
忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
めっちゃ素敵な時間です。
本日2回の観劇、充実した気持ちで一杯です。
初演の時と比べ全てにおいてスケールアップしていてかっこ良いです。
スタッフさんも素敵な方ばかり、最高のチームワークを観てきました。

水と油
不思議少年
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2015/02/06 (金) ~ 2015/02/08 (日)公演終了
満足度★★★★
最後に観えてた風景が変わる。
5人の勢いのある芝居に引き込まれるも、
途中から、・・?・・
この舞台の行き着く先は?
と少し途方に暮れるも、
最後に今まで観ていた風景がガラッと変わり、
物語は最後の最後を目指すも、
わたしの心はそこに無く、最初に向かって遡っていく。。
2回目だと違う風景が見えてたかも。

ヘリカル~少女華の祭典~
劇団天動虫
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2015/03/10 (火) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★
あて書きは成功?
かなり戯画化された舞台で、説教くさいところもあるけれど、本当はスゴくまじめに自分を見つめる話なのだった。
正直、最初はちょっとつきあいきれないという思いを抱いた。大道具も、衣装も、ああ若い子の世界なんだと思っていたら(なんたって60代)、アノ神様、勘弁ていう感じだった。
でも、だんだん引き込まれていき、あの狭い空間で、いろんな役を演じ分けてた皆さん(特にジョニーさん)の熱のこもった演技には心打たれるものがあった。老婆心で言えばもう少し、整理されてた方が良かったが……。

lifetime go round
tubbing
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2015/03/07 (土) ~ 2015/03/07 (土)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい、何度でも観たい舞台!
大沼優記さんの才能が如何なく発揮された作品です。
多様な声色、演技の幅広さはもちろんのこと、沼さんの書かれる作品の面白さ、儚さ、切なさ、楽しさが本当に素晴らしいです!
たくさんの登場人物が出てくるので(しかもきちんと演じ分けされているので)、とても一人芝居とは思えません!
普通のドラマや舞台のようです。
コメディは、四コマ漫画のアニメ化っぽくひたすら笑えましたし(漫画でわかる心療内科や、月刊少女野崎くんなどがお好きな方は間違いなく好きだと思います(笑)、切ないものは、胸が締め付けられ、涙腺が崩壊します。
特に四話目は、泣けるだけでなく、とても心温まる話です。
愛おしい、という言葉がぴったりのお話です。
個人的に、二話目の笑顔なのに何処か冷たい顔をする役が、ずっと観てみたいと思っていた役だったので嬉しかったです。
色んなタイプの笑顔を浮かべられる方なのだと再確認しました。
本当にすごかったです!
感情のデトックスに、ここまで最適な舞台ははじめてです!
観ないと損しますよ、と色んな人に言っています(笑)

ウエディングドレス 2015
TAIYO MAGIC FILM
ウッディシアター中目黒(東京都)
2015/03/05 (木) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

ウエディングドレス 2015
TAIYO MAGIC FILM
ウッディシアター中目黒(東京都)
2015/03/05 (木) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

ご来場ありがとうございました!! アイ・ハヴ・ア・ドリーム
ミュージカル座
光が丘IMAホール(東京都)
2015/03/11 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
心に響く
ミュージカル座さんの作品は初めて観ました。
予備知識も何もなく観に行ったのですが、とてもわかりやすい内容で、観ている側が置いていかれることもなく、ずっと集中して見ていられました。歌って踊ってと、ミュージカルミュージカルしていて、楽しむことができました。
心にぐっと刺さる言葉がたくさんあって、客席からはすすり泣く声が多く聞こえました。どんな人がどんな角度から見てもきっと何か響くところがある、素敵な作品だと思います。

