最新の観てきた!クチコミ一覧

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ピンポン、のような[07再演版]

ピンポン、のような[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/04/26 (木) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

あたたかい空気感がよかったです。
女性の心の繊細さを分かりやすく表現してくれていて、分かりやすくて面白くて、心温まる作品でした。
ギャグがもう少し笑えるとさらに良かったのですが、作品の温かみを増すような位置付けだったようにも思います。
とにかく人の優しさが伝わってきて、とても癒されました。

桜襲〜さくらがさね〜

桜襲〜さくらがさね〜

劇団SKグループ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

単純に楽しめました。
チャンバラあり、笑いありの単純に楽しめる作品でした。

新撰組ということで、もしあの時・・・という歴史的な面白みが盛り込まれていなかったのが、ちょっとオシイ感じがしましたが
テーマの設定や表現方法から関係者のみなさんの温かい気持ちが伝わってきた点が一番良かったように思います。

紅の舞う丘

紅の舞う丘

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2007/04/04 (水) ~ 2007/04/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

映画化されても面白そうな作品でした。
現代社会の話を通じて女性の強さや優しさを分かりやすく伝えてもらえる作品でした。
ストーリー展開が単純で分かりやすく、ギャグも素直に笑える感じだったので非常に楽しめました。
観劇して、とても爽やかな気分になりました。

お彼岸の魚

お彼岸の魚

ニットキャップシアター

駅前劇場(東京都)

2007/03/30 (金) ~ 2007/04/01 (日)公演終了

満足度★★★

しつこいギャグが面白かった。
真実はどうなっているのか、
いろいろ考えさせられる展開は楽しくもあり
掴みどころがない感じでもあり不思議な感じでした。
ギャグはむちゃくちゃしつこくて好きでした。

slow

slow

少年社中

ザ・ポケット(東京都)

2007/05/30 (水) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

slow、を観てきた!
drunk ver.を観劇。魅力ある素敵な役者さんも、正直もう少し頑張って欲しい役者さんも…混在、かな。で、セット券のチケットの料金がもっと安かったらいいのに…と思います。suspect ver.の評判もまた違うようだったし。単なる『場転』での音響がとても大きく、しかも回数が多くて、その点がもっとも残念。そこでかなり疲労してしまった。飽き易い抽象舞台で、視点が回転するように見せるそれ自体は見やすかったのだけれど。

ファニーバニー

ファニーバニー

時速246億

SPACE107(東京都)

2007/05/29 (火) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

ファニーバニー、を観てきた!
面白い!
「舞台」として完成している。
飯塚健監督の映画もよいのだが、映画ではできないことを楽しんだという感じ。
視覚的にはギターの時計がカッコイイし、
とにかく会話が特徴的。
配置もよく、役者がそれぞれとても魅力的で、すっかり傍観者と化した。

ネタバレBOX

とりあえずつかみがウマいなぁと思ったら、
そのつかみも重要な複線になっていた。
時間軸が一瞬複雑になりかけるが、永山たかし氏をちょっとアホな設定にしたおかげで観客の頭も整理できた。
8割とんちんかんで2割切ない、というキャッチはまんま正解。
フットマイクに足音が激しく入るのが少し気になったけれど。
強盗の時の、「傘を投げて地面に着地するまでの時間」という表現は、せっかくだから、もう少し楽しめるようにできる気がする。ピアノ線が見えてたのが残念だなー仕方ないか~
次回も必ず観に行きたい。
チューブラルーム

チューブラルーム

双数姉妹

新宿シアタートップス(東京都)

2007/05/26 (土) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

チューブラルーム、を観てきた!
チューブのルーム&照明は一見の価値ありって感じですね。
劇団員候補として入った7人の役者さんも、おどおどした感じがなく、しっかり立とうという感じでとても好感の持てる芝居でした。
中心の役者さんは、それぞれ見せ所がしっかりあってとてもよかった。

ネタバレBOX

私個人はフライヤーの裏とかそういったところに書いてある「説明」とか、あらすじとかを見て、それに沿って期待をするタイプなんだけど、双数姉妹に限っては、そこはあまり沿わないことを気にしないようですね。
新人が入って、そこらへんのニュアンスをストーリーに織り込んだ舞台かと、勝手に想像してた。

ラストのラストが、悪を成敗、みたいな印象だったけれど、それがちょっとなんだかスッキリしなかった。

個人的には今林久弥氏のDVシーンが好き。
思い出しても笑える。
西遊記~Psych-you-kick~

西遊記~Psych-you-kick~

スーパーグラップラー

新宿シアターモリエール(東京都)

2007/05/31 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高☆
スパグラの作品の中で、1番好きな作品だと思います!笑い笑い笑い!!でも、締めるところは締めと、とてもメリハリがあって良かった!もう一度観たいなあ~

よれた僕らの水平思考

よれた僕らの水平思考

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/05/31 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった
久々の大爆笑。
素直に、面白かった。笑えた。
間の取り方とか、構成とかも笑いの要素になってたと思う。
荒い部分はあるけれど、今後を大いに期待しています。
きっと、もっと面白いものを作っていくはず!

