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ドードーが落下する

ドードーが落下する

劇団た組

近鉄アート館(大阪府)

2025/01/25 (土) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/01/25 (土) 17:00

壁の上から見つめ、上から降りて来る仲間。ベッドが左右に動く舞台。一人二役の女性の登場。全て夏目(平原テツ)の妄想か。統合失調症に悩み苦しむ夏目。見守る仲間。作者の意図が理解できる。信也(秋元龍太朗)の胸に常に名札がぶら下っている、この意味するもの…。
2022年初演が国際交流基金からユーチューブでアップされている。初演の岸田國士戯曲賞受賞作品と今回の改訂版と見比べるのも興味深い。

誕生の日

誕生の日

ONEOR8

ザ・スズナリ(東京都)

2025/01/23 (木) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/01/29 (水) 13:00

座席1階

まず、開幕前からじっくり見ることのできる舞台セットが美しい。こんな本物のバーがあったら一度は行ってみたいと思わせる。前回は日暮里のd倉庫という小さなところでやったというが、その時のセットはどうだったのだろうか。スズナリだから、これだけの舞台セットを用意できたのかもしれないが、細部まで作り込んであると思わず期待が膨らむ。

主人公は、山口森広演じる39歳の女性バーテンダー。トランスジェンダーでもなく本物の女性なのだが、高校時代から声も外見も完全におじさんということで、恋愛ははなからあきらめてここまで年を重ねた。控えめで、思いやりがある人柄。バーの常連たちは、こんなマスターに話を聞いてほしくて通ってくる。ただ、女性客の中にはマスターが男だと信じ込んでいる人もいた。
そんな中で、高校の同級生たちがマスターの40歳と店の10周年を祝うパーティーをしようと計画する。

舞台は、高校時代の彼らと、現在、バーを客として訪れている状況が交互に演じられる。驚くべきは山口の早変わりだ。バーテンダースタイルからあっという間に女子高生に。これには注目したい。
このバーに不遜な男が訪れることで物語は始まる。言いたいことを言い放ち、空気をまったく読まない言葉を弾丸のようにぶつけてくるのだが、こうした物の言いようが、実は重要なカギを握って後段に移っていく。
途中までは、単なる高校の同級生たちのトークなのかと飽きが来るような感じもあったが、不遜男がマスターの記念動画を撮る役割で来たことが分かり、その動画がパーティーで披露されるころからは舞台から目が離せなくなっている。ラストシーンの歌唱ではうるっとくるし、本気のドタバタは非常に迫力がある。田村という人は、演出には全く手を抜かずに切り込んでくる。
舞台のテーマは性の多様性ではなく、「分かり合う」ということの本質だと受け取った。お互いが「自己開示」をして飛び込んでいく重要性。いくら相手がそのままを受け止めて共感してくれる人であっても、分かり合うためにはお互いのストーリーを見せ合うことだと舞台は訴えているようだ。このあたりを「不遜男」に語らせているのはある意味すごい。舞台を黙らせる迫力があった。

人気劇団だけに、多くの若いお客が大半でほぼ満席。でも、矢部曰く、まだ席に余裕があるとのこと。人間と人間の付き合い方の微妙さ、小さな気持ちの交差など、多くを考えさせられる。いい芝居だった。チケットがなくなる前に、見に行った方がいいかも。

ニッポン人は亡命する。

ニッポン人は亡命する。

うずめ劇場

シアターX(東京都)

2025/01/24 (金) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

何度も何度も同じセリフの繰り返しで長く感じる120分だった

唯一良かったと思えるところは全く芝居に関係ないが
妻役のちょっぴりハスキーで母性を感じる歌声のみ

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

お父さん どうしてそんなに冷たいの・・
という話で始まった
同じシチュエーションの
「父帰る」という話を思い出したなぁ・・
同じような話は
うすね 正俊氏のデビュー作「サムソン」とか
他にもいろいろあるですよねー
今作はコメディーでもあり
ロボット父ちゃん
なんと人間殴ります・・・
おいロボットものの定番設定
ロボット三原則どこいった
アシモフ先生泣くぞー
さて好きになった女性の故郷は
住人の少ない島で
在住の方々は全て
ロボット父ちゃんのことを
受け入れてるという話で
無事に結婚の報告をできるのかな
新郎さん~という2時間強の作品です

