
もうひとつの風
enji
ザ・ポケット(東京都)
2008/09/03 (水) ~ 2008/09/07 (日)公演終了

長男
文月堂
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2008/10/02 (木) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
共感できる芝居
長男の自覚,希望,夢それと家族の思い,いろいろと考えさせられる芝居。そして共感してしまいました。ストーリーからも目が離せず,笑えるところは笑い,とても有意義な時間でした。脚本は女性の方ですが,男性の視点が理解できる想像力に感心します。

JANIS
DULL-COLORED POP
タイニイアリス(東京都)
2008/10/08 (水) ~ 2008/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★
孤独なジャニス
本当の愛が欲しかったジャニスは最後の最後まで結婚に拘った。
たいして好きでもないセスに結婚を迫ったのは家庭という居場所が欲しかったからだと思う。
こういう種類の芝居を見せられると、ちょっとセンチになるが、幸せとは案外、家庭の中にあるのかもしれない。
以下はネタばれBOXにて。。

スケッチ・オブ・ザ・ピザ・ナイト ~香ばしい、春の一夜~
劇団競泳水着
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/04/01 (火) ~ 2008/04/07 (月)公演終了

un30/it30
劇団活劇工房
明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)
2007/11/09 (金) ~ 2007/11/12 (月)公演終了

トライアンフ
KKP
JMSアステールプラザ 中ホール(広島県)
2008/09/18 (木) ~ 2008/09/19 (金)公演終了
満足度★★★★★
圧巻!!
本当に魔法使いがそこにいるかと思いました☆たくさんのマジックとたくさんの笑い。少しの感動。見に行ってよかったと思いました。

三億円事件
パラドックス定数
OFF OFFシアター(東京都)
2008/09/30 (火) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

Starting Over
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2008/10/07 (火) ~ 2008/10/12 (日)公演終了
思い込みは大敵
初見でした。役者さんの声がとても素敵でした。
あらかじめ公演チラシのあらすじを読んでいましたが、内容変更があった?あれは飽くまで予告?
イメージとかなり違ってちょっと残念。(でもそれは思い込みによるものだからお芝居の出来とは関係なし)

JANIS
DULL-COLORED POP
タイニイアリス(東京都)
2008/10/08 (水) ~ 2008/10/13 (月)公演終了
演劇×演奏。
初日。今回の公演で目玉の一つになっている、ライブハウスデーの回。飲食・喫煙OK。自分はうまい棒とスコーンを持ち込みました。煙草を吸わずに席の作りが気になっている方、一応は分煙になっていましたよ。
これが転けたらそりゃもう大変な事になったであろうバンド演奏。違和感ナシ。芝居の中で演奏が見所として独立した存在にならず、ちゃんと演技の延長にあった。ジャニス役の武井さんが歌い手としても表情豊かだったのが大きいかと思います。
個人的に演目のイメージカラーは黒。前回の「小部屋の中のマリー」の舞台美術が白かった分、素舞台に近い状態でタイニイアリスの地の黒さが印象に残ったのかも。内容的にはセックスやドラッグが出てくるけれど、そこに陰鬱な匂いはあまりなく。そういった欲望からのものを人間の黒い部分と称する事もありますが、今回はむしろそこから生活臭がしていた様な気がします。ジャニスをどうしようもない女だなと思いながらもいつの間にか愛らしくなっていたり。
最期の歌が演奏された時、手元のグラスの中身に音の振動が伝わって揺れていた感覚がまだ残っています。

大川わたり
明治座
明治座(東京都)
2008/09/05 (金) ~ 2008/09/27 (土)公演終了
満足度★★★★★
与ノ助役の井田國彦さん
サスペンスドラマなどで有名で、数多くの舞台もご出演されている井田國彦さんが、このお芝居にご出演ということで、観劇してきました。
ちらしのあらすじ欄にお名前がないのが不思議なくらい、キーパーソン的な役柄の井田さんは、主役級の方のお芝居をじゃますることなく、ご自分がお持ちの演じる技を巧みに操り、劇場を常にクスクスっと笑わせ、お客様と板の上の距離を縮ませて楽しませてくださっていました。
もちろんその美しい容姿はもちろんですが、小技の効く井田さんのお芝居は、何度観ても飽きを感じさせない素晴らしさでした。
単調なお話の流れの中で、常に「生きたお芝居」を魅せてくださった与ノ助役の井田國彦さんに、大きな拍手を送りたいと思います!
またぜひ、明治座の舞台に立っていただきたいと思います。

JANIS
DULL-COLORED POP
タイニイアリス(東京都)
2008/10/08 (水) ~ 2008/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
星が5つでは足りない!!
谷賢一ブログ「PLAYNOTE」を愛読しているが、今回のキャスト、オーディションで選んだそうで、その際音楽性が重視されていたようなので、「芝居」の部分がどうなのか? はっきり言って不安だった。
始まっていきなりヨチヨチの演技が…と思うまもなく、ライブに突入!!!
圧倒されたぁ。ものすごいクオリティのロック・ブルースを聴かされ、総毛だった! すばらしかった。
いつものダルカラの丁寧なセリフを重ねて、射程の長い舞台を作る。というよりも、圧倒的な魅力ある役者の「声」と「パフォーマンス」をたたきつけてくる、まさに「生きながらロックに葬られ」るような感覚。
楽しかったぁ。
ほんとにいいモノ見た。すばらしいパフォーマンスだった。
※ ただライブテイストのために、飲食・喫煙自由の日もあるので、下の方のようなことも起こりうる。行くときは、よく調べて行きましょう。

