最新の観てきた!クチコミ一覧

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~昭和歌謡シアター『横須賀ストーリー』~

~昭和歌謡シアター『横須賀ストーリー』~

オデッセー

THEATRE1010(東京都)

2007/04/24 (火) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

意外とエンターテインメントしていた!
割とメディアに載っているメインストリームな芝居ってどんなものか、興味があって行ってみました。

結構笑える内容で、ほのぼの系。期待値が高くなかったためか、割と満足出来る内容でした。オマケの歌謡ショーもそれなりに良かった。

課題を挙げると、後藤真希は後藤真希でしかなかった。役作りゼロ。正確にはタレント・後藤真希のキャラのままでしかなかったのが残念。芝居も歌も上手で、ある意味パーフェクトにこなしていますが、「後藤真希」という殻の中で成立しているという印象を受けました。

あたらしいバカをうごかせるのは古いバカじゃないだろう

あたらしいバカをうごかせるのは古いバカじゃないだろう

劇団道学先生

新宿シアタートップス(東京都)

2007/05/03 (木) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★

普通に面白い
普通に面白かった・・・というのが素直な感想です。家族で観て、笑えるタイプの内容でした。

ただ、演劇なのだから、「ドラマティック」な展開力や説得力のある演出・構成を観たかったなぁ・・・というのが欲張りな希望です。

藪原検校(やぶはらけんぎょう)

藪原検校(やぶはらけんぎょう)

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2007/05/08 (火) ~ 2007/05/31 (木)公演終了

満足度★★

音楽が良かったです
音楽 宇崎竜童、 ギター 赤崎郁洋 場面にマッチしていました。

肝心の舞台は・・・・
第一弾の『天保十二年のシェイクスピア』が良かったので期待していたのですが。
歴史のある 演出 木村光一の地人会バージョン「薮原検校」を超えることが出来なかったという印象をうけました。

トライアウト

トライアウト

jorro

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/05/10 (木) ~ 2007/05/14 (月)公演終了

観てきたー
セリフの書かれていない、プロットだけの台本で作られる芝居ということで、リアルなテンポで楽しむことはできたし、そうできる役者の感性は大したものだと思う。が、ナチュラルすぎて役者自身の戦いが見えづらい。瞬間に出てくるものを見せ物にする見せ方が強化され、ドラマもきっちりある、になればまた観たい。偉そうな感想ですみません~~

ドブの輝き

ドブの輝き

大人計画

本多劇場(東京都)

2007/05/10 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

前売負けして、
当日券激電したわたしの愛をしっかりうけとめてくれた。

ネタバレBOX

池津さんの足がキレイ。
皆川さんのお腹は丸い。
「ユニーク」な顔の人への愛が見える。
松尾作品での阿部サダヲさんは、配役を見ていなかったので誰かわからなかった。なんでもできるのねー。
犬は鎖につなぐべからず

犬は鎖につなぐべからず

ナイロン100℃

青山円形劇場(東京都)

2007/05/10 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

岸田國士はおもしろいなぁ
7つの作品を1つの町内の出来事に繋げるアイデアがよかった。
そして松永玲子はやはり好き。
緒川たまきの妖艶さが一番の見所。
ただ集客数を上げるためとはいえ、
セット脇のブロックも同じ料金なのはいただけない。

カンディード ー或いは、楽天主義説ー

カンディード ー或いは、楽天主義説ー

空間再生事業 劇団GIGA

西鉄ホール(福岡県)

2007/05/03 (木) ~ 2007/05/03 (木)公演終了

満足度

予想通り
少なくともボクは苦手な空気のお芝居でした。

ネタバレBOX

あらすじが、パンフレットの裏に始めから終わりまでびっしりと書き込まれていました。
ということはこれははなからストーリー展開で楽しませるようなものではないという事なんですね。
そのストーリーをどう表現するか、という点で見せる舞台なのだと。
実際、ぶっ飛んだセリフや動き、ダンス等のイメージの羅列で構成されたもので、予備知識ナシじゃちょっときつい。
で、パンフにそのあらすじを書いてくれているところまでは良しとして、それを読む猶予(=客入れ時間)がたったの15分ってのはあんまりな気がするんですけど。
まさか、観に来る前に原作を読んで来いとでも?
ひょっとして「みんな読んでて当たり前」だなんてことは思っちゃいませんよね。


そのへんのチグハグさっていうか、観客との距離の取り方がイマイチ分からないんです。
アフタートークでも演出意図についてそこそこ答えやすいパスをもらってるはずなのに、あまりにも歯切れが悪くて辟易。


とにかく興味の続かない舞台でした。
となり町戦争

となり町戦争

ALGO

ザムザ阿佐谷(東京都)

2007/05/08 (火) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★

微妙なところ
「戦争」について意識を持つ機会を与えてくれたという点では意義のある舞台。

1)ほかの方も書かれているが、小屋の規模に対しチケット価格が高すぎる。これで★1個減点。
2)原作本がある作品にはつきものだが、原作の中のどこを描くか、どこまで描くか、どれだけ付け加えるか、どこを省くか、どこに厚みを持たせるか、抑えるか、の制作側と観客のギャップがやはりそれなりに存在する。舞台作品ということでセットなどの面でも制約があるので、それがなおさらに感じられる。

