
屋上のオフィス
あひるなんちゃら
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/05/04 (金) ~ 2007/05/06 (日)公演終了

ディア・パーヴロヴィチ
てにどう
ザ・ポケット(東京都)
2007/05/23 (水) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ちゃんとしてる
一場、七幕。
暗転するときに、照明の残光に浮かぶ苦渋の表情を浮かべた役者さんの表情が妙におかしい芝居でした。
***
思い悩んだ演出家の手によって、市民劇団の「桜の園」に、ドリフの味付けがなされていく。演出家の周りには、ひと癖もふた癖もある、へんてこな役者たちがいて・・
と、王道だ!これ!
そこには芝居という表現への信頼がある。作劇のモチベーションは、破壊ではなく、建設。
意表をつかれる新しさはないし、多分、狙ってもいない。
私はチェーホフの桜の園に、ドリフの味付けがされていく様子をニヤニヤみて、数度声を出して笑った。なんか、ちゃんとしてる。
商店街の世話役風のおじさんが、小劇場スターの安定感。
へんてこなキャラクターのへんてこキャラクター勝負となりがちな、この芝居形式が、ギリギリのところで
「面白い芝居を作りたいけど、面白い芝居を作るのって難しいよね」ストーリーに乗っかっていられたのは、この世話役風のおじさんのツッコミの誠実さが一助している。相手を全否定するではない、一部受け入れてのツッコミ。
煮詰まった若い演出家が喜劇とは「タライを落とすことなり」と確信して、脈絡なくタライを落とそうとするするところへ、世話役風のおじさんは「タライを落としたからと言って、笑えるわけはないんですよ!」と言う。
世話役風のおじさんは、”歯切れよく声を張って”若い演出家にツッコミを入れるのだが、それが全否定ではない。
演出家の苦悩に共感した上でのツッコミになっている。
へんてこを笑いに変える機能だけではなく、演出家と共に苦悩を背負いストーリーを進める推進力になっている。
字に書くと至極まっとうで当たり前をやっているようになるが、これがなかなか難しい。稽古を毎日重ねていると、刺激の強い方に演技はシフトしていきがちなもので、動くものがあれば噛みつく狂犬みたいなツッコミ担当になっている役者さんを見ることは少なくないし、逆に、ストーリーに馴染み過ぎて、ツッコミとしての機能が薄れ、華のない意見交換になっているものも見る。
世話役風のおじさんを演じる吉田陽祐さんは手練れでした。
さて一方の、世話役風のおじさんにツッコまれる、へんてこな劇団員たちですが、
「その役なりの人生を背負った」たたずまいを幾分放棄して、変てこであることにウェートが置かれているように私には思われました。何だか、ツッコミ待ちの順番に並んでいるような。
と言って、この形式の芝居の多くに私はそういう印象を受けるので、気にならない人には気にならないのかもしれない。ロックバンドのライブを見に行っておいて、「俺、ギターの歪んだ音が得意じゃないんだよね」というのはフェアじゃない。 じゃあ、見に来るなよ、という話だ。
脚本はへんてこテンコ盛りの中に知性が感じられるところが好ましい。演出では、芝居の導入部から前半にかけて、細かく役者が舞台を出入りするところで、いちいちバタンバタン扉の開け閉めの音がするのが気になったが、17人もの役者を舞台に上げて、破綻なくまとめあげる力はたいしたものだ。人がいっぱい出てくるシーンは、バイトが抜けられなかったり、今日風邪ひいて休みますがあったりして、なかなか全員揃わないんですよね。
お値段2200円と、まだ安め。幕が下りて礼を終えたあた、軽くテーマソング的な歌を全員でサクっと歌ってバイバイというのが、サワヤカ。

ディア・パーヴロヴィチ
てにどう
ザ・ポケット(東京都)
2007/05/23 (水) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★
ん~
設定も着想も面白いと思うのだけど、完全に中落ちした回だったので
なんとも微妙です。。。もっと乗ってればほんと面白かったと思うので
残念です。

「おねがい放課後 (志賀ちゃんセブンティーン)」(タイトルと設定年齢が変わりました)
ハイバイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/05/24 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
満足度★★★
個性的な役者
脚本が志賀廣太郎の個性をうまく生かし切ったものになってないような気がしました。部分部分では面白いところはありましたが、全体としては物足りない。

