最新の観てきた!クチコミ一覧

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花と龍

花と龍

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2025/02/08 (土) ~ 2025/02/22 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

長塚圭史・新ロイヤル大衆舎の『花と龍』を観劇。

何度も映画化されている玉井金五郎の物語。

明治時代終わりの北九州・若松港。
港から船へ石炭の積み込み荷役労働者(ゴンゾ)たちは安い賃金でこき使われ不満を抱いている。ヤクザも登場し、派手なアクションや任侠ものになるのか?とも感じたが、長塚圭史なのでなる訳はない。
出世意欲があるでもない玉井金五郎だが、一向に良くならない生活の為に労働組合を作ろうと奮闘する姿と妻・マンの夫婦の物語だ。
話の流れでヤクザの抗争の見せ場もありながら、ゴンゾたちの貧しい生活を描くのを忘れていない。ヤクザ、賭博、遊郭、玉井金五郎の色恋も描かれていて、波乱万丈の物語と錯覚してしまいそうだが、搾取する側(ヤクザ)とされる側(ゴンゾ)が物語の要になっている。
時代背景を鑑みると資本主義と社会主義との対決と看板をあげて描くことも出来るが、仲間のために生活を良くしたく労働組合を作ろうとする純粋な玉井金五郎の生き方に震えてしまう。
その看板を大きくあげて物語を進行していないからか、あの時代にすんなり入れるのは確かだが、背景を感じながら観劇していくと一層深まっていくだろう。
長塚圭史は決してテーマを表に見せない作劇の上手さが阿佐ヶ谷スパイダースでは際立っていて、困惑と面白さを見出すファンは沢山いるが、大衆向けに作られている今作でもそこは外していない。長塚圭史の作品になっているのだ。

開演前に舞台セットに作られた屋台で、焼き鳥やら焼きそば、アルコールなどの飲食が売られていて、客席で観劇しながら飲んだり食べたりしてもよく、試行を凝らしている。値段も安いようである。一般の劇場がこのような試みをするのはないので、お勧めである。
女性映画監督第一号

女性映画監督第一号

劇団印象-indian elephant-

吉祥寺シアター(東京都)

2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

千秋楽観劇です
基本 年を経た主人公が
監督ではなくスクリプターとして
映画撮影に参加を求められ
過去を回想再現する形で
物語は進行する
全席指定の2時間10分超えの
長尺作品ですわ
熱量が良く伝わってきました

ネタバレBOX

普通に過去が時間系列で
順に再現されてゆくのだが
ミュージカル化したりと
エンターテイメントしてました

舞台セットは灰色の台ベースで
ちょこっと卓袱台とか椅子とか
まぁ監督椅子だったりはします
が出てきたりの
人物主体の会話劇かな
全14場です

今は全世界に直ぐ配信とか出来るが
昔は不自由だったよなぁと
つくづく感じたなー
男社会だし

独逸映画の制服の処女が
キャストスタッフ全て女性とは
知らなかった

ラストがファンタジーに
なったのが何となくモヤッとしたけど
まー作品で伝えたい事は
ちゃんと受け取れたと思うのです


浴室

浴室

ジェイ.クリップ

サンモールスタジオ(東京都)

2025/01/29 (水) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/01/30 (木) 14:00

実在の事件を元にしていながら事件そのものではなくそれを取材する(幼少時にネグレクト体験を持つ)ライターを中心に描くことで小児虐待の罪深さを前面に押し出すだけげなく、数年に亘っているので「家庭における男女の役割」などにも触れているのが「イマの演劇」な感じ。

コルバタ友池組 「画素数の低い愛」

コルバタ友池組 「画素数の低い愛」

コルバタ

シアターブラッツ(東京都)

2025/02/13 (木) ~ 2025/02/27 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/02/13 (木) 19:30

初見のユニット。丁寧に作られた「いい話」。見ててホッとする。(前説で8分押し)108分。
 2022年に初演した作品を改訂しての再演。写真館の息子の誠(後藤真一)は家を出て売れない声優をやっているが、ひょんなことからセクシーパブでバイトするマンガ家の卵・香織(七瀬)と出会い…、の物語。前半で写真館の問題、売れない声優生活、セクパブの話題、とちょっと盛り沢山な展開をするのだが、後半で回収する脚本は見事。ぶつかりあいはあるのだが、基本的に悪い人間が出てこなくて、対立も価値観の違いから、というあたりで安心して観ていられる。主演の後藤に誘われて行ったのだが、いいモノを見せてもらった。ヒロインの七瀬は特に魅力的。結構笑える場面が多いと思うのだけど、開場からの笑いが少ないのはなぜ?