黒塚
木ノ下歌舞伎
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
東京公演はアゴラで3/22まで!
再演ってやっぱりいいです。厚みが増して、ドシリと重みのあるものを、丁寧に見せていただけました。不要な危うさがなくなり、舞台で自由に遊ぶ余裕も伝わってきました。対面客席で私のお薦めは奥側最後列。ただ、花道のそばがスリリングで良かったというご感想もあり。全席自由ですのでお早目にどうぞ。初日は拍手鳴りやまずカーテンコールが3回。

ドロップキック・シスターズ
DOOR
中崎町 common cafe(大阪府)
2015/03/13 (金) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
裏切られた。
説明を読んだ時点では笑える会話劇のコメディを期待していました。確かに出だしは笑えるシーンもあり、スベッたりもしていました。ところが、三女さつきさんの真実が明らかになるあたりからシリアスな感じになりだして涙がこぼれそうになるシーンもありました。ヤバイヤバイ(笑)。劇場の階段をあがるころには心がホッコリとなっていました。上がりきると女優陣のお見送り!長女の初江さんの横をスレ違う時口の中でつぶやいた「面白かった」は雑踏の中届いたのでしょうか?

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
再演は進化の可能性!!
本作品については初演を観ていた為、
物語の展開にも「あっと驚く」という事はないかな、
と観劇前から思っていました。
今回特に期待していたのは以下の点でしょうか。
・ あの人のあの役再演
・ 「ヤングチーム」側がボクラ団義その他
ベテラン役者陣チームと比べ、どれだけ
「まだまだ役者としてのレベルが足りないと感じるか」
「逆にフレッシュな情熱を感じさせる事ができるか」
劇場で舞台セットを見て、
センターの高台が以前より高い事や
舞台セット全体があざやかになっている事など、
そういう面を強化しての再演なのかな?
とも感じました。
実際舞台が始まって、まず映像面での強化
(ここ数年ボクラ団義公演を観るごとに
OP映像などが格段に強化されている)について、
最前列だった事もあり全体を視野に捉える事が出来なかった為、
「これは生舞台で観るよりもDVD/ブルーレイなどの
映像媒体化されるのを待って楽しむべきなのだろうか?」など、
今回(序盤は)「生の迫力」を楽しむよりも
そういった一歩引いた気持ちで観劇していたような気がします。
その後、お芝居が進む中でも
一部役については初演のキャストとの見比べで
「発声などは初演時のキャストの方が良かったかな?」
など色々思いながら観劇しましたが、
途中途中で以前にはなかった「アレ?」と思う事がありました。
以前は物語の途中途中に
「なんでこの時この人はこの行動を取ったのだろう?」など、
説明不足や設定不足(あるいはわざと隠した)などによる「疑問点」が、
叙述トリックの名手であるボクラ団義主催にして
脚本/演出家久保田唱の舞台では常につきまとっていたのですが
(そのし掛けを「良い」と思うむきも
「トリックに走る為にこじつけている」と思うむきもありました)、
今回物語の流れが「かなり自然である」と感じました。
「こういう理由だからこういう行動を起こした」など、
初演では見えなかった「何故?」の穴が全て埋められていたように感じます。
そういった物語面の補正(進化といっていい?)のおかげで、
物語自体に仕込まれたさまざまなトリックについて、
そのほぼ全てに「こういう理由があったのか」のように納得しつつ、
見入る事が出来ました。
そして、物語がクライマックスに向かうにつれ、
序盤台詞回しに少々難を感じていたキャスト達も
皆お芝居にのめり込むように集中し、
最後には涙腺に来るものまでありました。
「再演」(Play Again)は、
1度脚本/演出し上演した舞台について、
更なる進化をとげるチャンスでもあるんだな、
という事を強く感じさせられました。
早くヤングチーム公演と見比べて見たいですね。

