最新の観てきた!クチコミ一覧

126001-126020件 / 189887件中
サマー スクイズ ファクトリー

サマー スクイズ ファクトリー

イッパイアンテナ

Factory Kyoto(京都府)

2012/08/21 (火) ~ 2012/08/28 (火)公演終了

満足度★★★★

サマー スクイズ ファクトリー
夏休みの日記です。小学生のころ書いた絵日記、そのままの作品です。毎日日替わりで何かが起こる。役者たちが入れ代わり立ち代わり、小さな事件を引き起こしていくテンポの良さと軽い笑い。逆に言えば、作品全体に深く潜むなにかが物足りないと言えば贅沢でしょうか。

ゴミくずちゃん可愛い

ゴミくずちゃん可愛い

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

ゴミくずちゃん可愛い!
池亀さん演出の北京蝶々「オーシャンズ・カジノ」に惚れ込んで、初・ぬいぐるみハンター観劇となりました。開場して、まずセットと客席の配置にびっくり。王子小劇場をこんな風に使うとは、と(万一トイレに行きたくなったらどうしようとも思いましたが(笑))。ごくごくシンプルかつ美しい地球の上で、愛らしいキャラクター達が軽快に跳ねる、そして叫ぶ。浅利ねこさん演じるゴミちゃんがひたすら可愛らしいのだけど、遠くない未来に死が待っていることでこちらの胸は切なさでいっぱい。2時間15分との事でしたが、長さは全く感じませんでした。逆に、終わらないでほしいとさえ思ったりして。純粋でスタイリッシュな演出は、若い感性を真っ直ぐに芝居に載せたといった印象で、池亀さんは間違いなく演劇界を牽引する人になるのだろうと思いました。素敵でした。ひたすら、素敵でした。

SF

SF

月曜劇団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★

緩~~~い話でした♪
なんとも緩い~話です(^^)
色々な登場人物が出て来てそれぞれの関係の話から
展開が進むにつれてみんなが出会って繋がっていく♪

所々で面白い部分も見え隠れします(^^)
ドッチボールや流しソウメンなどあまり意味もなく愉しく過ごす♪

そこだけが時間が止まったようなまったりとした空間♪
色々な人間関係や宇宙人関係があって
何ともほんわかとした心温まる作品♪

本公演は初めてでしたが他の人の感想などを観てると
今までと雰囲気が違ってた様な感じなんでしょうか⁈

私はLINX'Sの時の様なちょっとクセのあるバカバカしのが好きかなぁ~f^_^;)

組曲『回廊』

組曲『回廊』

空想組曲

OFF OFFシアター(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

お見事
ナカゴーの後、「深海のカンパネルラ」以来の空想組曲へ。キャンセル待ちになり、最前列の一番端という席になった。これはこれで良かった、実は。

「組曲「空想」」以来の変則短編集。今回もお見事でした。個人的には「空想」の方が好きだけれど、今作は中心となる一本の筋が通った話が織り込まれていたため短編同士の統一感があり、またその中心となる話がとても心暖まるファンタジーでグイグイ引き込まれた。

小玉久仁子さん。毎度毎度のキレのある演技を観せてくれたのだが、今回は何といっても「バーテンダー」での演技が光った。奥の深い、大人の女性の顔。これまでの作品では一度も観た事のなかった表情にドキドキさせられた。やはり小玉さん、大好きである。

で、日替わりゲストは葛木英さん。エロカッコ良く、エロ美しい。エロじゃないか、セクシーだ。それでいてしれっとすっとぼけた演技をするので、そのギャップに落とされてしまう観客も多いのではないか。俺もその一人。

天晴

天晴

みどり人

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2012/08/24 (金) ~ 2012/08/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

こういう長編が観たい!
短編の内容が適度に飛んでいて、美味しく絡んで、イライラ、本音があって楽しかったです。

ネタバレBOX

お笑いにハマった女友達のこと、クズな芸人、派遣先の女子仲間、結婚できないサラリーマンたち、結婚できるかもしれない男女…。

やはり結婚できないであろう男たちの酔っ払い方が半端でありませんでした。靴を片方失くし、脱いだワイシャツをタスキのようにして斜めに結んだ姿は初めて見ました。

そして、私の一生を決めた食べ物は杏仁豆腐でした、みたいな優しいエピソードもあって、とっても素敵でした。

美しい女優さんの存在も嬉しかったです。CM中ドキドキしていました。
そこそこの写真

そこそこの写真

各駅停車

OFF OFFシアター(東京都)

