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疚愛 – ALL OF THE HARASSMENTS

疚愛 – ALL OF THE HARASSMENTS

ナイーブスカンパニー

高田馬場ラビネスト(東京都)

2019/02/22 (金) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/23 (土) 13:00

「挑戦」のひしめいた、最初から最後までエネルギーの嵐の舞台
まだ挑戦が続くのであればまたみたいです。

ネタバレBOX

作の方がいかに「つかこうへい」が好きなのかよく分かりました。
「熱海殺人事件」のパッケージングに新たな息吹を吹き込む挑戦的作品。
しかも出演が、北区の方!セリフこそ違うものの小劇場の近い空間で生の「つかこうへい」が見れた気がしてものすごくお得感でいっぱいでした。「つか風」ではなく、外枠全部をまるまるオマージュしているのは、きっぱりしていて気持ちよかったです。
役者は最初から最後まで一切休めることなく、膨大なセリフ、タイミング、声量、決まりを乗りこなすだけでも大変なはずなのに、気づいたらキャラクターとして引き込まれてました。
出演のお三方とも素敵だったのですが、特に古屋さんが素晴らしかった。「山崎 銀之丞」さんを見ていた気分でした。

全部良い流れができているぶん、噛んだり、ノッキングが続くともったいない(いまでも十分すごいのですが)一瞬思考が現実に引き戻されたので。

つかこうへいを尊敬しオリジナルストーリーを中に入れた台本
守破離
があるのだとすれば、素敵な「守」だと思いました。
この劇団の「破」も見てみたいなあと。。。応援します。
台所太平記~KITCHEN  WARS~

台所太平記~KITCHEN WARS~

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

歌ありダンスありで楽しかったです。
シナリオも熱海や谷崎潤一郎など昭和の時代をよく絵が描けていて良かったです。

春夏秋冬

春夏秋冬

世田谷シルク

ヨコハマ創造都市センター(YCC)(神奈川県)

2019/02/16 (土) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/17 (日) 16:00

一人の女性の生涯を四季になぞらえ、台詞と身体表現で描いたいかにも世田谷シルクなパフォーマンス。
数枚の可動式の大きな白いパネルに投影される水彩(?)の画像やその場で描かれるペインティング映像(上演回によってかなり違ったものになったとか)も効果的で印象に残る。
アンサンブルが白い着物に菅笠なので幻想的と感じるのは黒澤明監督「夢」を連想したからか?
また、内容を簡潔に言えば劇団献身の「怪童」と同じだが、全く異なるというのも演劇の多彩さを示すと言えるか???(笑)

Opus No.10

Opus No.10

OM-2

ザ・スズナリ(東京都)

