最新の観てきた!クチコミ一覧

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ビニールの城

ビニールの城

劇団唐組

猿楽通り沿い特設紅テント(東京都)

2019/10/05 (土) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ

ネタバレBOX

唐組の『ビニールの城』を観劇。

今作は1985年に、唐十郎が「第七病棟」に書き下ろした伝説的な作品。
閉館した浅草常盤座での公演を観たのは、もうかれこれ34年前だ。

記憶は定かではないが、「第七病棟」の公演では、ビニールの城に閉じ込められたモモ(緑魔子)側から濃く描かれていたが、今回では腹話術師・朝顔の煮え切らない女性への男の弱さ前面に出している。

今作は「第七病棟」の為に書かれている戯曲なので、モモは緑魔子が演じるのが前提で、女性からの男性への強烈な愛のアプローチが主で、行動的で、直接的だ。
だが今作では、あの緑魔子はいない。
その代わりを演じた藤井由紀にもの足りなさを感じてしまったのは、彼女の役不足ではなく、演出の狙いで、女性側からではなく、男性側から描いた点だ。
石橋蓮司の演出と比較してはいけないが、やはり当時と同じ様なものを求めるのは、観客としては必然である。
それはあまりにも傑作であったからだ。
それと同じ様な事を感じた「ふたり女」も同様だった。
(やはり唐十郎が第七病棟の為に書き下ろした戯曲で、後日、唐組が公演している)
ただ比較する事は別として、この戯曲を男性側から描く事には成功していて、大半の男性客は、朝顔に感情移入してしまい、出来の良さを保っている。
それに演出が久保井研に変わってから、男女の秘めた愛を、ロマンチックに描き、戯曲の奥深さを追求しているのは、唐十郎の頃とはまた違った、紅テントが観れている事は確かである。

今回は稲荷卓央が久しぶりに戻ってきたからか、この様な展開になっと思われるが、「第七病棟」への書き下ろし戯曲はまだまだあるので、緑魔子バージョンならず、藤井由紀バージョンを観たいと思うと、紅テントファンは思っているのである。
赤と黒のオセロ

赤と黒のオセロ

ウィークエンドシアター

ARISE 舞の館(東京都)

2019/08/31 (土) ~ 2019/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

実は1回目に観たときにこのカラクリ(?)(いや、演出と言うべき?)が見破れず、2回目を観てやっと分かったりして自分の観劇センスの無さに落ち込んで「観てきた!」を書けずにいたのでしたが、台風で今日の観劇予定が無くなってしまったので、この機になんとか書いてしまおうかと・・・

ネタバレBOX

1幕目、こちらを向いて犯人とされる高見沢が座っている。ドラマをよく見ている割にはこの場所をなんと呼べばいいのかよく分からない。きっと間には丸く穴の空いたガラスがある面会室?その受け答えの様子から、こちら側にいるのは高見沢の無実を晴らそうとしているジャーナリスト倉田。彼の取材(私が見たときは2回とも倉田は男性)に悪態をつく高見沢。2幕目は倉田の会社の編集部。自分のことや事件のことを周りの同僚に話す倉田。ここで私は騙されて(?)しまったのであった。1幕が一人芝居ではあるけれど、確かに誰かと話している体だったので2幕も一人ではあるけれど誰かが周りにいる設定と思い込んでしまったのでした。なので3幕目に高見沢が実は精神科の医者で、あの面会はなんたら言う方法に基づく倉田の精神鑑定だったと裁判で証言されたときには「えーーー!じゃああの2幕目はなんだったの???」いつもの私ならその場で江頭さんに真相を問うところですが、その日は次の予定が迫っていたのでそのまま帰りました。そして悶々としたまま一週間。2回目の観劇でなんとなく「あ、2幕目ってもしかしてそう言うこと?」そして江頭さんに確認してやっとそのカラクリ、演出意図がわかったと言う次第です。うーん、面白いのだけどうーん。分からない私が悪い?
説明をしっかり読みすぎて、高見沢の無実を証明していく物語と思い込んでいたのも敗因(?)かもしれないと思ったりもしたのですが・・・。
こんな私が書いている「観てきた!」だったりしますので、そこそこの気持ちでお読みくださいませ。
猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

台詞がなく表情と殺陣で演者が伝え観客が受け止める。通常の芝居より密度が濃く感じた。猩獣なる男の切なさがじわじわときた。殺陣も良かったが布女が2枚の布の間に引き込まれて消えた瞬間が強烈に脳裏に焼き付いてしまった。

