混乱、屈しないこと、這い上がること、いろんなもののなかではっきりとしないけど大きな振動となって伝わってくるもの、そういったものがあるんだな、と。なので評価しました。

    NYということはこれでおしまい?

    ネタバレBOX

    不思議なもので、終盤、ぐぐっと情感が伝わってくるようになり、もし、このあと予定(会社へ…)がなければもう一回みていました。

    最近、時間に追われているせいか、そのときの「気持、気分」によって、みているものに対する反応が相当違っていることを自覚しています。みているとき、終わってからの電車のなか、一晩おいた翌日、でも微妙に違ったみえ方をします。

    今回、2回みたら…そう思いました。映画では、ロードショーの次にDVDで、という機会がありますが、お芝居では、「そのとき」とDVDとでは別物…、美術展での原画と図録との違いみたいなものでしょうか。

    懸命にもがいても指先からこぼれてしまうもの、しっかり握っていたのに突然崩れてしまうもの、否応なく足に絡みついてくるもの。そうであっても、なんとかするしかないと…

    時間が流れているはずのに、その感覚がなく、いつも同じ場所、同じ時間のように錯覚してしまいましたが、それぞれの終わり方(まずは前に進む)、今の自分によくあいます。

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    2012/07/08 17:22

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