ネタバレBOX

青山がふられた瞬間の青山(椎木)の表情と、彼の肩に手をおくヨコイ(川口)のやりとり(かけあい?)が個人的に大ヒット。
あの絵は面白かった!
海鬼灯

海鬼灯

HOTSKY

梅ヶ丘BOX(東京都)

2007/06/01 (金) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

構成の勝利でしょう。
1時間10分ほどの短さだが、密度が濃くて、短さを全く感じなかった。完璧な構成だと思った。前置きとか、エピローグとか、余計なものを入れたくなるもんだが、そういうのをすっとばして、必要な部分だけで構成した。これってすごいよね。役者への要求が高くなるもの。HOTSKYの役者さんたちは、まだまだ若い感じで、要求に応えているとは言いがたいけど、ぎりぎりなんとか。

私は最後列で観劇。劇場の構造上、音がちょっと厳しい感じ。前めで見たほうがいいかもしれない。

西遊記~Psych-you-kick~

西遊記~Psych-you-kick~

スーパーグラップラー

新宿シアターモリエール(東京都)

2007/05/31 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった!
内容が濃ゆくてとても見ごたえがありました。
笑えるネタはもちろんのこと、音楽、ダンスが全てテンポ良く織り込まれていて、とても面白かったです。
こんなに動きのある芝居は初めて!これぞ舞台!来てよかった!
と思いました。

ネタバレBOX

ネコ耳に萌えました。あの可愛さは反則です!(悔しい!)
月の船

月の船

快飛行家スミス

KAWAGUCHI ART FACTORY(埼玉県)

2007/05/13 (日) ~ 2007/06/05 (火)公演終了

満足度★★

アングラ風一人芝居
廃工場の一室での熱いアングラ風一人芝居でした。おどろおどろしい世界で怖いセリフを叫ぶように発せられますが、主役の奈佐健臣さんには常に優しくて柔らかい雰囲気が漂っていて、最後までリラックスして観ることができました。

ネタバレBOX

真っ赤な照明、叫んですごむ演技、なぜか七五調風味のセリフ、何度もかかるメランコリック&ドラマティックな音楽、8分の6拍子のアコーディオン(たぶん)のインストゥルメンタルなど、アングラ芝居のお約束的演出が多かったです。


脚本のモチーフも寂れた町、貧しい生活、隠密の船出、母をさがす青年、血を流す月、鉄(血液)の味、ざくろ(人肉のメタファ)、心臓、ブリキの人形など、昔からよく目に、耳にしているようなものが揃っています。そして最後は母親と息子の近親相姦の事実が暴かれました。


「新規性のないものは面白くない」などとは思いませんし、こういう馴染み深い作品をお好きな方も大勢いらっしゃると思います。でも私はあまり興味がそそられなかったです。


最後は壁が開いて、空へと向かう船のへさきが現れました。昼の回を拝見したので開いた穴の向こうの高層マンションがはっきりと見えてしまい、その現実世界の方ばかり気になってしまいました。メタ演劇的な演出だと思えたら良かったんですが、そうは受け取れませんでした。


奈佐さんお一人で何役か演じられますが、声色の変化をもっとはっきり出してもらえると、物語に入りやすくなるのではないかと思いました。


映像で作り出す雨降りが良かったです。小さな空間に大きく映し出すので効果大ですね。
よれた僕らの水平思考

よれた僕らの水平思考

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/05/31 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

部室の感じが懐かしい
大学の「デジタルゲーム同好会」部室を舞台にしたシチュエーションコメディー。装置がまんま部室で◎。若い役者たちがその舞台を所狭しと駆け回る。

ネタバレBOX

細かいことを言えばまだまだ改善の余地はあると思いましたが、骨組みがしっかりしてていい。小ネタでは”ホストクラブ日本史(だっけ?)”が好きだったなぁ・・。一応完成したあのゲームが最高にバカバカしくて、素晴らしかったです。
どん底で/曾根崎心中/ワーニャ伯父さん 三人姉妹 かもめ 桜の園

どん底で/曾根崎心中/ワーニャ伯父さん 三人姉妹 かもめ 桜の園

TOKYO NOVYI・ART

東京ノーヴイ・レパートリーシアター(東京都)

2006/11/04 (土) ~ 2007/06/08 (金)公演終了

満足度★★★★

かもめ
泣いて笑って泣いて・・・たまんなく面白かったです。来週でシーズンが終わるのですが、「どん底で」は観に行く予定。「曽根崎心中」も見たかったな。来期は新作も発表されるとか。

劇読み!

劇読み!