2019/02/22 (金) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

 完全なディストピア作品。

ネタバレBOX

現在日本の右傾化の主体は、無論、聞く耳を持たず、観るべきもの・ことを見ず、発言すべきことを発言せずに口を噤む日本国民自身の民意によって齎されている。この結果、近い将来に起こり得る核戦争によって齎されるディストピアが描かれていると捉えた。
 物語の中では、現状を曲がりなりにも支えてきた枠組が日本国憲法で示されると同時に、自分の目で見たものは見たと認識し、聞いたことは聞いたこととしてこれまた怪しければ自ら向き合い、常に自ら立証し得る事柄のみに根拠を置いて、己の頭で考える主体が示される。無論、その主体は他とは異なる。それが完全ではないと判断され、己の特異性が自然を裏切ったとしてファクトを主張するも、事実を事実として認識し、そのことを主張し得る夢を語ると、彼は他ならぬ見ざる・聞かざる・言わざる結果、自らの頭では決して考えることをせぬ国民に虐殺されてしまう。
 身の周りでは、それまで辛うじて成立していた屋台骨が無惨に砕かれ、遂には核戦争が勃発してしまった。降り注ぐ核種は、丁度放送終了後のTV受像機のちらつきのように世界を覆い核の冬を齎した。その直中で人々は、食べ、飲み、出産している。間近に迫った、核汚染による惨たらしい死に向かって。僅か旬日、飲み食いを断つだけで我らヒトは死の憂き目に遭うからだからだが、死のみが救い。何故なら生き延びることは、目から、鼻から、耳から、口や尻や性器から出血するのみならず、目は飛び出して落ちかねず、最早医療のケアも期待できないまま、唯地獄の痛みにのた打ち回った挙句息耐えることだから。風が吹く、風が吹く。更なる汚染を運んでくる。
 このような未来は、冷静に現在の日本を検証する限り、可也リアルな未来だと考える。トランプは使える核兵器を本気で開発したがっている訳だし、冷戦終結に繋がったINF廃棄条約の破棄と宇宙軍構想、小型核兵器開発等々は、中国・ロシアの対抗を更に急速にまた過激にすることは言を俟たない。このような情勢下での日韓関係悪化と米朝関係の進展は何を意味するか? 仮に朝鮮半島統一ということになった暁に、その政治体制はどのように変化するか? 在韓米軍が引き上げることになったら、その時日本は、アメリカの最前線として新たな冷戦下、中露と向き合う不沈空母の役割を負わされることになろう。既に集団的自衛権は既定路線、反対派を抑え込む為の法は整備され、適用され始めている。政府は、嘘・隠蔽・証拠隠滅廃棄と書き換え、秘密保護法、更にフェイクと共謀罪等々の他、溜池規制迄言い出しているのは、自然災害よりは、日本が戦地になると見越してのことだろう。国民の再洗脳もメディア、官僚、政治屋共の思うが儘のように見える。既に己の頭で考える習慣もなければ、キチンと話し合う気も無い国民については、その根底から倫理が崩れ去ってしまったことも明らかである。後は為政者の扇動に従って盲従する他あるまい。判断の根拠は其処にしかないのだから。このような状況の進展の結果、今作に描かれるようなディストピアが出来することは想像に難く無いのである。観劇した方の多くが気付いたことを期待したいのが、終盤、女性が着ている着衣が何であったかである。
ラヴェラ・ギャラクシー

ラヴェラ・ギャラクシー

舞台 ラヴェラ・ギャラクシー実行委員会

シアターブラッツ(東京都)

2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/22 (金) 13:30

面白い世界観(宇宙観)のステージ。地下壕のようなブラッツが見事な宇宙空間に。スペースファンタジーというジャンルにおける新たな息吹を感じました。殺陣のところでセリフが聞き取りづらくなってたのが、気になった箇所です。

ネタバレBOX

4つの勢力が登場し、超混乱状態の中、最後に平清盛(だったよね?)が登場して超アウフヘーベン的な終わり方をした、その辻褄が、私の頭の中では全然整理がつきません。
グッバイ・ルサンチマン

グッバイ・ルサンチマン

劇団サラリーマンチュウニ

上野ストアハウス(東京都)

2019/02/21 (木) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

人の生き甲斐と街の存在、その関係を上手く繋いだ人情劇。何となく居そうな人物、そして数は少なくなったが憩いの場である銭湯、その身近な存在から生まれたものとは…。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

舞台は、ある作家の講演会から始まる。衝立の前に演台が設けられ、少しの移動で風呂屋へ場面転換させる。演台はそのまま風呂屋の番台になり、左右の出入り口に男湯女湯の暖簾が吊るされる。

梗概…吉崎透はアンチリア充の作家である。その彼の所に突然、女性が押しかけてきて同棲生活が始まる。吉崎は彼女との満ち足りた生活で、作家としてのクリエイティビティを見いだせなくなった。一方、近所の玉の湯は、売上の減少傾向が続いており存続の危機に。
この公演、人間の存在(暮らし)は街(場所)によって明らかになり、逆に街は人間の営みによって活性化・繁栄するという相互関係を分かり易く描いた作品だ。登場する人物は身近に居るような人々、そして展開する内容は、今の日本の一面を切り取ったような出来事をコミカルに描く。それは人間関係、地域性、そして活性化に繋がり観客の同感を得ていくようなもの。

吉崎を利用した女(YouTuber[ユーチューバー])、彼を信奉するファン、銭湯の息子、その妹にしてビジネスウーマン、銭湯で働く訳あり男、怪しげな集団に属する母と引き籠り息子、その仲を取り持つ姉、地方出身の大学生など一見無関係な人々が交錯する。それぞれの人が抱えている問題は、典型的な今問題であろう。人を利用し安易な手段での売名行為、追っかけアイドルファン、行き当たりばったりの経営者、利益優先の合理主義者、リストラ、カルト信奉者、引き籠り、遣りたいことが見出せない若者などの代表例。