ネタバレBOX

原作でボカしている箇所を、舞台では変に克明に描いてたりする。
ダンスパフォーマンスは、原作本で具体的に触れていない"戦闘"、"戦死"の表現としてプラスになっている場面もあれば、他方では不要ではないかと感じる箇所もある。
ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

Studio Life(劇団スタジオライフ)

紀伊國屋ホール(東京都)

2007/05/10 (木) ~ 2007/06/05 (火)公演終了

満足度★★★

貴重な舞台。72~76点
男性だけの劇団が上演する『ロミオとジュリエット』、こんな舞台を観れるのは貴重な機会だと思う。

ネタバレBOX

2チームがあるのだが、個人的には"シニョーリ"(S)チームの方が、ジュリエットが可愛くてよい。
「ATOM'06」追加公演

「ATOM'06」追加公演

THE CONVOY

ゆうぽうとホール(東京都)

2007/05/10 (木) ~ 2007/05/14 (月)公演終了

満足度★★★

ゾクゾクしました
開演早々鮮烈な掴み。さまざまなパフォーマンスを堪能しました。
ただ、ダンスのレベルに差があるのが気になりました。

ツグノフの森

ツグノフの森

G2プロデュース

西鉄ホール(福岡県)

2007/05/11 (金) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

やられた〜
さすが!見ていて気持ちのいい芝居。
訳の分からないなぞ。点であった物がつぎつぎに線になって行く。
そのつながった時の爽快感と言うか、満足感というか。
必見です。

ネタバレBOX

元ンHKの権藤さんを久しぶりに見れて非常に満足。
権藤さんの博多弁に◎
すぐ前にいたG2氏に話しかければよかったよ★
カミガミガワリでカミガカリ

カミガミガワリでカミガカリ

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田大学学生会館(東京都)

2007/05/11 (金) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★

テーマは面白いとは思うけど・・・
バックボーンを描かれていなかったので、深みの無い作品に仕上がってしまったかな・・・

面白いキャラを使い切れていないのも勿体無かったですね。

のっぱら讃歌 -傷だらけの青春-

のっぱら讃歌 -傷だらけの青春-

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2007/05/08 (火) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

メッセージの高い作品だけど・・・
ターゲットをファミリー対象としていたせいか、重要なコトをオブラードに包み込んでしまったのは、ちと残念。

でも、子供らに対して判り易いような作品作りは良いコトだと思う。

ぬけがら

ぬけがら

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2007/05/08 (火) ~ 2007/05/17 (木)公演終了

満足度★★★★★

戯曲のすごさを改めて確認。
横浜未来演劇人シアターとはまた違ったテイスト。それでも不条理な設定、奇想天外な展開は物語に引き込み、圧倒。135分。

ネタバレBOX

リアルな年齢層の父親達やしっかり作り込まれたセットが説得力を増している。バックステージツアーにも参加させてもらったが、細部までこだわって作ってる美術に感心。横浜版と甲乙つけるものではないが、今上演してるのはこの文学座版なので気になるなら見逃すなかれ。
崩壊

崩壊

二番目の庭

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2007/05/11 (金) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★

確実な一歩を
今後、伸ばしていける部分も多々あるように思えたが、前回見た公演から、確実な一歩を踏み出したように見えた。今後も期待したい。

役者では、葉山太司(飛ぶ劇)さんと吉本あゆみさんの演技が特に素晴らしかった。

東京ノート

東京ノート

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/04/19 (木) ~ 2007/05/14 (月)公演終了

満足度★★★★

時代の変化にフィットしてる
初演から役者も歳を重ね、時も経っているというのに、それでも自然に今なお色褪せずみせる作品の深みを感じる。100分。

ネタバレBOX

壁の色まで塗り替える大胆な美術と、エレベーターまでも有効に使っている構成は持ち小屋ならでわ。
この作品は自分自身も観る度に変化していて、細かい部分の理解度や、設定・状況に対する考え方も前に観たときとは違ったように思う。何年か毎に定期的に観てみたい作品である。
エリザベート

エリザベート

梅田芸術劇場

新宿コマ劇場(東京都)

2007/05/07 (月) ~ 2007/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

「エリザベート」やっぱり最高♪
「エリザベート」ウィーン・コンサート・バージョンを
新宿コマ劇場に観にいってきました。
大阪での興奮も忘れられないまま・・・・
あの感動を再び!!