2012/08/23 (木) ~ 2012/08/27 (月)公演終了

満足度★★★

人の生きる道とは
ある一軒家の縁側を舞台に、危篤の父親を中心としたお話しが展開されていきます。
少しずつ進んでいくお話で、ゆっくりとした時間の流れの中で、登場人物がどう生きていくのかをじっくり見れました。
自分も、自分の心のままに生きてみたいです。
楽しかったです。

音楽劇 オリビアを聴きながら

音楽劇 オリビアを聴きながら

劇団扉座

青山円形劇場(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/31 (金)公演終了

満足度★★★★★

まだ余韻に浸っています
たくさんの人が幸せだなあと思える素敵な作品でした。

きちんと実力がある脚本家、演出家である主宰に率いられて、こういう素敵な作品に出演することができる扉座の役者さん。

自らの楽曲を、こんな素敵な音楽劇に活用され、より、楽曲の素晴らしさを引き出してもらえた尾崎亜美さん。

そうして、対面の観客も目に入らない程、舞台と同化することができた観客の私。

たくさんの人を幸せに思わせる舞台だと思いました。

作者の横内さんは、だいたい私と同世代で、描かれた世界の物語りも、どこかで、自分自身の半生とリンクする内容が多く、その上、「オリビアを聴きながら」は、杏里さんの歌唱曲を、自分のFMの月~金の生帯番組のテーマソングに使用していた経緯もあって、後半では、ずっと涙で舞台が見えなくなる程、感動してしまいました。

劇団四季出身者等、歌唱力も素晴らしい俳優さんばかりで、既製曲を使用したオリジナル劇では、出色の出来栄えだったと思います。

際物になりがちな役を、舘形さんが、心を込めて丁寧に演じていらしたのも印象的でした。

二組のカップルが、特に男性はもう少し、見た目にときめきを感じられるキャステイングの方が好ましいなどと、開幕してしばらくは感じたりしたのですが、後半になって、このキャスティングだからこそ、観る側が、卑近な世界の物語と感じ取れる効果があるのだと、納得が行きました。

ラストシーンの余韻は、まだ当分続きそうです。

もっと、昔に、扉座さんのファンになっていれば良かったなと、後悔しました。

ネタバレBOX

今現在の勝也と宏美の関係が、今後はどうかわからないにしても、舞台が終るまで、プラトニックな関係であったことが、観ていて、とても心地良く感じました。

勝也の回想シーンとして、織り込まれる、若き勝也とやよいの関係は、自分も、高校時代、逆の立場で、似たような経験があるだけに、観ていて、古傷を抉られるような思いを感じました。ちょうど、やよいのように、学生運動にのめり込んで行った、他校の演劇仲間で、私を思慕してくれていた音楽青年や、池袋で、原水爆実験反対のビラを配っていた、反戦活動家だった知人等、たくさんの過去の知り合いの顔が、脳裏に蘇りました。

原発事故の脅威に見舞われた今、あの時、自分ももっと真剣に原発反対を唱えていたら…と反省と後悔で、胸がいっぱいになったりもしました。

でも、どんなに、辛い時代になっても、音楽や演劇が、それを心から愛する人達の手で生み出される限り、辛い経験の癒しとして、そういう芸術は、人間を支え続けてくれるのだと思います。

横内さんには、これからも、そういう素敵な作品を生み出す、演劇の旗手であり続けて頂きたいと、心から念じています。
abc★赤坂ボーイズキャバレー 3回表~喝!&勝つ!~

abc★赤坂ボーイズキャバレー 3回表~喝!&勝つ!~

K Dash Stage

赤坂ACTシアター(東京都)

2012/08/21 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しい時間
お芝居が始まる前のロビーでの
役者さん達の練り歩き
ティッシュ配り、ビラ配り

内容も笑いっぱなしでした(´ω`)

師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。)

師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。)

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/08/15 (水) ~ 2012/08/20 (月)公演終了