キャッツ・ザ・ライフ

キャッツ・ザ・ライフ

劇団ミックスドッグス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/02/12 (水) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2025/02/13 (木) 16:00

初見のユニット。猫になりたい女子高生の話だが、なんか面白い。(3分押し)120分。
 2014年の初演作を大幅に改訂しての再演。田舎女子高生の実奈美はシンドイことばかりの人間に嫌気がさし猫になることを望むが、猫になり野良猫たちと暮らし始めてみると…、の物語。コメディタッチのファンタジーで、物語の展開はありそうなものだが、一種の力技と役者陣の演技力で見せる。ダンスも楽しめて楽しい2時間だった。

GREEN MONSTER

GREEN MONSTER

NEW FACE

ウイングフィールド(大阪府)

2025/02/07 (金) ~ 2025/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ウイングカップ対象作品
今どきこんな…感はあったが、一昔前はこれが当たり前であったと思うと… 家族崩壊→価値観も崩壊→アウトローへまっしぐら なんか後味の悪い作品でしたが、ウイングカップだったら選出されるかも

ひみつのエリーとまいごのマリー

ひみつのエリーとまいごのマリー

劇団絶対少女領域

聖天通劇場(大阪府)

2025/02/08 (土) ~ 2025/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ファンタジー 衣装等は劇団名からなるほど感はあるが、内容はしっかり出来ていたと思います
次回も観たくなりました!

a次元のふたり

a次元のふたり

メイシアターSHOW劇場

吹田市文化会館 メイシアター・小ホール(大阪府)

2025/02/08 (土) ~ 2025/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2月8日午前観劇 高村光太郎→智恵子抄と試験対策で覚えていただけで…
この後に、統合失調症のドキュメンタリーを観たが、高村光太郎大変だったと思います しかし智恵子が統合失調症になった原因は高村光太郎だけとは言わないが、大半の原因は高村光太郎 貴方が彼女に苦労さえかけなければ…
演技も素晴らしかった!

おどる葉牡丹

おどる葉牡丹

JACROW

座・高円寺1(東京都)

2025/02/05 (水) ~ 2025/02/12 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/02/12 (水) 14:00

前半の昭和的な政治家の妻の役割・陰の力。一心同体の活動の大変さが伝わる。夫政治家の浮気が発覚しても妻の黙認が理解できてしまう。後半女性が光となるべきメッセージ。興味深く面白く観劇しました。

美しい日々

美しい日々

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2025/02/11 (火) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

新国立劇場の研修生の卒業公演という、いわばプロのための練習の打ち上げ上演だが、ガラガラで5割にも満たない関係者らしい観客も多い公演だった。しかし、一方ではちゃんと通常の料金を取っての公演である。
この劇場の研修公演では昨年だったか、ダンスに戯曲をかみ合わせて、終始全員で踊り続ける「ロメオとジュリエット」(演出・岡本健一)があった。こちらは新しさと面白さの意図が伝わった。研修生でなくプロだけでやったらもっと面白かったのにと思った。
なんかやってることがチグハグなのはいつもの新国立らしいが、芸術監督も替わることだし、是非、改めて欲しいことだ。かつては演目の選び方も演出者の起用も意外に冒険もあって、研修生もオオッツというのがいた。現に研修生の歩留まりは良い。
今回のチグハグについての疑問。
まず、この本をどういう意図で選んだのか解らない。調べてみたら97年の作品。時代色が濃い中途半端に古い作品をテキストとして選んだ意味がわからない。松田正隆には研修生が宮田慶子演出で確実に勉強になる「夏の砂の上」とか、「海と日傘」とか「坂の上の家」とか、研修生の年代(青春後期)にとって挑戦しがいのある奥の深い作品がある。しかしこの97年の「美しい日々」は、バブルが終わった時期を背景に、作者も作風の転換期で、作品の揺れが大きい。その時代を背景にして、都市と地方の成年期を描くと言うが、腰が定まっていない。今のこういうテーマなら昨年の加藤拓の「ドードーが落下する」がある。近過去の色合いが強く、研修生に難しい作品を選んだ理由がわからない。
若者の世相風俗や性の現実を松田作品は鮮明に取り込んでいるが、丁度世紀が変わり不景気の時代に替わる頃そこが大きく変わった。今このテキストで若者を描くと古くなってみえる。ドラマを、時代劇でやるか、現代劇でやるか、決めかねている。そのあやふやさは劇中、具体的に出てくる借金の額の50万円の意味の切実さが伝わらない。30年の年月は手強い。30年前は。中央線沿線の二階建て民間アパートが消え始めた時期である。
若い男女の性関係から結婚という社会性が切り離され始めた時期である。「神田川」が完全に懐メロになった時期と言おうか、そこに筋を通すには旧作では難しい。
風俗劇を研修生のテキストにするのもどうかと思うが、この辺にチグハグさの原点があると思う。

女性映画監督第一号

女性映画監督第一号

劇団印象-indian elephant-

吉祥寺シアター(東京都)

2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

何役もこなす熱演に、感動しました。

ネタバレBOX

男社会の中で奮闘する、女性映画監督第1号 坂根田鶴子…時代背景を含め、よく描かれていました。休憩無しの2時間超でしたが、引き込まれました。
おどる葉牡丹

おどる葉牡丹

JACROW

座・高円寺1(東京都)

2025/02/05 (水) ~ 2025/02/12 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