サロ・ギュラ
zupa
小劇場 楽園(東京都)
2007/05/25 (金) ~ 2007/05/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
男の俳優がうらやましいぜ
早稲田の後輩と思ったが、どうやら誰一人早稲田出身じゃないんだな。
なんつーか、すげえ劇だった。男の俳優が羨ましい。
1つの話じゃないらしいが、逃げる男と追う女というのはわかった。
小さい劇場が良かったと思う。俺は、好きな劇だった。
これを機に、自分の好みを探してみよう。

『放埒の人』はなぜ『花嫁の指輪』に改題されたか あるいはなぜ私は引っ越しのさい沢野ひとしの本を見失ったか
燐光群
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2007/05/20 (日) ~ 2007/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★
2時間30分で語る昭和から平成の50年
私は画伯の本は何冊かは読んでいるので、心当たりあるエピソードの断片に笑いながら観劇しました。
特に終幕の岡田昇さんのエピソードは、ちょっと来るものがありました。

『放埒の人』はなぜ『花嫁の指輪』に改題されたか あるいはなぜ私は引っ越しのさい沢野ひとしの本を見失ったか
燐光群
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2007/05/20 (日) ~ 2007/06/17 (日)公演終了

バラ咲く我が家にようこそ。
ジェットラグ
シアターサンモール(東京都)
2007/05/24 (木) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★
選曲サイコーです
個性豊かな役者さんが勢ぞろいのプロデュース公演。残念ながらまだバラバラな感じ・・・でした。選曲が素晴らしくて、音楽が鳴る度に聞き惚れました。サントラ欲しい。シアターサンモール、けっこうお客さんで埋まってましたね。すごいなー。感想をトラックバックしました。

軍鶏307
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2007/05/20 (日) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
放心状態
見終わって、しばし放心状態。ピュアな心の叫びがストレートに響いてきて涙がでてきた。最後の仕掛けは予想通りだけれど、やっぱりそうこなくっちゃとも思います。

「おねがい放課後 (志賀ちゃんセブンティーン)」(タイトルと設定年齢が変わりました)
ハイバイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/05/24 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★
爆笑しながら悲しくて落涙
大学生だけど体はおじさんの志賀くん(志賀廣太郎)を主人公に、誰もが経験したであろう青春の甘酸っぱさ、こっ恥ずかしさを、正視していられないほどせつなく、リアルに暴いてくれます。爆笑、失笑に悲しみの涙が混じってしまう、めちゃくちゃ刺激的な体験でした。エッチなシーンはちょい大人向けですが(笑)、多くの方に見ていただきたい作品です。
ハイバイお馴染みの演劇のお稽古シーンや劇中劇の構造も見事でした。演劇という嘘の中のそのまた嘘の中・・・という入れ子構造になった舞台を眺めながら、自分自身の「嘘」も改めて見つめ直すことができました。役者さんは狙いを定めた自然な演技をされており、その技量としたたかさに唸ります。
にやにやとうすら笑いや親しみを込めた表情を浮かべて、なるべく人間関係に波風を立てないようコミュニケーションをしていても、突然むき出しの本音が体全体から出てきて、誰かに鋭く刺さってしまう瞬間があります。たとえば一見静かそうな対話がそんな風にうねって、燃えて、ものすごい緊張感に支配される瞬間が、この「おねがい放課後」にはいっぱいありました。
いったい本音って出すべきなのか、出すべきじゃないなら嘘をつけばいいのか、そもそも会話って何を伝えて何を伝えていないのか・・・。私たちの「嘘」と「本当」について、いっぱい考えました。私の結論は、嘘も本当も全部本当ってことで、感じたままでいいのかな、と。それしかないかな、と。
売切れステージ続出中ですのでご予約はお早めに。初日は当日券が出そうな感じでした。追加公演決定⇒6月1日(金)15時~の回

