
Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス
バンタムクラスステージ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/12/06 (金) ~ 2013/12/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
泣けました。
初日の6日に観に行きました。
最初は番外編の「クロッシング•マナー」からだったので、時代設定と役名しかパンフレットからは分からなかったのでドキドキしましたが、ストーリーもしっかりしていたし。何よりキャストの皆さんが一体となってギャグを織り交ぜてラストへと繋げて行っていたのが良かったです!夜からは「C.C.C」本編を観させていただきました。先に番外編を観たので受け入れられるかと不安もありましたが、先に番外編だったからこそ本編のストーリーやキャラクターが生きて来て、ストーリーも切なくバンタムさんならではのガンアクションもあり、ラストは大泣きしました。心が暖まる内容だったと思います。初日故の間の取り方とかは、ん?となる場面もありましたが、次回公演も楽しみにしています。以下はネタバレへ。

Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス
バンタムクラスステージ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/12/06 (金) ~ 2013/12/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
東京移転第一弾の意気込み
大阪本拠最終公演で見せた「新しいバンタム」とはまた異質の「新しいバンタム」を見せてくれたと思う。
細川さんの引き出しの多さに感嘆すると同時に、これまでのバンタムもまた見たい、そんな思いを抱いた。次回公演は再演なのでとても楽しみ。今は、息の詰まるバンタムクラスステージのらしさを早く味わいたいと欲している。(公演が終わったばかりなのに!)
今公演も息の詰まる瞬間が幾度もあった。舞台の上を走る緊張が客席のすみずみにまで届いていた。その緊張の和らげ方が様々で、時に笑わせられ、時に涙を誘い。クライマックス近くはあっという間。やりきれない思いで舞台を見つめることになる。
お話が良いだけでなく、実にこだわった見せ方を作り上げてくれるので、いつどこを切り取っても美しい舞台になるバンタムさん。今公演も同じくでした。素敵な公演でした。満足度を最初は4にしてましたが、やっぱり5です。アンサンブル無し・全員がなにかしら印象の残る役だったり、音楽によるテンションの変化や語気を変えることで起こる笑いなどなど、脚本演出の細川さん、本当におつかれさまでした!
内容が良いだけに、受付対応や列対応などもう少しやりようがあったかなという点は次回以降の宿題かなと思います。贔屓目で甘くなってしまうのですけれど。制作陣の皆様、がんばってください。。

月に呼ぶ声、月が喚ぶ声 -つきによぶこえ、つきがよぶこえ-
夢歩行虚構団
KARAKURIスタジオ(大阪府)
2013/11/30 (土) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★
間合いを生かした大人のお芝居♪
凄く間合いを生かした会話中心のお芝居
間合いをとって話をする淡々とした展開に
生演奏と歌を盛り込んで居ます♪
役者さんも凄く丁寧に演じていて
言葉に集中しながら会話の感情が伝わる
裏切られた恋や思い焦がれた恋がそこに渦巻く大人の世界
ドロドロした人間模様を描いています
普段、お芝居を良く観ている私には
その間合いがちょっと長くも感じましたが
時代背景も感じつつ、お昼のメロドラマの様な
ちょっと艶っぽい雰囲気が漂う大人のお芝居♪
☆印象に残った役者さん
の岡田萌生さん
☆印象的なシーン
お芝居と歌のコラボレーション♪

夜に埋める
突劇金魚
アトリエS-pace(大阪府)
2013/12/06 (金) ~ 2013/12/10 (火)公演終了
満足度★★★
不思議な世界
ストーリーはまだふわっと理解しきれていない部分もあるのですが、見るだけで何が起こるかわくわくするような舞台のセット、風景を綺麗に想像させてくれる照明、癖のあるキャラクターを素敵に演じる役者さんたち、とてもよかったです。
場面を移動するシーンの演出が好きです。
予約順に整理番号配布とこりっちで予約した際のメールには記載されていましたが、早期予約特典がない私の方が、早期予約特典をもらっている友人より整理番号が早かったので、当日受付順だったのかなと(どちらも受付は開場前)。予約時に案内していたシステムの導入が無理なら当日受付時にでも言ってもらえればいいのですが、それも特になく少しもやっとしたので☆ー1

Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス
バンタムクラスステージ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/12/06 (金) ~ 2013/12/09 (月)公演終了
満足度★★★★
観てきました
本編のバンタムらしさ、番外編の珍しくコミカルな感じ、どちらも面白かったです。
どちらも2回ずつ観たのですが、本編は登場人物の関係性が分かった2回目は1回目に聞き流していたようなシンプルな台詞にこめられた感情がより伝わってきました。
1回だけ観るのと、複数回観るのでは感想がだいぶ変わりそうなストーリー。
前列は小さな椅子という案内は聞いていたのでそれはいいのですが、初日夜はあまりに横との間隔がなく、最初は隣の方とがっつり触れ合ってしまう状態でした。
東京拠点初のお芝居をより多くの人に観てもらいたいという気持ちは分かるのですが、開演から終演まで気持ちよく観れてこそのいいお芝居だと思うので、もう少し収容人数に気を使って頂ければなと思いました。

裸のリア王
MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)
アトリエS-pace(大阪府)
2013/11/29 (金) ~ 2013/11/30 (土)公演終了
満足度★★★
色んな意味ですごかった
予想通りのすさまじい勢いでした。
叫ぶような台詞が多いお芝居だったのですが、千秋楽だったからか台詞が聞き取りにくいところが多々あって残念。
体当たりの演技に魅せられる部分もありましたが、もう少し短く出来る部分はして欲しかったなぁ。
あのテンションのお芝居であの長さは正直少し疲れました。
アフタートークは面白かったです。

報われません、勝つまでは
田上パル
アトリエ春風舎(東京都)
2013/11/28 (木) ~ 2013/12/05 (木)公演終了
満足度★★★★★
報われました!!
臨場感が半端なかったです。
自分も部活の一員になったようで、お芝居に引き込まれていました。
観終わったあとの、爽快感最高でした!!

Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス
バンタムクラスステージ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/12/06 (金) ~ 2013/12/09 (月)公演終了
満足度★★★
濃厚な物語
密度の高い物語を丁寧に描いていました。
いろいろと物足りない部分もありましたが、濃厚な時間であったことは確かかと。
演出等は好みでしたし、役者さんも素敵な方がたくさんいらっしゃいました。
椅子とテーブルくらいしかない舞台上に、その場面の情景を鮮明に思い浮かべさせてくれるような音響や照明も凄く良かったと思います。

Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス
バンタムクラスステージ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/12/06 (金) ~ 2013/12/09 (月)公演終了
満足度★★★★
メリークリスマス!
7日に本編と番外編を観劇しました。
家族を愛する者たちの、切なくも暖かい物語です。
兄弟がいる人は、自分の兄や弟の事を思い出すのではないでしょうか
瞬きする間も惜しく、最初から最後まで目が離せない作品です。

SPACE一休
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
入り乱れ
何もない舞台に、キャストよりも登場人物がはるかに多いステージ。 状況・人物説明、ト書きなどを台詞に交えての演出、敵がいきなり味方になったり、なんでもアリなところ等、結構好きです! 最後まで飽きない展開も良かったのですが、ちょっとだけ長かった印象も持ちました!?

Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス
バンタムクラスステージ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/12/06 (金) ~ 2013/12/09 (月)公演終了
満足度★★★★
薬莢…「C.C.C.」本編
大切な家族を守ろうとして男がとった行動は、思いがけない真実に辿り着く。
1960年代、移民が生き抜くための知恵とはいえ
イタリアンギャングとアイリッシュギャングの抗争が続くボストンを舞台に
あるユダヤ人一家の歴史を紐解いていく緻密な脚本が見事。
バンタムらしい豪快な銃声が響く一方、家族への情愛や仲間への信頼が
細やかに描かれて切ないストーリーになっている。
銃声の後、薬莢が転がる乾いた音がたまらない。
“やっちまった”感と何とも言えない“撃つ者の痛み”が残る音だ。

