
オーディション
劇団SwanLake
池袋GEKIBA(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
旗揚げ公演
女性ばかりのお芝居を見ることがあまり得意ではないのですが、女のどろどろしたところを分かりやすく描かれていて、
結構すっきりしました。
バレエをやってらっしゃる方々の体の使い方がとてもしなやかで、勉強になりました!!

移動するプリズン
劇団スパイスガーデン
千本桜ホール(東京都)
2013/10/29 (火) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
楽しかった!!
共演者の団体ながら、最早ファンとしていつも拝見させていただいてます。
今回は狭い空間をうまく使い、
シチュエーション、キャラクターがとても活かされている作品でした。

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)
無頼組合
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
因果と人間
笑いや風俗的要素を盛り込みながら、キチンとシリアスな内容にそれらの要素を活かした、シナリオ、演出の良さもあり、主役級の顔が、物語の進むに従ってどんどん良く見えてくる。
騎士シリーズ第5弾である。まあ、今迄の人間関係を知らなくても充分に楽しめる内容だ。何と言っても、因果関係をキチンと押さえたシナリオで、オカマバーやそこで働くオカマ達を最初に登場させ、奇天烈なことをやらせて、猥雑な雰囲気を醸し出し、以てこの街の怪しさを自然に感じさせている。実に上手い。(追記2013.11.28)

同窓会という戦場における罠の設置方法
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
pit北/区域(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/26 (火)公演終了
満足度★★★
理屈と想像力
高校時代、誰からもきにされず、成績も悪く、人気の出るキャラクターでも無かったタイラーは卒業後クラス会の幹事をすることになった。

デスティニー
30-DELUX
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
ふむふむ
舞台の内容と全く関係ないことですが、
観終わった最初のココロのつぶやきは
「薄桜鬼の斉藤篇のコミカルなノリの元はここにあったのか…」でした。
今回、「誰々が観たい」ではなく
舞台全体を楽しもうと思っての観劇でしたので、
2階席でも十分楽しめました。
物語はわかりやすく、理解しやすかったので、
楽しんで観ることができました。
ただ、主人公が、そこまでして生きたい理由、
生きたかった理由が最後までよく理解できなかった。
生きたかった、のはわかるのだけど、
何故生きたかったのか、
それは、それほど他人を犠牲にしてまでなすべきことだったのか、
ということがわからなかったのです。
生きていて…彼は何を得たかったのかしら…?

RRRAWW 2013
super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船
ブディストホール(東京都)
2013/10/24 (木) ~ 2013/10/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
最初から最後まで鳥肌が立つような…そんな芝居でした。
涙なくしては見られない…でもあたたかい気持ちになれる!
そんなお話です!!

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)
無頼組合
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^0^)/
面白かったです。
楽しみにしていて、待ちに待った、
シリーズ物の第五弾☆
「男の愉しめる舞台」
「うちの彼氏や、旦那には、いつまでもカッコ良くいてもらいたい」
と思う女性は、一緒に観るべき舞台です♪
観劇日記をブログに書きました。

東海道四谷怪談―通し上演―
木ノ下歌舞伎
あうるすぽっと(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
双眼鏡を片手に通しを満喫
比較的後方の席だったので、双眼鏡を持参し観劇。
歌舞伎言葉と、江戸前の台詞と、今様の言葉がそれぞれに醸し出すリズムやニュアンスが実にふくよか。さらには双眼鏡越しに覗く役者の所作や表情が、その口調だから訪れる思いをしっかり受け止めて、場を見事に作り上げていく。
会場に向かうまで抱いていた6時間の覚悟などまったくいらぬこと。
時を忘れ、舞台に取り込まれ、がっつりと楽しませていただきました。