キッチリとした関係性で紡ぐのではなく、それぞれの独立した暮らしや境遇を散りばめながら、地域・街という括りで人々をまとめる。その場所が銭湯・玉の湯である。今、銭湯の数は減少し憩いの場が少なくなってきている。人は1人ひとり違い、独立した生活をしているが、1人では生きていけない。公演では個(性)人の特性を尊重しながらも、集いという纏まりの大切さも訴えているようだ。

基本的には、みんな善人というか普通の人々で、その人の温もりを感じる。色々なバックボーンの人を登場させたことで話が散らばったように思うが、それだけ問題意識が広範なのだろう。”街(銭湯)”の人々の物語も面白かったが、もう少し絞り込んだ関係性で緊密・濃密な芝居も期待したいところ。

次回公演も楽しみにしております。
鈍色(ニビイロ)のヘルメット

鈍色(ニビイロ)のヘルメット

KUROGOKU

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

人の記憶の曖昧、人心の移ろいを思わせるような…三島由紀夫割腹事件から来年で50年。この公演は1968-69年を中心にした学生運動を主軸に、当時の時代状況を高らかに謳った群像劇のようであったが…。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

舞台セットは、タイトルにある鈍色を背景に、上手側にバリケードを思わせるパイプ椅子や長テーブルが積み上げられている。違和感は卓袱台が置かれていることで、後々に別場面で使用するであろうことは容易に分かる。中央に階段があり、上ったところは演説場(実際 演説もする)を思わせる。もちろん階段の上り下りの動作は躍動感を生み、学生運動の動的場面を支えている。

梗概…1968年から69年にかけて起きた全国各地での学生運動、その中心として東大・日大闘争で集まった学生の主義主張と行動を描く。特に東大・安田講堂籠城事件を通してこれからの日本の行く末、己の生き様を問う姿はある意味、時代を越えて考えていることだろう。
この公演は時代状況や情況を歌で表しており、その選曲は巧い。上演前から♪シュプレヒコールの波 通りすぎていく♪(世情)で学生運動の高揚・陶酔した雰囲気を出し、その後学生の1人が東大安田講堂での攻防で心に負った傷、その日々に流れる(或る日突然)、そしてラストの登場人物全員による(翼をください)等、さらに電車が高架を通るような騒音など聴覚という演劇の特長を生かした演出は見事。

物語は時代・時間を順々に展開しており分かり易いが、構成的には頭でっかちのようだ。始めは学生運動の高揚・緊迫感あるシーンの群像劇であるが、東大安田講堂闘争鎮静以降は、ほぼ根本順平(スヅキハヤツ サン)と恋人の広瀬桜子(伊藤はるかサン)の2人芝居になる。しかも順平は安田講堂闘争で機動隊員への火炎瓶投で焼死させたかもしれないという恐怖と自責の念から無為な日々を過ごしている。そのため会話というよりは桜子の今後の生活不安・焦燥や順平への愛情確認という心情吐露といった光景。伊藤さんは熱演しているが、やはり学生運動という群像劇に比べると印象が弱くなったのが残念だ。また安田講堂へ機動隊が突入する前日に脱出した城戸義朗(古俣晨サン)、その後自己確立できたのかも気になる。

さて三島由紀夫割腹自殺が1970年、同年には大阪万博が開催されている。この公演の学生運動は1968~69年であり、現在の状況に似ているような気がする。来(2020)年は東京オリンピックが開催されようとし、一方今でも震災や事故等で苦しむ人々がおり、また貧富の格差拡大など時代状況の明暗のようなものを思わせる。自分は世代的に少し若いが、実に感慨深い作品だと思う。
次回公演も楽しみにしております。
オルタリティ

オルタリティ

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2019/02/22 (金) ~ 2019/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