くろいの×しろいの
COMBO×COMBO
アトリエ・カノン(東京都)
2013/12/06 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★
無題924(13-363)
19:00の回(晴)。住宅街の中、正面に来ないとわからないかも…18:20会場着、受付け、1階のカフエで待ち、18:30開場、地下のフロアへ、スタッフの応対はとてもよい、客席は対面式、桟敷(大きなザブトン)と椅子の2列、入り口側にアップライトピアノ、譜面があります。床はフローリング、壁はコンクリート、天井は低く、ひんやりした雰囲気。ダンサーのお二人が桜美林ということでみに来ました。お客さんも桜美林の方が多いのでしょうか顔なじみのようす。
19:02前説(60分)、19:05開演~20:04終演。前半、判治さん(コミカル、リズミカルな動き、小道具)、後半、井草さん(この大きな動きは、セッションハウス公演「SQUAREは待っていた(2013/9)」でみていました)。
作風が異なるお二人、判治さんはもう少し照明を明るくしても良かったかなと思いました(サングラスが似あうくらいに)。
ソロなのでシーンごとに「間」があり、どうしても流れが途切れたように感じてしまうので、何か工夫があってもよかったかなと思いました。
余談:桜美林関係では、「ピュア魂2(2013/7)」、木村愛子さん(6〜7公演)、芝居では「劇団はへっ」…「白米少女」のやないさんもそうだったか…。

ショッキングなほど煮えたぎれ美しく×アイロニーの夜
KAKUTA
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2013/12/02 (月) ~ 2013/12/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
初KAKUTA/アイロニーの夜
KAKUTA初体験は『アイロニーの夜』から。
フライヤーに記載のあった4つの短編小説を、朗読とそれに同期した演技によって表現する試み。
各話の読み手のチョイス、配役、演出…あらゆる点で申し分なかった。
4話とも、セリフやエピソードの付け足しもなければ割愛もなく、過剰なショーアップも控えられ、ほぼ、というか、完全に原作通り。
にもかかわらず、原作の世界が朗読と演技によってとても豊かに表現されていた。
原作を全て読んでから観た私が、展開が分かるにもかかわらず楽しめたのは、演出家、さらには読み手と演者の技量の賜物と言っていいだろう。
とりわけ感心させられたのは演出の桑原裕子によるキャラクター造形。
『神様 2011』のクマは一体どう表現されるのか?
これが観劇前からの一番の懸念事項だったが、人間界に暮らし、人と会話もできる擬人化されたこのクマは人間にもクマにも見えるよう見事にスタイリングされていたし、『テンガロンハット』のキーパーソンと言うべき青年・山田はその掴み所のなさが配役の妙も手伝って巧みに表現されていたし、『炎上する君』のブ女子コンビはメイクさんと衣裳さんが演出家の注文に応え原作で示されている通りのルックスを完璧に具現化している上、演じ手の桑原裕子と異儀田夏葉がブ女子コンビの無愛想さ、ぶっきらぼうさを適切な役作りで上手く醸し出し原作通りの滑稽味を漂わせていて、キャラ造形については文句のつけようがなかった。
各作品の持ち味を顧慮して選ばれた役者たちによる朗読も素晴らしい。
不気味なところもあるものの、どこか微笑ましく温かい『テンガロンハット』は柔和な雰囲気を持つ四條久美子が笑顔を絶やさず優しい声音でやわらかく読み上げ、容姿に恵まれない女子2人が自分たちだけを信じて力強く生きるお話『炎上する君』はよく通るハスキーな低音ヴォイスが魅力的な高山奈央子が「男なんて!」と突っ張って生きる女子2人の物語を作品に相応しい落ち着いた語り口で迫力を伴って読み聞かせる。他2作品も読み手のチョイス、読み方ともに適切だと感じたが、私は特に上記2作品の朗読に心惹かれた。
そして忘れてならないのが、“アイロニー=皮肉”というテーマと4作品の相性。『神様 2011』だけが人間と国家の間に生まれる皮肉を描き、人間と運命の間に生じる皮肉を描いた他の3編と趣を異にしていて、その点だけが少し惜しまれるが、どれも皮肉の利いた話であることに間違いはなく、お陰で、個々の作品だけでなく、全体としてもとても楽しめる一作に仕上がっていた。
各作品の合間合間に断片的に演じられるオリジナルストーリーもテーマに即しているうえ上々の出来。
『神様 2011』を除く3編とこのオリジナルストーリーは間合いに重きを置く桑原演出によりクスクスと笑える仕上がりになっていて、その辺も見所。