ネタバレBOX

ロボット父ちゃんは
なんかバカボンのパパを逞しくした感じ
新婦のおじさんが
どうやらロボ開発者に頼まれて
ロボ父と娘を引き受けたらしいです
開発者は亡くなったようだが
作中では深く言及せずー
ここんとこは も少し掘り下げて
過去話で父娘との生活話とバランス
上手にとって欲しかったかなぁ
まぁロボですんで
交換~補修パーツとか
バージョンアップとかは
ロボの制作会社にいる
おじさんの妹さんがコッソリと
融通してくれてるそうです
試作品をちょろまかして娘が成人~
結婚するまでの期間をロボに託したかった
という話でした
過去話を新郎さんが住民から聞いて
それは作中で回想シーンとして再現され
ラストは島の皆で祝われて
結婚式を島で行い
父ロボは役目を終えて回収されます
が ラストは新型さんが
父ロボのメモリーを新婦さんに伝えての終演です

悪人の出てこない
ほのぼのとした少し不思議な
ロボの話でしたわね

カインド・マシン(新書館)
今は亡き発明家だった夫が残したロボットと未亡人のコメディ
伸たまき名義時の漫画が
なんか近いかなぁとかも感じました

冒頭のロボ父との謁見は
はんと「父帰る」という作品と同じで
人間考える事は
だいたい似るんだなぁとかも思った
カンテン「The Foundations」Final.

カンテン「The Foundations」Final.

カンテン事務局(Antikame?)

座・高円寺1(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

<Select C:閉> いたる
⚪︎singing dog
『9人の佐藤』
⚪︎Sky Theater PROJECT
『名前のない空』を観劇

開演前の挨拶は制作の吉田氏
基本 素舞台で
主催曰く 
何も無い空間を楽しむ~というコンセプト
楽しむというか感じる~かな だそうです
二つの作品ですけど
区切りに休息時間は挟まず
連続して上演され2時間10分の長尺でした
自分的には後半の
名前のない空が好みだったかな

ネタバレBOX

『9人の佐藤』
白を基調とした服装で没個性にして
生年を述べながらタイトルでもある
9人の佐藤さんが入ってきます
わずかな小道具としての段ボールを用いて
大雨で非難した
マンモス団地の集会場内で語られる
各人の人間模様を展開した群像劇かな

命の話をして=象徴となる黄色い大きさの異なる
ボールが各人の持っている生命力とか
命の象徴であるようで
視覚的にわかりやすかった
現実的にも今のマンモス団地は
高齢化で40%の住人が老人でーと
リアルに高齢社会を語ってたなぁ・・・
でも展開というかオチは
明るく締めてて心地よかった

『名前のない空』
2時間6000円のレンタルスペースを借りて
4人の女性が集まります
3人の同年代=同級生と
その元担任教諭さん
元学生の一人が精神だけ30年前と
入れ替わるらしくて
その現象の確認等に集まったらしい・・・
で本当に入れ替わったようで
中身17歳の同級生をイジルんだが
メインは入れ替わった先の
17歳に入った30年後の話のようで
実際に役者さんも入れ替わり
17歳当時の400mリレーの大会中での
各人の関係性の語りと
未来との繋がりを見せていきました
未来=現実では
もう10年以上も行方不明になってる
マコトがキーパーソンで
17歳当時に20分だけの精神交換を
すぐに信じて
未来を明るく変えていこうというのだが
元に戻った時間軸で
17歳当時のマコトの姿が見れたのは
幻か現実か・・・と
観客に投げた
オープンエンドのラストでしたが
明るいSFだったので
自分的には好ましかったなぁと感想
部活の雰囲気と
大人な今の雰囲気は
よく出てたっス
ケイン&アベル

ケイン&アベル

東宝・キューブ

東急シアターオーブ(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

対照的な2人の生い立ち。「仕事」「運命」「優しさ」「家族愛」「おもいやり」裏切られても、その中に生きる人間の葛藤をストーリーに織り込んだ内容は素晴らしい。世代を超えて見てほしいが、チケットがお高めなのか、渋谷なのに若い世代が観客にやや少ないのが残念。男性にも見てほしいなぁ。

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ良かったです。セリフも絶妙で笑って。ラストはベタだけど泣いてしまった。良い時間が過ごせました。ありがとうございました。

アマハラ

アマハラ

維新派

平城宮跡(東区朝堂院)(奈良県)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/24 (月)公演終了

映像鑑賞

1/24(映)

世界の果てからこんにちはⅠ

世界の果てからこんにちはⅠ

SCOT

利賀芸術公園 野外劇場(富山県)

2023/08/26 (土) ~ 2023/09/09 (土)公演終了

映像鑑賞

1/20(映)

トワイライト

トワイライト

維新派

曽爾村健民運動場(奈良県)