満足度★★★★

ろりえ「逮捕(仮)」
序盤での「門外漢のいちゃもんに未熟なプロが振り回される」状況はまさに古典落語の定番。
が、後半は一転してねじれ気味の人間ドラマに。
奥山主宰がアフタートークで「描いて行きたいものは?」と問われて「人間です」と答えたことに大いに納得。(がしかし「落語は詳しくない」というのは意外)

第14帝國 ラフォーレ原宿連続式典

第14帝國 ラフォーレ原宿連続式典

第14帝國

ラフォーレミュージアム 原宿(東京都)

2012/08/25 (土) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★

踊ったりドリフターズの空気
初なので何もわからず行きましたが、役者さんならぬ軍人さん達の、身体を張った色々なコンテンツが組み込まれていました。参加型で巻き込まれます。

ネタバレBOX

会場にはお祭りのセットがあり、何やるのか気になりました。衣装など細かい所まで作り込んでるなと思いました。元帥さんはマイク付けてるんでしょうか。渋い声で響いてました。空間の関係もあって仕方ないのかもしれませんが、暗転は見えない方がいいかなと思います。毛髪軍の全軍後退ネタは、他人事ではいられない恐怖を感じつつも面白かったです。トークイベントは定期的にやっているようで、楽しいけれど常連のネタで話されてしまうと覚めてしまうのはあるかと思います。24時間テレビならぬ14時間テレビ、解らぬまま踊る盆踊り大会。話も設定は通っていたりと、まさに盛り沢山でした。
【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

ロ字ック

APOCシアター(東京都)

2012/08/24 (金) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★

おっぱい
僕は最後のロ字ックのみで、ハイテンションでお客さん達のノリも良く面白かったです。が、すぐ終わってしまい、移動時間の方が断然多くて帰りは気持ちが滅入りそうでした。ドリンク飲んで、他劇団さんのものもまとめて観るとフィーバー出来そうです。次に行く時は幾つか団体をまとめて観たいです。

ネタバレBOX

ブラジャーが飛び交い、おっぱいを連呼し、ラストは観客も入り乱れて凄かったです。板上で見た顔がいると思ったら、知人が踊っていてビックリしました。ブラの出血大サービスは気前が良いです。女の子の友達何人かに渡すのも良いかと思いましたが、1人サイズを探すのも悲し過ぎて、ちょっと勇気が足りなかった。女性陣は水着になるなら、もう少しお腹鍛えて欲しかったです。ちょっぴり残念。
【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

ロ字ック

APOCシアター(東京都)

2012/08/24 (金) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★

口字ック「ぶらぶらぶら」
本公演とはまた違う意味だが「女性でなければ書けない作品」なところがいかにも口字ック(笑)。
また、各日のトリを飾るだけに客席も巻き込んで大盛り上がりのうちに締め括るのもさすが。

【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

ロ字ック

APOCシアター(東京都)

2012/08/24 (金) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★

+1(たすいち)「ペルソナサークル」
かつて目崎主宰が客演したこともある劇団が使った手法の応用的な「1人演じ分け」な事情聴取シーンは各役者の表現力、スピード感、可笑しさが三位一体となって圧巻。
また、そこに至るまでに「役が固定ではない」ことを見せておくのも巧み。

「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)

「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/08/15 (水) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

続編があったらいいなあ~
初めて6番シード様を観劇しました。
2本立て?!上演時間1時間45分?!本当かい?!
と思いましたが、始まるとお話はタイムリー・スピーディーにどんどん展開されていきました!
最初はびっくりして「話に置いていかれる~(汗)」と思いましたが、全くそんなことなく寧ろ心地よい流れのように感じられました。
また皆さんのチームワーク、座組みの仲の良さもうかがえました~6番シード様独特の”温かさ”何でしょうか?よかったです。
初日の舞台挨拶も聞いてていいなと思いました。
また観たいです、ありがとうございました。

ゴミくずちゃん可愛い

ゴミくずちゃん可愛い

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/08/22 (水) ~ 2012/08/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

Love & Bitter ?
割と素直に観てしまうとなんてことも無いのかもしれないけれど、
あれだけのシンプルなセット(真ん中に丸い地球のセットがちょんとあるだけ)
で、近未来ディストピアのなかの銃夢的なゴミ山ユートピアを
夢みさせるのって、結構すごい。