バリモア
無名塾
シアタートラム(東京都)
2014/11/03 (月) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
俳優としての生きざま
残念ながら映画版のほうは観ていません。
暗い内容を想像し、眠ってしまったらどうしようと心配しましたが、始まったらもう演技に釘付けで、すごく満足できました。
「仲代達矢を観る芝居」新聞の劇評にはそう書いてありましたが、まさにそのとおり。俳優としての生きざまをぶつけてくるようなお芝居でした。
私は仲代さんの旧作映画を映画館で観ない月はありません。毎月、何本かはちゃんと映画館で観ています。
映画では、演技の現場は観ることができませんが、私にとっては仲代さんと同じ空間の空気を吸えるだけで幸せというか・・・
次々、好きな俳優さんが亡くなられて、仲代さんには生きて演技していただけるだけでありがたいと思っています。
この作品は、今年の7月に再演されますので、見逃したり興味のある方はぜひご覧いただきたいと思います。

流星パラディーゾ【満員御礼!】
劇団ゴールデンタイム!
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2015/03/12 (木) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
素晴らしい
初日なので(?)台詞のぎこちなさや全体を通しての硬さが目に付いたが、ストーリーそのものは良く出来た内容。伏線の張り方が絶妙で、その回収がまた二段階になっていて関心した。楽日に観れば満足度もさらにアップするかも。できれば初日から・・・。開演時間、上演時間ともにアナウンスどおりで、気持ちよかった。

妄想家の弟子
劇団ガクブチ
pit北/区域(東京都)
2015/03/12 (木) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
完成された協奏曲のような
役者の動き、台詞、間など、一挙手一投足が演出の指揮のもと、統率された動きでガンガン動きます。
テーマの掛け合わせも面白い、オススメです。

死の舞踏
ジェイ.クリップ
博品館劇場(東京都)
2015/02/17 (火) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★
凄まじい夫婦
前日まで寝たきり生活だったので、観に行けたのは奇蹟というか・・・・(苦笑)。
仲代さんと白石さんのコンビで夫婦役とはぜがひでも観ておこうと珍しく去年のうちに予約しました。
実はリーディング公演と知らずにチケットを予約したのですが、そこは名優だけに普通の芝居に勝るとも劣らない楽しさでした。
演出が映画『日本の悲劇』で仲代さんの信頼も厚い小林政広監督なんですね。舞台の演出家ならまた違う雰囲気になってたかもしれませんが、白石さんの『百物語』もTV演出家の鴨下信一さんだったから、それはまぁ、いいのかな。私が観たのは2日目で、後半を観た記者によれば、仲代さんは後半からエンジンかかってきたとのこと。
台詞の多さに慣れているかただけに、仲代さんにリーディング初めてと言う不自然さは感じませんでしたが82歳でこのチャレンジ精神、頭が下がります。リーディング劇ですが、ラストにフィナーレというか、美しいコスチュームでのダンス場面がありました。

コロニー
自由劇場
シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)
2015/03/06 (金) ~ 2015/03/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
美しい殺陣シーン。
ジゲキファンですが、今回特に殺陣シーンが美しく素晴らしかった。
たくさん稽古したのでしょうね。
多くの戦闘シーンがありましたが、飽きることなく見入ってしましました。
そして、物語にはしっかりと「愛」が紡がれていました。
2回観たけど、アドリブシーンも微妙に変えていたりして配慮されていた。
素晴らしいお芝居でした!