近代能楽集 『邯鄲』『熊野』

近代能楽集 『邯鄲』『熊野』

演劇集団Q

同志社大学・新町キャンパス 新町別館小ホール(京都府)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

独自の雰囲気で楽しませて頂きました☆

治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

明治・大正・昭和の三代の天皇を主軸に据えた見事なる『ゴッドファーザー』。日本の近代史と謎めいた天皇という存在を一家族の叙事詩に歌い上げる。日本という国がどういう国なのか、眼前に突き付けられるかのよう。維新から敗戦まで存在した『大日本帝国』興亡録としても面白い。本当は大河ドラマでこういうものをこそ製作しなければいけない。タブーばかりで、覆ってしまうから歪な国になってしまった。
大正天皇を演じた西尾友樹氏の人懐っこさが作品全体の優しいムードを醸し出す。ジブリっぽくもある。後半、髄膜炎の悪化と共に何度も何度も激しく転ぶ様は心配になる程。素晴らしい役者。
偉大なる父、マーロン・ブランドに憧れと拒絶を併せ持つアル・パチーノが『父よ、貴方ならこんな時どうしたのか?』と自分の無力さに途方に暮れる、そんな気分になる日本史。宿命(さだめ)という言葉の余りにも重いこと。

ネタバレBOX

牧野伸顕をシスの暗黒卿のように配して、昭和天皇をカイロ・レンのように描く。ドラマとしての着眼点が面白い。大正天皇が大隈重信に『天皇とは一体何なのですか?』と尋ねる場面が最大の見せ場。大隈は『我々が維新の時に拵えた“神棚”だ』と答える。『自分が作ったものを拝む奴はいない。民衆に拝ませる為のものだ。』と。それを認めた大正天皇と、また別の更なる高みを目指した昭和天皇。
終夜

終夜

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2019/09/29 (日) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

関係崩壊寸前の2組の夫婦の会話(喧嘩)は、観ているこっちもイライラさせられるような罵倒・なじり合い。それだけならまだいいが、言動が不合理で矛盾し、ときに支離滅裂、理解しようと聴いていたら、こっちまで頭がおかしくなりそうになる。頑なで残酷で狂った心をこれでもかこれでもかと見せつけられる。
雰囲気的に「夜への長い旅路」を思わせるが、それよりもっとイカれている。4人全員の言動にほとんど共感できないが、とくに「今、気づいた」には、お前はバカかと突っ込みたくなるし、最後のシーンは、もう開いた口がふさがらなくなる。
役柄もあって、栗田さんの演技が出色だが、どの俳優も膨大な場面とセリフをほとんど噛むことなくテンポよくこなし、さすがプロと思わせる。舞台を囲む堤防のようなセットが興味深く、演出・演技に効果的に使われていた。優れた演技と演出は観る者を劇中の世界に引き込むが、客席と舞台を隔てるその堤防のおかげで、自分は登場人物たちの暗い狂った世界に完全に引きずり込まれずにすみ正気を保てたように思える。

猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

セリフなしの殺陣芝居は初めてだったけれど、1時間があっという間だった。セリフはないけれど、セリフが聴こえてくるような不思議な感覚。

終夜

終夜

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2019/09/29 (日) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

