ウルトラマリンたち 公演情報 排気口「ウルトラマリンたち」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    (笑えた度)5(今感)3(完成度)5

    4幕4年間の暑くてやるせない夏の記憶。
    好転することなく坂を下る一方のざらついた日常をクールに描く。

    高度にピュアなナンセンスでオブラートされたかなりビター少しスイートでミニマムなファンタジー。

    ネタバレBOX

    主人公お椀は母と二人暮らしで、引きこもり。
    ぬいぐるみ2人を交え、楽しく暮らす。
    パートの母の具合が悪くなり、渋々コンビニバイトを決意するまでの4年間。

    芥川賞作家、今村夏子の「あみ子」ほど変わった子ではないが、なんとなく読後感が近い。

    お椀の人生はきっとどこかにあるのかもしれない、ということ、
    お椀自身はまったく悲しみや不幸とは無縁に生きていること

    星を探すラストシーン、夕暮れのアンバーの叙情に導かれ、一筋の希望を感じる。





    と、まあ、いつもながら、ここまで書いておいてあれですけど、、、、、、




    もはやストーリーはどうでもいいレベルで特筆すべきは、やはりナンセンスの強度。
    ところどころ会話の流れで拾われてはいるものの、
    ほとんどが単独で繰り出されて強烈なパンチを生む衝撃の強さ。
    それをこれほどまでに沢山仕込んでくるとは。

    この、笑いの完成度が文句なしの星5です。

    0

    2025/08/08 21:25

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大