Be My Baby いとしのベイビー
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2013/11/27 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★
ほんわか楽しいけれども、
それだけではない、裏に、人間の業や性も垣間見れる、ちょっとシビアな部分もあるのが、なかなか洒落た戯曲でした。
加藤義宗さんは、10代の初舞台の時から、拝見していますが、このところ、舞台経験を積まれて、安定した演技のできる俳優さんに成長されたなあと、嬉しく思いました。それに、声がとても素敵!
NLTでのご出演が最近滅多にない阿知波さんは、やはりこういう役は、安心して拝見できます。東宝ミュージカルでは、度々拝見していますが、こういうコメディのストレートプレイでのご活躍も、もっと観たいと思いました。
お父様の加藤さんも、伸び伸び楽しげに演じていらして、その楽しさが、客席にまで伝染するような雰囲気でした。
世の中、暗いニュースだらけで、将来への不安も増大している折、こういう心がほっこりとなれる芝居は、気持ちが救われます。

トリコロールバッドエンド
劇団MAHOROBA+α
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★
日本的
幽けきもの・ことの息吹を感じたが、そのことが、どれほどの意味を持ち得るかについては、社会性をもっと持たせて描いて欲しい。Bキャストを拝見。

『ギア-GEAR-』Ver.3.70
ギア公演事務局
ギア専用劇場(京都府)
2013/11/01 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
感動しました。
初めて観に行ったのですが、期待以上に素敵な舞台でした!
マッピングがすごく綺麗で、それぞれのパフォーマンスもすごく際立っていて、どんどんギアの世界に惹き込まれていきました!
そして何より、ドールとロボロイドたちの楽しく、可愛い、心通わせていく姿を見ていて、心が暖かくなりました。
気が付くと泣いてしまっていたのですが、すごく優しい気持ちになれる世界。
とても楽しませて頂きました^^
誕生月のマッピングもすごく可愛かったです。
実は今日が誕生日だった私(笑)とても心に残る誕生日になりました!
ありがとうございました!!

マクベス Macbeth
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2013/12/08 (日) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

石のような水
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2013/12/05 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★
多面な筋を追いかけ描いた話、と思った
日本というより地球の何処か=ゾーン?で、展開している一人称の私と別人のような私達。話を聞いているうちにそれが生身の人間なのか、死人なのかわからなくなってくる。
乾いた土地に水一滴垂らし、枝葉の様に拡る景色を見ているような不条理とはまた違う非日常的な話だったが、ここに挙げられる「水」はどうしても昨今の原発の汚染水とかも想像してしまう。
役者さん良かった、石切場のような舞台と暗闇を際立たせる照明が綺麗。
約2時間。

トリコロールバッドエンド
劇団MAHOROBA+α
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★
想像力という究極のスパイス
90%ぐらい、完全暗転の中進む三部作。
声とその声の奥行きしか感じ取れず、あとは観客の耳と想像にゆだねられた舞台。むしろ、その最後のスパイスが最大のスパイスになる舞台。
ラジオドラマのようで、それ以上で、妄想力をフル回転させられてゾクゾクしました。
ただ、内容はわりとアート寄りだったので、もう少し現実味があるほうが好みではありましが。暗闇→妄想させる演出、は好きでした。

ナイス・コントロール
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/12/05 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
おもしろすぎて地団駄ふんじゃう。
最初から最後まで、肩の力を抜いて観られて、何度笑わされたことか。
この面白さ、なんと表現すればいいんだろう。
ほんと面白すぎて地団駄ふんじゃう感じかも。通じるだろうか?
脚本も演者も音響も舞台美術もほんと全てが素晴らしく、これで前売り2,800円っていいんですか?っていう。
いやーもっかい観たいです。
また絶対来年も東京来てほしいです!