最新の観てきた!クチコミ一覧

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幸福な王子【会場変更】

幸福な王子【会場変更】

THEATRE MOMENTS

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2008/03/07 (金) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

満足度★★★

役者の温度でつくる空間
なんかいっぱい役者の熱が伝わってきました。
シンプルな舞台だからこそ1人1人の役者さんの表情や動きをじっくり見れたし、楽しめた。

ネタバレBOX

個人的にはもう少し静かなトーンのお芝居を創造してたけど、なんだか予想以上に賑やかにちょっとふざけたシーンが多かったのがちょっと残念だった。
あと客電かな??演出かもしれないけどちょっと明るかった。完全に暗転になってなかったからはけたりするのが丸見えでした
でも1人1人の基本がしっかりできてるせいか安心してみれました。
フリータイム

フリータイム

チェルフィッチュ

SuperDeluxe(東京都)

2008/03/05 (水) ~ 2008/03/18 (火)公演終了

満足度★★★

どこまでも岡田利規作品
「新たな局面」ということだけど、別に目新しい事を始めたという印象はなくて、あくまで岡田利規さんの既に確立された表現手法の作品でした。「演劇」というよりは現代アート。テーマが特に興味のないものだったのだけど、これはこれで結構楽しめました。アフロのネタとか、笑えるところがあったのが意外でした。

なるべく派手な服を着る

なるべく派手な服を着る

MONO

ザ・スズナリ(東京都)

2008/03/06 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了

満足度★★★

スズナリの空間が
笑える、ホームドラマというと簡単ですが、しっかりと書き込まれた台本にただただ感服しました。個性的でいい加減なキャラクターと、不思議な時間を共有できて、とてもよかったです。中劇場のスズナリにぴったりでした。
劇場内の空調が効いてなくてめちゃくちゃ暑かったのはマイナスポイント。

身毒丸 復活

身毒丸 復活

ホリプロ

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2008/03/07 (金) ~ 2008/04/10 (木)公演終了

満足度★★★★

まじで!おもしろかた!
編集して完成されたカルトムービーを観ているような錯覚。
舞台でこの演出ができてしまうのはホント感動しました。
舞台のすべてが見渡せる中央席で観るのが正解です!

 『逃げろ/にっちもさっちも』

『逃げろ/にっちもさっちも』

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/03/08 (土) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

期待通り
ガラパらしく、だけど意外な面もあり、楽しめました。

届かない所

届かない所

正直者の会

精華小劇場(大阪府)

2008/03/06 (木) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

満足度★★★

人の声の心地よさ
田中さんの作品を私にはわかる訳じゃないんだけど、
今回、役者の良さが出てたなあ・・と思った。
京都の役者達の素敵な部分が、大阪の精華小劇場で観れたのは嬉しい。

チカクニイテトオク

チカクニイテトオク

掘出者

サンモールスタジオ(東京都)

2008/03/06 (木) ~ 2008/03/10 (月)公演終了

満足度★★★★

結構重い内容なのに・・・
民族問題が底辺にあって、結構重く深い差別的な内容でありながら、何とも面白い筋書きと会話で波に乗りながらずり落ちそうで、しがみつきつつ進む・・・いや~期待以上でした。だけどあの、くねくねとした動きの意味は結局自分の中では解明できず、おかしいんだけど消化不良なんです。
誰か教えて。

罪と、罪なき罪

罪と、罪なき罪

リリパットアーミーⅡ

世界館(大阪府)

2008/03/08 (土) ~ 2008/03/15 (土)公演終了

満足度★★★★

初リリパでした。
作品世界をしっかり構築しているし、

ネタバレBOX

伏線の張り方も上手い。

ストーリーは、チラシとは違いました。
大津事件の脚色部分は創作だと思いますが、実在の罪なき人に罪をかぶせていることにもなり、これはこれで作者の罪なのではないかと私は思いました。

その一点を除いては、とても良かったのですけど。
なるべく派手な服を着る

なるべく派手な服を着る

MONO

ザ・スズナリ(東京都)

2008/03/06 (木) ~ 2008/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★

痛快
こんなに開けっ広げに笑えた芝居は久しぶりです。職人芸といった感じ。ほんのりダークな上質エンターテイメント。

きみがいた時間 ぼくのいく時間

きみがいた時間 ぼくのいく時間

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2008/02/28 (木) ~ 2008/04/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

ご無沙汰
久しぶりのキャラメルで久しぶりの上川さんでした。

やはり見ていて純粋に楽しかったし、泣いてしまった。

役者さんたちも皆魅力的。

春琴(しゅんきん)

春琴(しゅんきん)

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/02/21 (木) ~ 2008/03/05 (水)公演終了

満足度★★★★★

3次元の可能性
縦横高さ、あますとこなく調理されたウェルメイドな舞台芸術。

GOD BLESS YOU

GOD BLESS YOU

Other side

Other side(東京都)

2008/02/06 (水) ~ 2008/03/26 (水)公演終了

満足度★★★

濃密ライブ
BARの一角で起きた、その事件。
“あるかもしれない…”そんなリアルさと、
“あったらいいな!”の祈りに似た想い。
人は人を諦め切れない!
苦しいけれど優しい気持ちをホンノリ残して
凝縮された濃密な時間でした。

フリータイム

フリータイム

チェルフィッチュ

SuperDeluxe(東京都)

2008/03/05 (水) ~ 2008/03/18 (火)公演終了

満足度★★

解釈することは、おもしろなのか。
自分の中でも整理がつかず。

新しい局面ということでは『ゴーストユース』の方が好み。
役者は、その「居方」というか、空間に立つ力も明らかに一歩抜けたものがある。美術は具象でもあり抽象でもあり、イメージを膨らます。そして、その試みも頭では面白そうだなと思えるのだけど、目の前で起きていることがあまり魅力的に感じられず。