わりと激しくゆっくりと
劇団イナダ組
シアターサンモール(東京都)
2015/03/10 (火) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
愛の再生
昨年6月に札幌で初演されたイナダ組の「わりと激しくゆっくりと」は、水曜どうでしょうの名物ディレクター藤村忠寿の役者初挑戦の作品として注目を浴びた。
あれから9ヶ月。満を持しての東京公演である。
藤村Dの話題ばかりが先行する作品であるが、武田晋、山村素絵のイナダ組が誇る名優が脇を締め、若手俳優が活き々とした演技で盛り上げる、素敵な芝居だ。
注目の藤村の演技は、水曜どうでしょうで見せる豪快なイメージとは正反対の小心で情けない役どころ。このギャップを知る人間には藤村の意外な一面を見たような錯覚を起こし、嬉しくなってしまう。藤村が台詞を口にするたびにニヤニヤと笑ってしまっている自分に気づく。
ストーリーは、子連れの再婚どうしの家族に別れた亭主が現れて、家族が崩壊のピンチを迎えるというもの。
ストーリーの底に流れるのは、お互いがお互いを気遣う優しさ。しかし、その優しさは本当の優しさなのか。単に自分が傷つきたくないだけの偽善なのではないか。そして気遣いという名の自己愛は崩壊する。
武田演じる「せいちゃん」と藤村演じる「青柳」。ふたりの正反対な「父親」は私のような50代の父親にグサグサ突き刺さる。自分はどちらの父親なのか。ああいう父親になりたいか。うらやましいか。
水曜どうでしょうのディレクターが出演しているからではなく、純粋に作品として面白く、役者藤村のポテンシャルにも驚かされた「わりと激しくゆっくりと」。必見である。

十一月新派特別公演
松竹
新橋演舞場(東京都)
2014/11/01 (土) ~ 2014/11/25 (火)公演終了
満足度★★★★
貴重な二本立て
昨年秋から体調を崩して最近まで病人生活だったのと、コリッチがアクセスできなかったりで、すっかりごぶさたしてしまいましたが、観劇数は少ないながらぼちぼち備忘録がてら挙げたいと思います。
『鶴八鶴次郎』は昔に観た先代八重子と17代目勘三郎の舞台が印象に残っていますが、成瀬巳喜男監督の映画版も好きで特に山田五十鈴には惚れ惚れします。『婦系図』でも共演した長谷川一夫との息がピッタリなのです。芝居でも観たいと思っていた矢先に、中村屋兄弟が初演するというので行くことにしました。
従来の新派公演ならこの二つの演目は昼夜に分けて上演するでしょうが、二つの芸道ものを堪能できる貴重な機会でした。
最近の客席は世代交代したせいか、新派の演目自体知らずに観に来ている年配客もいるようで、名場面にもキョトンとして拍手も来なかったりするので時代の流れを感じさせられました。

本人不在殺人事件
劇団ピンクメロンパン
山王FOREST 大森theater スタジオ&小劇場(東京都)
2015/03/12 (木) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★
13日の金曜日
殺害された死人が、捜査に当たる刑事に愚痴ったり、あれや、これやの注文をつけるのだが、捜査方針は怨恨と決め打ち。

ヒロロポンテ
時々自動
吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)
2015/03/12 (木) ~ 2015/03/13 (金)公演終了
満足度★★★★★
無題1419(15-067)
19:30の回(晴)。18:50会場着、階段で受付~さらに下の受付でドリンク注文~会場へ下ります。もうお客さんが入っています。ステージ上には、数本のマイクと椅子、E.ギターとFenderアンプ。時々、爆音が鳴り響くそうで前方席のお客さんには「耳栓」の貸し出しがありました。
こちらは「動物たちの冬(2012/11@せんがわ)」が初めてで3作目になります。
19:43女性陣登場、「ヒロロポンテ」開演~、休憩(ステージ組換)、20:56~21:54ライブ終了。歌って、演奏して、パフォーマンスしてのライブ。
岡本さんがでる「ぱぷりか(2014/7@ゴールデン、旗揚げを観ました)」の公演に行く予定です。

呑象DONSYOU 横浜公演
THE REDFACE
横浜市開港記念会館(神奈川県)
2015/03/12 (木) ~ 2015/03/12 (木)公演終了
満足度★★★★
吞象in横浜開港記念会館
ひさびさ演劇鑑賞をさせていただきまして、本当に楽しませていただきました。スペシャルゲストを配しての横浜ならではの設定で、笑いも多く、あっという間で時間が過ぎていきました。
主役の吞象と伊藤博文役の俊介さんの演技には引き込まれました。これからも是非この劇団を飛躍させてほしいと心から思いました。