本年白眉の舞台であることは間違いないだろう。
感想を二つ。まず第一。
テキストは7時間に及ぶスエーデンの戯曲の由。83年の作品という。北欧は第二次大戦後、大きな戦火から逃れたこともあって、一時期、時代を先取りするところもあった。フリーセックス、家族の崩壊、社会の空洞化、など、いまは一言で語りがちな社会変化の先駆けとして(都市の団地の普及が象徴するように)ようやく家族制度から脱却しつつあったわが国でも注目されていた。それから50年近く。
今、この延々と続く兄弟夫婦二組の痴話げんかを見ていると、人間は急には変わらないものだなぁと感じる。この芝居の「人間はどのように他者とつながるものか?」という80年代の問題意識は、中吊りになっているようにも見えるが、たぶん、大戦後(あるいは20世紀に入ってから)ずっと男女、家庭、という社会の基礎集団のモラルは中吊りになって行きつ戻りつしてきたのだ。80年代に北欧へ実際に行ってみて、日本の北欧理解は表層的なもので、北欧も、新教基盤の保守的なモラルが強いと感じた。それは日本も含めて世界的に底流でつながっている。
この種の翻訳劇は、国境を超えると本質が失われたり、時には別種のものになったり(近い例では埼玉の「朝のライラック」)するものだが、この上演は巧妙な編集でこの芝居の本質を伝えてくれた。今春上演された「まさに世界の終わり」もこのカンパニーで見たいと思った。現代のモラルがよく描き切れている「現代劇」だ。
第二。俳優と演出。舞台は4時間近く、速いテンポのセリフが切れることはない。俳優の動きも、セリフの受け渡しも多い。登場人物は4人だけだが、終始その舞台がアンサンブルとしてサマになっていて、ダレることがない。
それぞれの人物を舞台の上でひと時だけ今生きている人間として表現した。彼らをほかのメディアでは見たり、説明したりすることはできない。時間をおいてみることもできない。彼らを見る事で、観客はひと時だけ、現代の本質に触れたのである。
昨晩は台風前夜の雨もよい。終バスを逃したくない観客も多かっただろう。俳優もテンポを上げて、4時間近いタイムテーブルを20分近く巻いた。それでも全く乱れなく幕を下ろしたのはお見事だった。岡本健一や那須佐代子ができるのは知っている。今回は栗田桃子。こんなにうまい人とは知らなかった。斎藤直樹の手堅さも光った。

私家版 孤島の鬼

私家版 孤島の鬼

K'srutan produce

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇場に入ると波の音がすでに孤島へ誘っているかのよう。
ビジュアルが良いせいか妖艶さと醜悪さがなくBLっぽさとミステリアスさが感じられました。
そして古き言葉使いの美しさと道雄の役とテラーの喋り分けも物語に引き込まれていく要素になりました。
そしてあの狭い箱で広い洞窟を感じられた照明使いも良かったです。

ぼんじり

ぼんじり

劇団ノーティーボーイズ

ブディストホール(東京都)

2019/10/08 (火) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度

高いお金払った割には、面白くなく、ずっと公演中は寝ていました。

私家版 孤島の鬼

私家版 孤島の鬼

K'srutan produce

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

妖しい雰囲気と妖しいストーリー展開に、どんどん惹き込まれました。役者さん達が、登場人物にピッタリ嵌っていて、その熱演とビジュアルの美しさに魅了されました。ドロドロしていて恐怖さえ覚える内容でしたが、何だか切なくて美しい世界でした。素晴らしい舞台でした!

糸瓜咲け

糸瓜咲け

URAZARU

上野ストアハウス(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/08 (火)公演終了

満足度★★★

正岡子規の話でしたが、結構、病気のシーンがリアルで、ちゃんとしたお芝居でした。

ネタバレBOX

リアル過ぎて娯楽作品では 決してないですが、そこは 観る人の好みだと思います。
レネゲイズ

レネゲイズ

Nana Produce

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/15 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/11 (金) 19:30

120分。休憩なし。
新興宗教をモチーフにしているものの、私は新興宗教の話というより、人間の身勝手さ、思い込みの激しさを、表現している物語と捉えた。結局のところ人は、全て「自分の見たいようにしかモノを見ていない」。そんな人間の勝手さ、視野の狭さを表現したいのかなぁ、と思った。

私家版 孤島の鬼

私家版 孤島の鬼

K'srutan produce

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

乱歩の妖艶な世界観を見事に感じられた素晴らしい舞台でした。80分公演と聞いていたのに長編大作を体感した様な満足感。脚本もいい、演出も更にいい、その上で役者さん達の巧みな演技も想像を超えてきましたが、正直、シンプルなセットとこの狭い空間で感じるはずがないであろう広がりと息苦しいほどの閉塞感のシーンチェンジには一番驚かされました。極小劇場で十数人の観客に見せるだけじゃあもったいない!今回この技量を味わえたことがまったく幸運で、記憶に残る舞台でした。もう一度観たいです!