JANIS
DULL-COLORED POP
タイニイアリス(東京都)
2008/10/08 (水) ~ 2008/10/13 (月)公演終了

痩せてたまるか!
演劇集団池田塾
ブディストホール(東京都)
2008/10/08 (水) ~ 2008/10/13 (月)公演終了

ミス・サイゴン
東宝
帝国劇場(東京都)
2008/07/14 (月) ~ 2008/10/23 (木)公演終了
満足度★★★
いま一つ感動出来ず消化不良です。
期待が大きすぎたのか、全体的にはまとまっていて、個々には遜色がなのに何故か胸に伝わってこない、何故だろう・・・と今日丸一日考えてみた。
キムの美しい声が強すぎて、動きに不自然さが目立ち哀愁がうわべだけの表現なのだ。別所エンジニアは軽く流しながらの柔らかな動きもほどよく、自然の動きだ。このバランスの悪さが感動を妨げたのではないだろうか、と今解釈している。せっかくの舞台だったのに本当に残念で残念で仕方がない!

The Diver
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2008/09/26 (金) ~ 2008/10/13 (月)公演終了
down, down, down, down……
シンプルに、ズズズズっと沈みこんでいく雰囲気は好き。もっと低いところまで引きずりこんで欲しいけれど、さっぱりとまとめられた感じ。あ、「The BEE」よりは好き。

Starting Over
マグズサムズ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2008/10/07 (火) ~ 2008/10/12 (日)公演終了
Just Like Starting Over!
Starting Over・・・なんだかビートルズ的ですね。
いわゆる『全ては生まれ変わるのさ』的な。
もしくは『すべてをやり直すのさ』的な。
そんなやり直しを誓う物語。
と書いたものの・・・自分、観に行けませんでした・・・出張が入って。で、これがまたやっかいな出張で・・・いわゆるクレーム処理というか・・・お客はもうカンカンで、って別にパンダの名前じゃなく・・・っていやいや、そんな話はよくて・・・。
えーっと、代わりに観に行ってくれた友人二人の言葉を以下に。
A子:『なんか足りないんだよなぁ・・・なんだろ。間かなぁ?間が悪いのかなぁ?そこさえ良ければすごくよかった。面白かった。今のままでも面白かったけどね。』と満足しながらもお笑い通っぽい発言。
B子:『うーん・・・主役と脇役のテンションの差が気になるのよねぇ。。。それさえなければかなり良かったんだけど。』と、楽しみながらも人間観察の目が鋭い。
といった具合でした。
第一声はどちらも『すごく楽しかった!!』と言っていたので、まぁたぶんすごく楽しかったんだと思います。
いやほんと観に行きたかったです。

となりのおうちは「柏木さん」。/ジョイフル24へGO!!
コメディユニット磯川家
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2008/09/23 (火) ~ 2008/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★
何も残らない、何も残さない
とにかくその場を笑ってもらえればいい。
作り手の「笑わせよう!」という貪欲な気持が、まっすぐに伝わってくる作品。
見終わったあとに何か心に残るわけではない。
ともすれば、何を見たかしばらく経ったら忘れてしまいそうな内容。
ただ磯川家は面白かった。それだけが残れば、それでいいのではないか。
そんないさぎよさすら感じさせる作品でした。

イザナキとイザナミ
劇団千年王國
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2008/10/04 (土) ~ 2008/10/06 (月)公演終了
満足度★★★★
小劇場の贅沢
必要最小限の無駄の無いもので紡がれる舞台。
役者の表情、身体表現、生の音。
それをあんなにも間近で。
小劇場だからこそ得られる贅沢を味わえた舞台でした。

近代能楽集『綾の鼓』『弱法師』
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2008/09/25 (木) ~ 2008/10/13 (月)公演終了
満足度★
残念ながら…
事前に懸念したとおり、
三島由紀夫に飲み込まれてしまい、
凡庸な結果に終わってしまった。
ふたりとも。
いまどき、あえて巨人「三島」をやるなら、
もっともっと明確な解釈・見解を提示しなきゃ、
たんなる「なぞり」に終わってしまう。
今年はSCOTの「サド侯爵夫人第2幕」や
三条会の「近代能楽集」などの
驚きあるミシマが上演されているので、
これでは全然、太刀打ちできん……
残念な結果

STAR MAN
KAKUTA
青山円形劇場(東京都)
2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
よかったっす
きちんと緩急があって、テンポがよくコントロールされていた。
青山円形をうまくつかって中央の丸い底をいい感じに、見せることにせいこうしていた。
役者の演技もバランスよかった。
難を言えば、キャンプ場に毎年来る、若者たちが単なる、今風のくっついたり、離れたりをテキトーにこなす若者像の典型というのでは、今ひとつ、弱い。
不器用な主役二人とのコントラストがもうすこし鮮やかであればな。と思う。