最新の観てきた!クチコミ一覧

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天国

天国

ブラジル

ザ・ポケット(東京都)

2007/07/18 (水) ~ 2007/07/22 (日)公演終了

ブラジル「天国」を観てきた
役者の使い方がほんとうまいですよねー。万人が、つい見た目から勝手に想像してしまうことと、まさかと思うこととをバランスよく書いている。演出の目が随所に行き渡っている舞台。

越境する蝸牛

越境する蝸牛

劇団太陽族

西鉄ホール(福岡県)

2007/07/07 (土) ~ 2007/07/08 (日)公演終了

好みの差が顕著に出る気が
舞台が意外とこじんまりとした室内になっていたので、
前から3番目の真ん中あたりに座って観劇。

観終わった後にまず思ったことが、
好き嫌いがはっきり分かれるんじゃないかということ。
役者さんといい演出といい舞台といい、どれをとっても
ハイレベルだと思いました。
だけど私は正直に言うと他の皆さんほどよさが
わからなかったというのが本音。
やはり社会情勢を扱っているというのは重いです。
でもそれだけにとても考えさせられました。
観ている最中より、観終わった後に背筋が軽く寒くなるような。。。

ネタバレBOX

最も印象的なシーンはラスト。
最初からきちんと伏線が張られていた
あのカタツムリの歌。
「ダイボロツボロ~♪」(←と聞こえたんですがあってるんでしょうか)
舞台全体に役者がいて、全員が客席の方を見て、全員で合唱。
そして店の外だけに降っていた雪がいつの間にか室内にも降り始め
舞台全体に降り注ぐ雪。
これはとても印象的でした。
劇全体がやたらリアルに作りこまれていただけに、
非現実的なこの演出が演劇ならではだと思いました。

私が最後まで気になったのが母親のエミコさん。
あのストーリー上エミコさんは悪役だとしかとれません。
あそこまでひどい役柄としてあの舞台にいる必要があったのかということ。他の役は結構いろいろな面が出てただけにあの役の必要性がよくわかりませんでした。私が未熟なだけな気もしますが。

もう何年か後に観たら違う感想になる、そう感じた劇でした。
そのため今回は「評価しない」ということで。
ビンタン・スラバヤ~それいけ!星の演劇隊~

ビンタン・スラバヤ~それいけ!星の演劇隊~

劇団東京ミルクホール

シアターVアカサカ(東京都)

2007/06/20 (水) ~ 2007/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

期待
ミルクホールは少し前から観ています。
今回はそこそこ楽しめたのですが、以前に比べて溌剌とした感じが薄れてしまったように感じます。
もう少し、あと一歩が観たいと思います。その期待を含めて4つです。

大ニンゲン展

大ニンゲン展

モノヅクリズム ソラトビヨリ。

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2007/07/04 (水) ~ 2007/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

こんな世界があったとわ!
 「ニンゲン」を活かしているものは何か…!?
 そう、言うまでもなく「細胞」たち!日頃顧みることの少ない、神秘の大宇宙人体を支えるやく60兆もの名も無き細胞たちによる、営々と紡がれる日常を、時にコミカルに、時に悲しく、時に熱くテンポよく描かれる世界は、さながら『ミクロの決死圏』の如く体内にワープしたような感覚に襲われる…凄い!

 細胞を擬人化した芝居は寡聞ながら前代未聞。ましてそれを舞台の上でスムーズに成立せしめたとなるともはや空前絶後。ともすれば突飛で自己満足に陥りがちな設定を、無理なく肩肘張らず、演劇ならではの形で創造した作・演出の西村さんの壮大かつ庶民的な感覚には脱帽の一言だ。

 もう終わってしまったが、これは荻窪という閑静な住宅街を万雷の喝采に巻き込むに充分な一作だった。次回にも期待!!!!