ウォルター・ミティにさよなら2013
TUFF STUFF
相鉄本多劇場(神奈川県)
2013/10/27 (日) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
ミス•ソフィーの名称を
「『ソフィーの世界』という世界的にも著名な哲学小説が ありますが、3人の〈主人公〉が それぞれ自認するストーリーは〈私とは誰か?〉を考えさせられます。
あの小説は、少女ソフィーの視点と〈見えざる手〉を通じたファンタジーです。つまり、〈ウォルター・ミティにさよなら2013〉に置き換えると、3人の主人公は〈見えざる手〉を知っていたわけで……
それは、序盤の台詞等をみれば歴然でした…」

プロペラとスカーフ
アトリエ・センターフォワード
シアター風姿花伝(東京都)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★★★
「どうしようもない」それでも生きる
舞台は第一次大戦後の大正、日本初の空冷式発動機を手がける弱小飛行機研究所の物語。
作品の感想は一言でいえば「どうしようもなさ」。人生のどうしようもなさ、時代のどうしようもなさ。とは言ってもけっして悲観的ではない。ポジティブな舞台だった。
飛行機乗りになりたいお嬢様。その飛行機乗りになっても虚しさを捨てきれない女。戦争で夫をなくした未亡人。開発している飛行機を戦争に利用されたくない元軍人などなど。
それぞれ人にはやりたいこと、やりたくないことがある。時代が味方をしてくれて、やりたいことができることもあるが、そっぽを向かれることは多い。現代は大正の昔より可能性を追求できる時代にはなっているが、やはりつまづくことはあり人間関係に悩み、人生の進む方向に悩む。
何かを選べば、何かと捨てることになる。それでも時代のうねりのなかで希望を見つけ決断して生きていくしかない。そういう「どうしようもない」ながらも強く生きる生命力を作品全体から感じた。

アイ・アム・アン・エイリアン
学習院女子大学 pafe.GWC実行委員会
学習院女子大学(東京都)
2013/11/25 (月) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
真面目で真摯
2012年3月初演以来二度目の観劇。
議論が真面目で真摯であるだけに、所詮は役所仕事という皮肉さが浮き彫りになりました。

サンゴクシ
ショーGEKI
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2013/11/16 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
長かったですね
公式HPの特設サイトを見て、すごく期待していました。ひとりひとりのキャラクター設定が丁寧に書かれていて、『ナナヤミ』についても、ある程度想像できる説明があり、舞台を見る前からその世界を楽しんでいました。
それだけに、実際の舞台が期待ほどでなくて、残念でした。
他の皆さんも書かれていますが、戦闘シーンと同じセリフの繰り返しが、長く感じられました。
役者さんには素敵な方も多く、物語の世界観も(こなれていませんが)悪くないと思いますので、演出を変えて、もう少し短く(2時間以内で)できたら面白かったと思います。

しどろオムライス
劇団しどろもどろ
立教大学ウィリアムズホール4Fスタジオ(東京都)
2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
先鋭的学生演劇。デミグラス編を鑑賞
お初の学生演劇でここまで良質なものが観られるとは…。
眠れぬ夜などにたまたまEテレあたりでやっていて、思いがけぬ面白さについつい最後まで見入ってしまう先鋭的なコント番組をさらにトガらせたような短編オムニバス公演。
短編集で内容はまちまちながら、どの話も熱を帯びすぎることなく、全体が抑制の効いたクールなトーンでまとめられているのがいい。“みな若いんだし、もっと熱い芝居をやりたくならないのか?”と少し不思議に思いながらも、抑えめの演技でしれっと笑わせにくる作風はもろに好みで、最後までにまにましながら観入ってしまった。

同窓会という戦場における罠の設置方法
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
pit北/区域(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/26 (火)公演終了

ゾロ目羅漢
ひげ太夫
d-倉庫(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
説明がむちゃくちゃやなあと思ったけど
観てみて意外とすんなり納得できた。そう、そんなものは関係無かった!正直お伽話の内容はどうでもよくて、例えば組み上がってゆく様だとか、その時ぷるぷるしてるとことか、なんかもう色々とライブ感が凄かったです。