劇団劇作家

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2007/05/29 (火) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★

永井愛さんのトークの回
「在り処」という作品を拝見しました。そもそもリーディング公演という形式が苦手なため、観劇を楽しめたかというと私にはちょっと・・・。でも、こういう試みは画期的なことなのかもしれません。戯曲は役者さんが言葉にして初めて現れるものなのでしょう。永井さんのお話が聞けて満足。

夏の夜の夢

夏の夜の夢

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2007/05/31 (木) ~ 2007/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

夢を見せてくれた
楽しかった~♪ほとんどカットしていない脚本で上演されるのは珍しいそうです。上演時間が少々長く感じましたが、私にとって新しい「夏の夜の夢」でした。チョウソンハさん、暴れまくり(笑)。道化のおじさまたちが幸せをくれました。

「おねがい放課後 (志賀ちゃんセブンティーン)」(タイトルと設定年齢が変わりました)

「おねがい放課後 (志賀ちゃんセブンティーン)」(タイトルと設定年齢が変わりました)

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/05/24 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

「志賀君」と「品川さん」
Corich舞台芸術祭り参加作品。他は2作しか観ていないけど、私が審査員なら大賞は本作。

二十歳前後の残酷さや純粋さや思いやりや自己顕示欲や、そういういろんなものが原色のまま混じった舞台だった。

圧倒的存在の「志賀君」を通して見るから、色々見えてくるのだと思った。

ネタバレBOX

設定をもっと語るのかとおもいきや、周囲の皆が「そういうもの」として受け取っている不思議も、「品川さん」が入ってくることで比較的すんなり受け入れられるようになってくる。

暗転長すぎ(一瞬閃光入れるとか、風吹かせるとか。ちょっとだけでも何かが欲しかった)とか、最後の余韻が・・(むしろキレで終わって欲しかった)とか、途中音楽がもったりしてるなー(どのシーンかは失念したけど、話に入り込んでるのに邪魔やなぁ、と感じるときがあった)とか勝手に思ってたけど、ともかくまだ見られるから観に行って! な1時間50分。

志賀君役の志賀廣太郎さんと、顧問の品川役の古館寛治さんがすごい。すごいよ。
永遠かもしれない

永遠かもしれない

シベリア少女鉄道

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2007/05/26 (土) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

入り込めなかった
シベリア少女鉄道、初見でした。

たぶん、肌に合う・合わないの話だけだと思うのですが、私にはすごくしんどかった。

ネタバレBOX

勝手な希望を言うならば、最初の導入部でもっと引き入れて欲しかった。主人公がぽつりぽつりと話すモノローグだけでよくわからずじまいのままで、突如急展開になってもついていけず。そもそも主人公や、死んでしまった人たちがどんな人なのか・どういう性格なのか、見ているこちらにはわからないのです。もう少しそこを描いて欲しかった。

何を楽しめばよいのかわかってからも、やっぱりくどいと感じてしまった。なぜ主人公がそこまで「永遠」に自分が好きなことを「観客のウケを無視して」続けたいと思うのか。

役者さんの台詞さばきはすごい。女優さんの身体表現もすごかった。映像も面白い。それだけに残念。
メトロポリスプロジェクト Vol.20 時計仕掛けの肖像

メトロポリスプロジェクト Vol.20 時計仕掛けの肖像

10x50KINGDOM

【閉館】江古田ストアハウス(東京都)

2007/05/30 (水) ~ 2007/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

違った切り口がいろいろと、
オスカープロモーションの女優さんが入って雰囲気が変わった話も加わり。それ以上にズルい一本も混じってたけど。115分。

ネタバレBOX

最後の話、それまでの繋がりとか全部無視して窪田あつこ×広田さくらで20分弱のつか芝居を展開。そのいやぎよさとやり遂げる力強さにある意味感服。
よれた僕らの水平思考

よれた僕らの水平思考

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/05/31 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

梅雨前にさわやかな風を
舞台は大学のサークルの部室。
ごちゃごちゃした舞台。ぽんプラザの舞台に所狭しと置かれている物、もの、モノ!!
笑いました。お腹の底から大いに笑いました。
でも「お笑い」とはやっぱり違う。演劇のよさだなぁと。
今回は前から3列目の真ん中あたりで観劇。

ネタバレBOX

この話は登場人物の様々な状況・事情が、
最後には1つのゲームへと集約されていきます。
それはさながら細い糸がより合わさって、1本の刺繍糸になるような。
ちっちゃな事件とか、状況とか、そんなのが絡んでくるけれど、
全くもって暗くない、陰険じゃない。学生らしいさわやかさ。
「あーそんなことあるよね。」とか、「おいおい(笑)」とか思います。
役者の間の取り方と、モノだらけの狭い舞台を
縦横無尽にバタバタ動ききってしまう演技に脱帽。

少しだけ気になったのは役者の声の出し方。
ハコが大きくなったときにちょっと問題出るかもなーと。
自然な声を目指したと言われればそれまでなのですが。

梅雨前に心にさわやかな風が吹き込んだ感じ。
次回も絶対観に行こうと思います。

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