大ニンゲン展

大ニンゲン展

モノヅクリズム ソラトビヨリ。

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2007/07/04 (水) ~ 2007/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

次回はどうくる
会心作だと思います。
一言で言えば、斬新。

本当は5つ星をあげたいところなんですが、これをこの劇団のMAXだと思いたくないので、あえて4つにさせてもらいます。

今回が素晴らしかっただけに、次はスタッフさんもキャスト陣もプレッシャーかと思いますが、それに負けず頑張ってください。
期待してます。

手紙~月に咲く花のようになるの

手紙~月に咲く花のようになるの

劇団イッツシークレット

ATELIER JAM(栃木県)

2007/04/28 (土) ~ 2007/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

頭の中が
やんややんや駆け巡る芝居でした。
決して広いとは言い難い舞台で、多くの登場人物が所狭しと駆け回り、
流れるように台詞を語り、大汗かいていました。
一番前で見ていた私は、息つく暇も、瞬きする暇も無い!って感じで、あっという間の2時間でした。

笑いあり涙あり、考えさせられることあり、の脚本。
舞台の狭さを感じさせない、見事な舞台。
若く(?)エネルギーに溢れた個性的な役者陣。

毎回観ていますが、回を益すごとに、役者同士の息が合い、お客さんとの呼吸が合い、芝居の流れがスムーズに分かりやすくなっていると思います。

次の芝居も期待しています!

あなたの寝顔をなでてみる。

あなたの寝顔をなでてみる。

珍しいキノコ舞踊団

吉祥寺シアター(東京都)

2007/07/10 (火) ~ 2007/07/16 (月)公演終了

ワークショップが楽しみ。
キノコダンスは見るのも楽しいがやるのも楽しい。
みんな来たらいいのに~~~

残酷な神が支配する

残酷な神が支配する

シベリア少女鉄道

吉祥寺シアター(東京都)

2006/07/06 (木) ~ 2006/07/15 (土)公演終了

満足度★★★★★

そう来たか…
今回は推理・サスペンスの仕掛け。しっかり山場が作られていた。
いつもながらの大掛かりな舞台装置…しかも今回は回転式というのがすごかった!ドリフをほうふつとさせられたのは僕だけじゃないのでは?
そして、物語への映像の取り込み方…毎回本当に上手いなぁ…と感心する。意外な場所への意外な映像の出現…腹がねじれました。

シベ少はとにかく分かりやすい、なにしろ細部へのこだわりはただ事ではない。しかも笑いのツボが恐ろしく自分とマッチしているので、思わずリピーターしたくなってしまう。吉祥寺シアターはある意味地元劇場なので、出掛けやすいこともあり、もう口コミしまくりました(笑)。

また吉祥寺でやってー!

ネタバレBOX

公演DVDとか出せばいいのに…とかつい思っちゃう(毎日流しとく)けど、猪木さんとか出てきちゃうもんだから、権利とか絶対ダメだもんね。
あと、冒頭の不気味なBGMは「ミッション・イン・ポッシブル」のスコア集からですね。マッチしてました!
廃校/366.0【後日譚】

廃校/366.0【後日譚】

NEVER LOSE

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2007/07/18 (水) ~ 2007/07/22 (日)公演終了

満足度★★

期待が空振り…
展開がスローペース。ストーリーも冒頭の状況も全く分からない前提で考えると、台詞からのヒントとか展開で、設定が理解できたり、物語が進むような…何か材料が欲しかったのに、とにかく台詞が少ない(間が多い)。しかも全編を通してそれらの台詞も抽象的。「廃校事件」の事実のみに焦点が当たっていて、集まった人たちの心の傷などは、明らかに説明不足。事件の366日前を観せる「前日譚」が事情で上演されていないこともあるだろうけど、だとすると「後日譚」の構成もリテイクすべきだったと思う…そもそも片肺飛行だ。
舞台が美しいとか、演者の熱気が伝わってくるとか、そういうのはどの舞台や劇団でも目指していることであって、観客にそういう努力に対する評価や「良いところを探す」という配慮を強いないで欲しい。前提、舞台は観る者に分かりやすくあるべきだと思う…今回の舞台は、説明を省いて、想像を強いすぎです。
観客は「心底楽しめた」と思えるような時間を提供してもらうために、そのために友人の誘いを断り、頭を下げながら仕事を切り上げ、数ある娯楽からこの舞台にお金を払って観に来るのだから…。
トークイベントも少し楽しみだったのですが、期待感が大きすぎたせいか、終演後の脱力感が上回り、それに参加せずに会場をあとにしました。