安藤真理の佇まいというか、存在というか、仕草というか、が良い。

ネタバレBOX

あの長いモノローグは、ぐるぐると円を描き続けるペンの軌跡と同じように、空間・時間に自分の何かを蓄積させているのかなと。同じ運動(テキスト)を繰り返すのだけど、同じものはなく、その蓄積によって意味が生まれる。ペンを変えるように、モノローグの人物もまた入れ替わる。

開演前、沈んでいるように見えた舞台美術。開演後は、逆に人物が浮いているのだなと。それは幽体離脱のようにも見え、自分自身を見て語る三人称が新鮮だったりも。

モノローグが長いこともあり、会話が生まれた一瞬は素直に感動。それは「やっと」ってことではなく、会話ってものの発見。2幕頭で全体が動き出す瞬間は、次元を超える感じがあったけど、『ゴーストユース』の方がびゅんびゅん次元を飛んでた気も。
はなとゆめとお菓子

はなとゆめとお菓子

はなとゆめ

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2008/02/29 (金) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★★

日曜の午後に偽メルヘン
基本「先生、男子が〜」的なテンションで語られ演じられる、はなとゆめとお菓子な世界。某団体を思い出したりはしますが、女子なこちらの方が世界と演技の向かう方向がしっくりくるような気も。

この世界すらぶち壊しそうな吉田麻生の飛び具合が凄い。

溺れる男

溺れる男

NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2008/03/06 (木) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

「三人姉妹」ならぬ「三人兄弟」
1時間20分の軽やかな、男女入れ替えチェーホフ。「三人姉妹」がお好きな方に超オススメ!

ネタバレBOX

ラストシーンは死者が語りかけてくれているように感じてポタポタ落涙。
幸福な王子【会場変更】

幸福な王子【会場変更】

THEATRE MOMENTS

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2008/03/07 (金) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

満足度★★★

絵本のような
まるで絵本を読んでいるような舞台でした。
極端に装置の少ないシンプルな舞台で、
そこに見えないものを想像して楽しむような。
大人でもたのしめる、大人だから楽しめる絵本。
でもこどもの頃に観たかったかな。

本能寺オテロ

本能寺オテロ

K.B.S.Project

ブディストホール(東京都)

2008/02/14 (木) ~ 2008/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

予習の効果アリ
本能寺の変に「オセロー」を絡ませ、しかも篠笛・能管、和太鼓、薩摩琵琶の生演奏が加わるというハイブリッド演劇。
『オセロー』はキチンと観たことがなく、本能寺の変についてもアバウトな知識しかなかったので、事前に予習しておいたら劇中の事象が悉く手に取るようによくわかり、その両者を融合させるとこうなるのね、と頬が緩みっ放し。
軍勢を率いることなくイアーゴー的策略によって信長を切腹させる光秀という全体の流れからハンカチを扇に置き換えるというディテールの翻案まで、なかなか見事。

愛にキて

愛にキて

アマヤドリ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/02/15 (金) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★★

真綿でくるんだナイフ
一言で表現すれば「真綿でくるんだナイフ」。真綿はタテ軸となる離婚の危機に瀕した夫婦の物語、ナイフはヨコ軸の「ライトダウン計画」。
なんだかんだありながら結局元の鞘に納まる根津夫妻に「夫婦のあり方」のようなものを感じさせつつ、ラスト前の夫の台詞は露骨なまでに「オトコの身勝手な言い分」だし、エピローグで所詮男と女なんてスレ違いっ放しなのさ、的なところを見せて終わるあたり、奥が深い。
一方、ライトダウンの理由としてマコトの心の闇が語られるあたりは私刑の陰惨さのようなものが伝わり鋭いナイフを突き付けられたようにヒヤリとする。

人間合格

人間合格

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2008/02/10 (日) ~ 2008/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★

実に16年ぶり
初演(89年)と再演(92年)は観ていたものの、三演(98年)、四演(03年)は観なかったので実に16年ぶり。
なので、具体的にはほとんど覚えていなかったとはいえ、観ながら「そうそう、これって風間壮夫だったり渡辺いっけいだったりしたんだよなぁ」「すまけいとは明らかに違うアプローチだけれど、辻萬長の中北芳吉もハマってるなぁ」などとかつてのキャストと比べたりしながら思い出す。
で、今回は6人中4人がこまつ座初出演ながら、それぞれ役にハマっているのも良かった

雷電甲子園

雷電甲子園

雷電

シアターサンモール(東京都)

2008/03/05 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

満足度★★

びみょう
チラシの宣伝美術や評判で観劇してみようかと思いましたが、びみょうでした。
ザッピングシステムはすごくおもしろいと思うんですけれどね~。
下ネタを中心とした笑いでつかみをとって、その後に耳よごしのいい台詞を言って雰囲気を取り戻して、また小ネタで笑いをとる、という無限ループを2時間見せてもらった感じです。

40歳以上の方が多かったので、そちら向けだっのかも。
子供の頃浅草ロックで見た、欽ちゃん劇団みたいな感じでした。

ネタバレBOX

正直なところ、おじさんが「勃起」「勃起」だとか下ネタを安易に使う事態で嫌悪感を感じます。
酔っぱらった上司の醜態を見ているかのよう。

3部の監督と2部の浮気されている奥さんは個人的にかなりツボでした。
ところどころのツッコミとかものすごく役者陣のポテンシャルの高さを感じるんですが、
それがストーリーに反映されていないと思います。

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