物語自体も、
意識しているのかどうかは良く分からないけれど、
最近のデモの広がりから生まれてくる、
平和とかを求める空気に合っている気がしてとても良かった。
(何故か舞台芸術ではこういう描写は一般的ではないようだけれど、
こうした公共劇場では難しいかもしれない物語こそ、
王子のような小劇場でやってほしい作品だったりもする

ネタバレBOX

2時間強の舞台だったけれど、長さを感じなかった。

物語のそこここで頻出する強弱とでも言えばいいのか、
明るさの裏での悲しみ、
絶望の中での喜劇
(一ノ瀬 泰造の『地雷を踏んだらサヨウナラ』が出てくるあたり、まさにそんな感じだ
とか、
実際の兄妹のようにして育った幼馴染での理知と天性との対比とか、
若さゆえに強烈に惹かれるであろう(自分も良く分かる
こうしたある種の強烈なコントラストが、物語にメリハリをつけてくれていた。

強いて要望があるとするならば、
妹のような女の子が18で死んだあとの男の子が、
出来の良くて賢明な男とかではなく、
もっと野卑で粗野な天才に成長していったら面白かったかな、と思ったり。

全体的に女性陣の元気さ、切実さに比べて、
男子がちょっと大人しくて物わかりが良すぎな気がするので、
馬鹿でも良いからもっと粗野で元気で無鉄砲な方が良かったんじゃないかな、とも思ったりする。
(自分自身、死んだ父親から貰ったものでいちばん大きいのは、
どう考えても脳ミソとかではなくて元気さだと思うから。
男は元気が一番!あとは全部オマケです(笑

ちなみに自分の感覚ですが・・
男にとって、馬鹿というのは勲章でこそあれ、悪口ではないと思う。

逆にお洒落だと言われるのは、「今日は良い天気ですね」
と言われる程度の意味でしかない。
重さが違うのだ。
THEATRE OF IMPRO 2012

THEATRE OF IMPRO 2012

インプロ・ワークス

小劇場 楽園(東京都)

2012/08/27 (月) ~ 2012/08/27 (月)公演終了

満足度★★★★

想像力の綾
 流石に役者、インプロビゼーションでも気の利いた反応を見せる。観客から、題を募集したり、題の出し方に工夫を凝らしたり、設問にも様々なヴァリエーションを設けて、よりアグレッシヴな展開にしたり、ときめ細かい。シンセサイザーによる音作り、こまめな操作の照明、適切な効果、これらの条件が、役者陣のみならず客席にも適度な緊張感を齎し、役者、観客のコレスポンダンスが上手く機能した。
 役者たちは、無論、その瞬発力とイマジネーション、それらを纏め上げる構成力が要求されるのだが、即興の齎す緊迫感が、頭脳や感覚の働きを活性化するのか。テンションが上がってくると、役者たちの織りなすイマジネーションの綾に、遊びの要素も加わり、ホイジンガではないが、人間とは、まさしくホモ・ルーデンスなのだと納得してしまう。期待以上に楽しめる舞台であった。
 チーム対抗戦という競争にしたのも、余りにも基本的なことではあるが、正解であろう。

IZABELL×高橋いさを『八月のシャハラザード』

IZABELL×高橋いさを『八月のシャハラザード』

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2012/08/21 (火) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★

最終日観劇
劇団公演初見。
もともと脚本がしっかりしているため、笑って泣けるお話は時代が経っても色褪せる事はない。
が、脚本の良さがしっかり見える芝居なので、演じる側もちゃんとしていないと感動する度合いもやや薄れて見えたところがあったような気がする。
笑わせようとして力み過ぎて多少テンポ悪く見えてしまった所もあったけど、今度はオリジナルの舞台劇を見たくなるこれからの劇団。

川本と雨宮、極端なキャラクターを演じた二人は良い味出ててよかった。

ネタバレBOX

死にゆく人間のほんの僅かに与えられた貴重な時間。
劇団座長の最後の振り絞るように出た雨宮への言葉、主演2人と彼女の最後の絡みの会話は笑えるけど、哀愁漂う良いシーンだった。