これは、もう舞台の好みの問題だけかもしれない。

ネタバレBOX

イマジネーションが刺激されたところはポイントとしてありました。

普通…死亡事件があったような場所は一般的に気味悪がられ、縁起も良くないと誰も寄りつかなそうな場所である。でも、亡くした故人の身内や友人達、またその土地にゆかりあるものたちにとっては、優先順位が逆なのだということ。「怖い…気味悪い < 愛しく離しがたい」 を改めて考えた。
そして、すでにこの世に無い者たちの居場所は、この先どうなるのだろう…この場所だけがよりどころだったなら…?。この舞台の場合はこの校舎ですね。主人公の妹と恋仲であった同僚教師が廃校舎の管理を続ける理由と、無断で忍び込みつづける兄…、そこにたたずみ続ける亡霊となった妹…そして教え子達(と意味不明な登場人物たち)。どんな場所でも、「いらない場所なんか無いんだ」ということを感じるエピソードではあった。


最後に…
主人公ケンジは、なぜ事件後、忽然と姿を消したのですか?
なぜケンジは突如戻り、無意識に廃校舎へ友人達を呼び集めたのですか?
大団円的なタバコぷかぷかのラストシーンでイメージさせるもの…意図するところは?線香のかわり?とか思った。

こうして書いてみると、もしかしてこの舞台のメッセージとは…過去への決着?とも思ったけど。
つらい思い出も、時間の経過とともに乗り越えられる強さが育まれ、憎しみも薄れ、互いを許しあえる日が来る…そのために集められたということなのだろうか?…う~ん、やっぱり想像の域をでません。

花火、舞い散る

花火、舞い散る

椿組

花園神社(東京都)

2007/07/13 (金) ~ 2007/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

花火をどう魅せるか。
しっかり観せて、しっかり魅せる野外劇。お祭り感も良い。
22日まで。虫除けスプレーとかしておくと良いかもです。

ネタバレBOX

間に入る漫才がなぁ〜と(苦笑)
平岩の父娘の描かれ方・演技に関しては、好みの問題かなと思いますが、父と栗原の物語に関してはもう少し消化したかったです。
神様の夜〜プログラムD「さようなら」

神様の夜〜プログラムD「さようなら」

KAKUTA

ギャラリーSite(東京都)

2007/07/07 (土) ~ 2007/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

さようなら、きっとまた。
幸せな笑顔と、優しい別れが詰まった二本。

「花野」。映像を浴びる志賀さん(笑)と、その後の食事の景色は忘れられず。そういえば、川上さんの物語は味覚を感じさせるなぁと。

「草上の昼食」。「神様」を観ていることも、もちろんありますが、やっぱりやられてしまいました。観れて良かったです。

神様の夜〜プログラムC「魅せられる」

神様の夜〜プログラムC「魅せられる」

KAKUTA

ギャラリーSite(東京都)

2007/07/07 (土) ~ 2007/07/15 (日)公演終了

満足度★★★

台風をかわし、マチネ。
朗読に遊びを加えつつの「春立つ」。二大ベテラン俳優の間で、原田砂穂が堂々と、後藤飛鳥がくるくると物語を引っぱる。良い。

「離さない」。他のお話に出てくる彼らほど、その「存在」に演劇的面白さが出てこない印象。そのへん欲張ってしまったり。

小泊の長い夏

小泊の長い夏

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2007/07/12 (木) ~ 2007/07/16 (月)公演終了

満足度★★★

なんだか変なひっかかりが。
終演直後、勘違いして観てたかなと不安に。老宮司の動機が腑に落ちなかったのか、ラストが頭の中で終息していかず、もやもや。
エンターテイメントしながら、日本沈没をきっちり目の前のものとして体感できるように見せてくれる辺りに、らしさを。

サロン

サロン

劇団フライングステージ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2007/07/12 (木) ~ 2007/07/17 (火)公演終了

満足度★★

期待を込めて星二つ
初日。前半の前半部分(苦笑)、緊張していたのか演技が固く段取りのように見えてしまい入って行けず。ノーマが最初にすっぴんを見せるあたりから、だんだんと。
全てではありませんが、歌の場面で音がかなり割れていて残念でした。歌で魅せれる二人なので、音に頼らなくてもいいと思います。他の方のクチコミを見る限りでは、初日以降良くなって行ったのかもです。