時代を打つ社会劇を旗印にしたこの劇団らしい快作だ。
さまざまな正義がせめぎ合う現代の閉塞感を、いくつもの面からドラマにしていて、面白く見られる。最初はもっと客席笑えば、と思いながら見ていたが、いや、結構この問題若者にとっても切実なのだな、と問題の根の深さを感じた。社会劇と言うより、後半は風刺劇みたいな展開になっていくのだが、そこでようやく笑いが出る。
だが、劇としては、その三幕がいささか性急で、説得力にも欠ける。この作者なら、「背水の孤島」で見せたような見事なエピローグも考えられただろうに。前半のタテマエ合戦が面白く、喫煙と言う小道具の使い方や、町長が変わってしまうあたり、ニヤリとさせる。
ここのところ少し、方向を失っているように見えていたこの劇団だが、復調の兆しが見えた。時代としっかり向き合って観客を興奮させるような作品を期待している。

ネタバレBOX

このタイトルの英語はどういう意味だろう。オルターまではわかるが後半はタダの名詞化のつもりだろうか? そういう単語はないだろう。日本語で、「ああいえばこういう」でもいいのではないか。
WEEK END

WEEK END

劇団ピンクメロンパン

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★

登場人物が多いし(名前だけで、出てこない人も含め)相関関係も面倒でついていくのが大変でした。

ネタバレBOX

車で轢いてしまった男性が気がついたら魂(?)が別人になっていた・・・それはともかく事故ってしまったのに緊迫感がない展開で、のんびりした話かと思っていたら次々と人が死んでいく。食堂の名物シチューは人肉入り。ファンタジーでもホラーでもいいですが、なんだか乗り切れなかった2時間でした。
オールナイトイッポン

オールナイトイッポン

南塾

シアターシャイン(東京都)

2019/02/19 (火) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

笑って見てしまいましたがイタイ人たちのお話です。彼らのこの先が心配です。お父さん、それは一種のDVですから・・・
と思いつつ、別ヴァージョンも見てみたいです。

新しい星

新しい星

甲斐ファクトリー

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

ジュンク堂の前の信号待ちの時、昔読んだSFが頭をよぎりましたがタイトルも作者も思い出せません。

ネタバレBOX

新人類をケガレと呼んで排除しようとするのは連綿と続く差別なのでしょう。そして新人類たちは旧人類を抹殺しようとする。人類はいつまで愚かなことを続けるのだろうと思われたが、このラストではもうそれすらも叶わないと言うことか。人類が滅んでもきっと地球は遥かな宇宙から美しい星に見えるだろうと思います。
音響がいつものBASE THEATERと違って迫力がありました。
新人類の動きを表すシーンにもう一工夫欲しいなと思いました。ストロボスコープ、最近使われているのを見ませんが、いかがでしょう。
新しい星

新しい星

甲斐ファクトリー

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

前回の「連鎖の教室」に続いて、22日のマチネを観劇。
今回は、初めての近未来物とのこと。ファンタジー系の劇団にありがちな
原因不明の熱病ではなく、科学的根拠に基づいて物語は骨太に進んでいく。
展開はかなり突飛だが、綿密なセリフに支えられて飽きさせない。
これは役者陣の賜物か。のめりこまされる。
問題はラストシーン。これは、好みというか賛否両論になるだろう。
私は、それを知りながらこのラストを描いた作者の勇気に拍手を送りたい。
リピート券があるとのこと。明日、もう一度観てみよう。

ネタバレBOX

この新人類と旧人類は、黒人と白人。金持ちと貧しい者。宗教等の
お互いが差別しあっている今の地球をそのままメタファーにしているのだろうか。
私たちは有史以来、いったいどれだけの人間を殺してきたのだろう。
数えようとすると恐ろしくなる。そんなことを考えさせる作品だった。
「あつまれ!『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』まつり」

「あつまれ!『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』まつり」

DULL-COLORED POP

サンモールスタジオ(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

ねこが いました
お湯が足されるお茶は どんどん 薄くなっていきます
初演は2012年だったのですね その時以降
私事でもいろいろありましたっけ と 思い
観て気持ちも苦しくもなったりするのもでしたが観てよかったのでした


Opus No.10

Opus No.10

OM-2

ザ・スズナリ(東京都)

2019/02/22 (金) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★

鑑賞日2019/02/22 (金) 19:30

舞台美術、プロジェクターをはじめとする照明の使い方、その他の仕掛けが、観客の度肝を抜く点は、見ていてすごいな、と思うものの。
私の好きなタイプとは、真逆の演劇でした。