座・高円寺1は何度も行ったことがありますが、こんな作りの舞台は初めてでした。2方向に客席があり、しかも舞台は円形で椅子のような台があるだけ。そこへ出てきた議員の妻らしき人達は全員白い衣装です。みなさんカチコチのスーツを着ているのだろうと思って行ったのでとても意外な始まりでした。その後の別人になる時の衣装がえ?も面白かったです。
実際に議員の横に並ぶ奥様の図と言うのはお目にかかったことはないような気がするのですが、想像するだけでも大変そうで夫が立候補するなんて言い出したら断固反対します。
「おどる葉牡丹」と言うタイトルがもうひとつピンときませんが、議員の妻たちの建前やら本音やらが踊って、とても面白かったです。
事実に基づいたフィクションという角栄話は途中で離脱してしまいましたが、今回の舞台は取材を元にしたフィクションというところでしょうか。私としてはこちらのほうが安心?して見ていられました。

映像都市

映像都市

“STRAYDOG”

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/02/05 (水) ~ 2025/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

見せ方が絶妙にうまい!3つのストーリーが交錯 素晴らしい!

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2025/01/24 (金) 15:00

「川崎市市制100周年記念事業 若手演劇人によるプラザソル演劇公演」と冠がつく120分。2月2日までラゾーナ川崎プラザソル。

https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/02/post-e7af22.html

まともな星

まともな星

B子

イズモギャラリー(東京都)

2025/02/11 (火) ~ 2025/02/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

芝居を始めるとき漫才を始めるかのようなタイトルコールと、終演後に路上で裸足で見送るときのギャップがよい。

女性映画監督第一号

女性映画監督第一号

劇団印象-indian elephant-

吉祥寺シアター(東京都)

2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

圧倒的でリアルな舞台ですね。ハラスメントの中で戦った先駆者の側面だけでなく、無自覚の加害者の側面も描いている。色々と考えさせられます。

キロキロ

キロキロ

ストスパ

「劇」小劇場(東京都)

2025/02/12 (水) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/02/12 (水) 14:00

座席1階

面白かった。とてもいい会話劇だ。役者の入りとはけをうまくさばいているので、客席の視線が途切れることがないスムーズな演出。一気にラストまで突っ走れる。

舞台はカラオケボックス。ここに勤めている男性が主人公だ。ここに結婚式後の流れで同級生男女がどっと来るのだが、主人公だけでなく登場人物それぞれのストーリーが組み合わさって展開されるのがとてもいい。
30代半ばという、未婚や既婚、家族や仕事などそれぞれ事情を抱えた年頃。同級生たちの生活と比べてしまうという微妙な感情も、うまく描かれている。
秀逸だったのは、結婚式の主役の状況だ。自分はあっと驚いてしまった。このような状況だったとは誰が想像しただろうか。
ラストに向けて前向きな結びで、なんだかあったかい気持ちになって劇場を出ることができる。
また、物販コーナーで、この舞台の登場人物のその後を読める冊子を売っているのもいいと思う。続編を見たいと思った人は多かったのではないか。

『幻書奇譚』

『幻書奇譚』

ロデオ★座★ヘヴン

新宿眼科画廊(東京都)

2025/01/23 (木) ~ 2025/01/28 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/01/28 (火) 15:00

世界最初の書物としての真偽を問われたが行方がわからなくなり12年、再び見つかったその書物について討論する博物館関係者とオブザーバー……な70分。2018年の再演を観ていたがほぼ忘れており(爆)改めて楽しむ。
いかにも柳井さんっぽい(私見)シニカルな内容はもちろん、劇中の台詞から察した劇中年の社会情勢や出来事に想いを馳せ本作の創作過程(?)に想像をめぐらすのもまた楽しからずや。
また「文書」と「器」の小道具(初演から使用とのこと)も見事。

女性映画監督第一号

女性映画監督第一号

劇団印象-indian elephant-

吉祥寺シアター(東京都)

2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/02/11 (火)

面白かった。
タイトルの「女性映画監督第一号」なるほど
彼女をとりまくあれやこれやが、国際的にも襲ってくるって
うなりました。

CHAiroiPLIN FES 2025

CHAiroiPLIN FES 2025

CHAiroiPLIN

本多劇場(東京都)

2025/02/06 (木) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

太宰治作品をモチーフにした、おどる小説シリーズの『ERROR』の再演版。僕は初演も観ていて、おそらく初演時にも似た感想を抱いたと思うのですが、ダンス作品でありながら強くストーリー性を感じる一作でした。朗読した記録音声を「聴く小説」と称するように、今作は正に「おどる小説」だと思います。

ネタバレBOX

太宰治の『人間失格』と短編『失敗園』を土台に創作されたそうで、登場人物たちが野菜や植物などに置き換えられ、育成・成長などの「失敗の過程」を語ります。印象的なのは、舞台中央に吊るされた長いポール。劇が進行する度に登場する小道具などをポールに吊るしていき、その「バランス」こそが重要と語ります。生きていく過程で得た経験を自身に蓄積していき、それらの要素が複雑に絡み合い構成されていくのが人生だとすると、それを簡略化し視覚化したものと言えるのかも。踊るシーンも多くダンス作品であることは間違いないが、それ以上に「小説の舞台化」というイメージで観劇しました。

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