とにかく欲張りだなぁと(笑)
サロンに集まる人々に話の中心が変わり始めてからは、面白く。

おやすみ、枇杷の木

おやすみ、枇杷の木

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2007/07/10 (火) ~ 2007/07/16 (月)公演終了

満足度★★★

おもしろ観劇体験。
光の演出が印象的でした。次女と父親、を語らずに見せながらの誕生日のシーンがお気に入り。

アフタートークで出てた隣人との関係の解釈ズレ。あれがわかるのとわからないのとでは、会話の背景の面白さが変わってくると思うのですが、そういう観客席の状態が個人的に面白く。
感じてわかる人もいるようで。どちらかといえば考えて気付いた方でした。

単純に男と女ということではないかもですが、隣人の件含め、女同士のやりとり、三姉妹の関係は観ていておもしろかったです。

人間♥失格

人間♥失格

ポツドール

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/07/06 (金) ~ 2007/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

これだから中央線は。
間に合うように出たのに、開演にぎりぎり間に合わずロビーのモニターで7、8分。まぁ、三鷹なので。
駄目な部分を共感することの苦しさまで持って行く、描き方の徹底ぶりはさすが。前回と違って、観てて、人を愛せたのが良かったです。

少女とガソリン

少女とガソリン

阿佐ヶ谷スパイダース

ザ・スズナリ(東京都)

2007/06/08 (金) ~ 2007/07/04 (水)公演終了

満足度★★★

結晶のような公演
千秋楽。劇場と観客と演劇への愛を感じる公演。
赤いスズナリも素敵。

作品は「暴走する男たちシリーズ」の中で、その暴走の中心にいる中村まことが今回は最も人間臭い変化を見せるなど、突っ走って突き抜けるものではなかったですが、観やすい一本。
スズナリに戻ってきたことを含めて、「公演」を楽しもうという全体の姿勢、空気がかっこいい。

少年隊 PLAYZONE2007 Change2Chance

少年隊 PLAYZONE2007 Change2Chance

株式会社ヤングコミュニケーション

青山劇場(東京都)

2007/07/09 (月) ~ 2007/08/14 (火)公演終了

満足度★★★

はっきり言いますけど…
期待はずれでした。
1幕(本編)は中途半端に終わって、内容が薄い。
その分2幕(ショータイム)でカバーして何とか満足して帰れるという感じでした。
『家族愛、過去を振り返る』
という内容でしたので、研修生復帰と植草さんのご子息をメインに作ったのでしょう。
プレゾンは、ただのジャニーズ芝居ではなくエンターテイメントとしてとても評価しているのですが、少年隊のファンとして今年は残念です。

ネタバレBOX

2幕MCで錦織さんが
「1幕だけでこのまま終わっちゃったらどうしようかと思いました」
と自ら仰り、植草さんも苦笑いしていたくらいですから、ご本人たちも1幕の脚本には不満があるのでしょう。
また、2幕では今まで公表されていなかった衝撃告白もありますので、少年隊ファンは観劇後2幕の印象しか残らないのでは。
THE BEE

THE BEE

NODA・MAP

シアタートラム(東京都)

2007/06/22 (金) ~ 2007/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

日本版
前作「ロープ」が個人的に全く受け付けなかったので、クチコミが出始めてからの観劇。落ちて行く最初のきっかけさえ受け入れてしまえば、あとは劇的な遊び・仕掛けも楽しみつつ、内容へ。
久々のヒット。

神様の夜〜プログラムA「わるくない休日」

神様の夜〜プログラムA「わるくない休日」

KAKUTA

ギャラリーSite(東京都)

2007/06/23 (土) ~ 2007/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

夏の思い出
夜の空気や季節の寂しさ。「夏休み」が好み。夏の終わりにきっとまた思い出すかと。「神様」は川本さんの存在感、説得力にやられっぱなし。

「河童玉」のにぎやかさや、全体を構成しながら別プログラムに広げる「わるくない休日」の持ってきかた。楽しんでもらおうということを楽しんでいるKAKUTAのホームグラウンド的公演。
Bが観れなかったことが本当に悔しい。

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