赤と黒のオセロ 公演情報 ウィークエンドシアター「赤と黒のオセロ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    実は1回目に観たときにこのカラクリ(?)(いや、演出と言うべき?)が見破れず、2回目を観てやっと分かったりして自分の観劇センスの無さに落ち込んで「観てきた!」を書けずにいたのでしたが、台風で今日の観劇予定が無くなってしまったので、この機になんとか書いてしまおうかと・・・

    ネタバレBOX

    1幕目、こちらを向いて犯人とされる高見沢が座っている。ドラマをよく見ている割にはこの場所をなんと呼べばいいのかよく分からない。きっと間には丸く穴の空いたガラスがある面会室?その受け答えの様子から、こちら側にいるのは高見沢の無実を晴らそうとしているジャーナリスト倉田。彼の取材(私が見たときは2回とも倉田は男性)に悪態をつく高見沢。2幕目は倉田の会社の編集部。自分のことや事件のことを周りの同僚に話す倉田。ここで私は騙されて(?)しまったのであった。1幕が一人芝居ではあるけれど、確かに誰かと話している体だったので2幕も一人ではあるけれど誰かが周りにいる設定と思い込んでしまったのでした。なので3幕目に高見沢が実は精神科の医者で、あの面会はなんたら言う方法に基づく倉田の精神鑑定だったと裁判で証言されたときには「えーーー!じゃああの2幕目はなんだったの???」いつもの私ならその場で江頭さんに真相を問うところですが、その日は次の予定が迫っていたのでそのまま帰りました。そして悶々としたまま一週間。2回目の観劇でなんとなく「あ、2幕目ってもしかしてそう言うこと?」そして江頭さんに確認してやっとそのカラクリ、演出意図がわかったと言う次第です。うーん、面白いのだけどうーん。分からない私が悪い?
    説明をしっかり読みすぎて、高見沢の無実を証明していく物語と思い込んでいたのも敗因(?)かもしれないと思ったりもしたのですが・・・。
    こんな私が書いている「観てきた!」だったりしますので、そこそこの気持ちでお読みくださいませ。

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    2019/10/12 15:48

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