私家版 孤島の鬼

私家版 孤島の鬼

K'srutan produce

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

美と醜悪がとぐろを巻いた様に絡みあった物語。
そのビジュアルイメージが損なわれる事ない役者陣「よくまあ揃ったなぁ」と。
見た目だけでなく、レトロで美しい日本語が心地良く、何ともミステリアスな雰囲気。

個人的にはこの原作、何十年も前に一度読んだっきり、それでも未だ強烈に覚えている事で、面白い内容だという事は観劇前から織り込み済み。
同時に、とは言っても舞台化って…そうおいそれと実現できない作品であろう思いもありぃの。
なので今回そこも含めてどんな公演になるのか楽しみな観劇でしたが、まずは見事なほど真正面から原作と向き合ったスタイルだったのに加え、80分という時間内で収め切った独自の構成力が素晴らしかった!
「そうそう、そうだった!」と記憶をなぞらえる楽しみと、新しい物語に出会えた様な新鮮な楽しみが同時に味わえました。

怪しげな「灯り」と表現してもしっくりする照明も効果的、演技力との合わせ技で舞台の場を自在に変換。
小説に生身の役者さん達が息を吹き込んだ舞台版は、小さな劇場の密室感をも味方につけ濃厚な空気を創り出し迫力満点でした。

大胆な発想の怪奇エンターテイメントな中、おぞましく(その時代での感覚では)も哀しく残酷な恋の顛末を改めて認識させてもらった類い稀なる人間ドラマ。
台風の影響を受け幾つかの回が中止になってしまうのは非常に残念ですが、13日には振替公演が設けられるそう。

ネタバレBOX

あれっ原作を変えて語り部を逆にしたんだ・・・うん確かに違和感は無いし役者さんも巧くダイレクトに伝わるし・・・やがて、おぉ ラストシーンで更に大納得。
舞台版として確かに正解でした。
9.807

9.807

ぺぺぺの会

SCOOL(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★

エリザベス・タワーから転落した日本人の話じゃないんだ。危うく寝落ちするとこでした。あの発声の仕方、頭に入ってこない。ツイッターのリアルタイム解説ってやってた?俺がアカウント間違えたのかなぁ?あと、飲食可だからってマックの持ち込みはマナー違反でしょ。

奥村さんのお茄子/あこがれ

奥村さんのお茄子/あこがれ

こねじ

Galeri KATAK・KATAK(東京都)

2019/09/19 (木) ~ 2019/09/22 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/09/21 (土) 19:00

【あこがれ】
3人の登場人物(+α)の関係などが会話の端々から次第にワカってくるのが巧みだし、台詞に集中させる効果もあるのではないか?
そうして語る夫婦のエピソード、最初はハラハラしつつ、やがてほっこり。
こちらも会場にマッチしていた感じ。

リリスの憂鬱

リリスの憂鬱

有機事務所 / 劇団有機座

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

シリアスでした。

ネタバレBOX

話と役者の演技に強弱があり、テンポがよく進んでいくので楽しんでみることができました。初めての舞台の役者がいましたが、自然な感じでよかったですね。最後の撃ち合う場面はもう少し効果的な演出がほしかった気がします。淡々と進んでいったところだったので盛り上がる感じのなにかがあればなあと感じます。登場人物に名前がないのが印象的でした。3点のことが気になりました。大きなりんごの存在が気になりました。かじるのか、食べるのか。存在意義は何か気になりました。役者が舞台から下がる時の黒カーテンが気になります。集中力が少し途切れました。19時からのはずが、私の手元の時計で19:13から始まりました。遅れた理由は何でしょうか。遅れすぎなのでとても気になります。
ラクダイス

ラクダイス

超人予備校

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

こだわりの面白さと、観ていて心がふぁ~となったお芝居でした。
ラクダイス、上手いこと付けた題名やな。笑
ありがとう♪♪♪

『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』

『アイラブユー』『日本演劇総理大臣賞』

ロデオ★座★ヘヴン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

『日本演劇総理大臣賞』観劇

ネタバレBOX

戦時下、最終選考に選ばれた演劇シナリオ5作品のうち、5人の審査員が推した「紙吹雪」と一人の審査員が推した「残り火」の2作品から全員一致で日本演劇総理大臣賞を決定すべく議論を戦わせる話。

芸術とは人間が失ったものを取り戻すことと定義して論を尽くし、劇中劇で「残り火」の要点を伝えてくれたり、警官が立ち会う当時の状況を見せてくれたり、とても熱く、重厚で素晴らしかったです。

最終的には、文部省の役人が総理大臣に忖度する形で覆りましたが、議論を尽くして結論に至る過程は『ナイゲン』のようであり、次週から始まる『ナイゲン』、『ナイゲン 暴力団版』へと続くナイゲン三連発といった感じがしました。

不自由、忖度などのキーワードがたくさんあり、今現在を映す鏡のような作品でした。

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