2015/09/19 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

映像鑑賞

1/20(映)

アンナの銀河

アンナの銀河

演劇集団nohup

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/01/27 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。
テンポ良く明るい雰囲気でしたが、閉鎖された小さな世界で過ごしたアンナや家族を思うと、何とも言えない気持ちになりました。
そんな状況の中の、無邪気なアンナの笑顔に余計切なさが増しました。
ストーリーも意外性があり面白く、役者さん達の演技も良かったです。
楽しく切なく、深い舞台で、とても良かったです。

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
この公演は、川崎市市制100周年記念事業として「若手演劇人によるプラザソル演劇公演」と銘打っている。多くの人に観てもらいたい といった思いからなのだろう、分かり易い物語で 観劇歴が浅い人でも十分楽しむことが出来る。見所は、親子の愛情と地域コミュニティの大切さ、そこに父親がロボットという奇知で興味を惹くところ。その物語を役者陣の確かな演技力で観せていく。まさに演劇による まちづくりに相応しい心温まる公演(物語)である。

説明にもあるが、離島・ロボットの父親・優しく見守る島の人々、それを30年の時間軸の中で純熟するように展開させる。出会いがあれば別れもある、たとえロボットであっても…。偏見かも知れないが、離島の人々にとっては 見知らぬ家族、しかも父親がロボットだから好奇心と警戒心を抱く。それがどう受け入れられていくのか。いろいろなエピソードを回顧するように紡ぎ、じんわりと納得と共感を呼ぶ。

子(娘)の幸せを 願わない親はいないだろう。さてロボットは、その答えのようなものを 娘が連れてきた男を殴ってしまう という行為で表わした。人間と変わらぬ愛情を娘に注ぐ、そんな普遍的な思いが切ない。
(上演時間2時間 休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台美術は上手と下手に大きさの違う平台、その中間に小さい平台を重ね合わせ階段状の段差を設える。そこに木椅子3つ。壁は平板模様だが、上手は横向き、下手は縦向きになっており微妙に異なる。そして平台の行き来や段差の上り下りが 場所(空間)や時間そして状況の違いを表す。同時に生きている、動いているといった躍動感を現す。

物語は りつ と登志夫が結婚するため離島の父 大地へ挨拶に行くところから始まる。りつは事前に父親がロボットであることを伝えていない。戸惑う登志夫と大地の行為が波紋と呼ぶ。登志夫は、なぜ父親がロボットなのか、島の人々はどうして不思議がらないのかといった疑問が…それを ばあさんのキヌが回想を交え順々と説明していく。このエピソードが人間とロボットの違いを際立たせ、いかに大地が りつ を大切に育てたか、そして大地が島の人々にとって 役立っているかを点描していく。

大地と りくを この地(離島)へ連れてきたのは翔太、自分で子は育てられない。そこで大地に子育てを。プログラミングされたとは言え、その愛情の注ぎぶりは微笑ましく、実に心温まる。それは りく だけではなく友達に対しても同様。また缶蹴り遊びで 缶を圧し潰したり、運動会の綱引きでは怪力を といった面白可笑しいシーンで笑わせる。その飽きさせない演出が上手い。登場人物は善人ばかり、1人ひとりの見せ場を作り その性格や立場をしっかり立ち上げる。またロボットらしい動きをした大地(豊田豪サン)、物語の語り手でもあるキヌおばあちゃん(内野詩野サン)の演技は秀逸。勿論 音響・照明といった舞台技術も印象的な効果を発揮していた。

人間はいずれ死ぬ、ロボットは永遠かといえば メンテナンスが必要。身近な機器類でも故障すれば修理が必要になるが、型落ち品で部品がなければ廃棄へ。大地もメンテ=バージョンアップが必要になるが、その結果 いままでの大地ではなくなる。その苦渋の選択を翔太が行うが、大地は大地であって他(バージョンアップすることで大地とは違うロボット)に代替が利かないといった悲哀。そこには単なるロボットではなく<大地>という存在が既に認識されている。りつや翔太そして離島の人々との別れ、その後のホッとさせるなようなラストは名場面といっても過言ではないだろう。
次回公演も楽しみにしております。
熱海殺人事件「売春捜査官」

熱海殺人事件「売春捜査官」

テッコウショプロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2025/01/24 (金) ~ 2025/01/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

福田ユミさんの伝兵衛は私の理想的な伝兵衛でした。熊田への愛、きつい言い回し、完膚なきまでに叩きのめす浜辺の再現!
とても楽しみました。もう観られないのが残念。

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

いや~見事な舞台ですね。ちょっと無理目な設定で、どうなるのかと思っていましたが、グッとくるファミリードラマ。レトロなロボットの動きが心地良い。

カンテン「The Foundations」Final.