大阪で見た、あの華麗な舞台が見れないのは
やっぱり残念だったけれど、新宿コマはまた違った
舞台を作っていました。
狭い舞台を上手に生かしてましたね。

舞台の真ん中後ろにオケが並び、
それを囲むように、左右壁際に前方が湾曲した通路と、
後ろに一段高い細長い部分ががあります。
それと、ホントに狭~い、オケより前の扇形の部分を使って、
オールファーストのキャスト達が魅せてくれましたよ♪

歌やシーンのカットはなかってですね!
コンサートバージョンと聞くと、歌だけ?なんて思っちゃうけど、
派手な装置こそないものの、ウィーン版がバッチリ堪能できます。
ちゃんとプロローグから、エピローグまでありましたよ。
聴き応えは十分。さすがの歌唱力です。
本場ウィーンキャストの迫力を、今日も魅せつけられたって感じです。

オーケストラピットがないので、かなりの至近距離で
見られて感動ものでした。

あと2回、楽しみですね。
ホントは、毎日でも通いたいけど、
予算と日程が許しません!!

来週まで、我慢、我慢!!

死のバリエーション

死のバリエーション

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2007/05/11 (金) ~ 2007/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議
光の中に闇があって闇の中に光があるような舞台で、とても不思議な感覚にしてくれました。
演劇でなければ表現できないような世界というのでしょうか。
いろんな意味でイマジネーションを刺激されました。

ネタバレBOX

 死の世界へ旅立つ「娘」、死神のような「友達」...頭の中で「エリザベート」がオーバーラップしてきました。

 ノルウェーもウィーンも、似たような生死観があるんでしょうか?
マリー・アントワネット

マリー・アントワネット

東宝

帝国劇場(東京都)

2007/04/06 (金) ~ 2007/05/30 (水)公演終了

満足度★★★

前回よりはいい!!
「マリー・アントワネット」を観に、帝国劇場に足を運んできました。
昨年末の「マリー・アントワネット」は、イマヒトツだったので
今回行こうかどうか悩んだけど、演出も少し変わったらしいし、
オルレアン公が高嶋政宏さんから、鈴木綜馬さんに
フェルゼンも井上君から今拓哉さんへ変わったということで
行かずにはおれない私なんですね。

鈴木綜馬さんのオルレアン公は、GOODですね。
歌が上手!そして、エキセントリックなオルレアン公でした。
ビジュアルがすごかったです。

貴公子フェルゼンは、個人的には井上君の方が好みです。
今拓哉さんも、優しく包み込む大人のフェルゼンで素敵なんですが!

カリオストロ役の山口祐一郎さんは、
相変わらず素晴らしいです。
2幕で、出る場面以前より増えてましたよね?!
新曲『ILLUSION -或いは希望-』は、
祐一郎さんらしい感じがビシバシ伝わってきました。

ダブルキャストのマルグリット・アルノーは、
笹本玲奈さんでしたが、この方もはまり役だと思います。

ドイツ・ブレーメン市で上演することが決定した「マリー・アントワネット」!
次は、新妻版観にいきます。

藪原検校(やぶはらけんぎょう)

藪原検校(やぶはらけんぎょう)

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2007/05/08 (火) ~ 2007/05/31 (木)公演終了

満足度★★★

なかなかでした!
Bunkamuraシアターコクーンで、「薮原検校」観てきました!
蜷川幸雄演出の作品、お初です。
お芝居は、なんと3時間以上の長丁場。
でも、時間を感じさせず、あっという間に1部の休憩!

盲目の「杉の市」を演じた古田新太さん、
存在感がありましたね。
師匠の女房「お市」を演じた田中裕子さんは、
優雅でとっても色気がありました。

語り手の盲太夫、壌晴彦さんも素晴らしかったです。
宇崎竜童さんの音楽も最高!
なんだか耳についてます。

検校の杖の耳かきを売っていて、面白いなと思ったので
買っちゃいました。

ネタバレBOX

さて、この「薮原検校」
いきなり、真っ暗闇の中を三味線のようなリズムの演奏が響いてきます。
すごい、迫力!
でも、これギターなんですね。
お芝居のバックに、ずっと流れていました。
何本かのギターを使い分け、なかなか感じよかったです。

舞台には、ずっと綱が四方八方にはってあり、
それらを上手に使って道や川、家など枠を表現していました。
これが蜷川演出?と思ったら、プログラムに井上ひさしの本のト書に
「舞台は綱で縦横に仕切られている」と書いてあるそうな!
井上ひさしって、やっぱりスゴイ人だ♪
黒衣をはじめ、随所に歌舞伎の方法も取り入れられていましたね。

最後の薮原検校の処刑のシーンは圧巻でした。
胴を縛り上げ処刑台に吊るし、第一刀で下半身を切り落とす。
頭の重さで体がくるりと反転したところを、すかさず首を目掛け第二刀。
血染めの蕎麦が、だらりと首から流れ出します。

この処刑を提案した保己一。
「いえ、ある意味では同志です」と語るのですが。。。。。
「同士」という言葉を、深~く考えさせられてしまいました。
「わたしはあの男に花道を作ってやったのだと思っております」
死をもって、薮原検校を祭り上げることで、目明きが作った道徳や常識、
体制といったあらゆるものから、超えさせようとしたのですよね。
「彼はおそらくそのために生まれ、これまで生きてきたのです」

段田安則さん、いい役でしたね。
私、この方大好きです。

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