ネタバレBOX

詳しい区分はよく知らないが、今回の作品については「アングラ演劇」に属するものなのだろうか。(あまり興味がないので、正しい分類かは不明)
自分が、白塗りの男女を舞台で観ることになるとは、予想だにしていなかった。
「あつまれ!『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』まつり」

「あつまれ!『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』まつり」

DULL-COLORED POP

サンモールスタジオ(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/19 (火) 19:00

価格3,000円

【東谷チーム・3ステージ目】
個人的には最終チームとなるが、前日の百花チーム・井上チームと、この日のマチネで観た谷チームの間に位置するような感覚。
演出的には谷チームに近いが、装置は実際のテーブルを使い、しかし他の3チームと違って「食器棚」的なものがなくテーブルのみというシンプルさ。
そんなあたりを喩えれば、

谷チーム:ビアノ独奏曲(原曲)
東谷チーム:弦楽四重奏編曲
百花チーム:ロックアレンジ
井上チーム:ジャズアレンジ

あるいは

谷チーム:デッサン
東谷チーム:水彩画
井上チーム:油彩画
百花チーム:ポップアート

といったところか。
同じ脚本でもこれだけ演出が異なり、その結果、物語の結末で受ける印象も異なるという企画、大変面白かった。
DULL-COLORED POPとしてはこれで封印するそうだが、他団体での上演も観てみたいような……。

ネタバレBOX

百花チーム・井上チームはミラーボールで星が舞ったが谷チーム・東谷チームはミラーボールを使わず、百花チーム・井上チームは母・よし子役が女優で谷チーム・東谷チームは男優というのも面白かった。
部屋

部屋

芝居屋さんプロデュース

天満天六・音太小屋(大阪府)

2019/02/22 (金) ~ 2019/02/23 (土)公演終了

満足度★★★★

良かったです。初めてオフ会にも参加させて頂きました。役者さんとこの距離で話ができ、めっちゃ感動。また参加させてください。

平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

忠臣蔵・武士編。55分。

ネタバレBOX

殿の人傷事件と切腹で窮地に立つ浅野家の武士達は、身のフリや武士道のハザマで右往左往しながら、吉良邸討ち入りを決定する…。
前回も観たけど今回も面白かった。スマホやレッドブルが登場するゆるーい雰囲気が武士で緊迫しているハズの状況とズレててとてもユーモラス。役者も達者でワクワクしてみていられる。快作。

実際、非常な事態で人生に大きく影響することを決めるなんて、おいそれとはできないし、予測もできない(というか悪いことを考えられない)中で、なんだかんだ討ち入りを決定(方針ということだけど)できた面々は、決断力あると思う。
武士道ってよくわからん、武士道的になっていけばよい、というセリフのとおり、精神が先に来る必要はないのかも。精神は見えない隣人(伴走者)のようなものなのかもと思った。
紙おしばい『よふかしの国』

紙おしばい『よふかしの国』

公益財団法人 武蔵野文化事業団

吉祥寺シアター(東京都)

2019/02/17 (日) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/02/17 (日) 11:00

子供が多く、楽しんでいたので、演劇に触れる良い機会に感じました。
これからも、このような舞台があれば嬉しいです。

平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★

銀河鉄道の夜A。65分。

ネタバレBOX

貧乏でバカにされてるジョバンニ(井上みなみ)が祭りの夜に唯一信じられる友人カンパネルラ(藤松祥子)と銀河鉄道の旅に出るが、現実ではカンパネルラは川で溺れていて…。
ジョバンニとカンパネルラの笑顔が印象深い。特に藤松のは、その背景もあってひと際魅力的に映る。
星々が離れて見えることと一つに見えることと、人と人との存在や関係性がリンクする作品。壮大な感覚も持てるし等身大なトコに響いてくる、そんな感じ。良いも悪いもあるけど運命とかを連想させてくれる。
夫人マクベス

夫人マクベス

大阪御ゑん祭

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2019/02/21 (木) ~ 2019/02/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

予想以上に面白かったです❗
でもほとんどシェイクスピア感ナシ。
そこがまたこのお芝居の魅力であると感じました。ほんと観て良かったです。

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