カンテン「The Foundations」Final.

カンテン事務局(Antikame?)

座・高円寺1(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/01/22 (水) 14:00

【<Select A:接>たぐる】
6つの団体を二組ずつ組み合わせた3プログラム、Select A はファンタジー系といったところか?

尾米タケル之一座「魔女のうた」は魔女狩りを題材にしているが、まずは冒頭の3人の役者による風に揺れる樹木の表現に感心し続く(役者たちの全身表現と照明効果による)火炙りの炎で感嘆。その後の波頭も含めて「素舞台での表現」に舌を巻く。表現と言えば魔女の姉である蛇(!)の舞台表現も良かった。
そうして紡がれる物語は昨今の特定の対象を一斉に叩く風潮や敵を作って民衆をまとめようとする政策(?)を想起させ深い。

続くThe Stone Age「ニセモノだらけ」はタイトル通り主人公以外が「偽物」であり、劇中で登場人物が「(自分は)役を演じている」と口にするが、それがメタフィクションではないのが「メタ好き」として斬新。
そんな「役を演じいる人々」は主人公の「罪」を思い出させようとしており、な内容はダークあるいはビターながら真摯な感覚が伝わり共感。このテのテーマも好きなんだよなぁ。
なお、舞台床面への照明が「河川敷」を見事に表現していたし(本作は「観点」よりも「寒天」か?(笑))、今気づいたがあれは「賽の河原」を想起させるのでは?と思ったりも。

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観劇前は少し違和感のある設定かと思っていましたが、実際に観てみると笑いあり涙ありの素晴らしい舞台でした。笑いのシーンでは言葉選びも楽しく、役者さんの熱演もあり、気づけば違和感なく、物語に引き込まれていました。観劇後は、優しく温かい気持ちになれるタイトル通りの舞台でした。

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かった。笑って泣けて本当にいいお話。役者の皆さんの演技も最高でしたね。お芝居はよく拝見しに行きますが、そういう意味ではどこかで拝見したことのある役者の皆さんの丁寧な安定した演技と楽しくも優しい内容に引き込まれるあっという間の2時間でした。
本当にいい時間を過ごせました。ありがとうございます。

バンバン学校裁判BANG!

バンバン学校裁判BANG!

FREE(S)

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/01/16 (木) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

話としてはライトな感じでいいかと。噛まないと尚良いんだけどなぁ。

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/01/26 (日) 15:00

価格4,000円

川崎市市制100周年記念事業「若手演劇人によるプラザソル演劇公演」
記念すべき公演にチケットが当選したので、久しぶりにやってきました。
お父さんがロボット…「どうしてロボットなの?」そんな素朴な疑問を深堀すると出てくる感情の嵐。この単純明快な物語が子どもも大人も楽しめるんです。
スーッと心に沁みてくる懐かしさも感じつつ、個性的な役どころも嵌っていたように思いました。ひねりのない良作です。

ネタバレBOX

「音楽のまち」として知られる川崎ですが、演劇事業も行っているとは初耳でした。
プラザソル…ラゾーナの中にあってアクセスも良し。私が住んでいた頃はここまで演劇が盛んじゃなかったので嬉しいですね。川崎は舞台芸術に最適の環境だと思いました。

「メモリーがいっぱい」は、舞台の奥行に平台で色んな段差を出すことで、物語の進行を円滑にする役目や18人もの役者たちを視覚的に被らせない効果も期待できます。本作は父と娘の出生から結婚後までを描いた作品なので、エピソード設定が多く場転の切り替えを上手に出来るようシンプルな舞台にしているように感じました。
大地はマジックペンで書いたロボ顔と何やら詰め込んだ身体に違和感ありまくりでしたが、不思議と見慣れていく内に受け入れられるように…徹底したロボットの動きでしょうか。愛おしかったです。娘のりつを演じた大山さんは幼年期から成人まで違和感なく観ることが出来キャスティングも良かったです。
何より終幕は緑さんが美味しい所を持って行ったのがずるいですね笑
取り戻せ、カラー

取り戻せ、カラー

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2025/01/24 (金) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2025/01/26 (日) 15:00

価格4,800円

そうなんだ。ね。
自分語はそれを強調すればするほど、しらけてしまう
ような気がする。そんな作品をここではないけれど以前にも観たな、ということをふと思い出す
刺さる人には刺さるのだろうけれど

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