ゾロ目羅漢
ひげ太夫
d-倉庫(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

プロペラとスカーフ
アトリエ・センターフォワード
シアター風姿花伝(東京都)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了

大女子航海
劇団暇だけどステキ
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★
ハイテンションのドタバタ劇♪
役者さんは元気とパワーで勢いに乗って突っ走る感が強く
最後までノリに付いていけませんでした…(^^;;
前半は私の中でキャラ設定がままならない状態での
色々な役者さんがハイテンションて演じる!
女優陣の元気キャラ⁈全開の演技の中に交じって
落ち着いた熱い演技のヤマサキエリカさんと
クールな役の安達綾子さん(壱劇屋)は存在感ありました♪
ペリーなど歴史上の人物も登場して役者さんはバラエティに富んでいます
ドタバタと続く中で出演者が多いこともありましたが
なんでタイムスリップした妹が⁈ など話しが混乱してしまった…(^^;;
静まりかえった中でテンションMAXで演技する役者さんのハートの強さには
思わず笑いましたが劇場の雰囲気は少し固かった⁈
この雰囲気での笑いは厳しい…
これはお芝居で良くあるお客さんを置いてきぼり状態
ラストの大航海での希望に満ちたみんなの表情は輝いて見えました!
最後までハイテンションのドタバタな展開のお芝居♪
☆印象に残った役者さん
素顔と同じ?クールな役の安達綾子さん
☆印象的なシーン
オープニングのCGでの役者紹介のクオリティにはビックリ!
小劇場で初めて観ました~(^^)

ゾロ目羅漢
ひげ太夫
d-倉庫(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
どどーん!
もちろんキラキラワクワク。楽しい時間をありがとうございます!
同じ流れがこれまた安心感をうみだしてます。水戸黄門のよう…
楽しかったあああ^^

夏葉亭一門会vol.9
夏葉亭一門
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/11/25 (月) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★
もっと面白くなるはず!
お三方とも、非常に達者でいらっしゃった。
それは、わかります。
舌もよく回り、落語家っぽい雰囲気を醸し出していらした。
ただ、それだけ、で止まっているように私には思えたんです。
誰の演目が、という訳ではなく、三人とも、
上手く喋ること、に終始していたのではないかと。
滑らかな台詞回しでリズムよく、次々に言葉を発していく、
しかし、出てくる台詞が実に味気ない、空っぽの手触り。
台詞が話し手の中に落ちていない、実感のない言葉、そんな感覚でした。
だから、噺の中でどんな展開になろうと、
そこに驚きやおかしみ、人のぬくもりが感じられない。
落語の筋で、人物で笑わせるのではなく、
時折盛り込む小手先の小ネタでウケを取りにいっている、
そんな風にすら見えてしまいました。
落語の世界に、あんなにも馬鹿馬鹿しくて、滑稽で、ずるくて、
でもなんだか憎めない奴らが沢山いるんだから、
もうちょっとそいつらの事信じてやってもいいんじゃないか、と。
落語との付き合い方、というんでしょうか。
「俺、この噺、すげぇ好きなんだよ」とか
「俺、面白い噺知ってんだぜ」とか
そういう愛が観たかった。
「どうです?私、落語、上手く喋れるでしょう?」
「落語してる私も面白いでしょう?」
そんな顔ばかりが見えてくるようで、
肝心の噺が悲しい顔してるように思えました。
綺麗に話せるのは良い事だし、立派な事、難しい事だとは重々承知してます。
でも、綺麗に話せるだけで良いんでしょか、ってのは私が常々思ってる事でして。
今日観た落語、言い方は悪いですが、
落語を上手に喋れるマシーンが高座に上がって喋っているように見えました。
登場人物に、そして噺家自身に、実が、存在感が、愛情、愛嬌が、あれば!!!
続きはブログに書いておきます。
http://blog.livedoor.jp/byoubyoubyou/archives/52247472.html