面白かったんだけど気になった箇所が数点。
雨宮が亡くなったのに友人達がちゃらけた発言ばかりしてしまうのは、脚本と芝居の関係上、仕方ないとはいえ、もうちょっと救いとなる一言があっても良かったかも。恋人ひとみに対する思いもちょっと弱い。
雨宮の自分が死んだと気づいた時の悲哀みたいなのが薄く見え、もっと驚きとか葛藤みたいなのが見えても良かったんじゃないかな。笑っていいのか、痛感してほしかったのか分り辛かった。
川本と夕凪の絡みがあまり見られなかったせいか、最後の改心?の部分が弱く見えた。そこまでワルではなかったって事かな。
シュペリオール・ドーナツ

シュペリオール・ドーナツ

加藤健一事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2012/08/25 (土) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★

隙の無い演技が凄かった
舞台のセットといい、小道具といい、
台詞の間や演技を間近で見れて感激でした。
くたびれた主人公に明るい店員の台詞の掛け合いが、
エスプリとウイットに富んでいました。
見応えのある<約2時間くらい(^^)>でありました

ネタバレBOX

開演前は綺麗な(寂れて汚れ=ウェザリングしまくりでしたが)
店内のセットが、暗転後に説明通りに荒らされたものになるのには、
ちょっとビックリしました(全然モノ音がしなかったので)。

またシカゴが舞台で当然といえば当然なんですが、
チラシに騙された・・・フランコ君黒人で肌黒くしていました(^^)。
アーサーの知り合いの警官も黒人さんで肌黒くしてまして・・・。
違和感は感じなかった(ちょっとあったが大局に影響なし)

小道具で出すコーヒーやミルクに砂糖・ドーナツはすべて実物で、
役者さん達は普通に飲食していたのもリアリティでてて良かったです。

なんか暗い過去引きずってるが、
詳しくは分からないアーサーのくたびれ具合はGoodでありんした。

フランコは店に馴染みながらも、
ギャングさんからの借金(賭けでの不始末)1万6000$があり。
返せずに暴行を受け利き腕の指3本を切られてしまう・・。

アーサーはDVD屋のマックスに以前から持ちかけられていた、
店の売却に応じフランコの借金の肩代わりをする。
そして怒りからギャングのボスにタイマン勝負を申し出、
からくも勝利する・・・・。
今後借金の取立てでフランコのような暴力を受けさせない為に、
ボス自らが痛みを覚えるようにと。

そして後1ヶ月で閉店する事になったドーナツ店にフランコが退院してきて、
アーサーと邂逅し。
ギャングに滅茶苦茶にされた小説を再び書くようにと、
アーサーが勧めて幕となる。

話は実際にありそうな話ながらも、
アーサーVsボスの喧嘩シーンは結構凄かった。
また人種のルツボみたく、
主人公ポーランド人・他ロシア人・黒人と
立場の異なる種族間抗争なども折り込んだ芝居となっていました。
DVD店のマックスがボディガードにと連れて来た甥と話すのは、
ロシア語らしいのですが、わからないー。
赤い表紙のお薦めパンフレット(500¥)には解説あるのかな?

堅物っぽく登場した黒人警官ジェイムズさんは、
コアなスタートレックマニア(ファンレベルではなかった)だったり。
タダでコーヒーとドーナツを貰いにくるレディが、
バルカン星人の「長寿と繁栄」の挨拶をジェイムズにサラッと送ったりと。
会話の間がテンポ・リズムよく進むのは上手でありました。

ジェイムズの相棒で、
アーサーのことが好きな女性警官ランディの、
制服姿と私服のギャップも良かったが。
なぜが暗転を完全にしない場面転換時に出てきていたので、
(乱闘後の店内の片付け)もったいない、
明転してからケーキもって出てきた方がよかったんではないかい?
と思ったデス。

背もたれの無いベンチ席は少々腰が痛くなったので、
お腰に不安のある方は普通の椅子席を希望された方がいいかも・・。
(主催側が要求をのんでくれればですが)
少女仮面

少女仮面

劇団俳小

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★

楽しめました
この作品初めて観ましたが、想像していたよりもおとなしい感じがしましたね。よくわからないところもあったけど、なかなかに楽しめました。

師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。)

師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。)

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/08/15 (水) ~ 2012/08/20 (月)公演終了

満足度★★★★

ろりえ観ました
ちょっと切なく、なんともエロティックな世界。今まで観たろりえの中では一番よかったのでは。

このページのQRコードです。

拡大