幻戯(げんぎ)
机上風景
タイニイアリス(東京都)
2007/05/23 (水) ~ 2007/05/28 (月)公演終了
満足度★★★
不思議な感動
売春宿の娼婦と客・娼婦同士のやりとり等、まるで小説を読み進めていくようにストレートに入ってくる、入り込んでいく不思議な芝居でした。内容が内容だけに、心の奥深くに何か重く残ると思います。役者さんがみんな、それぞれの人間像をやり過ぎず忠実に演じていていて、芝居の原点を感じました。

DOGのBLUES
Jungle Bell Theater
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2007/05/23 (水) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
かわいかった~♪
初めてジャングルベルさん拝見。制作さんがいい仕事してますね~。
作品としても、友情あり陰謀あり愛情と出会いと別れありと盛りだくさん
で楽しめました。衣装に違和感あったって意見もあったみたいだけど、
わたし的にはそれぞれの犬種を想像できる衣装だったのでとても良かったと思います。ホロリとさせられ、そして愛犬家としてチクっと胸に痛みの走るセリフもありました。

アメリカをやっつける話
劇団チャリT企画
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/05/17 (木) ~ 2007/05/21 (月)公演終了

DOGのBLUES
Jungle Bell Theater
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2007/05/23 (水) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
満喫した~
衣装に違和感があって最後まで気になってしまったのだが、コントを観ているようでとっても面白かった!!そしてウルウル・・そう、泣く~と思うと笑わせたりして、今回はがっつりとは泣かせてくれませんでした。。あと、やはり人間の身勝手さがチクリと痛かったです。

お彼岸の魚
ニットキャップシアター
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2006/12/22 (金) ~ 2006/12/26 (火)公演終了
満足度★★★★★
お持ち帰り
見ている最中も、芝居に引き込まれ集中してるけれど、
他のことも考えてしまうし。
見終わった後は、後で、沢山の考えるコトを
渡されたような、長い余韻が楽しめる素敵なお芝居でした。

天使たちの誘惑 -To The Lonely Planet-
劇団青い鳥
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2007/05/23 (水) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
艶やかな公演でした。
この劇団だからこそ出来る、艶やかさが引きだった公演でしたね。
ちと繋ぎ部分が弱かったのは残念でした。もう少しいろんな付箋を張り巡らせて欲しかったかな・・・

7
studio salt
相鉄本多劇場(神奈川県)
2007/05/16 (水) ~ 2007/05/24 (木)公演終了
満足度★★★
意図した空間を感じることができたと思う
比較的短い1時間15分の舞台。ドキュメンタリーちっく。舞台セットは、動物愛護管理センターの事務所、物語はそこに勤務する者たちの日常を描いている。
作者は、肝心な箇所をまだ今は描くことはできないという。でもそれはじかに描かなくてもいいのかもしれない。
チラシの作・演出の椎名泉水の文章を読んだ。そこに書いてある、独特の空間がうまく再現できていたと思う。
精神のバランスをうま~く保つ為には適度な運動が必要だという。
わざわざブート・キャンプのシーンを二箇所に入れてあったのは、あの実業務とバランスさせるために仕込んだネタなのか。

絢爛とか爛漫とか
赤坂RED/THEATER
赤坂RED/THEATER(東京都)
2007/05/08 (火) ~ 2007/05/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
素敵な青春。
モボ版に行ってきました。若さからくるエネルギーが、熱いのにうっとうしくなく、さらっとしながらも印象に残るような、いーいお芝居でした。いいものはいい、っていう見本のような。あとから微笑んでしまうような。

軍鶏307
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2007/05/20 (日) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
戦争ものだけど
もうさんざん演り尽くされている題材なんでしょうけど、心情の描き方がとても好きです。役者さんの佇まいもなんだか迫力があり、しょっぱなから涙ぼろぼろしました。役者さんの怪我で前半の公演が中止になっちゃったそうですが、もう大丈夫なのでしょうか?こんないい公演なのにもったいない。

ジキル&ハイド
東宝
【閉館】中日劇場(愛知県)
2007/05/18 (金) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かったです♪
鹿賀さんの二役、すごいですね。特にクライマックス、迫力あって惹きこまれました。香寿たつきさんのルーシーも妖艶さと清純さが入り混じっていて、すばらしかったです。前々から観てみたかったので、ファイナルでやっと観ることができて、本当よかったです。